2019年11月28日木曜日

反社会的勢力との“絆” 政治家ならOK、なわけがない


 反社会的勢力が首相主催の「桜を見る会」に招待されていた事実
につき、菅官房長官の答弁が日増しにグダグダになってきています。


● 「芸人はNG」でも「政治家はOK」? 
 桜を見る会、菅官房長官「反社?とツーショット写真」のモヤモヤ (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20191127/k00/00m/010/348000c


 「出席は把握しておりませんでしたけれども、私が、桜を見る会で
写真を撮った中に『そうした方』がいたというご指摘を受けました
ので、結果として入っていたんだろうということを申し上げたところ
であります。何年の分か分かりません。いつの時だったか。
 まったく分からない状況ですけども、まあ、マスコミの方から
『そうした方』というご指摘をいただいたということは、これ事実
でありますから、結果的に(会に)入られたんだろうというふうに
思ってます」


 さすがに「招待していません」とは言えませんよね…
 じゃあ不法侵入なのか、と捜査をする方向になるし(本人に直接
聞いて招待状が本物かニセモノか調べれば済みますが)、ざるの
ようなセキュリティだったということになって批判の嵐になるし
(膨らむ予算についてセキュリティを理由に正当化していた)。


 ボロボロな二枚舌。
 もうこんな光景見たくない、
 これでも「他の政権よりマシ」とは到底思えない。
 国民の穏やかで安全・平穏な生活を守ってくれる政権・与党とは
思えない。
 声をあげましょう。
 厳しく追及する記者・メディアに応援メールを送りましょう。
 報じないメディアには抗議メールを。
 マスメディアは私たち国民の知る権利に応じる使命があります。
その使命を果たしてほしい。

日テレ『ミヤネ屋』、司会者がリベンジポルノ動画を面白がって再生しようと。。。



リベンジポルノ映像を、TVの司会者が面白がって再生しようとした、と。

(注:去年の記事ですが、問題の重大性は変わらず)

● 元KARAク・ハラのリベンジポルノ動画に「再生を期待した」 
    宮根誠司がまたも問題発言で炎上? (エキサイトニュース)
https://www.excite.co.jp/news/article/Real_Live_41502/?fbclid=IwAR3pOs6cSK82P38flTzitRvcbJe-5iGKyOuqsreLJeS3iuKINeVvG56BX-c


 言うまでもなく、リベンジポルノは重大な人権侵害(刑事罰あり)
です。被害者は「誰かが自分の画像・動画を持っている/面白がって
いる/拡散されるのでは」という恐怖で一生苦しみます。


 この司会者がリベンジポルノ動画を番組内で面白がることで、今
この瞬間も苦しみ続ける被害者たちの心身がどれだけ傷ついたか、
想像に余りあります。


 無理解と無知をさらけ出すどころか周囲に同意まで求めたこの司会者
の降板は必至でしょう。こういう人がいるから、リベンジポルノ加害が
無くならないのだな、とまざまざと思い知らされます。


 日本テレビには徹底的な謝罪としかるべき処分、第三者による検証と
再発防止策が求められます。
 スルーするなら、セカンドレイプに加担するメディアだということです。

2019年11月27日水曜日

下村博文氏、教育関係者に改憲への協力を要請




 自民党の下村博文議員(元文部科学相)が、党の会合で教育関係者
に改憲への協力を要請していたことが発覚しました。

● 教育界に改憲協力要請 自民・下村氏 党会合で (東京)

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201911/CK2019112402000157.html?fbclid=IwAR3Prxnon4M3RuR4ngw5KnNJKoQJEo8V7U7vqYVerN_SJ9gd1I2m5hYsTaY



 下山氏は“自民党改憲4項目”の教育関連部分を説明し、改憲への
協力を求めた、とのこと。
 憲法89条が私学助成との関係で「誰が見ても違憲ではない形で改正
する」と述べたり、26条改憲案について「これが進むように教育関係
者にも力を賜るようにお願いする」と要請したそうです。


 国民には日頃「教育の政治的中立」を強調して平和や憲法に関する
教育を“政治的だ”と排除しておきながら、自分はしっかり教育現場に
改憲賛成キャンペーンに乗るように圧力をかけてるわけですね。


 下村氏は党の立場で発言したといって「大きな問題ではない」と
自身の圧力を否定しますが、元文科大臣でありいまだに与党重鎮で
ある立場の人間からの“要請”が圧力にならないわけがない。
 そう考えることができない(想像できない)ところが、現政権と
与党の常識・モラル・能力の欠落のなによりの証拠なわけです…


 ちなみに、下村氏は89条を「誰が見ても違憲ではない形で改正
する」必要があると言いますが、解釈でうまく運用できているものを
早急に改正する必要はありません。
 誰が見ても合憲としか読めない条文、というものがそもそも、
観念しえません(法は解釈されるものです)。

「桜を見る会」に反社会的勢力 「出席は把握していなかったが、結果的には入ったのだろう」


 
 「桜を見る会」に反社会的勢力、つまり暴力団関係者が招待されて
いた事実について、菅官房長官は「出席は把握していなかったが、
結果的には入ったのだろう」


● 反社会勢力、入っていたのだろうと菅氏 (共同通信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191126-00000112-kyodonews-pol


● 桜を見る会に反社会勢力、認める 
                             菅氏「結果的に入ったのだろう」 (東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019112601002310.html


 もう一度繰り返します。
 「出席は把握していなかったが、結果的には入ったのだろう」

 ……こういう言い方もあるんですね。こういう逃げ方も。
 信じられない。いい大人が。国会議員が。


 こんなドス黒い事実が発覚したのに、なんて投げやりな、あるいは
開き直りな発言…それほどモラルの崩壊が起きている政権/与党と
いうことか。
 皇族はじめ招待客との“交流”のきっかけにもなりかねないわけです。
日頃から天皇・皇室に並々ならぬ崇敬の念を抱く“尊王”な方々に
とっても、許しがたい話でしょう。


 国民から徴収した税金が、まさか暴力団関係者のもてなしに使わ
れてたとは!
 常識が通用していれば内閣総辞職に値するものなのに、なぜTVも
新聞もまともに報道しないのか、これまた信じがたい状況です。
 だって、反社会的勢力とのつながりが発覚した芸能人はあんなに
もバッシングを受けて報道されまくって、社会的に抹殺されるでは
ありませんか。一個人の話ではなく国家権力の話ですから、全国民
に関わるスキャンダルです。


 マスメディアは、これ以上ないほどの厳しい態度で追及して下さい。

 そうでないと、権力と暴力団の絆を容認したも同然です。

2019年11月26日火曜日

マルチ商法のジャパンライフ会長宛てに「桜を見る会」の招待状!



