2016年12月31日土曜日

あすわか新企画! やや日めくり憲法☆

明日から新年ですね。
今年もいろんなことがありましたね~

(失礼ながら)
憲法に基づいて政治をするはずの国会議員さんが憲法の条文を知らないんじゃない?
って思ってしまうこともしばしばでした。
 
そこで、
あすわかでは、来年1年かけて、こんな企画をやっていきます。

題して
やや日めくり憲法☆


憲法の条文って、縁遠いですよね
見ても、パッと意味分からないし
ネットで説明読んでも難しいし

そこで
これまでの条文の解説って感じとはちょっと違う
あすわか風の憲法解説を、日めくりカレンダー的にしちゃいます!
(365日じゃないから「やや日めくり」です・笑)

 
教科書のような長文じゃないので
(議員さんのように)お忙しい方でもお読みいただけます!


流れですが、
1月1日の11条からスタートして
1月2日には12条
1月9日には19条
1月31日に20条
2月1日に21条って感じで進んでいきます。

 
要するに、毎月1日~9日と末日にアップしていきます。
ご期待ください!


さっそく明日は11条です。

ではみなさま、よいお年を~(^.^)/~~~


以上

2016年12月30日金曜日

パペットsも大活躍!『檻の中のライオン』憲法カフェツアー(後半)のお知らせ☆


 圧倒的なわかりやすさとかわいさで話題をかっさらった
憲法入門書『檻の中のライオン』、
 作者の楾大樹弁護士の憲法カフェツアー、後半のお知らせです☆

 滋賀→奈良→大阪!

 
●檻の中のライオン@大津(滋賀)

日時: 2017年1月14日(土)
         17:00~19:30

会場: 湖民家ろんど
        (滋賀県大津市京町1-1-46)
 

★ゲスト:嘉田由紀子・前滋賀県知事★

定員: 30名

主催: 未来政治塾 

共催: チームしが

問合せ先:yagi@we-love-kusatsu.net
 https://www.facebook.com/events/1234500396629742/




檻の中のライオンin 奈良

日時: 2017年1月15日(日)
         10:00~12:30

会場:はぐぐみセンター1F
    (奈良市三条本町13-1)

主催:繋ぎ結ぶママ達の会

問合せ先:mamanokai.nara2@gmail.com

イベントページ:
   https://www.facebook.com/events/726627404155008/



●檻の中のライオンin 大阪

日時: 2017年1月15日(日)
    15:00~17:30

会場:Hirao Reno Lab
    (大阪市大正区平尾商店街内)

主催:笑顔の種まき☆ふれあいお茶会

イベントページ:https://www.facebook.com/events/1606534759653517/

2016年12月27日火曜日

人気沸騰!『檻の中のライオン』憲法カフェツアー(前半)のお知らせ☆


 人気爆発の『檻の中のライオン』。
 憲法の解説書として話題をかっさらいましたね~~o(≧∇≦)o
 執筆した楾大樹弁護士には、全国から憲法カフェ依頼が殺到
しています。檻の中のライオンTシャツを着てまじめに語り、しっかり
笑いをとる。いやいや、とんでもない才能の持ち主です!

 今回の憲法カフェツアーは来年1月からの6カ所。
 まずは前半3カ所のお知らせです!
 東京・日野
  ↓
 東京・多摩
  ↓
 静岡県榛原郡吉田町


☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*☆*:;;;:**:;;;:*


●檻の中のライオン in 日野(東京)

日時:2017年1月12日(木)
   14:00~16:30

会場:日野社会福祉センター 会議室
  (日野市高幡1011番地)

主催:「檻の中のライオン@ひの」実行委員会

問合せ先:bfocinfo@gmail.com

イベントページ:https://www.facebook.com/events/1617469338557132/?ti=icl



●檻の中のライオンin 多摩(東京)

日時:2017年1月12日(木)
   19:00~21:00

会場:永山公民館 視聴覚室
   (多摩市永山11-5)

主催:ママの会@たま

問合せ先:mamalovespeace2016@gmail.com

イベントページ:https://www.facebook.com/events/383809301962915/


●檻の中のライオンin 静岡

日時:2017年1月14日(土)
   9:30~12:00

会場:片岡会館(吉田町片岡2488-1)

主催:憲法cafe しだはい

問合せ先:090(1996)5670(福田)

イベントページ:https://www.facebook.com/events/381162758887167/

1月22日(日) 24条カフェ@大阪“町屋カフェキイロ”☆



 来年1月22日は、大阪で24条が熱いですね!

 堺では橋本弁護士の24条カフェが開催されますが、
東成区では國本弁護士の憲法カフェも開催されます。
大人気の「憲法のよみ方つかい方」、今回「その3」の
テーマは24条のようです☆
 打ち合わせ段階から楽しそうな雰囲気が♪
  ↓
 http://ameblo.jp/mamano-kai/entry-12231683544.html


 家族の形ってほんとそれぞれで、正直、「全員仲良しで
健康で安定していて何の問題もありません」ってわけには
いかない…という様々な"フクザツナジジョー"は珍しくない
と思います。

 そこをどうケアすれば、すべての人の尊厳が守られるのか、
を国家は考えるべきだと思うのですが、
 自民党の改憲草案では「家族は大事。助け合わなければ
ならない。」って条文が入っています。
 なんか、「家族というものは無条件にいいものなのだ。
お互いに助け合うのがあるべき家族というものなのだ。」
 と言われても…突き放されている感じもするし、勝手に形を
押しつけられたような気もしますよね。

 知れば知るほど、「ちょっと待ってよ」と思わずにはいられない
改憲草案の背景。
 ぜひ、今のうちに知っておいて下さい!


*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・


憲法のよみ方つかい方 その3
 
カリフォルニアの自由すぎる家族のカタチと日本国憲法

日時: 2017年1月22日(日)

   11:00~13:00


場所: 町屋カフェキイロ
   大阪市東成区大今里二丁目31-10



講師: 國本依伸弁護士
  (明日の自由を守る若手弁護士の会)



問い合わせ先 
  osakamothers.4.children@gmail.com


主催: 子どもの未来を考えるママの会@大阪

2月11日(土) ベルばら憲法カフェ@大阪市北区中崎町


 安倍首相がハワイの真珠湾を訪問するそうです。

 安倍政権は、ずっと、国内外から
「過去の戦争をどう思ってるのかな?」
「正しく事実を知っているのかな?」と、疑問を持たれ
続けてきました。
 安倍首相は2013年4月に国会で、第2次世界大戦での
日本の植民地支配について問われ、
 「侵略の定義は学界的にも国際的にも定まっていない。
国と国との関係でどちらから見るかで違う」
 と答弁して、決して「日本はアジア諸国を侵略し、植民地支配
しました」とは答えませんでした
(当然、アジア諸国からは猛烈な批判がありました)。

