2020年5月30日土曜日

専門家会議の議事録を作らない「理由」が、理由になっていません



● 西村担当相「自由に議論してもらうため」、
           政府 専門家会議の議事録作成せず (TBS NEWS)
 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20200529-00000047-jnn-bus_all




<一部抜粋>

 政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を「歴史的緊急事態」と指定し、
適切な文書の作成や管理をすることを閣議了解しました。ただ、内閣官房
によりますと、専門家会議の詳細な発言を記録した議事録は作成されて
いません。
 「自由に率直な議論をしていただくことが大事。発言者を特定しない形
で、議事概要を作成する」(西村康稔経済再生相)


<抜粋終わり>


 「自由に率直な議論をしていただくために議事録を作らない」

 …議事録を作らない「理由」になっていません。

 専門家が「議事録取られると自由で率直な議論ができない」と言うなら、
その専門家は専門家の資格がありません。
 いいかげんでテキトーで非論理的なことをあることないことおしゃべり
するつもりなら、それは議事録取られたら困ると思いますが、会議って
そういうもののために開くのではありませんよね。

 議事録取られたら困るような発言などしなければいいだけの話ですし、
専門的な知見に基づいた科学的・合理的な意見であれば議事録を取られ
ても何も問題ない。
 議事録を作ることは、自由で率直な議論の障壁などではありません。
なんなら議事録とってる会議、すべて自由で率直な議論ができていなか
ったとでもいうのでしょうか。

 やましいことがないのなら、議事録を作れ、ということです。

国会うざい(延長したくない)から、予備費10兆円



 予備費は、国会に報告するだけでいい事実上の白紙委任マネーです。
 その予備費を10兆円。ありえない。


● 10兆円予備費、前例なき巨額 安倍首相、会期延長回避に布石 (時事) 
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052700899&g=pol




<一部抜粋>

 国会会期延長を前提に3次補正を求める声もあったが、東京高検検事長
の定年延長や辞職問題などで内閣支持率は急落。勢いづく野党の攻勢を封
じるためにも、国会を早く閉じたいのが政権中枢の本音だ。党参院幹部は、
10兆円予備費で、秋の召集が恒例の臨時国会を「開く必要もなくなる」
とまで言い切った。


<抜粋終わり>

      ↑
 ほら、結局「国会がうざいから10兆円くらい見積もっておけばこっちの
自由に十分使えるし」というわけです。

 国会うざい=物言う国民うざい。
 国会なんて無ければいいのに、という憲法や民主主義と真っ向から敵対
する世界観で国家を取りし切ろうする政権・与党に、10兆円を託せるはず
がありません。

 おかしいよいくらなんでも、という疑問や違和感、怒りを、どんどん声に
出していきましょう。形にして発信しましょう。必ず同じ思いの人とつなが
れるし大きな輪になります。政府が無視できない規模の大きな世論を作り
上げましょう。

#不断の努力
#微力と無力は大違い

予備費(政府が自由に使えてしまう予算)10兆円の第2次補正予算案



 第2次補正予算案、予備費に10兆円も計上されたとのこと。

 じゅっちょうえん…((+_+))

 一般市民には、兆とか言われても想像を超えますが…何に使うのか未定
で政府の胸三寸で使えるお金として10兆円、政府に手渡すなんて、考え
られますか?


● 野党「予備費10兆円」を批判 
        共産・志位氏「国会軽視というより国会無視」 (毎日)
 https://mainichi.jp/articles/20200528/k00/00m/010/298000c




「政府に白紙委任していいのか」(立憲民主党 逢坂誠二政調会長)

「財政支出の3分の1が予備費というのは国会軽視というより国会無視だ。
予算の体をなしていない」「国会審議をやりたくないということが見え
見えの予算だ」(共産党 志位和夫委員長)

「よっぽど知恵がなかったんだろう。3分の1が予備費とは民主主義の
観点からどうなのか」(国民民主党 玉木雄一郎代表)


 「何に使うか未定だけど自由にやらせてほしいからとりあえず予備費に
10兆円」と決めていいなら、国家予算を国会で議論して決める意味など
ありません。

 ただでさえ民主主義に対する挑戦のような予算案で許されませんが、
「よりによってこの政府に10兆円の予備費?」とも思います。
 首相や閣僚にことごとく不正な金銭の濃厚な疑惑がかかり、国民の意思
と程遠い政策に税金が投入されている中で、10兆円の税金を政府一任に
する選択肢は無いのでは?

2020年5月29日金曜日

専門家会議の議事録 「なにがなんでも作らない」政府の強い意思



 新型コロナウイルス対策を検討する政府専門家会議の議事録、あいか
わらず政府が作成していないことが分かりました。

● コロナ専門家会議、議事録作らず 歴史的事態検証の妨げに (東京、共同)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/31810




<一部抜粋>
 政府は3月、新型コロナ問題を「歴史的緊急事態」に指定し、将来の
教訓として公文書の管理を徹底することを決定。安倍晋三首相は「適切
に、検証可能なように文書を作成、保存していると認識している。今後
さらなる徹底を指示する」と強調した。消極的な政府の開示姿勢に、
専門家会議の委員からも疑問の声が出ている。
<抜粋終わり>



 作らなきゃとあえても言わなくても「大原則、議事録は作る」世界で、
しかも政府が新型コロナ問題をわざわざ「歴史的緊急事態」と言って
公文書管理の徹底を決定、にもかかわらず議事録を作らない。

 むしろ「なにがなんでも議事録は作らない」という強い決意が伝わって
来ます。それは、よほどやましく、よほどブラックボックスにしたい事情
があるから以外に説明がつきません。

 積極的に民主政治を崩壊させる政権、としか評せません。


<あすわかtwitter>
 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1265998959811497984?s=20

アベノマスクの配達まだ2割 466億円かけて!



 いわゆる「アベノマスク」の全国民への配布、25日時点で届いた割合
は2割ほどだそうです。
 でも、もはや使い捨て不織布マスクがすでにドラッグストアに(個数
制限もなく、高価格でもなく)並び、マスク不足は解消しましたね…。

 でも、あくまでも配りきるそうです。466億円かけてでも配るそうです。

● アベノマスクの配達、まだ2割 「5月中に全戸」困難に (朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASN5W6S7PN5WULFA03C.html



 何度、愕然とさせられたでしょうか。
「まさかの布マスク2枚」
「不良品が多すぎて検品し直し」
「検品になぜか税金投入」
「不織布マスクが市場に出回り品薄解消した今、まだ2割しか配れてない」


 誰の目から見ても、これ以上ない程の愚策・失策。
 意固地に配り続けようとする首相にも、誰一人止めない官邸・与党にも、
冷静に合理的に考える頭脳がないことに震えます。。。

 理性と知性でものを考える政治家に、私たち国民は命と生活を託したい。

2020年5月28日木曜日

あすわか「憲法かるた」 『週刊金曜日オンライン』でも紹介されました♪



 5月初めに『週刊金曜日』に掲載された、あすわか「憲法かるた」の
記事がオンラインで読めます~♪


● ステイホームでかるた遊び 
       憲法記念日に「憲法かるた」販売 (週刊金曜日オンライン)
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/2020/05/25/antena-717/?fbclid=IwAR2LL_jyjKdyIW-oKVOSgFsF60GsSE4E65YcVBxdGL3UmKs2RS7OdT9QYsE



 コロナ禍でオフラインの宣伝ができないにもかかわらず、どしどし
ご注文を頂いております(T-T)✧♡ 

 ぜひぜひお子さん・お孫さんと遊んでみて下さい!
 読み札、絵札ともに(我ながら)深く、大人もハっとすること多い
はずです☆


 ご注文はこちらから→ https://mailform.mface.jp/frms/asunojiyuu/7zmamuigg76d?fbclid=IwAR029uQmZt1YukouvBSII26O89UGBRnBzJP_DSuo3Kov_hMurytebDEUIbE




2020年5月26日火曜日

政治や自由について考えはじめたら 憲法カフェへ!