昨日(11月25日)、参議院行政監視委員会での田村智子議員の
追及は衝撃でした。


<田村智子議員の質疑の動画>
 https://www.youtube.com/watch?time_continue=4&v=aJnmHfpaWLM&feature=emb_title




 以下、前半の質疑のまとめです。


 ジャパンライフ会長宛てに2015年「桜を見る会」の招待状
が送られていた。




 ジャパンライフは出資者や顧客獲得のためにこの招待状や封筒
の写真を使っていた。
 高齢者対象にマルチ商法を繰り返してきた悪質な会社。
 2014年には消費者庁から強制処分も受けた。
 ところが2015年に招待状が送られ、信用を示す資料として
利用されていた。誰がなぜ招待したのか調査すべきでは?


 ジャパンライフ会長の受付票に「60-2357」という番号。



 これは招待者一人ひとりのナンバリングなのでは。
 22日に提出された招待者名簿には、受付票番号を示す欄がある。
防衛省や国交省は番号をそのままにしている。
 最初の二けたは属性を表している。
 公務員は20、新議会の会長・議長は40、功績者は50、
全部統一されている。
 60という招待区分は何に当たるのか?


 内閣府は招待状について、封筒に案内状その他の書類を入れる作業
を民間の業者に発注している。8日の質問準備の過程で契約書一式
の文書を見た。2015年の業者に対する作業指示書は実に厳密に
細かく決められていた。例えば公用車の使用が想定される方には、
車の通行証、運転手への注意事項、どの門から入るべきかの案内書
なども。
 間違いなく作業するために、まずこの招待客がどういう属性で
あるかを2桁であるかをずっと区分している。
 シールを貼って封をするかどうかも指示がある。
 2015年には招待区分の表が出来ている。
 これを見ると、両院議長、各党代表、国会議員が10、
 最高裁などの長官や行政議会の幹部、知事などが20、
 「与党推薦者」 64,65
 「総理、長官等推薦者」60~63!



 この順番で考えれば、60は総理推薦の区分ではないのか?

 ほんとに調べていただきたい。
 ジャパンライフのマルチ商法の被害者、多くは高齢者。
 2014年から4回に渡って行政処分、一部業務停止命令まで
受けている。ところがそれを無視して業務をやって被害を拡大して
きた極めて悪質な会社。
 その会社の代表宛てに、招待状が送られている。区分は60!
 全くふさわしくない人が招待されたということなのに、それすら
調べないなんて、ありえない。


*内閣府の答弁は、すべて「個人情報なので」という理由で回答
拒否するものだったので、書き起こしを省略しました。


<あすわかtwitter>
https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1199131991829925890
.
https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1199133513624117249

公文書管理の大臣「シュレッダー云々、答える立場にない」



 先週の記事ですが、
 現政権の体質の一片がクリアに分かる記事でした。


● 招待者名簿の廃棄「答える立場にない」公文書担当の大臣 (朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASMCQ3RRQMCQUTFK009.html


 公文書管理を担当する北村大臣
「個々の行政文書の取り扱いについてはそれぞれの文書を管理する
担当にお尋ねを」
「シュレッダーを用いてどうこうということについては、私として
はお答えをする立場にはない」


…なんのための「大臣」だろう。
なんのために大臣という椅子があると思っているのでしょう。
…いばるため?

 責任を取らない責任者は、要りません。有害無益。

2019年11月22日金曜日

「桜を見る会」セキュリティ重視の割には反社会的勢力をご招待



「桜を見る会」の招待客にはこんな人も。
   ↓
「地下格闘技」団体を主催、大阪の半グレ組織のトップに君臨
していたX氏。

「2017年3月、山口組の組長とともに、5千万円を恐喝した
容疑で大阪府警に逮捕された。10年と11年にも詐欺容疑で
府警に逮捕されている。」


● ナゾの面々が集まる「桜を見る会」 半グレ組織のトップも(AERA)
https://dot.asahi.com/wa/2019111900041.html?page=1


● 「桜を見る会」反社会的勢力も参加か 官房長官 改善図る考え (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191121/k10012185901000.html?fbclid=IwAR1s6MGhKNgdHZOR-scJV2mO2ppbt9H_LevzNOL4pWznwtxWp9zSfybJkos


 官房長官の説明によれば、「桜を見る会」は各界の功績のあった人
や功労があった人を慰労する公的行事、のはず。
 日々明らかになる参加者・招待客の実態は、この説明とどれだけ
かけ離れているのでしょう。
 ただでさえ、首相や議員の後援会の方々がぞろぞろとツアー組んで
楽しんでいる。その上、反社会的勢力まで。
 反社会的勢力とのつながりが指摘される内閣など、常識的には即日
総辞職のはず。

 予算が膨らみ続けている理由について、官房長官は先日、セキュリ
ティやテロ対策だと答弁していました。自分で反社会的勢力を招待
しておきながら、なにがセキュリティですか…


 こんな饗宴に、私たちの納めた税金が湯水のように使われ、災害
対策や児童虐待対策、生活保護、性犯罪被害者対策には使われない。
どう頭をひねっても、お金の使い方が間違っている。

 
 最初に挙げた記事の中で、「昨年招待された名古屋のキャバクラ嬢
(当時30)」がこのように発言していました。
   ↓
「国会議員や自民党員の知り合いはいないし、安倍首相と面識もない。
いったいどういう理由で招待されたのかわからない」


 人並みのモラルや順法精神もない、税金での接待・買収。

 人として、これは容認できません。

 これを容認したら、権力と反社会的勢力を容認することになります。

 私たち一人ひとりのモラルに関わってくる問題です。


 少しでも「おかしい」と思ったら、なにかアクションに変えて
みましょう。
 記事をシェアするだけでも、
 TV局にご意見メールを送ってみるだけでも、
 少し余力があるなら、地元選出の議員に激励あるいは批判のFAX
を送ってみるとか。
 一人でも、夜でも、平日でもできる「不断の努力」は、いろいろ
あります。
 みんなの“微力”を積み重ねましょう!