 その上、年末には(侵略を先導した戦犯も祀られる)靖国神社
に参拝したことで、アメリカ政府は「失望」を表明しました。
 「もう二度とあんなことを繰り返さないように、民主的で平和な
国として生まれ変わるんだ!」という日本の決意表明が、日本国
憲法の制定でもあったわけですが…


 そういう、過去の認識について不安が払拭できない首相や
政権が、憲法を壊そうとしているのは、残念ですが、すっごく
腑に落ちてしまいます。


 さて、内山宙弁護士の「ベルばら憲法カフェ」が、ちょっと先ですが、
2月11日に大阪市北区のカフェで開催されます☆
ベルばら愛あふれる方、歴史好きな方、「未来ダイアリー」のサインが
もらいたい方、お集まり下さい(^^)/


*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*

 ベルばら憲法カフェ@中崎町


 ベルばら(ベルサイユのばら)の時代に
 「日本国憲法」があったらどうなっていた?
 ドキドキわくわく興味津々♪
 憲法にはあまり興味無いけれど
 「ベルばら愛は誰よりも~」という方でも
 楽しめます!
 ぜひご参加ください(^^)/


日時: 2017年2月11日(土・祝)
 11時半~ ランチしながらお話
 12時半~14時 講演



場所: 中崎町カフェ「朱夏」
   大阪市北区中崎西1丁目1-18

   http://amanto.jp/groups/shuka/access/

講師 内山宙弁護士
  (明日の自由を守る若手弁護士の会)



参加費: 1000円+ワンオーダー


要予約: 090-4299-6860
 *予約者優先!
 *予約締め切り 2月7日



主催: 子どもの未来を考えるママの会@大阪
    あすわか大阪
    コープ自然派ぽっぽくらぶ



1月22日(日) 橋本弁護士の24条カフェ@堺



 あっという間に年の瀬ですね~(*_*)

 今年も、たくさん、自由や平和を傷つけられましたね。
 来年はどの傷も癒やしたい!癒やしてやるぞーーーーと
強く強く思います。


 さて、来年1月下旬に、堺で24条カフェが開催されます。
 講師の橋本智子弁護士とカウンセラーさんのトークイベント
だそうです。
 24条改憲にかける自民党さんや背後の日本会議さんの深い
執念は、私たちの想像を絶するところがあります。
 ぜひ、どれだけ危機か、を知って頂ければと思います。

 チラシはこちら↓
 http://www.fcsakai.net/femitalkplus122.pdf


*・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.:*

 フェミカン堺の日曜講座
 ふぇみトーク プラス
 憲法カフェ × フェミニストカウンセリング



 両性の平等と個人の尊厳・自由をうたった
 憲法24条が危ない?!
 --それは、フェミニストカウンセリングにとって一大事!
 私らしく生きるため・・・
 みんなで一緒に 考えましょ!


日時: 2017年1月22日(日)
     13:00~15:30


場所: フェミニストカウンセリング堺
   堺市堺区中瓦町 1-1-4 辻野ビル2F
   072-224-0663 


参加申込方法:チラシ裏面が申込FAX用紙になっています。
  または、HPの講座申し込みフォームからお申し込みください。   
   http://www.fcsakai.net/


参加費:1,500 円+税 (お茶代含む)            
 *たまねぎチケットをお持ちの方は500円





2016年12月21日水曜日

「上司の婚活指導」orz その発想ほんっっとうにノーサンキューです


 企業による結婚支援のあり方について、内閣府が提言をまとめた
とのこと。
 社内の既婚者が未婚者に助言する「婚活メンター(良き指導者)」の
配置などが素案に盛り込まれていて、大騒ぎになりましたね。


 「余計なお世話」の一言に尽きますね。
 それが上下関係厳しい雰囲気の会社でだったら、
 上からの「助言」がなんとなく断れない社風だったら、
 高圧的なキャラの上司がメンターになったら、
 まちがいなく、セクハラですね。


●内閣府が企業へ婚活支援奨励 反対議員ら「セクハラを加速させる」(東京)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201612/CK2016122002000172.html?ref=rank


 多くの批判を受けて、婚活メンターの設置や表彰は素案から削除されたそうです。


●会社の上司が婚活指導? 国の検討会、反発受け提言修正(朝日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161221-00000025-asahi-soci


 かつての、「女性手帳」を思い出しました。
 内閣府の婚活支援は、政府が掲げた「希望出生率1.8」の実現に
向けたものです。
 出生率を上げるために、国民をもっと結婚させよう!という発想です。

 女性の子宮は、国家のものではありません。
 女性の子宮は、女性のものです。
 いつ使おうが使わまいが、女性の自由です。
 放っておいてください、としか言い様がありません。


 男性にとっても余計なお世話ですよね。
 いつ結婚しようがしまいが、上司や国家から言われる筋合いはありません。

 なぜあの社員は独身なんだろう、なんて、詮索されるのはまっぴらです。
 触れられたくないセクシャリティの方にとっては、なおさらのことです。


 人口を増やすために国家が仲人役になって国民をもっと結婚させよう
(結婚すりゃ子ども作るだろうから)という安易で貧困な発想は、結婚した
くても経済的な理由で結婚できないカップルや、不妊で悩む男女をどこ
までも置き去りにします。
 (結婚率は低いのに人口が増えたフランスに学ぼうとか、そもそもなぜ
若者は結婚しないのか探ろうとか、なぜ自らの社会を省みる姿勢がない
のでしょうか。不思議でたまりません。)


 憲法は、「個人の尊重」を根本テーマにしているので、国民一人ひとり
の尊厳ある生き方を、どこまでも大切にします。
 13条や24条は、どんな家庭の形でも、どんな夫婦の形でも、どんな
恋愛の形でも、「あなたらしい幸せの形を見つければいいんだよ」と
背中を押してくれます。

 えっ、なに、結婚してないの?結婚ていいもんだよ、子どもっていいもん
だよ、なんて、み・じ・んも言いません。


 婚活メンターは削除されましたが、国民が猛批判したから引っ込めた
ものの、そもそも放っておけばそういう発想が生まれる政権である事実
は消せません。
 政府が憲法の精神を謙虚に学んでいれば(政府に憲法の精神が行き
届いていれば)、出るはずもない素案だった、ということです。


 安倍政権は、かつての女性手帳のときと何も変わっていません。
「国民の人生設計はこうあるべきだ」という妄執で、まだまだふいに
国民をしばろうとします。


 自分の生き方を、自分の自由を守るために、まだまだしっかりと
主権者アンテナを立てて、憲法を盾に、「不断の努力」を続けなければ
なりませんね。

2016年12月16日金曜日

☆参考資料☆ 9条を思いついた幣原首相のインタビュー資料


 米軍普天間飛行場に所属するMV22オスプレイが
沖縄県名護市安部の海岸に墜落して木っ端みじんに
なりました。

 “未亡人製造機”と揶揄されるほど事故が絶えない危険な
輸送機ですが、あんな大破している光景を見ながらも、日本
政府は米軍にオスプレイの導入をやめてくれとは言いません
(むしろ購入したりしてます)。