 コロナのことや検察庁法のことで、政治に関心が生まれた方、もっと
政治を見ておかないとマズいと感じた方、人の自由や「あるべき国家」
について考えてはじめた方…。ぜひ、オンラインでもオフラインでも
憲法カフェに参加したり、企画してみませんか?

 カフェでも、ご自宅でも、居酒屋でも!
 人数や場所に制限なし。最近はオンライン憲法カフェのご依頼も受けて
おります。



 「とりあえず憲法を知ってみる」こと、めっちゃ大事です。

 自由、人権、民主主義… その考え方のキホンをおさえるだけで、
目の前の世界がものすごくクリアに見えてきます。政治のニュースを
見てても「あれ、おかしいな」と的確なポイントで感じることができる
はず。
 自分、家族、大切な人の人生・未来を守るために、ぜひ「主権者力」を
高めてください!

 憲法カフェのお申込み方法について
  ↓

2020年5月24日日曜日

安倍首相「私はルイ16世と同じではない」 はぃ?



● 安倍首相、「絶対王制」批判に反論
          「民主的に選出」強調―検事長問題 (時事)
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2020052201167&g=pol



首相「私はルイ16世と同じではない」 (朝日)
 https://www.asahi.com/articles/ASN5Q6HQ6N5QUTFK01L.html



<一部抜粋>
共産・宮本徹氏 
 元検事総長らが出した意見書。検察官にも国家公務員法の適用をすると

従来の解釈を変更したことについて、「フランスの絶対王制を確立し君臨
したルイ14世の言葉として伝えられる『朕は国家である』との中世の亡霊
のような言葉を彷彿(ほうふつ)とさせる姿勢だ」と批判。真摯(しんし)
に耳を傾けるべきではないか。

首相 
 あの、ルイ16世(正しくは14世)と同じとまで言われると、多くの

方々はそれは違うのではないかと思うのではないか。私がここに立ってい
るのも、民主的な選挙を経て選ばれた国会議員によって選出された。
根本的なところをよく見ていただかなければならない。共産党はどのよう
に党首を決められるか承知をしていないが、我が党で選挙によって総裁を
選んでいる。

<抜粋終わり>


 …答弁になってない。
 元検事総長たちの意見書は「国会で確立された解釈を内閣が勝手に
180度変えた」から「首相はルイ14世かのようだ(怒)」と批判
したのに、首相は「民主的な手続きで選ばれたからルイ16世とは違う」
と答弁したわけです。

 ズレすぎてて話になりません。民主的に選ばれれば三権分立を壊して
いいとでもいうのでしょうか。意見書を読んでないのか、読解力が無い
のか、その両方か。。。

5月27日 緊急配信!前川喜平氏&相澤冬樹記者のトークライブ☆彡


 あすわか橋本智子弁護士が司会を務めます☆
 民主主義を諦めない方、必聴のトークライブ!お見逃しなく。



* * * * * * * * * * * * 
前川相澤 VS 安倍官邸 vol.1 

<詳細>
 https://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/146297


◎ 配信時間 20:00〜22:00(予定)

◎ 視聴チケット ¥3,000(応援投げ銭あり!
 よろしければ無理のない範囲でお願い致します。)
 ご購入はこちらから→https://twitcasting.tv/plusonewest/shopcart/6315


* 購入受付期間:5/30(土)21:00まで

* アーカイブは、配信終了後、まで視聴可能


* 配信サービスの仕様上、放送の遅延などが発生
する場合がございます。アーカイブは遅延なく
ご覧いただけますので予めご了承ください。

* 配信内容を録画するなどして再配信する行為は
禁止させて頂いております。

<出演>
 前川喜平(元文部科学省官僚)
 相澤冬樹(元NHK記者、大阪日日新聞論説委員)



 モリ・カケを代表する2人がお届けする、緊急配信トークライブ!
 森友文書改ざんを強要され自殺に追い込まれた赤木俊夫さんの遺書を
スクープ、『週刊文春』を完売させた男・相澤冬樹と、加計問題を告発
した元文科次官・前川喜平の二人が、赤木取材の裏話、「無能」政府の
後手後手コロナ対策、検察官定年延長問題までたっぷり語ります!!

 生配信中にツイキャスチャットでお二人への質問も募集しています。

 アーカイブ期間中もチケット購入できますので、生で見れなくても
大丈夫です!

 是非皆さんご視聴ください!

2020年5月22日金曜日

森法務大臣、続投



 森法務大臣が安倍首相に進退伺を提出し、首相の慰留を受け、
続投することも表明した、とのこと。


● 安倍首相、森法相の続投指示 進退伺に対し 黒川検事長問題 (時事)
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/812d921020901145d747b9c76c3f72e603960793



 検察人事に政治介入でき三権分立を崩壊させかねない検察庁法改正案。
こんな悪法を出してきた責任、支離滅裂な答弁で国会を混乱させ、検察
官が大震災で真っ先に逃げたとデマまで言い出す始末で、絶句するほど
の能力の無さを露呈した森法務大臣。

 また、“密”な賭博に興じるようなモラルも順法精神も無い黒川氏を
定年を過ぎても検事長の座に居座らせた責任は重大です。
 とっくに辞職しているはずですが、まだ辞めないばかりか首相からの
続投指示とは…。
 
 もちろん、こんなのは茶番でしかないわけです。
 森法務大臣が辞任すれば首相の(何十回目かの)任命責任が問題に
なりますから、黒川検事長の定年延長について非を認めたくない首相
としては、あらゆる批判を避けるためにも、森法務大臣の続投は都合
がよいのでしょう。

 愚劣のひと言です。


 こうした、首相のお気に入りの仲間だけが居座り続け、どんなに無能
で問題を起こし続けても責任取らない政治で、この国の未来も、私たち
や家族の未来も、明るく拓けていくとは思えません。声をあげて、変え
ていきましょう。

2020年5月21日木曜日

憲法改正 国民投票法には問題ばかり💦!