<あすわかtwitter>
https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1197405936081489920

12月1日(日)午後 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 愛媛・新居浜☆



檻の中のライオンin 愛媛・新居浜


 
日時:2019年12月1日(日)
  13:00~16:00

会場:新居浜市中萩公民館
     
(愛媛県新居浜市萩生740-2)
      https://goo.gl/maps/Bps5LTNXdakgnNyW6



講師:楾 大樹 弁護士
  ひろしま市民法律事務所
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
  『けんぽう絵本 おりとライオン』著者



参加費:1,000円/高校生以下無料
  (檻の中のライオン憲法条文クリアファイルつき)


申込み・問い合わせ:
090-3188-6527(鴻上智保子)

主催:「檻の中のライオン」
     講演会新居浜実行委員会


協賛: 新居浜ペコロスの会


後援: 新居浜市教育委員会

<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/456718384959130/?active_tab=about


12月1日(日)夜 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 西条☆




◆檻の中のライオンin 愛媛・西条




日時:2019年12月1日 日曜日
  17:30~20:00(開場17:00)
    
会場: 丹原文化会館2階会議室
  (西条市丹原町田野上方2131-1)
  
http://tanbarabunka.com/



講師: 楾 大樹 弁護士
  明日の自由を守る若手弁護士の会




参加費: 前売り800円  
     当日1,000円
    (憲法クリアファイル付き)
    大学生、高校生以下無料


主催: 憲法カフェ・西条


問合せ先: 090-7629-8310

<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/422477941766289/

2019年11月21日木曜日

「大学の自治」とは?


日本国憲法23条 
    学問の自由はこれを保障する。


 五・七・五のこの条文は、人の学問研究の自由を保障すると同時
に、「大学の自治」という制度自体を保障している、と解釈されて
います。


 大学の自治とは、大学が外部(特に公権力)からの干渉や圧迫を
受けずに自主的な意志決定で大学を運営することです。


 学問研究というものは、どんな分野であれ「人/社会/国家 とは
何か、どうあるべきか」など、この世の中の見つめ方に関わってくる、
真理探究です。
 大学での一人ひとりの研究者の営み・成果は、多かれ少なかれ社会
のあり方、国家の未来を左右し、究極的にはより人類が繁栄する方向
に導いてくれるものです(学者と社会が倫理を手放さなければ)。


 研究者のそういった高度な精神活動は、国民の表現の自由と同様、
公権力にとっては時として「邪魔な存在」であり「都合の悪い敵」
です。
 天皇を国家機関であると唱えたり、天皇制や政府の方針と異なる
学説を発表した学者が大学を追われたり著書が発禁処分になったり
捕まったりした日本の歴史を振り返れば、いかに公権力が学者・研
究者、ひいては大学を恐れているか(支配したいか)が分かります。
 
 そこで、「大学の自治」を保障することで、公権力が大学の運営
に容易に踏み込めないようにして、大学を構成する人々の自由な
精神活動を保障しているのです
 その研究は許さない」とダイレクトな弾圧でなくても、「どんな
入試を課して、どのような若者を受け入れるか」という入試制度の
決定も、大学が描く“あるべき高等教育”に関わるものですから、
自主性に委ねられる事項でしょう。 

下村博文氏の「東大に指導」発言 大学の自治を無視


 下村元文科大臣が
「間違ったメッセージを国民や他大学に対して、与えている。
文部科学省は、よく東大に指導していただきたい」
 と発言した2週間後に、東京大学は突如方針転換して民間
試験の活用を検討することにした、とのこと。


● 英語民間試験 下村氏「東大に活用するよう指導を」
                   党内会議で  (NHK)
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191119/k10012183121000.html



 入試の方法や方針は、大学の自治(憲法23条)に関わる事項
であり、下村氏の発言は大学の自治を侵す圧力を持っていると
言わざるを得ません。
(「大学の自治」って何だっけ?→ )


 文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への補助金の交付を
撤回したことからも明らかなように、現政権や与党はあまりにも
国民の人権、特に「精神活動の自由・人権」を軽んじています。
 軽視というより、敵視に近い。
 できるだけ「自由にものを考え、表現する」領域を狭め、コント
ロールしたい、かのようです。
 
 大学への許されざる圧力となる発言をした下村氏本人は、こんな
弁解をしています。
 「もちろん最終的には、各大学が判断することでは当然あるけど、
もっと文科省がちゃんと説明する必要があるのではないかという
ことで申し上げた」
 「政治的な圧力には全く当てはまらない」



● 【報ステ】下村元文科大臣「圧力に当てはまらない」(テレ朝)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20191120-00000079-ann-pol


 大学の自治を理解して、自主性を重んじていれば、常識的に考え
て「指導」という言葉は出てこないはず。
 「政治的な圧力には全く当てはまらない」と、発言した本人が
言ったところで無意味なのは、ハラスメントと同じです。
 発言の受け手がどう反応・解釈・忖度し、どう動くか、どんな
結果を招くか、まさかそれを想像できないというなら、その能力は
政治家として(というか社会人として)致命的です。
 もちろん、想像できた上で発言したのであれば議員辞職に相当
するほど罪深い行いですから、どっちにしろ議員失格、ということ
です。


 大学は政府の方針に従え、という発想の議員が“重鎮”として活躍
する政党にとって、学問の自由はじめ憲法の理念は、“邪魔”でしか
ないのでしょうか。
 「桜を見る会」の追及と共に、ぜったいに見過ごすことのでき
ない問題です。

2019年11月20日水曜日

首相推薦枠1,000人 昭恵夫人の推薦までも!



 「桜を見る会」の疑惑は、日々「マジで」のオンパレードですが…

 首相の推薦枠1,000人(全体の約6.6%)に妻・昭恵氏の
推薦者も含まれていた、とのこと。

 自民党関係者による推薦は全招待者の約4割(約6,000人)
にもなるそうです…


● 桜を見る会 首相推薦1000人 昭恵氏分も 
            自民関係者のものが4割占める (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20191120/k00/00m/010/043000c




 うろたえる程の「政治の私物化」。

 与党・自民党が国民の税金を接待・買収に使われた上、
「首相夫人は私人」という答弁を閣議決定までして内閣が
「私人」だと豪語した首相夫人の推薦枠まで!


