2018年12月28日金曜日

セクハラ処分で退職した官僚を顧問として採用した茨城県


 茨城県がセクハラで懲戒処分を受け退職した厚労官僚を、健康福祉部の
顧問として採用したとのこと。

●茨城県 セクハラ懲戒の元厚労省局長を顧問に 
                                             「それを上回るメリットある」(毎日新聞)


 知事いわく「処分は認識していたが、それを上回るメリットが(県に)ある」。
 …これなら、セクハラで処分を受けても、社会的経済的に安定した生活を送れ
ますね。 
 結果的に厚労省の処分を無意味なものにし、「セクハラは大したことではない」
という意識を広げています。

 その罪深さを分かっているのでしょうか(分かってないのでしょう)。

1月19日(土) 大阪弁護士会「人権×まつり(仮)」☆


大阪弁護士会主催の「人権×まつり(仮)」に、
あすわか大阪も参加します☆




日時:2019年1月19日(土)
  10:00~16:30

会場:大阪弁護士会館
  (北区西天満1-12-5)


 チラシのとおり、てんこ盛りのタイムテーブルの中、あすわか大阪は
憲法ビンゴ・憲法カルタ、ブースでの活動紹介&物販などいろいろやります!
 さらに、あすわかの仲岡しゅん弁護士によるトークショーもご期待ください☆彡

 お祭りらしく、暖かい食べ物の屋台や雑貨のバザーもありますので、ぜひ
遊びにいらして下さい!(^^)!

お問い合わせ:大阪弁護士会人権課 06-6364-1227

2018年12月27日木曜日

憲法ビンゴde30秒動画☆ 99条「憲法尊重擁護義務」by山尾しおり議員(立憲民主党)


 憲法ビンゴde30秒動画、国会議員編(字幕入り)をご紹介します!
 さまざまな国会議員さんが、「これぞ」と選んだ憲法の条文を語って
くださってます。
 憲法を知るきっかけの1つとして、どうぞご覧ください。
 (字幕入りなので、音声を消してもバッチリです☆)
   ↓ 
 今回ご紹介するのは、99条「憲法尊重擁護義務」
 読み手は、
 国会論戦で鋭く政府・与党に斬りこむ山尾しおり衆議院議員(立憲民主党)!
 https://www.youtube.com/watch?v=XakFOwme4A4




 首相・大臣・裁判官など、「権力者」は皆、憲法に従い、その理念の
実現に努めなければなりません。
 
 権力を憲法でしばる。まさに「立憲主義」!な条文です。
 
 首相や与党のふるまいを見ていると、
 憲法を守ってほしい。っていうか、憲法を少しは知ってほしい。
 …って、言いたくなりますよね。
 なぜ、政府や与党が憲法を守らない(破り続ける)かといえば、
「守らなくても、次の選挙で勝てるし、支持率は下がらないし」と
思っているからです。
 
 政治家に憲法を守らせたい!民主主義をレベルアップさせたい!と
思うなら、それを実現できるのは、どんなヒーローでもヒロインでも
なく、国民一人ひとり次第です。
 一人ひとりが、どれだけきちんと政治を見張って、「この政治家
(政党)ダメだ」と思ったらきちんと選挙で落とさないと、政治は
“転落”し続け、民主主義は…息絶えてしまいます。


 主権者意識を高めることが(そこが難しいのですが💦)唯一の
「立憲主義を守る」道、ということですね。


* 憲法ビンゴのご注文はこちらから↓
 https://mailform.mface.jp/frms/asunojiyuu/vmct51ni362k
 

2018年12月26日水曜日

兵器はどんどん買う一方で 学童保育の規制緩和「職員は一人でOK」


「(学童保育)の運営に関し、自治体の自由裁量を拡大する」閣議決定。

具体的には、職員配置を1か所につき1人でもOK、という内容です。

●学童保育の運営、職員1人も可能 地方分権改革の方針決定 (共同通信)
 https://this.kiji.is/450111411230868577


…これを「わーい、規制緩和だ♪」と喜べるでしょうか。

喜べるわけがありません。


 やんちゃで元気な子どもたちが走り回ったりボールを蹴ったり
工作をしたり、思い思いに過ごす学童保育。ケガや事故がつきもの
だということくらい、たとえ子育て経験がなくても想像できるはず
です。