 以下、今の国民投票法の問題点と、与党が成立を急ぐ改正案の問題点
を書きます。長くなりますが、時間のあるときにぜひ読んでください。


* * * *


 「憲法改正」は国会が「発議」して「国民投票」で過半数の賛成が
あれば改正されます(憲法96条1項)。憲法を変えるのかどうか、
最終的には私たち国民の「投票」次第。まずは国民投票の仕組みを
知って、憲法改正案の内容を良く調べ、賛成or反対を決める必要が
あります。

 憲法改正国民投票の仕組みや国民投票運動のルールは「国民投票法」
が定めています。ところが、この「国民投票法」にはいくつもの問題点が!
このままでの国民投票は、あまりにもアンフェア💦改憲したいなら発議
の前にまず国民投票法の抜本的な改正をして、公正・公平な手続きを
整えることが先決です。


<1 最短2か月で国民投票!?> 
 今の国民投票法では、国会で「発議」されてから「国民投票」までの
期間は最短でたったの60日(2か月)!仕事・家事・育児・介護と
並行してそんな短期間で憲法改正案を吟味し、投票運動に参加して、
「賛成」「反対」を決められますか?本の出版も間に合わない。
 熟慮にはもっと時間が必要です。


<2 最低投票率が決められてない!>
 今の国民投票法には、最低投票率(投票が少なすぎるので国民投票は
無効、というボーダーライン)の定めがありません。例えば投票率が
たった30%でも過半数の15%強の賛成で憲法改正が可能💦それだと
「国民全員で決めた改正」とは言えず正統性に疑義が生じます。
最低投票率の定めは必須です。


<3 有料広告はフリーダム(資金力次第)>
 今の国民投票法には、CMなど有料広告の規制はほぼゼロ。
 資金力のある側がゴールデンタイムのCMの枠を買い占めて、人気タレ
ントを起用したCMを流し続ければ、世論が操作されて国民は冷静な判断
がしにくくなります。表現の自由に配慮しつつ、広告の公平性やフェアな
投票運動を守るルールが必要です。


<4 まとめて投票!?>
 条文ごとに賛成か反対か投票できる個別投票が、原則になっていま
せん!
 今の国民投票法は「内容において関連する事項ごとに区分して行なう」
としか定めておらず、改憲の項目が複数あったとしても、まとめて
「賛成」か「反対」か投票を迫られる可能性があります。
 「条文ごとに個別投票」の原則を!


<5 公務員と教員は何も言えない!?>
 今の国民投票法では、公務員と教員の「国民投票運動を効果的に行い
うる影響力又は便宜を利用し」た国民投票運動が禁止されています。
曖昧すぎて意味不明…💦こんな書き方では、何が許されるのか分からず
、処罰を恐れて委縮してしまいます。表現の自由・学問の自由・教育の
自由の過度な制限です。


<6 与党が成立させようとしている改正案>
 加えて、今、与党が成立させようとしている国民投票法の改正案は、
上記の問題点をなにも解決しないものなのです。。。

・駅や商業施設などへの共通投票所の設置
・期日前投票の理由に「天災又は悪天候により投票所に到達することが
 困難であること」を追加
・投票所に同伴できる子供の範囲を「幼児」から「児童、生徒その他の
 18歳未満の者」に拡大 

 等々の内容なのですが、今まで挙げた問題は、なにも解決しない。
解決しないでいいと思っているということです。


<7 政権・与党の思惑>
 首相と現政権はとにかく一刻も早い(安倍首相の在任中の)改憲を目指
しています。常識的に考えてそんな時間はありませんが、すべての議論を
いつもの悪法のように吹っ飛ばして国会の発議と国民投票に持っていく
可能性は、ゼロではありません。そのためには「国民投票法が使えるもの
になりました」と示す必要がある。

 この改正案を成立させたら、「国民投票法がよりよいものにした」という
既成事実ができる。改憲や国民投票法についてあまり詳しくない国民に
「なんか投票のルールの問題点も解決したらしい」という印象を与えて、
改憲により“スムーズ”に突き進める…
 そういうシナリオが、透けて見えます。

 
 そういう不誠実、というか、卑怯なやり方を許すわけにはいきません。
 意味のない改正ではないけれども、この改正1回きりで「はい、もう
国民投票法の問題はすべて解決しました」と終わらせる可能性が大きい
以上は、この改正案には反対するしかありません。

コロナ禍のどさくさパート2 国民投票法改正案!?



 自民党と公明党が、今の国会で国民投票法改正案の成立を目指す方針
を確認した、とのこと。
 
● “補正予算案と国民投票法改正案 今国会で成立を” 自民 公明 (NHK)https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200519/k10012436031000.html


 …(-_-;)次から次へと、、、
 
 与党の「このコロナ禍を利用しない手はない」という並々ならぬ熱意は、
常に国民の想像の斜め上を行きますね。

 さっきまで検察庁法改正案を「不要不急すぎる」と猛批判を受けて慌てて
引っ込めておきながら、ならばこれはどうだとばかりに今度は国民投票法
改正案ですか!?


 「どさくさ」がポリシーですか。

 「国民の命は常に後回し」がポリシーですか。


 国民の命や生活をとことん後回しにする政治家・政党に政治を執らせる
のは、もう止めませんか。憲法に忠実な政治を求めませんか。


* 現在の国民投票法の問題点や、与党が成立を目指す国民投票法改正案の
問題点は、次の記事に書きます。

 <あすわかtwitter>
 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1262721598009643009?s=20

黒川検事長が新聞記者と賭けマージャン、との報道



 事実とすれば、言葉を失うほど愚かしく許されないこと。

● 黒川検事長、緊急事態宣言中にマージャン 週刊誌報道 (朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASN5N6H1FN5NUTIL020.html?fbclid=IwAR2cA9-NU-ZE0GxhC7OcEajDlAW-G1tn7OmvuibV9ztACVzrXyENZdWydvI





● 黒川検事長、辞職は不可避 自粛要請下でマージャン (共同)
 
https://this.kiji.is/635726883844588641


 警察まで動員して国民に外出“自粛”させているさなかに、外出して
“密”な賭博に興じる高検検事長。。。

 しかも、自身の人事が三権分立にかかわる大問題になっている真っ
最中の出来事。

 これが事実なら、本人の辞職は当然ですが、彼をして余人をもって
代えがたいんだといってめちゃくちゃな解釈変更をして検事長に居座
らせた政府の責任も、重大すぎるほど重大です。


 賭けマージャンの相手は新聞記者、とのこと。
 マスメディアと親密に付き合う検察官も、追及しなければならない
対象と“仲良く”するマスメディアも、両方ともそれぞれのモラル・矜持
を捨てていることに、愕然とします。


 この国の民主主義の傷つきっぷりは、なんて深刻なのでしょう。。。

2020年5月20日水曜日

留学生の現金給付は成績上位3割だけ これを優生思想といいます



「新型コロナの影響で困窮する学生らに現金を給付する支援策で、文部
科学省が外国人留学生に限って成績上位3割程度のみとする要件を設け」

( ゚Д゚) は??