 首相夫人の社交費に、なぜ税金が使われなければならない
のでしょうか。
 どこからどう見ても、「税金の使い込み」ないし私物化で
しかありません。


<あすわかtwitter>
 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1196997650769301504

「慎み忘れた政治を憂う」 お任せ民主主義、そろそろ卒業しましょう。



 東京新聞は社説で「実際の政治は、言葉とは裏腹に、謙虚さや
丁寧さからは程遠いと言わざるを得ない」と、長期政権がもたら
した「災禍」を次々に挙げています。
 
● 安倍内閣最長に 慎み忘れた政治を憂う (東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019112002000167.html


 国会運営では、「質問に答えない」「議論・対話を拒絶」という
手法と強行採決によって国会を形骸化させ、憲法をないがしろに
する法律を立て続けに成立させました。

 森友・加計問題は、首相の「政治の私物化」が暴露された上に、
官僚組織の“忖度”文化の重症化、公文書の改ざんまでもが明らか
になりました。

 豪語する「アベノミクス」とはなんなのか…実質賃金は下がる
一方で、大多数の国民の生活が苦しいにもかかわらず、消費税率
を上げる政府は、一体なにを見て、何に寄り添っているのでしょう。


「選挙は国民の意思表示には違いないが、勝てばすべて許される
という独善的な考え方が、政治から慎みや廉恥を奪い去った。
長期政権の歪(ひず)みである。
 歴代最長となる直前に『桜を見る会』を巡る首相の公私混同

ぶりが表面化したのも、必然だったのかもしれない。
これを、政治に慎みを取り戻し、国民と真摯(しんし)に向き合う
機会としなければならない。」
               (上記社説より一部抜粋)


 こんなリーダーでいいのかな、
 こんな生活がいつまで続くのかな、
 「政治なんて、誰かがやっておいてくれればいいや」と思ったら、
そこでその人は、自分の「主体的に、私らしく生きる権利」を捨て
たも同然だと、そろそろ気づいて欲しいのです。


 あすわかの紙芝居「王様をしばる法」の最後は、こういう言葉
で終わります。

「政治をする人たちが憲法を守ってくれるのを待っているだけでは、
なにも変わりません。政治をする人たちが憲法を守るかどうか、
私たちが見守っていかなくてはならないのです。
 そして、もし政治をする人たちが憲法を破ってしまったら、憲法

をきちんと守らせるために、私たちが声を上げなくてはならないの
です。」

https://www.youtube.com/watch?v=zWvD1rjusF8



* 紙芝居データ配信はこちらから
   ↓
https://www.asuno-jiyuu.com/%E3%82%B0%E3%83%83%E3%82%BA%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8/%E7%B4%99%E8%8A%9D%E5%B1%85%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E9%85%8D%E4%BF%A1-2/

 残念なことですが、権力はいつでも、放っておけば国民の生活や
自由を奪う方向に動いてしまう。
 私が私らしく生きていくためには、政治を監視し続けるしかない
のです。

 



朝日新聞社説 歴代最長政権 「安定」より際立つ弊害



● (社説)歴代最長政権 「安定」より際立つ弊害 (朝日)
https://www.asahi.com/articles/DA3S14263317.html?iref=editorial_news_two


「長期政権がもたらした弊害は明らかだ。」
「さらに、これほどまでに日本国憲法をないがしろにした政権は、

過去に例がなかろう。歴代内閣が維持してきた憲法解釈を一方的
に変更して、集団的自衛権の一部行使に道を開いた。憲法に基づ
く野党の臨時国会召集要求にも無視を決め込んだ。」


 「政治責任を認めて辞職する」という選択をしなければ、政権を
長く保つことは可能ですので、政権の能力はリーダーの能力を正確
に反映しているものではありません。

 恥やモラルをかなぐり捨てた権力と、政治に無関心な国民がかけ
合わさると、こうなってしまう…という光景、でしょうか。


 どんなに政治に無関心でも、無関係では生きていけません。
「お任せ民主主義」は、もう卒業しましょう。

「桜を見る会」 自民党の改選議員に招待枠 Σ(+_+))



 「桜を見る会」、自民党が1月、7月の参院選で改選を迎えた
党所属の参院議員に、後援会関係者らを「4組までご招待いただ
けます」と記載した案内状を送っていた、とのこと。。。


● 自民、参院改選議員に招待枠 (カナロコ)
https://www.kanaloco.jp/article/entry-209618.html


 もうすぐ選挙がある自民党議員が、地元支持者を接待できるように
していたわけですね。

 「桜を見る会」、見事に政治活動に使われています。
 私たちの納めた税金で。接待と買収を。


 こんなもののために税金を納めてるんじゃないのに!という憤り、
形にしましょう。声に出しましょう。
 新聞への投書として、TV局へのご意見メールとして、アクションに
変えましょう。
 しっかり追及するマスメディアを、心から応援します。 

<あすわかtwitter>
 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1196616185808207872


安倍首相後援会 破格の5,000円問題はオウンゴール



 「桜を見る会」をめぐって、安倍首相の後援会ツアーや前夜祭
のホテル夕食会について、安倍首相はこう釈明しました

 「事務所、後援会の収入、支出は一切ない」
 「会費は会場受付で事務所職員が集金し、ホテル名義の領収書を
その場で手交し、集金した現金をホテル側に渡す形で支払った」


 これが政治資金規正法違反(不記載)の自白に等しい、と、
神戸学院大学の上脇教授が解説しているのでぜひご覧ください。


● 安倍首相が墓穴 桜を見る会夕食会弁明で法律違反を正当化 (日刊ゲンダイ)
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/264891



上脇教授
「政治資金規正法は、お金の出入りを全て記載しなさい、という

法律です。安倍首相の事務所が夕食会の参加者から会費を受け取って、
ホテルに支払ったとしても、それら全てを記載しなければいけません。
重要なのはどこが企画して事業を行っているか、です。
 後援会主催なら、政治団体が領収書を出さなければおかしい。
ホテルの領収書を使っているのは、政治団体が関与していないと
言うための、明らかな偽装です」