 オスプレイが飛び交う空の下で暮らすのはイヤだという国民
の気持ちはどこまでも置き去りです。
 安倍首相はなにかあるとすぐ「日米同盟は外交の基軸」とか
「日米同盟を強固なものに」とか言いますが、日本の国民の命
とか、主権者国民の民意とか、日本の最高法規である憲法が、
すべての出発点であり何よりも大事なものであることを、忘れて
いるのではないか、と不安にならざるを得ません。

 日米同盟を強固なものにするためなら、国民の命も人権も
民意もどうでもいいんだ、といわんばかりの行動に、主権者と
して、侮辱された思いがつのります。


 さて、オスプレイや米軍基地、そして内戦はげしい南スーダン
に派遣された自衛隊に思いをはせるにつけ、71年前に憲法9条
を思いついた幣原喜重郎首相は、天国からどんな気持ちで日本
を見つめているだろうか、と考えてしまいます。

 今日は、幣原喜重郎首相が憲法9条を思いついた時のことを
平野三郎氏(元衆議院議員)がインタビューしたときの資料を
ご紹介します。

 ちょっと長いのですが、時間のある時に、読んでみて下さい。
戦前、軍縮に取り組み、「世の中に軍縮ほど難しいものはない。」
と身をもって知ったことを語るところから始まります。


*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*


「幣原先生から聴取した
 戦争放棄条項等の生まれた事情について」
 からの抜粋


 唯もし軍縮を可能にする方法があるとすれば一つだけ道がある。
それは世界が一せいに一切の軍備を廃止することである。
 一、二、三の掛声もろとも凡(すべ)ての国が兵器を海に投ずるならば、
忽ち軍縮は完成するだろう。勿論不可能である。
 それが不可能なら不可能なのだ。

 ここまで考えを進めてきた時に、第九条というものが思い浮んだので
ある。
 そうだ。もし誰かが自発的に武器を捨てるとしたら――

 最初それは脳裏をかすめたひらめきのようなものだった。
 次の瞬間、直ぐ僕は思い直した。自分は何を考えようとしているのだ。
相手はピストルを持っている。その前に裸のからだをさらそうと言う。
何と言う馬鹿げたことだ。恐ろしいことだ。自分はどうかしたのではないか。
若(も)しこんなことを人前で言ったら、幣原は気が狂ったと言われるだろう。
正に狂気の沙汰である。

 しかしそのひらめきは僕の頭の中でとまらなかった。
どう考えてみても、これは誰かがやらなければならないことである。
恐らくあのとき僕を決心させたものは僕の一生のさまざまな体験では
なかったかと思う。
 何のために戦争に反対し、何のために命を賭けて平和を守ろうとして
きたのか。
 今だ。今こそ平和だ。
 今こそ平和のために起つ秋(とき)ではないか。
 そのために生きてきたのではなかったか。
 そして僕は平和の鍵を握っていたのだ。
 何か僕は天命をさずかったような気がしていた。


 非武装宣言ということは、従来の観念からすれば全く狂気の沙汰である。
 だが今では正気の沙汰とは何かということである。
 武装宣言が正気の沙汰か。
 それこそ狂気の沙汰だという結論は、考えに考え抜いた結果もう出ている。

 要するに世界は今一人の狂人を必要としているということである。
 何人かが自ら買って出て狂人とならない限り、世界は軍拡競争の
蟻地獄から抜け出すことができないのである。
 これは素晴らしい狂人である。世界史の扉を開く狂人である。
 その歴史的使命を日本が果すのだ。

 日本民族は幾世紀もの間戦争に勝ち続け、最も戦斗(せんとう)的に
戦いを追求する神の民族と信じてきた。神の信条は武力である。
 その神は今や一挙に下界に墜落した訳だが、僕は第九条によって
日本民族は依然として神の民族だと思う。
 何故(なぜ)なら武力は神でなくなったからである。
 神でないばかりか、原子爆弾という武力は悪魔である。
 日本人はその悪魔を投げ捨てることに依って再び神の民族になるのだ。
 すなわち日本はこの神の声を世界に宣言するのだ。
 それが歴史の大道である。
 悠々とこの大道を行けばよい。
 死中に活というのはその意味である。


<問 お話の通りやがて世界はそうなると思いますが、それは遠い
将来のことでしょう。しかしその日が来るまではどうする訳ですか。
目下の処は差当り問題ないとしても、他日独立した場合、敵が口実を
設けて侵略してきたらです。>


 その場合でもこの精神を貫くべきだと僕は信じている。
 そうでなければ今までの戦争の歴史を繰り返すだけである。
 然(しか)も次の戦争は今までとは訳が違う。

 僕は第九条を堅持することが日本の安全のためにも必要だと思う。
 勿論軍隊を持たないと言っても警察は別である。
 警察のない社会は考えられない。殊に世界の一員として将来世界警察
への分担責任は当然負わなければならない。
 しかし強大な武力と対抗する陸海空軍というものは有害無益だ。
 僕は我国の自衛は徹頭徹尾正義の力でなければならないと思う。
 その正義とは日本だけの主観的な独断ではなく、世界の公平な与論に
依って裏付けされたものでなければならない。そうした与論が国際的に
形成されるように必ずなるだろう。
 何故なら世界の秩序を維持する必要があるからである。
 若(も)し或る国が日本を侵略しようとする。そのことが世界の秩序を
破壊する恐れがあるとすれば、それに依って脅威を受ける第三国は
黙ってはいない。その第三国との特定の保護条約の有無にかかわらず、
その第三国は当然日本の安全のために必要な努力をするだろう。
 要するにこれからは世界的視野に立った外交の力に依って我国の
安全を護るべきで、だからこそ死中に活があるという訳だ。

(抜粋終わり)
 
 出典:国立国会図書館憲政資料室所蔵
 文書名「憲法調査会資料(西澤哲四郎旧蔵)」
 文書番号165

2016年12月9日金曜日

南スーダンPKO派遣違憲訴訟、って知ってます?

先日、南スーダンが内戦状態・戦闘状態にあることをご紹介しました

実は、
南スーダンPKOへの自衛隊の派遣について
「憲法に違反する」
という訴訟があります。
ご存知でしたか??

 
札幌地方裁判所で起こされている裁判で
原告は、息子さんが現役自衛官であるお母さんです。


前の記事でも触れましたが、
南スーダンは内戦状態で、国連PKOも戦闘行為に加わっている状態です
こんな状態だから、世界各国から精鋭の部隊が行って、難民救出をしている
って思いません?