● 留学生の現金給付は成績上位3割に限定 (共同)
 
https://this.kiji.is/635780472773067873?c=113147194022725109


 「優れた者」に生きるためのお金を給付する。学力で命の線引きをする。

 これを優生思想といいます。
 この世には「救われるべき命」と「救わないでいい命」とがある、という
唾棄すべき価値観を隠さない政権。
 心から軽蔑します。



 外国人差別であり優生思想でもあるハイブリッドな愚策に唖然とします。

なにか差別しないと気が済まないのか、というほど命や生活の保障をとこ
とん渋る。この政権とこの与党を支持・容認するということは、この軽蔑に
値する発想を支持・容認することを意味します。

「検察庁法改正 現行案のまま次期国会で」←引き続き、民意無視



森法務大臣は、「(起訴権限をほぼ独占する検察に)民主的統制をどう
及ぼすのかと、独立性をどう確保するのかというバランスの問題を国民
に説明したい」と述べ、現行案のまま成立を目指す姿勢を示した、との
こと。


● 検察庁法改正、現行案のまま成立めざす姿勢 森法相 (朝日)
 
https://www.asahi.com/articles/ASN5M51LZN5MUTIL02B.html




 …常識的に考えればとっくに森法務大臣は辞職してるはずですが、
国民からの批判を一切理解していないようです。自分の答弁が病的な
ほど支離滅裂で敗北は明らかなのに、「国民の関心が薄れるのを待つ」
戦法だなんて、愚劣ですね。


 たしかに安倍首相も18日には
「この法案については国民の皆さまから様々なご批判があった。しっか
りと応えていくことが大切なんだろうと思う。この定年の延長、今回の
公務員制度改革の主旨、中身について、丁寧にしっかりと、もっとよく
説明していくことが肝要だ」
と発言していました。

 「批判に応える」と言いながらも、結局は「政府の『正しさ』をとこ
とん教え諭すつもり」、ということのようです。
 

 引き続き、民意を無視しますという宣言。

 怒りを「鎮火」させてるヒマはありませんね。。。

マイナンバー使って10万円支給 「一刻も早く生活保障」と考えてない証左



 新型コロナウイルス禍の緊急経済対策で、政府が国民に一律10万円
を支給する「特別定額給付金」。わざわざ申請しなければ給付されない
こと自体が謎ですが、その申請も、前途多難なようです。。。


● 政府が血眼のマイナンバー普及
         「10万円給付」窓口混乱で完全裏目 (日刊ゲンダイ)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/cf9fc7b0c045c8d87ff38c296475c405304287e6





 …なぜ、マイナンバーカードなんか…。
 政府が純粋に「一刻も早く給付せねば」と考えているなら、普及率
が低すぎるマイナンバーカードなど持ち出すはずがありません。
 常にどさくさを利用して権力の利ばかりを考え、結局「国民の生活
の保障」は後回しになる。

 生活費が底をついて途方に暮れている国民の苦しみをすぐに想像でき、
その声に耳を傾けられる政治家が政府にいれば、こんなことにはなら
ないのに。
 感染症そのものではなく、感染症をめぐる政府の無為無策が生活を
荒廃させているといってもいいくらいです。

中谷元防衛相「許されない答弁、国民の理解得られない」 ハシゴ外し



 中谷元防衛大臣は、数少ない「自分の言葉で答弁しようと努力する」
自民党議員です。これからも続く検察庁法改正案の問題、強硬な与党の
中でもっともっと強く反対を表明してほしいものです。


● 自民・中谷氏「許されない答弁、国民の理解得られない」(朝日)
 https://www.asahi.com/articles/ASN5L74RYN5LUTFK02G.html





<一部抜粋>
 全く事前に自民党や与党にも相談なく、突然、閣議決定で(黒川弘務・
東京高検検事長の定年延長が)決まったことに、びっくりした。検察庁は
起訴、逮捕できる準司法官で、社会正義の官庁。官邸の一存で定年延長が
決まると、検察に対する信頼を失ってしまうのではないか、本当に大丈夫
なのかと。非常に強い問題意識を持っていた。
<抜粋終わり>

2020年5月18日月曜日

「権力にとってめんどくさいやつ」であり続ける



 検察庁法改正案、とりあえず強行採決は断念させ、結末は先延ばしになり ました。まだまだ(-_-;)…がんばりましょう。


 三権分立なんて言葉、小中学校以来忘れてた人、少なくないと思います。
. そういうものが壊されることがあるなんて、想像すらしなかった、という 感じでしょうか。でも、この7年間、首相と与党が(特定秘密保護法や安保 法制、共謀罪などで)壊してきたのは、民主主義であり、国民主権であり、 三権分立でした。


 今回のことで初めて国会中継を見た方は、大臣の答弁を聞いて「は?? これ日本語?」と思いませんでしたか?  これは、今に始まったことではありません。7年間、政府は徹底的に 「はぐらかす」「正面から答えない」「メモ読みだけで時間を稼ぐ」を繰り 返してきました。ずっと、こんな感じなのです。論理では返せないし、正面 から議論すれば負けるからです。


 首相や官房長官は記者会見でも、何を批判されても「その批判はあたらない」 「そのようなことは一切ありません」と根拠を示さずに言い切り、理屈で 返さず議論をシャットダウンします。それは議論の拒否で、質問の拒否で、 「ただただ黙って従ってればいいんだ」というサインです。  感じるのは、“民意”への敵意・憎悪。


 仕事、家事、育児、介護でみんな忙しい。ステイホームなんて状況でなけ れば、正直、忙しくて政治のこと考える時間なんてありません。でも「誰か がうまくやってくれるだろう」で済ませ、関心を持たず、多くの人が投票に も行かなかった結果が、これです。権力はブレーキが無ければ、民主主義や 三権分立といった「近代国家の枠組み」まで容赦なく壊しにかかる。 そういうものなのです。


 立憲主義も三権分立も、権力の暴走を防ぐ知恵です。  でも結局「権力の暴走を許さない国民」がいなければ、それらの制度は 壊されてしまう。憲法は「憲法を無視するような政府は、国民が必ず怒って つぶす」ことを前提にしているし、政治に無関心な国民に代わって暴君を 成敗してくれる「誰か」なんて、いません。


 結局は、私たち一人ひとりが、「権力にとってめんどくさいやつ」であり 続ける事。見て、考え、声を上げ、選挙に行く。それしかない、と何度でも 確信します。
 どんなにめんどうでも、自分たちの人権とか民主主義とか公平・公正な 政治を守りたければ、それしかないんだよ、と、憲法は70数年前から今の 私たちを見透かしたように語っています。
 今回初めて「なにかおかしい」と感じて声をあげてみた方。  初めて国会中継を見てみた方。
 ぜひ、憲法を読んでみて下さい。
 前文を。12条を。97条を。
 自分が主権者である、ということの意味、この国が民主主義国家だという ことの意味、いろいろ…ほんとうにいろいろ、世界が変わって見えますよ!




『月刊ジュニアアエラ』6月号 竪十萌子弁護士がナビゲーターとして登場!



 発売中の『月刊ジュニアアエラ』6月号「特集 子どもが使える法律」
では、あすわか竪十萌子弁護士がナビゲーターとして登場・活躍!



 憲法や三権分立の基礎知識から、法律がある意味、いじめや虐待から
身を守るために役立つ法律の知識など、分かりやすく解説しています。

 「知は力」です☆彡
 いざという時のお守りとしてぜひ一家に一冊!