 この閣議決定は、「政府は、子どもを事故・ケガから守れる力が
格段に低下することを許した」、というものです。

 学童で働く職員さんをも愚弄するものです。
 「子どもの指導や見守りなんて、大した仕事じゃない(だから
1人でもできる)」という意味だからです。


 保育士の待遇改善をまったく見向きもしないこととも通じます。
(学童)保育という仕事がいかにエネルギーをつかうものか、いかに
尊いか、を全く理解していない。
 として、国民として、悔しくてたまりません。

 なぜ学童保育施設を増やさず、職員を増やさず、規制緩和して
お金を出し渋るのでしょう。
 27兆円も払って兵器を買い込むことより、まず目の前の国民と
子どもの生活の生きづらさを解消することに使ってほしい。
そう思いませんか。


 働きたい親(多くの場合、母親)の人生、子どもの命、平穏な
生活は「どうでもいい」という現政権の姿勢、露骨です。

世界的人権派ジャーナリストに性暴力疑惑


  狭い世界での上下(師弟)関係を利用した性暴力が、
また1つ発覚したという報道です。


●世界的人権派ジャーナリストに性暴力疑惑 
          7人の女性が証言 (文春オンライン)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181225-00010144-bunshun-soci


 なによりもまず、告発した方々の勇気ある行動に心から敬意を
表します。
 「優しさから出た行動なのかも」と尊敬する人物(加害者)の
行為を解釈して“納得”しようとも試みたことでしょう。
 あるいは「告発したらこの世界で生きていけなくなる」「信じて
もらえないかもしれない」「バッシング(2次被害)があるだろう」
という恐怖にもさいなまれ続けているでしょう。

 それを乗り越えて行動できる人は、残念ながらなかなかいません。

 (上記記事で明るみに出た加害行為については、すでに何人もの
関係者から同様の証言が出ており、言い逃れできません。)

 今回は、社会的意義ある活動を続け人権意識の高い人物と賞賛
されてきた人物による行為というだけあり、彼を尊敬し、彼に憧れる
多くの人の衝撃と落胆も計り知れません。
 しかし、「彼がそんなことするはずがない」という感情だけで事実
を否認したり、被害者を批判・非難することは許されません。
 性暴力被害者への取材経験もあり、性暴力の起きる構造を“理解”
しているはずなら、なおのこと責任の取り方も知っているはずです。

 自ら尊敬する人物の行為を明確に拒絶したり、告発したりすること
がいかに困難か(逆に言えば、弟子やファンに対する性暴力がどんな
に簡単か)、他に類を見ないほどの根深さを、改めて思い知らされます。

 性をめぐる人権意識の低さは、必然的に性「暴力」の容認につな
がり、暴力を容認する社会を構築します。

 そんな社会で、非戦・非暴力な個人が育つわけがない。


 どんなに地道でも、「個人の尊重」という憲法の根本精神を、
一人ひとりに伝え、植える営みを続けます。

2018年12月25日火曜日

1月31日(木) 医学部入試差別問題 みんなで考えるトークイベント@中目黒


トークイベント
「ひとりひとりの「思い」をどう次に繋げるか?
  みんなで考える「医学部入試問題」のこれから」

日時:2019年1月31日(木)
  19:00~21:00


会場: 中目黒トライ
  目黒区上目黒3-6-5 中目ビル5F
 (東急東横線 / 日比谷線 中目黒駅南口より約96m)