でも実際は違うんです。

南スーダンPKOに派遣しているのは
アフリカやアジアなどの途上国が多く
いわゆる先進国では、植民地支配をしていたイギリス、韓国、中国そして日本くらいなんです。
「世界の警察」と言われることもあるアメリカは行っていません。
安保理常任理事国のロシア・フランス・アメリカは行っていないんです。
危ないからですね。

PKOに参加すると国連からお金がもらえますので、
それもあって部隊を出すという国があるそうです。

 
日本人がいっぱいいるだろうからその人々を守りに行ったんでしょうか?
これも違うんですよね

南スーダンにいた日本人の多くがすでに国外へ脱出しており
いまも南スーダンに留まっているのは、
自衛隊員が来なくても自力で逃げられる大使館職員や国連職員だそうです

 
そうなると、なんで行くんでしょうね?
南スーダンの戦争を終わらせるため?
でも、武器をもった自衛官が行って、終わらせられるんでしょうか?
武器を持って行くだけで終わらせられるんなら、とっくに終わってますよね。

 
じゃあ、なんで行くんでしょうか?
行くことに意味があるんでしょうか?
行って役に立てるんでしょうか?

こういったことが分からないまま
戦地へ送られる自衛官の方々。

 
そんなのはダメだ!
と声をあげて、訴訟をしている人がいます。
詳しくは以下に載っているようです。
http://stop-sspko.jimdo.com/

 
こういう不断の努力、っていうのもあるんですね。

2016年12月8日木曜日

今晩放送☆ フジテレビ『ユアタイム』に弘川弁護士の憲法カフェ



 今日は12月8日。
 日本軍による真珠湾攻撃やマレー半島上陸で、太平洋戦争が
始まりました。

 太平洋戦争では230万人の軍人や軍属が命を落としました。
その6割上が、餓死です。

 徴兵されて国のために死ねと命じられ、食糧が補給されずに餓死。
兵隊の命を軽んじて食糧供給すらままならなかった、指導者たちの
能力不足と無謀さには軽蔑に値します。

 こういう無残な死を、「尊い犠牲」と言って、「先人たちの尊い犠牲の
上に日本の繁栄がある」とひとまとめに語るのは、美化しすぎなので
はないかと思います。
 どんなに生きて帰りたかっただろう、どんなに平穏な生活に戻りた
かっただろう。
 のたれ死んだ方々が「国家によってのたれ死にさせられた」事実を、
私たちは決して忘れてはいけないし、もう絶対に、誰一人としてのたれ
死にさせない、という決意で、「戦争だけはぜったいにいやだ」と行動し
つづけることが、のたれ死んだ140万人の方々への供養になる、と、
そう思います。


 さて、そんな12月8日の今日、憲法カフェが報道番組で紹介される
ようです。
 我らが弘川欣絵弁護士が先日、お寺の本堂で憲法カフェを開いた
様子が、フジテレビ『ユアタイム』で紹介されるとのこと。
 あすわかの活動、こんな感じでどこにでもトコトコ出かけて憲法しゃべ
ってます、という雰囲気が伝わればいいなと思います(ドキドキ)☆


フジテレビ 『ユアタイム』
http://www.fujitv.co.jp/yourtime/

12月8日(木)23:30~24:25


2016年12月7日水曜日

PKO派遣どころじゃない 南スーダンの惨状


 
 昨年成立してしまった安保法制は11個の法律の束で、
その中の1つがPKO協力法の改正でした。

 その「改正」により、PKO(国連平和維持活動)として派遣
された自衛隊が武器を使える範囲が大幅に広がりました。
これにより、「駆けつけ警護(国連職員やNGO関係者などが
襲撃を受けた場合に武器を持って救出に駆けつける)」や
「共同防護(自衛隊の宿営地を他国部隊と連携して守る)」が
可能になり、ついに11月15日、政府は南スーダンへの派遣
部隊に、新任務として付与したのです。


 駆けつけ警護自体が、憲法9条に違反するのはもちろん
なのですが、今回のPKO派遣は、そもそも許されない派遣です。


 PKOに参加する(自衛隊をPKO部隊として派遣する)場合には、
「PKO参加5原則」が満たされていなければならない、というルールが
あります。


<PKO参加5原則>

1 紛争当事者の間で停戦合意が成立していること

2 その国及び紛争当事者がPKO及びPKOへの日本の参加に
 同意していること。

3 そのPKO部隊が特定の紛争当事者に偏ることなく、中立的
 立場を厳守すること。

4 上記の原則のいずれかが満たされない状況が生じた場合には、
 日本の部隊は撤収することができること。

5 武器の使用は、要員の生命等の防護のための必要最小限のもの
 を基本。受入れ同意が安定的に維持されていることが確認されている
 場合、いわゆる安全確保業務及びいわゆる駆け付け警護の実施に
 当たり、自己保存型及び武器等防護を超える武器使用が可能。
 

 へー、これ全部クリアしてないとPKO参加できないのかー、という
わけなのですが
 今回、思いっきり、この原則が無視されているのです。

 
 南スーダンは、今、血みどろの内戦状態です。
 「大統領派」と「前副大統領派」というのが対立しまくり、以前停戦
(和平)合意はあったものの、形ばかりで戦闘が続き、11月1日に
公表された国連特別調査報告書は、「和平合意」は「崩壊」したと
断定しています。
 さらに、相次いで集落の焼き討ちや集団レイプが起き、国連の
調査チームが「民族浄化が進行している」と発表。
大統領派も前副大統領派も、こぞって子供たちを兵隊に徴用して
戦争に備えているという、かつてルワンダで起きた大量虐殺の再来
を警戒するレベルにまで達しています。


●南スーダンで「民族浄化」進行、国連の人権視察団が警告(AFP)
 http://www.afpbb.com/articles/-/3109937
 
●南スーダン「緊張と暴力、前例ないレベル」 国連調査団(朝日)
 http://www.asahi.com/articles/ASJD1129DJCZUHBI050.html


 およそ「停戦合意がなされた」状態ではなく、PKOが派遣できる
前提を欠いているのです。
 一般市民が血で血を洗う民族浄化の嵐の中に自衛隊を送り込んで
しまえば、いやおうなしに殺戮に巻き込まれます。


 国連は、PKO部隊に武器を持たせて住民保護のために戦わせる
ことで南スーダンの内戦を収めようという道を選んだわけですが、
日本が憲法を無視してそれに追従する必要はまったくありません。
武器を持たず、非暴力の見地からの日本独自の支援のあり方を
模索する、今までの平和国家としての歩みを進めればいいのでは
ないでしょうか?


 遠い遠い南スーダンの現状は、なかなか耳に入ってきません。
 しかし、自衛隊はすでに派遣されています。
 本来、憲法上許されるはずのない派遣によって、自衛隊員の命が
奪われたら、政府はどう責任をとるのでしょうか。
 「これ以上犠牲を出さないように、しっかり武器を持てるような憲法
改正を!」
 「このような暴力に決して屈せずPKOを遂行します!」とでも叫ぶ
のでしょうか。
 
 私たちにできることは、なんでしょう。
 せめて「内戦状態なんだって。こんなPKO派遣おかしくない?」という
世論を大きくできるように、ニュースをシェアしたり、新聞やTVに投稿
したり、することでしょうか。

 地道な努力がなければ、なんにも動かせません。

 日々、「不断の努力」ですね!