検察庁法改正案 今国会見送り(継続審議)



 政府・与党は、検察庁法改正案の今国会成立を断念しました。


● 首相、検察庁法改正案の今国会成立を断念 世論反発受け (朝日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c27dc97169045dc2b2993234488a0d280d5d0aa6



 上記記事によると、「改正案をめぐり『国民の理解なくして前に進む
ことはできない』との認識で一致した。一般の国家公務員の定年年齢を
段階的に引き上げるなど抱き合わせにしたすべての改正案を、次の国会
以降に先送りする。」


 声をあげれば、政治は動く。
 強制採決させてたまるか、という国民一人ひとりの「微力」が積み重な
った結果、ほんとうに「強制採決させない」という目標は達成されました。
 この民主主義の1つの成功体験を、忘れちゃいけませんね。

 他方で、政府・与党が断念したのは「今国会成立」。
 つまり、廃案ではありません。次の国会で成立させることにした、とい
う先伸ばしです。
 また、ワケの分からない閣議決定で決まった黒川弘務氏の定年延長も、
まだそのままです。

 傷ついた三権分立を元に戻すため、自分を「鎮火」させずに、もう少し、
もう一押し、みんなで頑張りましょう。

 こんな法案、この国会だろうが次の国会だろうが、許されません。

 廃案を目指しましょう☆

2020年5月16日土曜日

検察庁法改正案の強制採決を阻止するために



 この7年間、何度も「怒る国民の声を無視して強行採決」は繰り
返されました。
 何度も何度も、なぜそこまでなりふり構わずにできるのか、といえば、
「それをしても支持率は戻るし、国民はすぐに忘れるし、次の選挙も
勝てる」と思っているから。
 実際そのとおりでした。
 だから、次の選挙では勝てない、と分からせるのが大事です。

 主権者の声を無視し、まともな議論もしない自民党は民主主義と
本質的に相容れない。公明党は「ブレーキ役」どころか結託してやはり
謙虚に国民に耳を傾けない。嬉々として、コロナ禍に乗じて近代国家の
枠組みを壊す政党なんて不誠実すぎて怖すぎて支持できない、という声
を、自公議員に届けましょう。
 特に、内閣委員会のメンバーや、自分の選挙区から選出されている
自公議員に向けて。

 もはや支持できないという声をどう届けたらいいのか、
あすわか田中淳哉弁護士のこのブログで、分かりやすくまとめてあります。
https://j-c-law.com/kensatutyouhoukaiseihaian/


 政治は「えらい先生方にお任せすべきもの」ではないし、自分の代わり
に巨悪とたたかってくれるヒーローなんて現れません。
 しいて言えば、民主主義や公平・公正な政治を求める私たち国民の
「微力」の集結が、ヒーローです。

 とにかく、衆議院をぜったいに通過させないこと。
 絶対に強行採決させないこと。
 もう二度とこの人達に政治を執らせないという決意を伝えることが、
何よりも大事なこと。
 ご家族や友達に、伝えましょう。

「検察庁法改正法案を廃案にするために」 自分なりの「不断の努力」



 新潟は上越の、あすわか田中淳哉弁護士。
 ブログにアップされた「検察庁法改正法案を廃案にするために」が、
とても充実しています!


<あすわか田中淳哉弁護士のブログ>
「検察庁法改正法案を廃案にするために」
https://j-c-law.com/kensatutyouhoukaiseihaian/




 検察庁法改正案を廃案にするために今、何をしたらいいのか?

 何かしたいけれど、今さら何をしたらいいんだろう?とお悩みの方に
最適です。
 弁護士会の反対声明や、大きく報じられた検察幹部OBの意見書など、
豊富な資料とともにまとめてあります。
 「自分みたいなちっぽけな人間が何か騒いだところで、何も変わら
ない…」というのは、大きな間違いです。今すぐそんな考えは捨てて
ください。

 「無力」と「微力」はぜんぜん違う。
 たしかに政府や巨大な与党を動かすには「大きな力」が必要ですが、
一人ひとりの「微力」が積み重ならないと「大きな力」は生まれません。
あなたの「微力」が絶対条件です。

 一人でも、夜でも、平日でも、できることってあるんです。
 家族や友達に話してみる。意外と「私もそれおかしいと思ってたー!」
と返ってきて盛り上がること、多いです。
 好きな報道番組やラジオ番組に投書してみる。ご意見メールしてみる。
 自分の選挙区から選出されている自公議員に抗議FAXしてみる。
 野党議員に応援FAXを送ってみる。
 気に入ったツイートを片っ端からリツイートしてみる。
 抗議の声を上げた芸能人・著名人に「よくぞ言ってくれました」と
エールを送る。
 そういう自分の微力の使い道をあれこれ工夫することが、まさに
「不断の努力」(憲法12条)。そうやって、民主主義の歯車はまわって
いくのです。

 結局は、自分(国民)次第なんだな、って、思いませんか。





2020年5月15日金曜日

現役裁判官が検察庁法改正を批判 「まともな法治国家とはいえない」


 現役の裁判官が、ラジオ番組で検察庁法改正案を批判しています。
 まさに「誰の目からみてもおかしい」法改正であることが、いっそう
明らかになりました。というか、論理的な「賛成の理由」を聞いたこと
がありません…。


● 「まともな法治国家とは言えない」仙台高裁の裁判官が政府批判 (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200515/k10012431361000.html?fbclid=IwAR1vuddLG43vtVm9PzHV4rxagvQY0rbCzk9-zAPJvX4Byjg9BBbLX6HTeRw




<一部抜粋>
 仙台高等裁判所の岡口基一裁判官は13日、KBS京都のラジオ番組
に電話で出演し、検察庁法の改正案について、およそ45分間にわたって
自身の見解を述べました。
 この中で岡口裁判官は経緯を解説したうえで「検察官が内閣の顔色を
うかがいながら仕事をするようになると危惧される。法解釈の変更を
口頭の決裁で済ませるなど、まともな法治国家とは言えない」などと
批判しました。


<抜粋終わり>


 現在、内閣委員会がインターネット中継されています。
 審議後、与党は強行採決に進む可能性が大きい。野党が厳しく追及
しています。私たちは国会の外から野党にエールを送り、法改正に抗議
の声をあげましょう。一人ひとりの「微力」が積み重なって、確実に
政治を動かしています。メディアにも働きかけましょう。いい報道には
応援の声を。諦めたらそこで試合終了ですよね!

「検察は行政だから、検察庁法改正は三権分立とは無関係」 …はぁ!?



 「検察は行政だから、検察庁法改正は三権分立とは無関係」、という
言説があります(首相も武田大臣も、そう述べています)。
 刑事裁判を、(TVドラマとか映画とかでもいいから)見たことがない
のかな?と不思議な気持ちになります。
 刑事事件の強大な捜査権を持ち、起訴権限を独占する検察官が単なる
「フツーの公務員」なわけがなく、刑事司法の最重要キャラの一人で
あることは一目瞭然です。
 ちなみに検察官は通常、「司法」試験に合格しないとなれません。
一般の公務員と同じ、という認識は間違っています。

 検察官はある人を公訴提起する(刑事裁判にかける)かどうかの決定
権限を握る、準司法的性格を有します。
 その検察幹部の定年を内閣が自在に延長できるとなれば、権力に都合
のいい検察官人事によって司法へ政治介入できてしまう。そうなれば
行政と司法の抑制・均衡の関係(つまり三権分立)が崩れます。

拡散希望 13:50から内閣委員会(強行採決かも。。。!)