 (-_-;)。。。首相の主張が、結局なんの反論にもなっていない
どころか違法行為を自白しているわけですね。

 とてもじゃないけれど、リーダーの資格はありません。

 TVやラジオでも、もっとこの点を報じるよう、ご意見メールや
FAXを送りましょう。
 主権者としての力を、今こそ自分なりの形で発揮しましょう。


<あすわかtwitter>
 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1196624133427101696



下関市長の開き直り「税金で接待したってええやん」がすごい


 安倍首相の元秘書で、山口県下関市の前田晋太郎市長が、
「桜を見る会」の首相の疑惑について、ものすごい…もの
すごい発言を飛ばしています。


● 桜を見る会「地方に元気を与えてくれる会」 下関市長 (朝日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191118-00000051-asahi-pol


 「70歳、80歳のおじいちゃん、おばあちゃんたちがうれし
そうに新宿御苑に向かう。ものすごく地方に元気を与えてくれる
会と思っている。そんな名誉なことを受ける方々が増えていく
のは悪いことなのか」


● 桜を見る会 安倍首相の元秘書・下関市長はこう答えた
              …定例記者会見・一問一答 (毎日)
 https://mainichi.jp/articles/20191118/k00/00m/010/330000c



「何十年も応援した代議士がトップを取り、招待状が届いて、
今まで応援してきてよかったなって、いいじゃないですか」


 …本人は、かつての主である首相の窮地において「すごくいい
擁護したつもり」かもしれませんが、
「税金で接待・買収してもええやん」ということですよね。
遵法精神も、国民からの税金を公平公正に配分する(使う)と
いう発想もない。

 首相や与党の、連日の必死の『取り繕い』を蹴っ飛ばす、エク
ストリームな開き直りです。


 こういう意識が、いかに現政権や与党に染みわたっているか、
が分かります。
 いくら税金を納めても、この方々が政治の舵を取り続ける以上は、
公平公正な配分など夢のまた夢なのだろうと思わざるを得ません。

<あすわかtwitter>
https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1196595896865017857


安倍晋三事務所、「明細書も領収書もない」 ( ゚Д゚)…


● 桜を見る会、夕食会費の明細「ない」 800人が参加 安倍首相 (時事)
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191118-00000030-jij-pol

安倍晋三事務所がツアーを提案して応募を取りまとめて、それで明細書も
領収書もない。

 …んなわけないでしょ、と( ゚Д゚)


「社会人として恥ずかしくないのか」レベルの言い訳をなぜ、言えてしまうか
といえば、「それでも支持率は下がらないだろう」と判断してるから、です。

 ここまで愚弄されて、それでも容認しますか?



12月2日(月) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」 in 因島☆



◆檻の中のライオンin因島




日時:2019年12月2日(月)
  13:30~16:00



会場:今井さん宅
  広島県尾道市因島外浦町830-12
https://map.yahoo.co.jp/maps?ei=UTF-8&type=scroll&mode=map&lon=133.18491489&lat=34.32893433&p=%E5%BA%83%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E5%B0%BE%E9%81%93%E5%B8%82%E5%9B%A0%E5%B3%B6%E5%A4%96%E6%B5%A6%E7%94%BA830-12&z=16&layer=pa&v=3



講師:楾 大樹 弁護士  ひろしま市民法律事務所
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
  『けんぽう絵本 おりとライオン』著者


参加費:1,000円
 
(檻の中のライオン憲法条文クリアファイルつき)



申込み・問い合わせ:
  0845-24-0546(今井)
  090-9062-9906(今井和美)



主催:オリライ因島実行委員会


<FBイベントページ>https://www.facebook.com/events/2445293935756222/

11月30日(土) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 徳島☆



徳島弁護士会主催
檻の中のライオンin徳島





日時:2019年11月30日(土)
  13:30~16:30



会場:とくぎんトモニプラザ 3階大会議室
 (徳島市徳島町城内2番地1)
https://www.tokuginplaza.com/asp/newsitem.asp?nw_id=3



講師:楾 大樹 弁護士
  広島弁護士会・ひろしま市民法律事務所
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
  『けんぽう絵本 おりとライオン』著者


参加費:無料
 
先着100名に【檻の中のライオン憲法条文クリアファイル】を進呈



* 事前申込み不要
 (FBイベントページで参加ボタンをポチッと)


主催:徳島弁護士会
    &日本弁護士連合会(共催)


問い合わせ:徳島弁護士会 088-652-5768


<FBイベントページ>https://www.facebook.com/events/441633860036444/

2019年11月15日金曜日

驚愕。。。 議員が内閣府に問い合わせた日=名簿が廃棄された日




 宮本徹衆議院議員のツイート、ご覧になりましたか?
 ドラマかのような権力の犯罪的行為です。。。

***<宮本徹議員のツイート>****************

https://twitter.com/miyamototooru/status/1194902173831725056
@miyamototooru

「野党合同ヒアリングで、今年の桜を見る会の招待名簿の破棄した
日は、5月9日だと政府は明らかにしました。まさに、この日は
私が13日の質問に向け、内閣府・内閣官房に、桜を見る会の参加
者が増えた理由、選考基準、支出等について資料要求した日。
国会質問を前に証拠隠滅をしたなら反罪的」

*******************************





つまり、
5月9日の出来事
  ↓
① 13日に質問するために、宮本議員が内閣官房に「桜を見る会」
 の参加者の選考基準や支出等について問い合わせをした。

② 「桜を見る会」の招待名簿の廃棄。


①と②が偶然…なわけがありません。

マスメディアは大々的に報道して下さい。全力で応援します。

 この件に、少しでも怒りが湧いたら、少しでもゾっとしたら、
ぜひ拡散にご協力ください。
 メディアに「ぜひこの件を報道してください」とメールしま
しょう。

2019年11月14日木曜日

琉球新報社説 「桜を見る会に後援者 私物化としか」



 琉球新報が、「桜を見る会」が税金接待になっている疑惑を
「私物化として映らない」と厳しく批判しています。

 「首相の事務所が推薦すれば招待状が届く仕組み…事務所
サイドが招待者の選定に深く関与していたことは明らか」
「公私混同であり、公正・公平な行政の在り方とは程遠い」


● <社説>桜を見る会に後援者 私物化としか映らない (琉球新報)
 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1025132.html



 実態が明らかになればなるほど、どの角度から見てもこれは
買収でしょう、税金での接待でしょう、という確信は強まる
ばかりです。


 追及に対して何も答えずに「もう中止にするからいいだろ」で
済むわけがありません。


 記事は続けて、こう書いています(一部抜粋)。
 「もともと、招待する際のはっきりした基準などなく、首相
サイドの恣意(しい)的な判断に委ねられていたのではないか。
そうでなければツアーなど企画できるはずがない。桜を見る会は、
後援会関係者へのサービスの一つとして利用されていたのだろう。

 招待者名簿などの資料は会の終了後、速やかに廃棄する取り扱い
になっていて、今年の資料も既に破棄されているという。
やましいところがあるからすぐに処分したのではないか。
不信感を増幅させる政府の対応だ。」


 私たち国民の知る権利に応えるメディアの追及を、しっかり
応援しましょう!

