添付は、国民投票法の(18個もの!)付帯決議です。
欠陥の数々について必要な検討をせよというこの決議も、所詮、
不誠実な政治家・政党には何のブレーキにもならず、まさに今日、
抜本的な修正のない「改正」案が採決されようとしています。。。
「今後議論するからさー」という口約束や付帯決議が、いかに
信用できないものか、何よりも雄弁に語るものですね。
<一部抜粋>
立憲民主党は、国民投票でのCM規制などについて「3年以内に
必要な措置を講じる」と付則に明記する修正案を示していますが、
与党側は、この修正案を受け入れる方向です。このため国民投票法
改正案は、今の国会で成立する見通しとなっています。
<抜粋終わり>
3年以内に必要な措置を講じる、という付則を明記するくらいなら、
今すぐ、必要な措置を講じればいいのに、それは決してしないわけです。
その理由は、残念ながらどう見ても「必要な措置を講じたくないから」
以外には見当たりません。
3年以内の議論を確実にする手立てとは具体的にどんなものなのか、
も不明ですし、そもそも、自民党はじめ改憲を強硬に主張する方々が、
「国民投票法の修正がすべて終わるまで改憲は求めない」わけがあり
ません。(現に、今すぐにでも改憲すべきだと憲法記念日に主張して
おられましたね。)
今日の採決の危うさを、一人でも多くの人と共有したいと思います。