 13:50からの内閣委員会、
 森法務大臣が出席して答弁に立ちます。が、審議後、与党は強行採決に
進むつもりです。。。!


● 検察定年、与党が午後採決の構え
               森法相答弁へ、衆院内閣委 (共同通信)
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/144abd201c9193797d8a71399921e0b282e724e1



 民意を無視、見たくないものは見ない、そんな民主主義と相容れない体質
の与党に、これ以上、国の枠組みを壊されてはたまりません、、、
 本来NHKがしっかり報じるべきところ、国会中継を流さないので、インタ
ーネット中継で見守りましょう。
<衆議院インターネット審議中継>http://www.shugiintv.go.jp/jp/


 同時に、SNSで「強行採決はぜったいに許せない」「民主主義と三権分立
を壊さないで下さい」と発信し、メディアに報じさせましょう。

 こんな社会を、このまま子どもに手渡せない。

2020年5月14日木曜日

強行採決に反対した泉田議員を内閣委員会から排除! 自浄作用ない自民党



元新潟県知事でもある、自民党の泉田裕彦衆議院議員。
泉田議員の下記2つのツイートをお読みください。
      ↓

泉田 裕彦 @IzumidaHirohiko
 私、国家公務員法等改正案を審議している
衆議院内閣委員です。今、一部委員退席の
ため休憩中です。検察庁法の改正案は争点が
あり国民のコンセンサスは形成されていません。
国会は言論の府であり審議を尽くすことが重要
であり強行採決は自殺行為です。与党の理事に
強行採決なら退席する旨伝えました。
 午後1:08· 2020年5月13日https://twitter.com/IzumidaHirohiko/status/1260421556334989319?s=20



泉田 裕彦 @IzumidaHirohiko

 「強行採決をすべきでない。」との声が届く
のかわかりませんが、内閣委員をはずされる
ことになりました。
 午後4:24 · 2020年5月13日https://twitter.com/IzumidaHirohiko/status/1260471000627585024?s=20



 …3時間あまりで、この展開。おそるべきスピードで、同議員が
排斥されたのが分かります。報道も出ています。


● 自民・泉田氏「採決強行なら退席」 検察官定年延長法案 (時事)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051300873&g=pol&fbclid=IwAR2yOsb8ptLM0r_z18_1OXd6VXYyy5MGOJWyAj9rYzb8kDT26R2zqBhlcA8



 「泉田裕彦氏(新潟5区)は13日、与党が同改正案の採決を強行
すれば、退席する考えを明らかにした。これに対し、自民党は『処分
の対象になる』(幹部)と警告。委員を泉田氏から別の議員に差し替
え、造反を封じ込めた。」 

 
  自らの政治信条に従って反対意見を言うと、処分される、と。
もはや自民党は“一片の常識も許されない場”と化しているようです。

 「首相のご意向」に盲従一択。反対意見はつぶすのみ。
 かつての「懐深い巨大政党」にあった自浄作用は、もうどこにも
ありません。


 この泉田議員への対応一つとっても、この政党に民主主義の政治を
託すことはできない、と思いませんか?
 これはいくらなんでもあんまりだ、と。
 たとえ法案自体に詳しくない人とでも、丁寧な議論をしようという
意見を即座に排除する姿勢はおかしい、という感覚は、広く共有できる
のではないでしょうか。

 ぜひ、マスメディアに投書してください。
 マスメディアは大きく報じてください。
 自公議員にも、その違和感・怒りを伝えましょう。あなた方に命や
生活を託すことはできない、と。民主主義の政治をかじ取りする資格が
ない、と。

◆ 国会議員いちらんリスト
https://democracy.minibird.jp/


他人事ポーズをとりたがる公明党・山口代表 ご自身の言葉で説明を



 検察幹部の人事を政府が掌握できてしまう検察庁法改正案は、
検察官の政治的中立も三権分立も壊す、近代国家としてのこの国には
猛毒すぎる法案。

 その検察庁法改正案は、通常の法案と同様、閣議決定されて国会に
提出されているものです。
 当然、与党である公明党も賛成しています。強行採決に向けて暴走
する自民党に、なんらアクションを起こさない「相方」です。

 その公明党の山口代表のツイートがこちら。
      ↓
     
山口なつお @yamaguchinatsuo
 検察官の定年延長を含む検察庁法改正案の趣旨が国民に伝わるよう、政府として丁寧に説明していただきたい。検察官は一般職の国家公務員でもあり、一方で司法の担い手の一翼でもあることを踏まえて制度化を図っているという趣旨がよく理解できるよう、説明責任を尽くしてもらいたいと考えます。

https://twitter.com/yamaguchinatsuo/status/1260176045539332097





 …「趣旨がよく理解できるよう、説明責任を尽くしてもらいたい」。
指示するだけで、自分では語らない、という他人事ポーズはおかしい。
自分も強行採決してでも成立させたい張本人であることを隠そうと
されても困ります。

 なぜ三権分立を壊す法案に賛成なのか、なぜ強行採決してでも作り
たいのか。ご自身の言葉を尽くして説明してください。

2020年5月13日水曜日

定年延長の基準「無い」。 法成立後に法務省で決める、と大臣



 検察庁法改正法案、
 本日の衆院内閣委員会の様子、藤野保史議員と山添拓議員のツイート
をご紹介します。

藤野保史 @FujinoFujinooo
内閣委員会は、後藤委員の質問中、検察官の定年
延長を認める際の具体的な基準について、武田大
臣が「法律の施行日までに法務省が決める」と答
弁。政府に白紙委任を求める話。とんでもない!
審議は中断し、与野党協議へ。
https://twitter.com/FujinoFujinooo/status/1260407174762647557?s=20



山添 拓 @pioneertaku84

特定の検事長を続投させるかどうか、「内閣が
定める事由」とはなにか、武田担当大臣は答弁
できず。「法律施行までに…」などと誤魔化し
ため衆院内閣委員会は休憩に。
法案の肝が国会で説明できず、成立後に考える
ので白紙委任せよという。
到底認められない。
https://twitter.com/pioneertaku84/status/1260408660481589248?s=20





 定年延長の基準は無い、わけです。検察庁人事が政府の胸三寸では、
司法に対する重大な政治介入ができてしまう。

 基準はあとでこっちで決めるからとにかく賛成しろ、とは。。。

黒川検事長の定年延長 議事録なし!