2016年12月6日火曜日

12月9日 内山弁護士の憲法カフェ@富士宮のお知らせ☆



 小説『未来ダイアリー』の売れ行きも絶好調な内山弁護士、
今週末は富士宮で憲法カフェです(^^)/
 気軽にサインもらえるのも今のうちかもしれませんっw!
ぜひぜひご参加ください。

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 第1回憲法カフェ
   「けんぽう」ってどんなもの? 

       私たちの生活に関係あるの?


 FBイベントページはこちら↓
 https://www.facebook.com/events/932606023506805/?ti=icl


日時: 12月9日(金)13時~15時


場所: 富士宮駅前交流センターきらら 第1会議室
  JR富士宮駅徒歩1分 駐車場有り


電話: 0544-22-8111


参加費: 500円(お茶、お菓子、資料付き)


問い合わせ: 富士宮ママの会
  (電話090-4269-4474)


講師: 内山宙弁護士
  静岡県弁護士会・明日の自由を守る若手弁護士の会所属
 小説「未来ダイアリー もしも、自民党改憲草案が実現したら?」著者
 小説家デビューをはたした話題の若手弁護士、内山先生に憲法の
お話を楽しく伺いましょう(*^^*)


いまだに「押しつけ憲法」とか言って(-_-;) 『週刊金曜日』で斬ってます☆


 発売中の『週刊金曜日』は

 

「特集 安倍政権と日本会議」

 …きゃー 香ばしいですねーー


 現政権の背後にどんな組織がどのような論理や世界観で
うごめいているのか、知っておかなければなりませんね。
 今回、あすわかはひときわライト(右、ではなく、軽い、という意味)
なコーナーに登場しております。いや、いつもライトなポジションです
けどねw



 日本会議が出しているDVD『世界は変わった 日本の憲法は?』を
題材(ネタ)に、トークさせていただきました。


 特に、「日本国憲法はGHQの素人が1週間で作って日本に押しつけて
きたものだ」として“自主憲法”の制定を訴えているところや、緊急事態
条項(=戦争や災害時に憲法を一時停止させる国家緊急権の制度)の
必要性を訴えるところ、そして9条改正のところを中心に取り上げました。


 「押しつけ憲法」論は、いまだに「改憲したい」派の方々の主張の中心です。

 「今の憲法は占領軍に押しつけられたものだから自主憲法を制定すべきだ。」
 100回も200回も言われ続けると、「そっかー」と受け入れてしまう
方もいるかもしれませんが、
 でも実は、よくよくこのフレーズをじっと見つめてみると、「なにを言ってる
のかよく分からない」「じつは中身がない」ことが分かります。
 そう、押しつけられたものだから変えなければならない、というのは、
ちょっとおかしな論理なのです。

 変えたい、と思うのは、中身が気に入らないからなのです。絶対に。


 中身を気に入っていれば、「押しつけられた」ことは気にならないのです。


 変えたい、と思うのは、個人の尊重・民主主義・戦争放棄・立憲主義etc、
日本国憲法の中身が、気に入らないから、なのです。


 この「本音」を、「押しつけ憲法」論をまくしたてる方々は、どこまでも隠す。
これはとても不誠実だなと思います。

 中身がいいものなら、「生まれ」は気にならないはずなのですが、
 自由・人権・民主主義・平和、そのどこが気に入らないのですか?と
聞いてみたいですね。

 それにそもそも、「押しつけ」なの?「押しつけ」とは思えないんだけどw、
とツっ込まざるを得ません。

 歴史を振り返って、丁寧に事実経過を見れば、
 「最初の案はGHQからもらったけど、受け取ってからは正式な手続きで
自分たちで作った」ことと、「当時の2大(保守)政党と大多数の国民が
歓迎した」ことが分かるはずです。
 戦力不保持を幣原喜重郎首相自身がマッカーサーに提案した事実も、
ようやく知れ渡ってきました。日本会議ふくむ「改憲したい」派の方々は、
「憲法9条は、敗戦国日本が二度と連合国に刃向かえないようにする
ためにGHQが強制した」というストーリーを信じ込んでいるのかなん
なのか、「そういうこと」にしたいようですが、そういう妄想で歴史を書き
換えてはいけません。
 日本が自ら提案して、自らつかみ取った9条であることを、誇りに思って
いいんじゃないかな、と思います。


 そんなわけで、
 「押しつけ憲法」論は、とっても…空虚です。
 でも、空虚だなぁと思っていても、放置しておくのはよくありません。
 100回も200回も繰り返し繰り返し叫ばれていると、何の知識もない
人は「押しつけられたのかぁ」と、誤解してしまいます。
 正しい事実経過知っている私たちは私たちで、繰り返し語り続けて
いかなければなりませんね!

2016年11月21日月曜日

11月23日(午後) 弘川弁護士の講演会@尼崎☆


 弘川弁護士は23日、午前中憲法カフェの講師を務めた後、
尼崎の講演会で語る予定です!

 南スーダンへの派遣部隊に、ついに「駆けつけ警護」が
新たな任務として付与されてしまいました。
憲法違反の法律に基づき、殉職してほしいと言わんばかりの
危険な任務…自衛隊の命を軽んじる政権に怒りを禁じ得ません。

 こうして既成事実を積み上げられるのを、私たち国民は、
ただ黙って見ているだけでは、「主権者力」はどんどん弱まる
だけです。どんなささいで地味なことでもいい、自分なりの
「不断の努力」をしてみてください。

 そんなこと言われてもそもそも憲法知らんし…という方は、
憲法をまず知ってみればいいんです(^^)ノ。
大人気の弘川弁護士、そこまで人気ってことは楽しいんやろか。
ちょっとのぞいてみよう、という気軽な気持ちでかまいません。
 「まず知ってみる」って、ほんと、そこがキホンのキですから♪


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 平和と文化のつどい
 どこがおかしい?「自民党改憲草案」を斬る!



日時: 11月23日(水・休)午後2時~


場所: 大庄地区会館
   尼崎市大庄北1丁目5-11



連絡: 06-6419-0453(井上方)


講師: 弘川欣絵弁護士(あすわか)
       塚本一夫さん
   安田義さん



主催: 武庫川9条の会



11月23日 弘川弁護士の憲法カフェ@神戸市垂水区☆


 弘川弁護士の憲法カフェ、スケジュールが過密すぎて
広報が追いつきませんw
 23日は垂水区で!


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憲法カフェ@神戸市垂水区

憲法カフェ
「守りたい~いのち・くらしのための日本国憲法」


 なぜ今憲法?
 いえいえ、「今」だからこそ「憲法」なんです!!
 私たちの生活を支えているのは実は憲法だった!?
 子どもを守るには憲法を知らないとダメ!?
 自民党の言う改憲案の中身とは??