西日本新聞社説「政権、世論恐れまた火消し」




 西日本新聞が、「桜を見る会」の中止を
「世論の逆風を恐れての唐突な『火消し』は、この1カ月間に
立て続けに起こった2閣僚の辞任、大学入試への英語民間試験
導入延期と同じ構図」
 と批判しています。

● 政権、世論恐れまた火消し 桜を見る会来年中止
           「おごりは根深い」 (西日本新聞)
 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/559385/

 


 「『国民の疑念に素早く応える。一貫した姿勢』と政府高官は
自画自賛する」
  ↑
 ( ゚Д゚)は?

 一体、いつどんな疑念に応えたというのか。。。

 首相の事務所が地元後援会向けのツアー募集を仲介していた、
このどこが買収でなくて利益誘導ではないと?
 どこの独裁国家だよ、みたいな、絵に描いたような幼稚な私物化が、
この日本で起きるとは…。

 国民の政治無関心が招いた惨状。大きすぎるツケです。


 西日本新聞を応援しましょう。
 このままとことん追及してほしいですね!

iPS細胞研究への政府の支援、2022年度で終了!? どこまで学問をつぶすのか



 京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長が、再生医療用のiPS細胞
作製を支援する政府の大型研究予算が2022年度で終わる予定
であること(!!)について、「いきなり(政府の支援を)ゼロ
にするのは相当理不尽だ」と批判し、支援の継続を求めた、との
こと。。。


● 京大山中氏、iPS研究への継続支援を政府に要望 (日経)
 https://r.nikkei.com/article/DGXMZO52033220R11C19A1000000



 「政府の支援ゼロ」案が存在していることについて、山中教授は
「(政府の専門家会議など)透明性の高い議論での決定なら納得
だが、違うところで話が決まってしまうと理由もよくわからない」
とも述べたそうです。


 …(°Д°) シンジラレナイ。

 よりによって、素人でも分かる世界に誇るべきこの研究に予算を
つけないとは。
 さんざん日本スゴい、世界最先端だと自慢のネタにしておきなが
ら、学問研究をつぶし国の未来もつぶす現政権は、こんなことを
して日本をどう発展させようというのでしょうか、理解できません。。。

 それでもまだ、現政権に日本の未来を託せますか?

 
 なぜ、ここに予算をつけずに、「桜を見る会」なのか。
 なぜ、ここに予算をつけずに、戦闘機の爆買いと米軍基地なのか。
 人類の未来を切り開ける誇るべき学問研究の途を閉ざし、人材を
つぶし、国外に流出させる、そのどこが「美しい国」なのか。


 およそ正常な判断とはいいがたい。

 「あまりにもおかしい」「いくらなんでも」

 常識の限界をどこまでも超えていく現政権。

「桜を見る会」中止 これで終わらせてたまるかー



 菅官房長官が、来年度の「桜を見る会」の中止を発表しました。


● 「桜を見る会」来年度は中止 官房長官が発表 (毎日)
 https://news.yahoo.co.jp/pickup/6342351


 招待された人にどのような功労があったのか、

 名簿をなぜこんなにもすばやく破棄したのか(なぜ隠すのか)、
 税金による接待&買収ではないのか、
 公式行事の私物化ではないのか、
 
 この追及に対してなにも答えず、「中止」。
 
 中止にして、名簿は「廃棄した」と言い張り続けて、次の芸能スキャンダルを
待てば世間(国民)は忘れる、とでも思っているのでしょうか。

 忘れてたまるか、という今の気持ち、アクションに変えましょう。

 SNS発信、マスメディアへのご意見メール、地元選出の議員へのFAXなど、
自分なりの「不断の努力」すべてを。
 こんなに必死に働いて納めている税金が、首相や与党議員の買収のための
宴会費に使われている。

 子どもの貧困対策でもなく、虐待防止対策でもなく、足りない病院や保育園
でもなく、宴会費。接待費(それでも「バカらしくて税金なんか納めてらんない」
と納めなければ、刑事罰を受ける)。

 悔しくありませんか。
 この悔しさや憤りを、全員が形に表せば、必ず政治は動きます。
 動かしましょう。

2019年11月13日水曜日

母も叔母も「桜を見る会」に招待 三原じゅん子議員が「逆ギレ」


  
三原じゅん子議員の母と叔母も、「桜を見る会」に招待された
そうです。

それについてのTVコメンテーターの発言
「どういう功労があるんだろう?」

 これに対して三原議員がtwitterで、
「この件は内閣府のルールに則って、招待された人が出席した
までです」
「しかしながら番組での2人の母への発言は許しがたい侮辱発言
だと思います。厳重に抗議します!」
 と、怒りを表明した、とのこと。



● 三原じゅん子議員「許しがたい侮辱発言」玉川氏らに怒り
       母と叔母が桜を見る会出席で (デイリースポーツ)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00000063-dal-ent


 …これ、筋違いというか、いわゆる逆ギレですよね?