《ことのあらまし》
 東京高検検事長・黒川弘務氏の定年を、国家公務員法を適用して
延長するという閣議決定。
 国家公務員法の適用がありえないことは、検察庁法に検察官独自
の定年規定があることや、国会での政府答弁からも明らかでした。
 「法解釈の変更」だとして国家公務員法を適用すると決めた閣議
決定は、事実上の法改正に等しく、国会の立法権をいくらでも内閣
が奪える、三権分立の崩壊です。
 しかも、その法解釈の変更を容認したという法務省と人事院の
「協議文書」なるものには日付がなく、人事院は「正式な決裁が
なかった」といい法務省は「口頭の決裁を経た」と答弁。
 「口頭の決裁」なんていうものがあり得るはずもなく、法治国家
そのものの終焉になりかねない事態になっています。


《議事録が無い。。。!?》
 森法務大臣によると、
 2019年12月ごろから「検察官に定年延長は適用されない」と
の解釈を再検討し
 → 森法相が2020年1月17日に「口頭で」解釈変更を決裁し、
 → 1月21日に内閣法制局、1月24日に人事院からそれぞれ
  「異論はない」との趣旨の回答を得て、
 → この解釈変更に基づき、政府は1月31日の閣議で黒川氏の
  定年を延長した。

「だが、4月22日に開示された文書にはこうした議論の経緯を示す
記載は一切なかった。」
● 検察定年延長「議事録」なし 解釈変更打ち合わせ
             法務省「決裁は口頭、文書なし」(毎日)
https://mainichi.jp/articles/20200512/k00/00m/010/180000c



 意思決定の過程を議事録に残す。社会の基本ルールが、いとも簡単に
壊されていくことに、恐怖を覚えませんか?
 どこの企業よりも厳しくルールが守られていたであろう官庁で、
公務員が、こうしたルール破りを率先してやっているという事実。

 議事録がなければ、だれがいつどのような議論を経てそのような
結論に至ったのか、何の証拠もありません。
 数十年後、あるいは数百年後、国民が振り返って、この出来事を
検証する際、なんの手がかりもない。検証不能なのです。国民にそんな
の調べられてたまるか、という愚弄しきった思惑しか感じません。


 私たちが日本史の授業で習う奈良や平安の政治の出来事も、公文書が
しっかり残されていたからこそ、学べる。1000年以上前から官僚が
続けてきたことが、今、葬り去られようとしている。
 どれだけ歴史に対する、国家に対する冒とくか、分かるかと思います。


 公文書の改ざんからしても、文書なき決裁からしても、現政権は
とにかく「記録を残そう」という気が全くありません。
そもそも「話し合う」気がない、からなのではないでしょうか。
 すべて首相と側近の思いつき・独断で結論を決め、その結論にたどり
着けるように各大臣・省庁がつじつまを合わせる。最近の一斉休校に
せよアベノマスクにせよ、そんな行動様式が目立ちます。

 この国は、加速度的に民主主義から、いえ、近代国家から、“脱出”
しつつあります。
 そんな首相や政権に、自分や大切な人のこれからの人生・未来・命を
預けていられますか?

37.5℃/4日間←今さら「基準ではなく目安」 間違いを認めて責任とるべき



 「われわれから見れば誤解」―― 耳を疑うっていうのはこういう
ことを言うんだな、と思いました。
 
 厚生労働省は感染が疑われる人が専門外来を受診する目安について、
厚生労働省は「体温が37.5℃以上」としていました。
私たちは何度も、「37.5℃」「4日」という条件を聞きました。
都道府県も、この指針にならってきました。なのに今さら「PCR検査を
実施する基準ではなく、帰国者・接触者相談センターなどに相談する際
の目安」だと釈明して、私たち国民全員が「誤解」していた、というの
です。
 猛批判を受けて、安倍首相は「国民への周知が足りなかったことは真
摯に反省」、と。
 

● 首相、相談目安の周知不足を反省 
               新型コロナで、衆院本会議 (共同通信)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5be0d6fd70e3f0d18253b74a43b6865299356497



 周知が足りなかった、のではありません。周知はされていました。

 あなた方は明らかに「37.5℃以上、4日間」と言い続けた。

 あなた方は間違ったから方針転換した、のでしょう?


 なにがなんでも自分の非を認めない、(虚言を吐いてでも)謝罪は
しない。さすが、責任を「感じる」とは言っても「とる」とは決して
言わないだけあります。
 国の指針素直に従って病院に行くのを自粛したために命を落とした
方、重症化した方々は、確実にいらっしゃるでしょう。その方たちは
誤解してみすみす命と健康を失ったのではない。政府に奪われたのです。


 この人、この政権に、それでも命と健康を託しますか?

ツイッターデモを無視 見たいものしか見ない政権




 ハッシュタグ「#検察庁法改正案に抗議します」のツイッターデモは、
まだまだ拡大を見せ、投稿数は数日間で600万~700万件にまで
なったとのこと。

 にもかかわらず、
 「首相周辺は『日本人の20人に1人とかおよそあり得ない数字』と
素っ気ない。政府高官も『世論のうねりは全く感じない』」

● 抗議ツイートに「世論のうねり感じない」 政権側は強硬 (朝日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/36f690b60587400179c264f21ff3da6a09e86a4f



 もとより民意に耳を傾けない人に国会議員たる資格はありませんが、
「見たいものしか見ず、聞きたくないことは聞かない」のは現政権と
与党の基本姿勢そのものです。

“ものいう民”への敵視・憎悪すら感じます。

 民主主義と相容れない政権です。

2020年5月12日火曜日

民意を断固無視する自民党 「週内に衆院通過させる」



 「自民党の森山裕国対委員長は11日、検察官の定年延長を含む
国家公務員法改正案について、週内に衆院を通過させる意向を記者団
に表明した」

 衝撃的な規模に広がったツイッターデモは、一切無視だそうです。 

● 検察定年延長、週内通過の意向 (神奈川新聞)
 https://www.kanaloco.jp/article/entry-351257.html

 


 7年間、一貫してなりふり構わず堂々と民意を無視する与党・自民党。
コロナ禍の混乱のどさくさに紛れて、国民の猛反対を無視して強行突破
するなら、国会議員(全国民の代表)の資格などありません。

 正直いって、民主主義への憎悪しか感じません。


「政治はタブー」を、そろそろ葬り去りましょう


「政治的な発言」をしたら白い目で見られるかもしれない、と不安を 乗り越えて発信する方々に、心からエールを送ります。  永らく続いてきた日本独特の「お任せ民主主義」や「悪しき中立病」 が生み出した悪い風潮こそ、そろそろ葬り去る時期です。一人ひとりが 自分なりに語らないと、民主主義は死にます。
.
.
 ツイッターデモに対し、「#検察庁法改正案に興味ありません」という ハッシュタグで対抗しようとした方々もいますが、「賛成です」なら ともかく、「興味ありません」とは…いろいろ感慨深いところです。
 論理的な反論が思い浮かばないのか、
 論理的な反論をする気がないのか、
 冷笑で、人の発信をただただ妨害したいのか。
 いずれにせよ、これほどのひどい法案に興味が持てないことはあまりにも 主権者として残念ですし、専門家ではないけれども自分なりに「なんか おかしい」と危うさに気づいて発信した方は、そんな残念な人たちの声を 気にする必要はまったくない、ということは確かです。
.
.
 何度でも言いますが、「素人のくせに政治に口出しするな」という言説は、 めちゃくちゃな論理です。
 じゃあ一般市民は投票するなというのか?
 政治家と知識人の専売特許なのか?
 知識人だって、専門分野以外のことまで分かっているわけではありません。 国会議員だって、なんでも知ってる「わけがない」ことくらい、もう、皆さま お気づきでしょう。
 素人なりに、いろいろ調べて、いろんな意見を聞いて、考えて意思表示する。 それでじゅうぶんでしょう。
 堂々と発信していきましょう。輪を広げましょう。