日時: 11月23日(水・祝)10:15~


場所: レバンテ多目的ホール・第2会議室
   (垂水区役所3F)



講師: 弘川欣絵弁護士
  (明日の自由を守る若手弁護士の会)


参加費: 500円(会員外600円)


保育: 憲法カフェのみ保育あります。
    要予約。





主催: 新婦人ピースフェスティバル実行委員会


お問い合わせ: 新婦人垂水支部(0800-111-4542)


 * 新婦人 ピースフェスティバルinAutumnの第一部です。
  当日参加も大歓迎!
  お待ちしています♪

2016年11月18日金曜日

11月20日 憲法カフェ@高槻市のお知らせ☆


 今月2日、ついにあすわかの大阪支部【あすわか大阪】が
発足したわけですが(え、今までなかったの、って?
そうですね~スター揃いで、支部作りが後手後手になって
いたようですw)、
 ほんっっっとうにスター揃いの支部です。
 このブログをご覧になっていればお分かりになるかもしれ
ませんがw、
 西日本の憲法カフェのスケジュールが怒濤のよう!

 なかでも人気絶頂で広報が追いつかない、弘川欣絵弁護士の
憲法カフェのお知らせです☆

 今度の日曜日(あさって)、高槻市で開催されます(^^)ノ

 あすわか550人、皆さまからの憲法カフェのご依頼、首を
長くしてお待ちしておりますので、お気軽にお問い合わせ
くださいネ♪
 (問い合わせ先:peaceloving.layer@gmail.com)


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 憲法カフェinたかつき


 憲法を変えるって
 どうして?何が変えられようとしている?
 私たちの暮らしも変わってしまうのだろうか。
 憲法を知ろう、憲法をもっと身近に、憲法は私たちのものだから。

日時:11月20日(日) 14:00~16:00


場所: カフェコモンズ
   高槻市冨田町1-13-1 
WESTビル5F


お話: 弘川欣絵弁護士
  (明日の自由を守る若手弁護士の会)



参加費: 1ドリンク500円


申込み: 高木りゅうた事務所 
   TEL072-675-3737


『テロ等準備罪』!? 無害なフリしちゃってポイント解説 ④


『テロ等準備罪』!? 無害なフリしちゃってポイント解説 ④

 気心しれた仲間だけで、食事をしたりお茶やお酒を飲んだりする時間。
 仲間内しかいないLINEのグループチャットで盛り上がる時間。
 楽しいですよね。
 目上の人に気兼ねする必要のない、本当に信頼しあえる人たちだけで会話ができることは、日々緊張を強いられる現代社会のオアシスのようなものです。

そんな仲間内に、実はスパイがいるかもしれない。
自分たちの発言を録音して、警察に密告する輩が潜んでいるかもしれない、としたら…
別に犯罪をたくらんでいるわけではないとしても、なーんかムズムズしませんか?
「やりにくいなぁ」「居心地悪いなぁ」って思いませんか?

 今日、車を運転した人。
 絶対に一度も、スピード違反も一時停止違反もしなかった!と、言いきれますか?
 パトカーが堂々と走って監視しているのも、それはそれでなーんか嫌だなぁ…と思いますが、
 コッソリ隠れて監視する覆面パトカーや、「ネズミ捕り」に捕まって、
 「ちぇっ、ずるいぞこいつら」て思ったことはありませんか?

ほら。
「私は後ろめたいことなんて何もないから、監視されても構わない」なんて、嘘でしょう?

共謀罪ができると、警察の捜査は「監視」がメインになるんです。

だって、「共謀」と「準備行為」があれば犯罪が成立したことになっちゃうんですよ。
そこに、死体も、金庫がこじ開けられた跡も、足跡も、指紋も、ないですよね?
そうすると、警察が共謀罪の「犯人」を捕まえようとすれば、
共謀(つまり、会話とかLINEとか目配せとか)と、その後その人が何をするか(「準備行為」らしき何かをしないかどうか)を監視しなくてはならないはずです。

そのためには、盗聴とかもそうなんですが、
グループの会話の中にスパイを送り込むのが、確実です。
「あの集まりは、本当は「組織的犯罪集団」かもしれないから、警察の息のかかった人間を送り込んで監視させよう」
そんなことが、好き放題にできるようになったら、どうですか?
勝手に疑われて、勝手にスパイを潜り込まされて、気心知れた仲間だけの時間を奪われる。
これでは、愚痴も言えなくなってしまいます。
あなた自身に心当たりがないからといって、監視対象にならない保証なんてありませんよ。
友だちが、デモや集会に参加したことがあるかもしれないし、その親や配偶者がそうかもしれません。
そんなことを、いちいち心配しながら暮らさないといけないなんて、やってられますか?

 共謀罪の条文案には
「実行前に自首した者はその刑を減軽し、または免除する」という「自首減免規定」が盛り込まれています。
 つまり、密告スパイが警察に「自首」してしまえば、
 スパイ本人は助かる一方で、その他大勢が一網打尽!なんてこともあるのです。

 それに、さっきまで仲間だった人が、急に捕まるのが怖くなって、
自分だけ助かろうと密告者に変身してしまうこともあるかもしれません。
あるいは、別の目的を持って…(密告が、本当だなんて保証はどこにもありませんからね)

前回とまったく同じ話をします。
警察官が、知人を通じて一般人に拳銃を密輸入させて、要するに自作自演で犯罪をでっちあげた上に、みんなして裁判でウソを言ってごまかそうとした(だまされて拳銃を持ってきちゃった人が懲役2年になった)って事件が過去にありまして、その再審無罪判決が、今年の3月7日に出されたばっかりなんです。

警察って、犯罪のでっちあげをすることがあるんです。現実に。
共謀罪ができたら、こういうことが今以上に簡単に、できるようになりますよ。

権力にとって都合の悪い人がいる集団を、陥れるために「共謀罪」をでっちあげる。
そんなことができる権限を、警察に与えたら大変なことになりかねません。
「私は、権力にとって不都合な言動なんてしないから大丈夫…」と今は思っていても、
人生って、いつなんどき何があるか分からないものです。
3.11をきっかけに、それまで考えもしなかったのに、デモや集会に行くようになった人がたくさんいるんです。

あとで無罪になったって、留置場で勾留されていた時間は戻って来ません。
この時間で、人が失うものって、ものすごく大きいです。
(通勤しながらこれを読んでいるあなた、「痴漢冤罪で捕まったって、10日で出られるなら問題ないよ」って言われたら納得できますか?)