 「桜を見る会」は、何度も繰り返しますが「各界において功績功労
のあった方々を招き、日頃の苦労を慰労する内閣の公式行事」


 個々の招待された方々にどのような功労があるのか知りたいのは、
税金を納めている私たち納税者・主権者にとっては当たり前です。

 三原議員は、「内閣府のルール」を説明して、母と叔母にどのような
功労なのか語ればよいだけ。

 逆ギレしてかわす、のは、税金で宴会に興じた側の「逃げ」でしか
ありません。

11月29日(金) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 高松☆



◆檻の中のライオンin高松




日時: 2019年11月29日(金)
  14:00~17:00



会場: 香川県高松市国分寺町青年センター3階 
   大会議室

http://www.seinen.kagawa.jp/


講師: 楾 大樹 弁護士
  『檻の中のライオン』著者
  明日の自由を守る若手弁護士の会



参加費: 2,000円 
    学割200円


* お子様は同伴可能ですが、
  廻へのご配慮をお願い致します。


主催: うどんの国から未来を語ろう
  永安絵美 北川弘美


★お申込み★
  
FBイベントページで参加ボタンを押していただくか、
   下記のコクチーズHPにてお申込み下さい。
    https://kokucheese.com/event/index/581844/



<FBイベントページ>https://www.facebook.com/events/1082670001921525/

11月26日(火) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 池袋☆





檻の中のライオン@池袋イケビズ
今一番わかりやすい憲法のお話




日時: 2019年11月26日(火)
 18:00  開場
 18:30~ おはなし
 21:30  (講演後サイン会)終了予定




会場: 豊島産業振興プラザ(イケビズ)多目的ホール 
 豊島区西池袋2-37-4
 https://www.toshima-plaza.jp/access/
 池袋駅西口徒歩10分 南口徒歩7分



講師: 楾 大樹弁護士
  『檻の中のライオン』著者
  明日の自由を守る若手弁護士の会



参加費:1,000円
   (特製クリアファイルつき)


主催: 新劇人会議・文化団体連絡会議


協力: 豊島区労働組合協議会


お申込み・お問い合わせ  
  090-9319-6710
  fukuchandyoon@yahoo.co.jp(福山啓子)



電子チケット: https://orili.peatix.com/view 


<FBイベントページ>https://www.facebook.com/events/464180740844206/

2019年11月12日火曜日

必見・田村智子議員 vs 安倍首相(11/8) 「招待者の功労はヒ・ミ・ツ」だと( ゚Д゚)?



 すでに広まっているようですが、「桜を見る会」についての
田村智子議員の安倍首相に対する追及(質疑)、とても重要且つ
ドラマチックですので、どうぞご覧ください。
   ↓
https://www.youtube.com/watch?v=FqG_eybQ_ZE&feature=share&fbclid=IwAR0hVD0FAAEDFVT32n5Vc-7VxIdsatHExN7vXHhwfZiqJptdmZ3aTbBar7U



 田村議員が明らかにしていますが、例えば下関市の後援会員の男性は

「二月頃、下関市の安倍事務所から、桜を見る会に行きませんかと
案内が来た、名前や住所などの必要事項を紙に書いて安倍事務所に
送り返すと、内閣府から桜を見る会の招待状が届いた、安倍政権に
なってから毎年参加している、下関からは毎年数百人が上京する」
と語っているようです。


 まぁ、常識的に考えて、安倍首相の後援会が参加する人を取りまと
めて内閣府に送って、内閣府が招待状を送っているとしか考えられま
せん。明白な、「税金による接待&買収」。

 私たちの納めた税金は、こんなところに使われているのですね。
…許せますか?


 また、田村議員が幾度となく、ここに招待されている後援会の
方々にどんな「功労」「功績」があったというのか、という質問
に対し、政府はこう答えます。
「個々の方について、その功績、功労は何か、その以前に、招待
されたかどうかということは、これは個人に関する情報でござい
まして、お答えを従来から差し控えさせていただいているところ
でございます」


 「桜を見る会」は「功労があった人を呼ぶ」公式行事。

 なのに招待された方の「功労」は個人情報だから明かせない
…ですと??

 それって、つまり、招待したい放題、ですね。


 私たちの納めた税金が、誰と誰と誰と誰の饗宴に使われたのか、
私たち納税者・主権者は知る権利があります。
 どんな人が呼ばれているのか知ることができなければ、「桜を
見る会」に意義があるものなのか、考えることも議論することも
できない。

 「桜を見る会」が、真に、国民から徴収した税金を使ってでも
開催される意味があるものなのか、私たち納税者・主権者は議論
できなければなりません。

 「功労がある人を呼びました。でもどんな功労かはヒ・ミ・ツ。」


 国民を愚弄するものたいがいにして下さい。

二階幹事長 税金での接待「当然」




 自民党の二階俊博幹事長
「誰でも議員は選挙区の皆さんに機会あるごとにできるだけのことを
呼びかけて、ご参加頂くことに配慮するのは当然」


● 二階氏、地元支援者の招待は問題なし 桜を見る会 (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20191112/k00/00m/010/113000c




 桜を見る会に招待されるのは「各界で功績や功労のあった方々」の
はず。
 なのにこの発言…利益誘導ないし買収が日常的だからこそ、こういう
発言ができてしまうのでしょうか。。。

 二階幹事長は今年7月には「選挙を一生懸命頑張ってくれるところに
予算を付けるのは当たり前」と、露骨に利益誘導を正当化する発言を
していました。
 ここに至っては地元の有権者への税金での接待を「あったりまえ」と
正当化。


 ひたすら(自分の)お金のことしか考えない。。。
 骨の髄まで金権政治体質なんだな、と改めて思い知らされます。


 私たち国民の、現実の生活に寄り添い、弱者を取り残さないような、
憲法の理念に沿った政治…そんなものは、一瞬も考えたことがないの
でしょう。

首相の後援会850人 「桜を見る会」に招待




 安倍晋三氏の後援会850名が「桜を見る会」に招待されていた、という事実。


● 首相主催「桜を見る会」 毎年前夜に後援会と懇親(東京新聞)
 https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2019111290070749.html


 もう説明するまでもないかもしれませんが、官房長官の説明によると
「桜を見る会」とは、「各界で功績や功労のあった方々をお招きし、日頃の
ご苦労などを慰労するとともに親しく懇談する内閣の公式行事」だそうです。