スピーカー:小島慶子氏 × 瀬治山角氏 × 宋美玄氏

モデレーター:佐藤倫子弁護士

定員 100名(事前申込) 入場料 1,000円

申込みフォーム →  http://ptix.at/yQV6Sn

主催:医学部入試における女性差別対策弁護団


<主催者メッセージ>
 2018年8月の東京医大不正入試報道は,多くの女性・男性に衝撃を与えました。
医学部入試における女性差別対策弁護団のクラウドファンディングには391人,
672万円を超える支援が集まるなど,この「事件」に心を動かされ,「何とか
したい」「この状況を変えたい」との思いを抱き,「自分なりにできることは
何なのか」と考える人々が多くいることが明るみに出ました。医療,教育,
ひいては社会のあらゆる場面に,いまだあからさまな女性差別が存在する――。
 私たちは今どのような状況にあり,何から解決していけばよいのか。
 そのために,ひとりひとりの思いや行動をどう次につなげていけばいいのか。
 エッセイストとして活躍する小島慶子さん,医師として精力的に発信を続ける
宋美玄さん,ジェンダー論を専門とする瀬地山角さんをパネリストにお迎えし,
参加者のみなさんとの意見交換を通じて,ともに考えていきたいと思います。


<スピーカー>
●小島慶子(こじま けいこ エッセイスト,東京大学大学院情報学環客員研究員)
 1972年,オーストラリア生まれ。
 学習院大学卒業後,TBSにアナウンサーとして入社。99年,TBSラジオの参加
型討論番組『アクセス』でギャラクシー賞DJパーソナリティ賞受賞。2010年に
フリーとなり,ラジオ,テレビ,雑誌など多様なメディアで活動中。

●宋美玄(そん みひょん 丸の内レディースクリニック 医師)
 1976年,神戸市生まれ。川崎医科大学講師,ロンドン大学病院留学を経て,
2010年から国内で産婦人科医として勤務。子育てと産婦人科医を両立,メディア
等でも積極的に活躍し,様々な女性の悩み,セックスや女性の性,妊娠などに
ついて女性の立場からの積極的啓蒙活動を行っている。

●瀬地山角(せちやま かく 東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻教授)
 1963年生まれ,奈良県出身。
 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了,学術博士。北海道大学文学部助手
などを経て,1994年東京大学助教授。2009年より現職。この間に韓国のソウル大学に
留学し,ハーバード大学,カリフォルニア大学バークレー校で客員研究員。
専門はジェンダー論。

<モデレーター>
●佐藤倫子(さとう みちこ 香川県弁護士会 弁護士)
 1975年生まれ,千葉県出身。中央大学法学部法律学科卒業。
 医学部入試における女性差別対策弁護団事務局員,
 日本弁護士連合会男女共同参画推進本部事務局長

控えめに言って「蛮行」



 ノーム・チョムスキー氏はじめ「知の巨人」たちも、沖縄・辺野古の
埋め立てを猛批判しています。

●沖縄県の承認撤回を「支持」 海外識者133人が声明 ノーム・チョムスキー氏、オリバー・ストーン氏ら(琉球新報)
 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-799262.html


 日本はすでに民主主義国家ではない、という理解が、国際的にも広がって
います。なんと恥ずべきことか。。。
 人類の発展の歯車をむりやり逆回転させるような行いをやめさせることが
できるのは、私たち国民だけです。
  
●<社説>大統領宛請願署名 米政府は工事中止指示を (琉球新報)
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-853143.html


<一部引用>
 歌手のうじきつよしさんは「かけがえなき沖縄の自然と人々を踏みにじる
蛮行を、みんなでストップだ」と記し、署名を呼び掛けた。
 琉球新報社が実施した過去5年間の県内世論調査では、辺野古移設に反対
と答えた人は7割~8割に上っている。最も高かった2012年5月の調査
は89%だった。
 共同通信社が今月中旬に実施した全国電話世論調査でも、辺野古移設を
進める政府の姿勢を「支持しない」と回答したのは56.5%に上った。
辺野古移設強行が沖縄だけでなく、日本の民意にも背いていることは明らか
だ。
 それにもかかわらず、政府は14日に埋め立て予定区域への土砂投入を開始
した。海中に次々と土砂が投入され、区域内の青い海が褐色に濁った。
うじきさんが言うように、これを「蛮行」と呼ばずしてなんと呼ぼう。