後ろ暗いところなんて無いつもりでも、監視の心配をしながら過ごさなきゃいけない社会なんて、居心地が悪すぎるじゃありませんか。






12月4日 憲法カフェ@大阪市東成区のお知らせ☆



 憲法審査会が再開されました。
 「で、どこから改憲しようか?」みたいな、ちょっと待ってヨ的な
議論をさせないように、しっかり監視していきましょう。
 国会議員の方々には、まずは今の憲法の勉強が必要なのでは
ないか…と思います。
 少なくとも、国民はしっかり「知憲」してますYO☆


 さて、12月4日に東成区で憲法カフェが開かれます。
 講師は國本依伸弁護士。今回は第2回目ですが、第1回が
とっても好評だったそうです♪
 とっつきづらいイメージの憲法を、わかりやすく伝えます。
ぜひぜひご参加ください(^^)v


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國本弁護士の
  憲法のよみ方、つかい方 その2


 憲法をキーワードに広がる國本弁護士のおもしろい話シリーズ2回目。
 こどもの暮らしに関わるお話をしていただきます。
 お子さまも一緒にお越しください。


日時:2016年12月4日(日)
   11:00-13:00



場所:町屋カフェキイロ
   大阪市東成区大今里2-31-10



講師: 國本依伸弁護士
  (明日の自由を守る若手弁護士の会)



参加費: 500円1ドリンク付き

申し込み&お問い合わせ: キイロまで
             080ー5315ー2760


主催: 子どもの未来を考えるママの会@なにわ


FBイベントページ
https://www.facebook.com/events/463827937120730/


2016年11月16日水曜日

11月19日 『檻の中のライオン』作者・楾弁護士の憲法カフェ@浜松☆


 型破りなかわいさと面白さで、憲法の入門書としては異例の
人気を誇る『檻の中のライオン』の作者・楾大樹弁護士が、
浜松で憲法カフェを開きます♪
 ぜひぜひお友達や家族をお誘い合わせの上、ご参加ください(^^)v


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜
]
FBイベントページ
https://www.facebook.com/events/332931757040514/?ti=icl


「ライオンと檻の話」~憲法ってなあに?

 ライオンを権力に、檻を憲法にたとえて語る今一番分かり
やすい憲法の入門書「檻の中のライオン」の著者楾大樹
弁護士から、楽しく憲法を学んでみましょう。
 ライオンマジックで、「憲法」に触れるのが初めての人は
難しいのハードル感じることなく、既に憲法大好きな人は
さらに身近な存在に感じること間違いなしです。


日時: 11月19日 10時~12時
    13時30分~15時30分

         (二部入れ替え制)

参加費: 1000円(学生さんは500円)


会場: コミニティカフェPAO

    (浜松市中区野口町358)

対象年齢: 中学生~大人。
    法律のプロの方も、小さなお子様連れも大歓迎。
    小さなお子様連れの方は午前の部にお越しください。
    

* 託児はありませんが、食べ物飲み物の持ち込みOKです。
音の出るおもちゃと油性マジック以外のおもちゃを各自お持ち下さい。



<講師プロフィール>
 広島の弁護士(2004年~)
 日弁連憲法問題対策本部委員
 明日の自由を守る若手弁護士の会所属
 著書『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
 広島を中心に憲法講座「檻の中のライオン」30回以上
 広島県外への遠征は、山口県、大阪府、長野県に続いて4回目
 著書『檻の中のライオン』が話題を呼び、今年8月、ラジオ毎日放送
「報道するラジオ」に生出演


* 「檻の中のライオン」を購入された方には、サイン会あり!
 
主催: なちゅらるな生活を楽しむ「かえるの会」


共催: へいわってステキ いわたの会 
    ミナシズWEST 
    あすわか静岡

世話人: かえるの会 川嶋

2016年11月14日月曜日

太田啓子弁護士が『クロワッサン』に登場☆


 現在発売中の雑誌『クロワッサン』11月25日号に、
太田啓子弁護士のインタビューが掲載されています♪



 「あなたに伝えたい」というコーナーで、憲法カフェを
はじめたきっかけ、母としての思い、カフェ参加者からの
反応などを語っています。



 「自由で平穏なこの暮らしを守るために、いてもたっても
いられない」「政治ってもっと気軽に語っていいんだよ」と
いうあすわかメンバー全員の思いと重なるところも多いの
で、お読みいただければ幸いです(^o^)

2016年11月8日火曜日

11月13日 藤沢で太田啓子弁護士と中島京子さんの24条カフェ☆




 活躍が止まらない太田啓子弁護士が、直木賞作家の中島京子さんと、
憲法24条のおっそろし~い改憲をテーマに語り合います!

 憲法にまだまだあんまり興味がわかなくても、「あるべき家族」像とか
「女はこう生きるべし」とか、押しつけられる社会ってどうなの~?
なんか息苦しくない(-_-;)?とか、モヤっとした違和感をお持ちの方には
ぜひ聞いて頂きたく、お待ち申し上げます。



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湘南憲法カフェ
  中島京子 × 太田啓子



  24条改変、何が問題?




 作家、中島京子さんと弁護士、太田恵子さんのトークを通じて、
現在の社会や政治、メディアについて気になっていたこと、
疑問に思っていたことを考えるきっかけをつくってみませんか。


 家族のあり方や、家族と個人の関係、国家と家族の関係に
憲法はどのようにかかわっているのか。


 そこから見えてくる憲法の機能と意義について知り、考え、
意見を交換してみませんか?


 どんな個人のあり方、男女のあり方、家族のあり方、そして
社会のあり方が理想だと思いますか?


 コーヒーやお茶を飲みながら一緒に考えてみませんか。
 ぜひご参加下さい。




日時: 11月13日(日)13:30~15:30




会場: 湘南蔦屋書店1号館 2階 湘南ラウンジhttp://real.tsite.jp/shonan/access/




定員: 50名




参加条件: 対象書籍(1号館スターバックス前
     フェア展開商品)の購入か、
     参加券600円(税抜)の購入。




お申込み方法: 湘南蔦屋書店1号館1階
     BOOKカウンター、電話
     またはオンラインショップ




<中島京子>
 東京女子大学文理学部史学科卒。出版社勤務、フリーライターを経て、
2003年に小説『FUTON』でデビュー。
 2010年『小さいおうち』で直木賞を受賞。以後数々の文学賞を受賞。
近著に『彼女に関する十二章』。




<太田啓子>
 国際基督教大学卒。2002年弁護士登録(湘南合同法律事務所)。
 明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)メンバーとして2013年
 初頭より各地で出張憲法勉強会「憲法カフェ」を開催。
 共著に『憲法カフェへようこそ』。 



2016年10月28日金曜日

特定秘密のオンパレード? TPP

みなさん、TPPって知ってますか?




いま、衆議院で審議されている
太平洋横断パートナーシップ協定
のことです。




簡単にいうと、
太平洋に接する12か国が
あらゆる分野で関税をなくして貿易しまくりましょう
って条約みたいなものですね




TPPを望んでいたはずのアメリカでは、
大統領選の候補者が2名とも反対していることで
ちょっとした話題になっています




私自身は、
安全な食料を食べたいし
日本の自然風景が無くなると言われているTPPは要らないと思いますけど




今日、言いたいのは、
TPPの中身の是非じゃなくて、
TPPって、秘密保護法みたいじゃない? ってことなんです!!!




普通
条約を結ぶかどうかは、国会が決めます(憲法61条)
内閣は、実際の調印をするのが仕事です(憲法73条3号)




なんでかって?