 …そこに、政治家個人の後援会メンバー850人を招待していたんですね。


 「税金を使った行事で後援会活動をしている」という批判に反論できる余地は、
ないのでは。

 これが私物化ではなくて、なにが私物化なんだろう。

11月24日(日) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 土浦☆



◆檻の中のライオンin土浦





日時:2019年11月24日(日)
        <午前の部> 10:00~12:30
        <午後の部> 14:00~16:30



会場: 茨城県県南生涯学習センター中講座室1



講師:楾 大樹(はんどう たいき)弁護士
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン』著者



参加費: 一般1,000円
        中高生  500円
         小学生以下 無料
  ♪ 憲法オリジナルクリアファイルを

             プレゼントします ♪


定員: 各回100名(先着制)


* できるだけ事前の申し込みをお願いいたします。
 当日券は残席ある場合のみになります。



お申し込み:09018393039 
      tetotemirainokai@gmail.com
<必要事項> 氏名・午前の部 or 午後の部
     参加人数・お子さまも参加の場合は学年


<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/2322836304696713/?ti=icl

11月22日(金) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 取手☆



◆檻の中のライオン in 取手




日時:2019年11月22日(金)
  13:20開場
  13:45~16:15



会場:取手ウェルネスプラザ
   (取手市新町2-5-25)


講師:楾 大樹(はんどう たいき)弁護士
 
 明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン』著者



参加費:500円
  (檻ライクリアファイル付)


* 事前申込み不要(先着100名)


お問合せ:檻の中のライオン講演会in取手実行委員会
  (生活クラブ茨城取手センター内)
  0297-86-6800  
  torinet1015@yahoo.co.jp



<FBイベントページ>https://www.facebook.com/events/419477008760083/?ti=icl

11月17日(日) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 札幌☆



◆檻の中のライオンin札幌




日時:2019年11月17日(日)
  14:00~17:00


会場:西本願寺札幌別院
   札幌市中央区北3条西19丁目
  https://onishi.or.jp/otera/3-46/
   011-611-9322


講師:楾 大樹 弁護士
  ひろしま市民法律事務所所長
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
  『けんぽう絵本 おりとライオン』著者
  『檻の中のライオン』は中学校公民資料集に大きく掲載され、

  教育現場でも活用されている。


参加費: 1,000円
  
檻の中のライオン憲法条文クリアファイルつき



* どなたでも参加できます。


<FBイベントページ>https://www.facebook.com/events/429439211030241/?ti=icl

11月16日(土) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 北海道・新ひだか☆



◆檻の中のライオンin新ひだか


新ひだか母と女性教職員の会 第63回「町つどい」
 〜 子どものために手を結び、輪をひろげよう 〜

 いま 日本で一番わかりやす~い 憲法のおはなし

 檻の中のライオン

 憲法講演会 in 新ひだか



日時: 2019年11月16日(土)
  13:00~16:

      (開場12:40~)


会場: 新ひだか町立山手小学校 体育館
   (新ひだか町静内山手町5丁目16−1)



* 入場無料

* 事前申込み不要です。
 どなたでもお気軽にご参加ください!
  スリッパか上靴をおもちください。

* 無料託児あります!


講師: 楾(はんどう) 大樹 先生
  
ひろしま市民法律事務所所長 弁護士
   明日の自由を守る若手弁護士の会
   著書「檻の中のライオン」「おりとライオン」(ともにかもがわ出版) 
   全国で400回以上の講演。

   著書「檻の中のライオン」は、2018年度から
  中学校公民資料集に大きく掲載(正進社)! 
   進研摸試に出題! 
   小学校の授業にも採用続出! 
   学校図書館向け推薦図書。



主催: 新ひだか母と女性教職員の会


問合せ: 090-7646-3782(西)


後援: 新ひだか町
<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/2540237009540389/?ti=icl

2019年11月7日木曜日

専門家からの批判が繰り返された会議 「議事録なし」



 大学入学共通テストへの英語民間試験の導入の延期。
 教職員や受験生たちからの猛烈な批判が最後の最後でブレーキを
かけた形ですが、文科省が昨年末から非公開で行っていた会議でも、
繰り返し格差や不公平が指摘されていた、とのこと。
 
● 英語民間試験延期 文科省 課題繰り返し指摘も公開せず 
                    (NHK NEWS WEB)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191106/amp/k10012165701000.html?__twitter_impression=true



「出席した複数の専門家から、受験料が高額すぎるので、下げるべき
だという意見や、地域格差がないように配慮すべきという意見が繰り
返し出されていたことが関係者への取材で分かりました。 
 文部科学省は『詳しい内容は非公開で、議事録も作成していないの
で、詳細なコメントはできない』としています。」


 …この異常。この機能不全。

 どんなに有識者が問題点を指摘しても、批判など一切聞きたくない、
と耳をふさぐ政権の姿勢が貫かれていたわけです。

 「各方面から意見を聞いた」という形だけが欲しかったということ
でしょうか。

 しかも、まだもや「議事録を作成していない」。
 作成していないわけがないので、隠しているわけです。

 作成していないなら一般的に言って「大人が集まって動かしている
組織として失格」ですし、隠しているなら国民への背徳であって、
どっちにしろ国民に取っては悪夢です。

 国の組織が、もう、常識では考えられないほど遵法精神もモラルも
崩れてしまっている。それはその行政を指揮する政権のモラルや
矜持の底が抜けてしまっているからに他なりません。

 こんな社会を、このまま子どもにバトンタッチするわけにはいかない。
こんな荒廃してしまった国を、このまま子どもに安心して手渡せる
わけがない。

 憲法を活かすのも殺すのも、結局は私たち主権者国民次第です。
 怒り、違和感、不安。ぜんぶ声に出して、字にして、行動にうつしましょう。
一人ひとりのアクションでしか、この社会は建て直せません。
 

11月15日(金) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 北海道・浦河☆



 ◆檻の中のライオン in 浦河



日時:2019年11月15日(金)
  18:30~21:00



会場:浦河町ふれあい会館
  (
北海道浦河町東町かしわ3丁目1-1) 


講師:楾 大樹 弁護士
 
 ひろしま市民法律事務所
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
  『けんぽう絵本 おりとライオン』 著者



参加費:500円
    (檻の中のライオン憲法条文クリアファイルつき)
    高校生以下無料

      (クリアファイル必要なら200円)


* 事前申込不要


主催:檻の中のライオンプロジェクト浦河


協賛:民主議員ネット日高支部、浦河地区連合


問い合わせ:0146-26-7026 
      090-89038184 (石黒)



<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/2568374439865890/