1月11日(金) 猿田佐世弁護士も登壇☆「しゃべり尽くそう!私たちの新フェミニズム」@東京


梨の木舎主催 出版記念シンポジウム
「しゃべり尽くそう!私たちの新フェミニズム」
望月衣塑子 × 平井美津子 × 猿田佐世



日時:2019年1月11日(金)
  18:30~20:30

会場: 文京区民センター3-A会議室(東京)

  http://www.nd-initiative.org/event/5593/


参加費: 1,000円(ND会員・学生は無料)
申し込み:下記URLをご利用いただくか、
     FAXにてお申込ください。
  メール(info@nd-initiative.org)でお申し込みの
  場合は、開催日・氏名・ご所属・住所・電話番号
  をお知らせください。
  http://www.nd-initiative.org/event/5593/

  梨の木舎(FAX): 03-6256-9518


* 当日参加も受け付けますが、できる限り事前申込みをお願いいたします。




<主催者メッセージ>
 梨の木舎では、書籍『しゃべり尽くそう! 私たちの新フェミニズム』の出版を
記念し、シンポジウムを開催する運びとなりました。

 シンポジウムには望月衣塑子氏(東京新聞記者)、平井美津子氏(公立中学教諭)
、猿田佐世氏(新外交イニシアティブ代表、弁護士)が登壇し、また伊藤詩織氏
(ジャーナリスト)と三浦まり氏(上智大学法学部教授)からはビデオメッセージ
をお寄せいただく予定です。
 権力を監視する真のジャーナリズムの役割や、「慰安婦問題」を次の世代に
伝える人権教育の実践、日米外交に多様な声を届けるための市民外交の挑戦など、
それぞれ異なる分野での活動からご報告をいただいた後、パネルディスカッション
を行います。


●登壇者:
・望月衣塑子(東京新聞記者)
東京新聞社会部記者。著書に『権力と新聞の大問題』(集英社)など。
2017年、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞

・平井美津子(公立中学教諭)
大阪府公立中学校教師。立命館大学・大阪大学非常勤講師
著書『「慰安婦」問題を子どもにどう教えるか』(高文研)など

・猿田佐世(新外交イニシアティブ代表、あすわか弁護士)
自らワシントンにてロビーイングを行う他、日本の国会議員等の訪米行動を
企画・実施。枝野幸男立憲民主党代表や、翁長雄志沖縄県知事(当時)に随行
する沖縄訪米団、稲嶺進名護市長・玉城デニー衆議院議員(いずれも当時)等
の訪米行動の企画・同行を担当。
 米議員・米政府面談設定の他、米シンクタンクでのシンポジウム、米国連邦
議会における院内集会等を開催。
 著書に『新しい日米外交を切り拓く』(集英社)、『自発的対米従属 知ら
れざる「ワシントン拡声器」』(角川新書)など。


●ビデオメッセージ(予定):
・伊藤詩織(ジャーナリスト)
「アルジャジーラ」「エコノミスト」「ロイター」などの映像ニュースや
ドキュメンタリーなどの制作を行う。著書『ブラックボックス』(文藝春秋)

・三浦まり(上智大学法学部教授)
「パリテ・アカデミー」代表理事。著書に『私たちの声を議会へ:代表制
民主主義の再生』(岩波書店)など


* 終了後、登壇者3名による『しゃべり尽くそう!私たちの新フェミニズム』
のサイン会を行います。

『しゃべり尽くそう!私たちの新フェミニズム』(梨の木舎)
共著:望月衣塑子・伊藤詩織・三浦まり・平井美津子・猿田佐世
定価:1,500円+税



●主催:梨の木舎
後援:新外交イニシアティブ(ND/New Diplomacy Initiative)

