2019年2月28日木曜日

3月9日(土) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in千歳☆



◆檻の中のライオンin千歳



日時:2019年3月9日(土)
  13:15~14:30
 ①親子で学ぼう!(小4~中3対象)
           子どもだけでの参加も大歓迎 ♪
  15:00~17:30
 ②おとなも学ぼう!
           お子様連れでも歓迎です ♪
           * キッズコーナーご用意します
 

 昨年11/4に続き2回目!!
 全国34都道府県で260回以上開催されている大人気講座
 弁護士 楾大樹先生の「檻の中のライオン」がこの千歳で開催
されます。今回は2部形式でやります(≧v≦)

 「憲法ってなに?」「私たちの生活とどう関わっているの?」
私たちの生活を実はしっかり守ってくれているとても身近な憲法
のお話です。

 ①では昨年9月に出版された絵本「おりとライオン」も使って
子どもたちにもわかりやすくお話してくれます。
 親子一緒でも子どもだけでも是非ご参加ください。
 ②では「檻=憲法」「ライオン=国家権力」に例え、ライオン
たちパペットを使っておとなにもわかりやすくお話してくれます。

会場:千歳市民文化センター 2階 多目的室

参加費:①おひとり500円
    ②1,000円(高校生以下無料)
       ☆どちらもオリジナルクリアファイル付き☆

<参加申し込み方法>

  1 このイベントページで「参加する」を
   ポチッとする
  2 主催者にメッセージを送る
  3 主催者のGmailにメールを送る
       reireimam195@gmail.com
  1~3のどれかで申し込んでください^^

<懇親会>
 講演会終了後に楾先生を囲んで懇親会を
予定してます♪
 場所や予算はまだ未定ですが、希望の方は
申し込みの際に一緒にご連絡ください!

<FBイベントページ>

https://www.facebook.com/events/288383271826080/

2019年2月27日水曜日

3月8日(金) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in盛岡☆


◆檻の中のライオンin盛岡

 

日時: 2019年3月8日(金)
  18:00~20:30

会場:岩手県勤労福祉会館
  (盛岡市紺屋町2-9)
http://www.city.morioka.iwate.jp/shisetsu/sangyo/kinrosha/1006847.html


講師:楾 大樹(はんどう たいき)弁護士

  (ひろしま市民法律事務所/明日の自由を守る若手弁護士の会)
   『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
   『けんぽう絵本 おりとライオン』著者

 


参加費:無料!
 しかも檻の中のライオン憲法条文クリアファイル(定価200円)無料進呈!
 


申込不要
* ただし、人数把握のため、FBイベントページの参加ボタンを押してください。


主催:国際女性デー岩手県集会実行委員会


問い合わせ先:新婦人の会岩手県本部 019-623-8905

<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/305483490317434/?ti=icl

3月7日(木) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in大崎☆


◆檻の中のライオンin大崎

 憲法って私たちの生活にどう関係あるの?
「立憲主義」ってどういうこと?
話題の憲法入門書『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』『けんぽう絵本おりとライオン』(かもがわ出版。ともに「一般社団法人学校図書館図書整備協会」選定図書)著者・楾 大樹(はんどう たいき)弁護士が、パペットを手に分かりやすくお話しくださいます。
大人が子どもに伝えたい憲法の基本を、楽しく聞いちゃおう!

日時:2019年3月7日(木)
  10:00~12:30(9:30開場)

会場: 吉野作造記念館(大崎市古川福沼1-2-3)

講師: 楾 大樹(はんどうたいき)弁護士
  ひろしま市民法律事務所 所長 広島弁護士会所属
  日弁連憲法問題対策委員会委員
  明日の自由を守る若手弁護士の会所属

参加費:予約1,000円(当日1,200円)
  高校生700円・小中学生200円(当日同じ)
* 憲法条文クリアファイル(200円相当)進呈。

* お子様連れOKです(小学生はクリアファイル希望の場合のみ200円)。
 座席の確保のため、予定で結構ですのでお知らせください。託児はありません。

* 前売り・予約完売の場合、当日券はありません。事前にお問い合わせください。

* 吉野作造記念館の常設展および企画展
「時代をつくった女性たち~大正女性の豊かな生き方~」も
 参加費内でご覧いただけます。https://www.yoshinosakuzou.info/