検察庁法改正案 抗議の声、もっと広げましょう


 
 #検察庁法改正法案に抗議します のツイッターデモ、ものすご
かったですね(まだ広がり続けています)。
 支持政党や立ち位置関係なく、近代国家の枠組みが壊される猛毒
の法案。その法案のひどさに加えて、コロナ禍の混乱に乗じて
(どさくさにまぎれて)強引に成立させてしまえという政権と
与党の卑怯なやり方。瞬く間に怒りの輪が広がったのも、当たり前
のことともいえます。


● 笑福亭鶴瓶「歴史の教科書にあかん人載りますよ」 (日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/m/entertainment/news/amp/202005100000667.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp&__twitter_impression=true



<一部抜粋>

 (新型コロナウイルスに関して)鶴瓶は「歴史の教科書にあかん人
載りますよ。この政権あかん人が多いなって出ますわ」と話した。
「いい政治家と悪い政治家が分かる。俯瞰(ふかん)でみられない
政権をやっとんなという感じで。しばらくしてから、歴史の教科書
にあかん人の名前が出てくるでしょうね」と予想していた。
 (検察庁法改正案の話題で)鶴瓶は「こんなことで今、法案通し
たりすんのおかしい。今せんと、コロナ対策に必死にならないと。
それしないとみんなおかしいと思ってるよね」と述べた。

<抜粋終わり>


 他方、きゃりーぱみゅぱみゅさんはじめ、声を上げた著名人に対し、
「有名人は政治について考える機会を与えることはいいと思いますが、
政治的意見をいうことはよくないと思います。」「勉強してから発信
しろ」というコメントが相変わらず散見されます。無理解に満ちた、
大変危険な発想です⚠

 「タレントが政治を語るな」「音楽に政治を持ち込むな」という
言説は、そのまま「一般市民/主婦/一介の会社員のくせに政治を
語るな」、につながります。その先は、論理的には「素人は政治に
参加するな=投票するな」に行き着きます。いかにむちゃくちゃな
言説か、お分かりでしょう。
 生きている以上、政治と無関係ではいられません。誰もが政治を
語る権利がある。政治家・知識人の特権ではありません。

 堂々と自由に政治を語りましょう☆

2020年5月11日月曜日

憲法かるた お子さんやお孫さんと一緒に!


 多くのメディアにご紹介いただいた、あすわか「憲法かるた」!

 早くも、ほとんどの読み札を暗唱できるちびっ子もいますw
 分かりやすいフレーズが、しっかり心に残っているようです。



 小難しい学習教材ではなく、かわいく深い、日常の遊びの延長線上で
憲法と出会えるものをカタチにしました🍀
 憲法が放つメッセージと日々触れていれば、主権者力は確実にアップ
するはずです。政治を眺めながら「あれ?」「なんかおかしいな」と、
より敏感になれるし、行動する勇気も自然と出てきます。あすわかの
660名も、いつも憲法の放つメッセージにエンパワメントされながら、
自分なりに動いています。

 ぜひぜひ「一家に1セット」🌸!
 注文フォームのQRコードはこちらです↓
  



<1セットの中身>
 
読み札50枚、取り札50枚、

 あすわかからのメッセージ(OPP袋封入)


<札のサイズ>
 
すべて 105mm × 74mm



<価格>
 
1セット1,500円(税込み) 
 送料462円(5個以上は基本660円)
 (大量発注や送り先が離島などの場合は、送料が異なる場合が

あります。)


<注文・発送など>
 
あすわかHPにある専用の注文フォームからご注文ください。
https://mailform.mface.jp/frms/asunojiyuu/7zmamuigg76d?fbclid=IwAR029uQmZt1YukouvBSII26O89UGBRnBzJP_DSuo3Kov_hMurytebDEUIbE



*住所やメールアドレスの誤記が多くなっております
(ex.市町村が書かれていない、番地が不正確、メールアドレスのスペル
ミス)。
 今一度、確認画面でしっかり誤字脱字チェックをお願いいたします。

 ご注文受付後、合計金額をお知らせいたします。
 お知らせが届いた後、1週間以内に
 お振り込みください。振込確認後に送付いたします。



<メディア掲載>
● しんぶん赤旗4月25日

● 『週刊金曜日』5月1日&5月8日合併号

● 憲法かるた、記念日の3日に発売 弁護士有志が作製 (共同通信)
 https://this.kiji.is/628693761918698593


● 朝日新聞5月2日夕刊

● 遊んで学べる「憲法かるた」 
        若手弁護士が作成 ネットで販売 (朝日デジタル)
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14464479.html?_requesturl=articles/DA3S14464479.html


 子どもと一緒に「憲法かるた」で憲法について知ろう
                     【#stayhome】(『LEE』)
https://lee.hpplus.jp/kurashinohint/1645043/

検察庁法改正案 論理で答えずはぐらかす首相(法案提出されてるのかも知らない)



 現政権が強行突破させようとしている「検察庁法改正案」。
 検察官の定年を63歳から65歳に引き上げるだけでなく、63歳の
段階で役職定年制が適用されるという法案です。さらに内閣や法務大臣
が必要だと判断した場合、定年延長ができる、という。。。つまり、
内閣が検察人事に介入できる法案です。


 こちらのツイートの動画をご覧ください。
 山添議員の首相への質疑です。動画の最後の瞬間、首相が何を言うか
まで、ぜひご視聴ください。
    ↓
https://twitter.com/emil418/status/1259072353029382145?s=20




 山添議員がどんなに的確に問題点を挙げようとも、首相は「いずれに
いたしましても、法務省が適切に議論し決定していくので」とはぐらかす。
議論をしない。論理で返さない。逃げる。

 果ては、この法案が提出されているのかどうかも把握せずに答弁に立って
いることが判明。。。
 首相どころか、議員の資格がない。
 能力がなく、全国民の代表である国会議員と一秒も誠実に向き合わない
不誠実さ。この信じられない態度自体が、この法案の猛毒性を物語って
います。


<あすわかtwitter>
 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1259104163423678465?s=20



2020年5月8日金曜日

命の危機をスルーする政府 コロナ対応に海外から批判続出



 新型コロナウイルスへの日本政府の対応に対する、海外から批判。
特にPCR検査数の少なさに対する指摘が続出しているそうです
(そりゃそうですよね…)。


「驚くほど無能」byニューヨークタイムス
「日本は検査数を増やさないと、パンデミックの終結はかなり困難」byBBC


● コロナ対応に海外から批判続出 政府、発信力強化に躍起 (朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASN5763R6N52UTFK001.html?ref=mor_mail_topix3_6




 現政権がどれほど国際社会からの日本の信用をだだ下げていることか。
 「発信力強化」に24億円を計上したところで、科学的・論理的に
反論できないなら意味がありません。「その批判はあたらない」的な、
菅官房長官のような批判をシャットダウンする回答しかできないなら、
ただただ「日本政府は論理が通用しないヤバい国」という確信を強め
るだけです。
 
 発信力強化に24億円、マスクに466億円、終息後の旅行費補助に
1兆3500億円…。
 え、なんか違くない?と思いませんか。
 今この瞬間、家賃が払えない人、職を失った人、倒産に追い込まれた
人がいる。医療現場の物資も足りなさすぎる。
 国民の命・生活の危機をスルーする政府や与党は、憲法の対極にあり
ます。政治を執る資格がないのです。