2018年12月24日月曜日

平和や自由・平等が“冷笑”される社会で


 「殺していい命」などないし、「許される殺戮/正しい“暴力による支配”」
もない。
 この根源的な発想を「お花畑」「理想論」「空想」だと一蹴・冷笑・嘲笑する
声が幅を聞かせ、そう主張する政治家を「本音を語る」と支持される社会に、
「人が大切にされる」「自分らしく生きられる」未来はありません。
 必ず、国民の生活や尊厳、なにもかもが「仕方ない」のひと言で切り刻まれ
る社会になっていくでしょう。


 「戦争も仕方ない」「死刑も仕方ない」「弱者の切り捨ても仕方ない」

…「仕方ない」といって「殺してもいい命もある」「切り捨てられてもいい人も

いる」のだと容認していいのでしょうか。

 そもそも本当にそれは「仕方ない」ことでしょうか?

 実現可能なリアルな選択肢として、非戦や平等・人権保障を考えてみませんか?


 憲法、自由、民主主義、平和…。遠いようでいて、ぜんぶ「それがなきゃ生き
ていけない」ものです。

2018年12月23日日曜日

沖縄の海兵隊「戦略的必要性ない」by元米軍高官


元米軍高官の告白です。


●「戦略的必要性ない」 在沖海兵隊に元米軍高官言及 
          90年代分析 日本の経費負担好都合 /沖縄 (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20181223/rky/00m/040/005000c


「沖縄の海兵隊駐留に正当な戦略上の必要性はない。」

 ではなんのために沖縄に海兵隊が駐留しているのかといえば、日本政府が
多額の米軍駐留経費を支払っているため、カリフォルニア州に置くより、
安上がりだから、という理由…。
 ただただアメリカの財政上、都合がよく、米本土に海兵隊を戻すより安く
済むから、だということです。

 日本政府がさんざん言い続ける「抑止力として必須」という主張も一蹴して
います。
 日本政府は「沖縄には絶対に米軍(海兵隊)を駐留させなければならない」
という結論ありきで、沖縄に犠牲を強いてきました。

 それがどんなに意味のない犠牲だったことか。
 沖縄の民意も、貴重な生態系も、むざんに踏みつぶして暴力的に進める埋め
立てに、何の必要性もないのです。

 基地は要らない。
 沖縄に犠牲を強いる必要などない。
 貴重な自然環境を守りたい。
 率直にそう感じる方は、ぜひ、声をあげてください。
 一人ひとりの声は小さくても、微力は無力ではありません。
 共感するツイートをRTしたり、記事をシェアしたり、新聞に投書したり、
報道番組に感想を送ったり。
 一人でも夜でもできることは、たくさんあります。
 国民の声が政治を動かす。
 民主主義の自然なサイクルです。

「政治的」であたりまえ



 政府のふるまいに疑問や批判の声をあげると「政治的だ」と敬遠される
一方、称賛しても「政治的だ」とは“疑問視”されない日本社会。
 政権批判だけがタブー視されます。

 政治的でなにが悪いのか…?私たちはこの国の主権者で、政治を語る権利
もあれば政治に参画する責任もあります。大いに語りましょう☆

●ローラ、りゅうちぇる、ウーマン村本etcが米国政府動かす!?
     辺野古米軍新基地の建設中止署名が急増 (志葉玲)
https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20181221-00108445/


 沖縄辺野古の埋め立て(生態系の破壊)を辛い気持ちで見つめ、発信する
ことは、この社会に生きる人間として、ごく自然なことです。
 批判や称賛の声が議論を起こし、思索し、自分なりの考えが生まれ、その
声がまた議論を深め、国会に響く。民主主義のあるべきサイクルです。
(あすわかツイート)

2018年12月21日金曜日

27兆4700億円の税金が兵器(戦闘機)に…


●新大綱・中期防が決定、総額27兆4700億円 F35追加購入105機 (ロイター)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181218-00000036-reut-cn