チケット前売り:吉野作造記念館
  しあわせ美じゅつ店(古川七日町)
  高貞(鹿島台)/準喫茶カガモク(鳴子)
  なるせ堂(松山)/写真のシラハタ(田尻)
  工藝藍學舎(加美町)/只野新聞店(美里町)

主催(予約・お問合せ):
  檻の中のライオンin古川 実行委員会
 電話  080-9630-0916(川上)
 メール oritolion0307@yahoo.co.jp


* FBイベントページの「参加ボタン」のみでは
 予約完了となりません。
 電話またはメールにてお申し込みください。

後援:大崎市/大崎市教育委員会
  美里町教育委員会/加美町教育委員会
  河北新報社

協力:吉野作造記念館/ママの楽校
 NPO法人おおさき地域創造研究会
 NPO小牛田セミナー


2019年2月22日金曜日

性犯罪「問題にならないようにやらないと駄目だ。同じことをやるにしても」by伊吹文明氏


●「問題にならないように」 伊吹氏、田畑議員巡り (共同通信)
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl…


 性暴力を「問題にならないようにやらないと駄目だ。同じことをやるに
しても」by伊吹文明氏(自民党)


 性犯罪をおかすにあたっての心得かのようにすら聞こえます。
 性暴力を絶対に許さないと思っていれば、決して出てこない発言です。
 これが与党の重鎮議員の発想であり、性犯罪へのとらえ方です。


 ちなみに別の報道によると、自民党二階派の幹部は伊吹氏の発言の趣旨に
ついて「(政治)全体のことについて言ったんであって、田畑氏のことでは
ない」と説明したとのこと。…違いますよね?政治全体のことについて
「同じことをやるにしても」ってなんでしょう?

 取り繕えない暴言です。

異様な擁護 「何があっても辞任だけはしない」執念の政権


 安倍首相による、桜田五輪大臣の異様な擁護語録。
  ↓
● 安倍首相「桜田氏が東京五輪招致尽力」発言を訂正 前任と混同 (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20190218/k00/00m/010/131000c?inb=ys



 首相は、五輪大臣が五輪憲章を読んでいないことを
「五輪の根本的な理念を知らないとおかしな発言をしてしまうし、
国際社会にマイナスの影響を及ぼす」程度のマイナスとしか評価
しません。

 いまだに五輪憲章すら読まない、というレベルの桜田大臣に
「強い情熱を結果に結び付けてほしい」エールは、一体、事態を
理解しているのだろうか、と激しい不安を残します。
 強い情熱があったら五輪憲章読むでしょう…。


 「五輪大臣が五輪憲章読んでないって、どういうことよ、誰よりも
五輪の意義を理解してこその大臣じゃないの?」という国民の率直な
不安や憤り、あるいは選手が白血病に倒れても開口一番「がっかり」
と述べるような人間性への疑問への、誠意ある回答がまったくない
のです。
 五輪を何だと思っているのだろう、アスリートをなんだと思って
いるのだろう…首相のこんな答弁で、こうした不安や疑問がスッキリ
解消できるはずがありません。


 国をあげての一大イベントをなんとしてでも成功させたい、と
本気で考えているなら、桜田大臣の一連の発言・振舞いを見たら
即座に「彼を責任者にしておくわけにはいかない」と考えるのが
危機管理としても首相としても当たり前のはず。
 その危機を感じ取れない政権に、常識も温かい人間性も、感じ
られないのです。
 彼が五輪大臣に「適任である」と考えた任命責任は、とてつも
なく重いものです。
 
 * ちなみに、その代わりハッキリしてくるのは、首相や閣僚の
「何があっても責任取って辞めることだけはしない」という並々
ならない執念です。
 責任取らなければ在任期間は長くなるので(必然)首相在任
期間が歴代〇位とかで政権の良しあしは測れません。
能力や思想に問題があれば辞める、という常識を取り戻すには
国民が声をあげるしか方法はありません。

3月6日(水)&7日(木) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in仙台☆


◆檻の中のライオンin仙台

なぜ、憲法はあるの?
私たちの暮らしに、憲法はどんな関係があるの?
いま、いちばんわかりやすい憲法の入門書として話題の「檻の中のライオン」著者の楾大樹弁護士が仙台初上陸!檻=憲法、ライオン=権力に例え、パペットを使って分かりやすくおはなしします。



【日時・会場】
①3月6日(水) 13:30~16:00 
 仙台市戦災復興記念館 和室1・2
 * お子さま同伴可能です!