条約は、法律みたいに、私たちの行動を制限することがあるので
法律を作ることのできる国会が、慎重に審議しなきゃいけないからです


国会は、国民の代表ですからね。




だから、
内閣は、
「こんど、こんな条約を結びたいんだけど、いーかい?」
って国会に聞くときには、
「こんな条約だよ」
「こんなふうに国民に影響があるよ」
ってことを教えてあげないとダメなんです


じゃないと、国会が、ちゃんと審議できないですもんね。




と  こ  ろ  が




なんと、TPPは、
条約の内容が分からないんです (+o+)




今年の4月に公開された資料は、ほとんどが黒塗り
「のり弁当」なんて言われていたんです。




さらに
TPPの内容を説明した英語の文書の
日本語訳には、誤りがあったんですって。




でも、政府は
「これで判断してね」
というばかり。






ん?




中身がよく分からないけど、国民が制限されちゃうって
あすわかが、何度も指摘してきたような…


特定秘密保護法と一緒じゃない?






特定秘密保護法も、
何が秘密かはわからないけど、漏らしたり、もらすことをお願いしたら、逮捕!
って感じですもんね。




TPPは外交問題ですよね
食料は、安全保障の肝ですから、「その他安全保障に関する重要なもの」です
ばっちり、秘密保護法の範疇です


いや~、秘密保護法って、本当に、なんでもかんでも秘密にできちゃいますね。






あっ、そういえば、
TPPの地方公聴会(宮崎と北海道でやったらしいですが、知ってました?)
これも、(当然?)非公開だったらしいですよ


(一応出席議員からはあとになってから話聞けますけどね)


あれもヒミツ、これもヒミツ
秘密保護法の危険なところが、
どんどん現実化しています




ほんとにホラーですね




そんなホラーについて、解説したあすわか本
「これでわかった 超訳 特定秘密保護法」
絶賛発売中♪




気になった方は、ぜひご購入を!(笑)
http://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refShinCode=0100000000000033103045&Action_id=121&Sza_id=B0

2016年10月27日木曜日

11月14日 太田啓子弁護士の憲法カフェ@鎌倉のケーキ屋さん☆



 太田啓子弁護士が、鎌倉のケーキ屋さんで憲法カフェの講師を
務めます(^^)/
 女性の国会議員と県議会議員さんがゲストに登場するとのこと、
なかなか進まない政治の世界でのジェンダー平等についても、
いろいろ聞けるかもしれませんね。




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 憲法カフェ@鎌倉のケーキ屋さん


FBイベントページはこちら↓
https://www.facebook.com/events/1662862034027151/




 11月14日(月)「@湘南市民連絡会」と「憲法カフェリレーかながわ」が
鎌倉市で開催する連続カフェの第2回の詳細が決まりました。
 今回は、講師に「あすわか」の太田啓子弁護士、ゲストには民進党の
牧山ひろえ参議院議員と早稲田夕季県議会議員をお迎えする、お得感
たっぷりの憲法カフェです。
 是非、ご参加下さい!




日時: 11月14日(月)10時~




会場: 鎌倉市由比ガ浜2-22-11
  お菓子工房 MOANA3階

  http://uraga-moana.jp/index.html




参加費: 500円&1ドリンクご注文でお願いします




予約・お問い合わせ 080-6542-5329(担当・カミヤ)まで



2016年10月26日水曜日

「改憲することは決まってるから」っていう姿勢、おかしくないですか?






 いよいよ、憲法審査会が開かれます。




 憲法審査会といえば、
 自民党さんに招かれた3人の学者さんたちが、そろって
「集団的自衛権の行使は憲法違反」と明言なさった、あの
強烈な(自民党さんの)オウンゴールが忘れられません。




 さて、その憲法審査会を前に、安倍首相は、
「国会で政局から離れて冷静に議論し、国民に分かりやすい形で
発議案をまとめることを期待する」
 と述べたのだそうです。




 安倍首相「政局から離れた冷静な改憲議論を」 
                 自民党推進本部長に伝達(産経)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161026-00000518-san-pol




 あれれ…再開したと思ったら、もう「発議案の取りまとめ」の話?
 ものすっごく早急な話ではありませんか?
 7月の参議院選挙で、7割の有権者が、改憲というテーマを知らずに
投票したという調査結果が出ています。
 国会の中でですら、やっとこさ憲法審査会が再開したところなのに、
なぜもう「発議案」などという話になるのでしょう?
 憲法を変えるべきなのか変えなくていいのか、という議論はまったく
進んでいませんし、そもそも主権者国民の中で「憲法を変えるべき
なんじゃないか」なんて世論も広まっていません。
 まだまだまだまだ、(あすわかの努力不足でもありますが)、国民は
憲法を身近に感じていませんし、憲法を変えるということを自分の
問題として向き合っていません。


 
 憲法は、主権者国民のものです。


 義務の規定もあるとか、前文に“お国柄”がとか、いろいろ言われますが、
それはオプションであって、本質ではありません。
 本質は、「国民が、自由や人権を守るために、国家権力を縛る」という
ところ。
 ですから、国会議員や内閣が、「憲法変えよう!」などと言い出す筋合い
はありません。
 主権者国民が熟慮に熟慮を重ねて議論した末に、「やっぱり憲法を変え
よう」という結論に至った時、それを国会が受け止めて、発議するもので
あるはず。




 大幅な人権制約・国家緊急権・個人の幸せよりも「家」・国防軍…
こんなのがてんこ盛りの改憲草案を、撤回する気ゼロ(つまり本気)の
自民党さんが強引に発議案に引っ張る形での改憲論議なんて、どこ
からどう見ても、危険としか思えないのですが…どう思われますか?




 もしかしたら、憲法審査会の委員の方々の中には、憲法を全文、
しっかり目を通したことがない方もいらっしゃるのでは、と勘ぐって
しまう今日この頃。


 謙虚に、まず、目の前の憲法を知る(学ぶ)ところからスタート
しましょう、という姿勢を、期待します。

2016年10月25日火曜日

11月5日 太田啓子弁護士の憲法カフェ@目黒






 憲法カフェはじめ多方面で大活躍の太田啓子弁護士、
11月5日は目黒で憲法カフェです☆
 主催者は、社会起業家・渡邉智恵子さん。
以前、倉持麟太郎弁護士も講師としてお招きいただきました。


 ぜひぜひご参加くださ~い(^^)/




*・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.:*


渡邊智恵子と仲間たち主催勉強会

FBイベントページ↓
https://www.facebook.com/events/1182160285156568/?active_tab=discussion



日時: 11月5日(土)14時~16時
  開場13:50(会場周辺への配慮にご協力ください)




定員: 30名
 (定員になり次第締め切らせていただきます)




場所: 目黒駅より徒歩5~7分
  (お申込みの方に別途ご連絡いたします)





会費: 1,000円
  ※当日会場でお支払いください。





お申込み: 参加希望日、お名前、連絡先
       (メール、FBアドレス、携帯番号) を
       メールでお知らせください。
     ※ FBページへの参加ボタンだけでは

      申し込みとはなりません。
   
contact@chiekotonakamatachi.org




講師: 太田啓子弁護士
 (明日の自由を守る若手弁護士の会)