 27兆4700億円という、想像を超える額の税金を惜しみなく兵器に使い、
貧困にあえぐ子どもやシングルマザー、高齢者たちの支援にはとことん出し
しぶる。

 とことん、国民の生活や命はどうでもいいんだな、と感じずにはいられません。

 理不尽だと感じたら、しっかり声を上げましょう。
 SNSやメディアへの投書、ご意見フォームなど、大げさでなくても自分なり
にできる「声のあげ方」って、いろいろありますよね。
 そして最終的には、やっぱり投票で示すしかありません。

 ちなみに、「軍事とか素人だからよく分からないけど、27兆円税金使われる
のもきっと仕方ないんだろうな」「素人が口出しするべきではない」と無理やり
な“納得”の必要はありませんし、「しょせん私は素人だから、そういうのは政治
家に任せておけばいいんだ」という思考停止になる危険があります。
 素直な感覚を大切にしてください。

 本当に27兆円つぎこまないと侵略されるほど危機的状況なら、その国と
こんなに通常運転の貿易していません!

2018年12月20日木曜日

「緊急事態条項」??今のうちに知っとこ改憲4項目②-1☆ 


 「大災害時には権力を内閣に集中させてスムーズな対応を図るべき!
だって非常時なんだから!」と、自民党は憲法に「緊急事態条項」の創設
を提案しようとしています(いわゆる“改憲4項目”の2つ目)。


 緊急事態条項とは、例えば「戒厳令」や「非常事態宣言」など、他の
ネーミングで採用している国もあります。
 一般的には「国家緊急権」というもの。
 およそ通常の統治システムでは対処できないほどの非常時(戦争・内乱
・大災害など)に際し、三権分立や人権保障などの憲法体制を一時停止し
て、権力を一点に集中させることで、事態に対処する、というシステムです。

 憲法体制の一時停止… 簡単に言えば、独裁のスイッチです。

 「大震災の時とかだけでしょ?」とお思いかもしれませんが、実は法律
の世界では「戦争」も「災害」に含まれます。
 つまり今後、米軍の戦争に自衛隊が参加した時も、「災害時」といえて
しまえます。



 自民党が“提示”予定の条文を見てみると、なんと内閣の一存で三権分立が
止まり、政令によって自由に国民の権利を制限したり今までの法律を“改正”
することも可能になります。
 自在に作る“法律”について国会の事前承認は不要で、たとえ事後承認が
得られなくても「無効になる」とは書かれていません(!)

 ちなみに「東日本大震災で、憲法に緊急事態条項がないせいで被災地で緊急
車両のガソリン不足が相次ぎ、多くの震災関連死を招いた」という言説について。
調査の結果、燃料不足により救急搬送できなかったという事実は1件もなく、
デマであることが確認されています。
 デマに煽られないようご注意下さい。

 災害時なんだから、と言われると不安になるかもしれませんが、災害大国
である日本にはすでに災害対策基本法や災害救助法ほか緻密な(人権保障の
観点からはかなり危ういといっていいほどの)災害法制が整っています。
緊急事態条項など不要で、内閣の独裁よりも権限を現場に下ろすことの方が
よほど大事です。


*** チラシのご案内 ***
 憲法がなんなのか、まずそこが理解できているか怪しい首相と与党によって
進められそうな雰囲気の改憲。
 自民党が“提示”したがっている改憲4項目(←まだ党内で正式に「案」と
決まったわけでもない謎の存在なのですが)、ご存知ですか?
 ぜひ今のうちに、知ってみてください!
 見た目もかわいい、カラフルなチラシをご紹介します☆
 題して
 「『なんとなく賛成』からはもう卒業! 
            自民党改憲案2018って実際どうなの('_')?」 




 料金:100枚1000円+送料

 ご注文方法:①お名前 ②送付先住所 ③電話番号 ④必要枚数 を明記の上、
あすわか事務局peaceloving.lawyer@gmail.com まで o(^o^)o