②3月7日(木) 17:00~19:30 
 仙台市戦災復興記念館展示ホール
 * キッズコーナーあり(託児ではありません)

【会場へのアクセス】

 仙台市戦災復興記念館
 (仙台市青葉区大町2-12-1)
 仙台駅から東西線八木山動物公園行き、
 大町西公園駅で下車。東1番出口から徒歩6分。

【参加費】
 一般 500円 
 大学生300円 
 高校生以下無料
* 当日書籍を購入された方は100円キャッシュバック!

【お申込み】予約優先
■申し込み用サイトから
 3月6日分:www.kokuchpro.com/event/orilion36/
 3月7日分:
www.kokuchpro.com/event/orilion37/

 * 開催日によってURLが違います。ご注意ください
 

 * FBイベントページ の「参加」ボタンを押しただけでは、
  参加申し込みが完了していません。
  必ず上記専用サイトよりお申込み下さい。

■お電話から
 050-5438-7950(後藤・9時~17時)

【お問い合わせ】
 Go!Voteおはなしカフェ実行委員会
 電話:050-5438-7950
 メール:govotecafe@gmail.com


3月9日(土) 講演会「今こそ知りたい憲法 基本の『き』」@十和田☆


 青森県は十和田市にて、花生耕子弁護士の講演会が開催されます。
 憲法変わるの?なんで変えたいの?
 とっつきづらい…難しそう…いろいろ敷居が高そうな印象の憲法。
 でも私たちが自分らしく・人間らしく生きていく上ではとても大切なものです。
 ぜひ、「とりあえず知っとこ」という気軽なノリで、ご参加ください。

憲法講演会 
 今こそ知りたい 憲法 基本の「き」


日時: 2019年3月9日(土)
  10:00~12:00

会場: 上北地方教育会館
  十和田市西三番町4-10

講師: 花生耕子弁護士
   (明日の自由を守る若手弁護士の会)

入場無料・事前申し込み不要


主催: (一社)十和田労働福祉会館

2019年2月20日水曜日

田中淳哉弁護士のコラム 「弁護士に求められること」



 田中淳哉弁護士のコラム「つれづれ語り」。
 今回は「弁護士に求められること」と題して、なぜ弁護士や弁護士会が
たびたび「政治に首をつっこむ」のだろう、という疑問をお持ちの方へ
語っています。


 弁護士法1条に定められた「基本的人権の擁護と社会正義の実現」という
使命の意味について、とても分かりやすく解説されているので、ぜひお読み
ください☆

つれづれ語り「弁護士に求められること」
http://j-c-law.com/turedure190220/

 立場が違えば、「正義」も違う。
 でも、「社会正義」とは、あらゆる立場を超えた普遍的なもので、
弁護士はその社会正義を念頭に置かなければなりません。
 例えばそれは「どんな人間にも人権がある」ということであり、
あるいは民主主義であり、立憲主義でもあります。


 勝訴判決を得ることだけで人権が守れないとき(賠償金を得るだけでは
社会正義が実現できないとき)、弁護士は政治を動かすべく、声をあげ行動
することも、求められている役割なのです。

 600名を超えるあすわか弁護士たちが、日々憲法カフェやSNS発信などに
邁進しているのも、なにか特別なことをしているというわけではないのです。
「だって弁護士だし」という感じです(^ ^)ノ

2019年2月18日月曜日

2月24日(日) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in高知☆


◆檻の中のライオンin高知


日時:2019年2月24日(日)
   15:00~17:30(開場14:30)



会場: 龍馬の生まれたまち記念館 ふれあいホール
   (高知市上町2丁目6-33)

* 駐車場がございませんので、
       公共交通機関をご利用ください。


講師: 楾大樹(はんどうたいき)弁護士
  (ひろしま市民法律事務所所長/明日の自由を守る若手弁護士の会)     



参加費(資料代・会場費として)
  事前申し込みの方 800円 
  当日参加の方 1,000円
  (オリライ憲法条文クリアファイルつき!)



申し込み・問い合わせ:
 電話:09028975033(オバタ)
 * 平日のお電話は17時以降におかけください。
 メール:somoken2015@gmail.com



主催:一票で変える土佐の女たち


<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/407138013390978/

2月23日(土) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in四万十☆


◆檻の中のライオン in 四万十



日時:2019年2月23日(土)
  14:00~16:00  


会場:四万十市社会福祉センター
  (高知県四万十市右山五月町8-3)
  http://shimanto-s.or.jp/publics/index/78/



講師:楾 大樹 弁護士
  ひろしま市民法律事務所所長/明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
  『けんぽう絵本 おりとライオン』著者


参加費:無料

 (但しカンパのご協力をお願いします!)


* 事前申込み不要


主催:第10回はた九条の会連絡会 ・ 戦争法を許さない幡多の会


連絡先:なかむら九条の会/渡辺晶弘  0880-36-2998
  とさしみず九条の会 /福山勇作  090-8698-6599
  すくも九条の会 /浅木富子  0880-63-4040
  にしとさ九条の会/新玉末記  0880-53-2147
  大方九条の会/山沖幸喜  0880-43-0072
  さが九条の会/奈路  広  0880-55-2148
  おおつき九条の会/諏訪仁美  0880-73-0407
  みはら九条の会準備会/横本行雄  0880-46-2045
  戦争法を許さない幡多の会/事務局長・宮本博行  090-5147-2662



<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/2005163109784006/

首相自らが、改憲するには事実を歪曲するしかない、という事実を物語っています。



 自治体に「自衛隊募集に関し自衛隊に協力しなければならない」義務など ないことは、法令を読めば分かること。法令を読もうともせず(読む能力が ないのかもしれませんが)、自治体への強烈な「支配者目線」も目に余ります。 (首相は憲法92条・93条を、一度でも読んだことがあるのでしょうか。)
●首相の自衛官募集発言 事実の歪曲で憲法語るな (毎日)
「自衛隊を憲法に明記したら自治体の協力が進むかのような首相の主張は 詭弁(きべん)に等しい。 」

 民主主義国家の首相が、改憲への個人的執念を果たすために堂々とこんな デマを流布する、というグロテスクな国になってしまいました。
 改憲したいのなら、なにか1つでも、理論的な「改憲の必要性」を語って くれればいいのに… というか、自衛隊加憲の意義など、実は何一つない ことを自ら物語っている、ともいえますね。

「法令読まない(読めない)。個人のプライバシーなんて軍事(国益)に比べればどうでもいい。」という首相&自民党


●自衛隊めぐる要請文書、自民内にも異論「強制できない」 (朝日)
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl…

 何度でも、しつこいほど確認したいポイントはここです。
 「自衛隊法や施行令では、防衛相は自治体に協力を求めることはできる
ものの、自治体側に応じる義務が定められているわけではない。
 紙や電子媒体で名簿を提出していなくても、ほとんどの自治体は、住民
基本台帳の閲覧や書き写しを認めているのが実態だ。」

 …その上で、この実態を見た上で首相は「残念ながら、新規(自衛)隊員募集に対して、都道府県の6割以上が協力を拒否しているという悲しい実態があります。」と発言した
わけです。
 自民党は、これを訂正するどころか当然の前提のように「法令に基づく
募集事務の適正な執行」に協力を求める文書なるものを国会議員に配布した
わけです。
 首相や自民党は、名簿の閲覧を許す程度では「協力」とはいえない、と
考えていることが分かります。

 個人情報を、本人の同意なく自衛隊に見せることだけでも、十分プライバシ
ーの重大な侵害になっていることを、微塵も気づいていない。
 あるいは、個人のプライバシーなど軍事(国益)に比べれば、どうでもいい、
という価値観の表れともいえます。
 法令を読もうともせず(読む能力がないのかもしれません)、人権感覚の
致命的な欠如がここまで露呈している政権と与党に、国民一人ひとりの生活の
向上という願いを託せておけるとは思えません…。

2019年2月15日金曜日

「自衛隊募集、6割の自治体が協力しない」発言 訂正どころか自民党が後押しの文書


 「新規(自衛)隊員募集に対し、都道府県の6割以上が協力を
拒否しているという悲しい実態がある」という安倍首相の発言が、
著しい事実誤認であることが話題になっています。

 9割の自治体が自衛隊の要請に応じているにもかかわらず、
「憲法改正の必要性」を意図的に偽造したのか、それとも致命的
な無知によるものなのか、どちらにせよ、一刻も早くこの発言が
誤りであることを認めて撤回していただかなければなりません。
(そもそも自治体に個人情報の提供を強制させるための憲法改正
なんて、不要です。)


 に・も・か・か・わ・ら・ず!


 自民党は、この首相の発言を「訂正した方がいい」どころか、
なにがなんでも首相の発言が正しいという前提に立ちたいようです。


●自民党、自衛官募集協力の要請文書配布 首相を後押しか (朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASM2G6RXRM2GUTFK01P.html


 自民党の安全保障調査会長と国防部会長名で、国会議員に文書が
配布されたとのこと。
 防衛省・自衛隊が、各市町村に募集対象者の個人情報の提出を
依頼していることについて、「約6割以上の自治体から情報の提出
の協力が得られない状況にある」「一部の地方議会においては、
左派系会派からの要求に応じて、法令に基づき募集対象者情報の
提供を行った行政側が謝罪を行う事態にまで発展しており、看過
できない状況」などといい、各議員に「選挙区内の自治体の状況を
ご確認頂くなど、法令に基づく募集事務の適正な執行」に協力を
求めているとのこと。

 自治体に、自衛隊からの依頼に応じる義務がないことについて、
まったく言及はありません。冒頭に書いたように、実際には9割の
自治体が依頼に応じているにもかかわらず、「そんなのは協力に
値しない」といわんばかりの傲慢な姿勢です。
 扱われているのは国民の個人情報です。本人の同意を得ずに
自衛隊に提供されている今現在の状態ですらプライバシーの大きな
侵害なのに、自民党は、自衛隊には国民の個人情報は無条件に
差し出して当たり前だとでも言いたいのでしょうか。

 客観的事実や法的関係を確認した上で考え、行動する、という
政治家として(というか大人として)当たり前のことができて
いません。
 とにかく安倍首相がこう言ったんだからこれを間違いだとは
言えない、という空気が党内になるのであれば、それは民主主義
国家の政党として機能しません。
 白も黒と言うしかない、という政党を支持していては、社会にも
国家にも未来はありません。

2019年2月14日木曜日

東京新聞社説 「首相自衛隊発言 事実曲げ改憲説くとは」


「都道府県の6割以上が協力を拒否している悲しい実態がある」から
自衛隊を憲法に明記しよう、という安倍首相の発言。
 いろいろひどいことを、東京新聞の社説がまとめてくれています。


●首相自衛隊発言 事実曲げ改憲説くとは (東京新聞)
 http://www.tokyo-np.co.jp/…/editori…/CK2019021402000160.html


「事実誤認も甚だしい。自衛官募集に使うため18歳など適齢者名簿の
提供を求める対象は全国の市区町村。『都道府県の6割以上』はそもそも
誤りであり、首相も国会で発言を修正した。間違いはそれだけにとどまらない。
 防衛省によると全国の1741市区町村のうち、2017年度に適齢者名簿
を提供した事例が約4割、市区町村が作った名簿や住民基本台帳を防衛省職員
が書き写した事例が約5割だった。
 残る1割も自治体側が協力を拒んだわけでなく、適齢者が少ないと判断した
自衛隊側が名簿などによらず、ポスターなど別の方法で募集しているのだという。
つまり違憲を理由に協力を拒む自治体はほぼ存在しないことになる。
 6割の自治体が協力していないというのは曲解も甚だしい。そもそも自治体
側には自衛官募集のための情報提供の義務はない。誤った事実に基づいて改憲
を主張するようなことが許されていいのか。」

* * * *


 閲覧を認めていること自体、じゅうぶんな「自衛隊への協力」なのに、
首相は「そんなの協力に値しない」とでもいわんばかりの発言。
わがまますぎる…
 自治体は自衛隊への「手厚い協力」が義務になっているかのような誤解を
招く発言は、一刻も早く訂正されなければなりません。

 意図的にこういう「嘘」をついたのでしょうか?
 であれば悪質なデマゴーグとして許されません。

 意図的ではないとすれば、罪深いレベルでの無知、です。
 残念ですが一国のリーダーの資格がありません。

帰ってきた「やや日めくり憲法」シリーズ ダイジェストで⑤ 19~23条


 おととし、あすわか弁護士たちが日本国憲法のすべての条文を解説して
いった「やや日めくり憲法」が満を持してカムバック☆彡
 ダイジェストでご紹介しています。

やや日めくり憲法
19条〔思想及び良心の自由〕
http://younglawyersfreedom.blogspot.com/…/01/blog-post_54.h…



20条〔信教の自由〕
http://younglawyersfreedom.blogspot.com/…/01/blog-post_20.h…





21条〔表現の自由〕
http://younglawyersfreedom.blogspot.com/20…/…/blog-post.html






22条〔職業選択・国籍離脱の自由など〕
http://younglawyersfreedom.blogspot.com/…/…/blog-post_2.html



23条〔学問の自由〕
http://younglawyersfreedom.blogspot.com/…/…/blog-post_3.html





 20条(信教の自由)は、権力があらゆる宗教と距離(中立性)を保つ
「政教分離」のルールも保障します。
 首相や国会議員が靖国神社へ玉串料を奉納したり、伊勢神宮を参拝したり
する光景は、この政教分離の原則からすると、あれ。。。??
 「いやいや深い宗教的意味などありません、こんなのもはや習俗と化して
ますからー」という言い訳は、果たして通用するのでしょうか…?

3月9日(土) 竪十萌子弁護士の憲法カフェ@大宮(コープみらい主催)☆


~誰でも分かりやすい憲法のお話会~
★コープみらい主催 埼玉広域5カ所で憲法カフェ★


日時:2019年3月9日(土)
   10:00~12:00

会場:コーププラザ大宮

講師:竪十萌子弁護士
  (埼玉中央法律事務/あすわか)

定員:30人(要申込・先着)

申込み:コーププラザ大宮 
    048-668-3065
  (10:00~16:00)

託児:6人まで(1歳以上・要申込・先着)

主催:コープみらい中部ブロック委員会

3月6日(水) 竪十萌子弁護士の憲法カフェ@越谷(コープみらい主催)☆


~誰でも分かりやすい憲法のお話会~
★コープみらい主催 埼玉広域5カ所で憲法カフェ★


日時:2019年3月6日(水)
  10:30分~12:30

会場:コーププラザ越谷

講師:竪十萌子弁護士
  (埼玉中央法律事務所/あすわか)

定員:16名(抽選)
  申込みしめきり2月23日 
  (2月26日まで連絡なければ当選)


申込み:コーププラザ越谷 
  048-989-2301 
  (10:00~16:00)

託児:無し。お子さまの同席可
  
主催:コープみらい東部ブロック委員会

桜田五輪相の暴言 怒りもせず罷免しない首相


 競泳の池江選手を病魔がおそったことについて、桜田五輪相の暴言は、
彼の「政治家としての器」「世界観」「人格」…いろいろなことを伝えて
くれます。

●桜田五輪相「ガッカリ」「下火にならないか心配」に批判コメント殺到 (スポニチ)
https://www.sponichi.co.jp/…/kiji/20190213s00092000065000c.…

●桜田氏「がっかり」陳謝し撤回 首相、更迭要求を拒否 (共同通信)
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl…

 アスリートは五輪を盛り上げるための駒ではありません。
 五輪の商業的な成功しか頭になく人並みの感情も持ち合わせてない方に
五輪相の職はもちろん「全国民の代表」は務まりません。
 同時に、国民の怒りに共感せず、「五輪相として適任だ」といって罷免も
しない安倍首相もまた、リーダーとしての資格があるとは思えません。
「人を見る目」がある、とは、思えません。


 五輪をなんだと思っているんだ…と思う多くの方に「回答」のような報道も
ありました。

●桜田五輪相「五輪憲章読んでいない」 (共同通信)
 https://this.kiji.is/468295983580693601

 驚くのは、今の今まで「少しでも大臣としてふさわしい器になろう」という
努力を一切していないことです。
 五輪相なのですから、五輪ってなんだろう、と、学ばなきゃと思いますよね、
フツウ…。
 大臣として、いえ、国会議員として、いえ、一人の大人として、失格です。