2019年12月27日金曜日

海上自衛隊が閣議決定1つで中東に。。。政府の独断だし、平和外交はどこへ?



 政府は27日の閣議で、海上自衛隊の中東派遣を決定しました。


● 海上自衛隊の中東派遣を閣議決定 
           護衛艦と哨戒機、260人規模 (共同通信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191227-00000034-kyodonews-pol


● 海自の中東派遣を閣議決定 
           護衛艦部隊、2月の活動開始目指す (毎日)
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191227-00000011-mai-pol




 具体的には防衛省設置法の「調査・研究」を根拠に中東海域での
航行の安全確保を目的とした海上自衛隊の独自派遣を決定した、と
のことですが、閣議決定1つであっさり自衛隊を海外に派遣できて
しまうこと自体に戦慄を覚えます。

 記事で「政府の独断で自衛隊の海外派遣が歯止めなく広がるとの
懸念は拭えない」と書かれているように、こういう既成事実の積み
重ねは、意図的なものでしょう。臨時国会で追及されないように
わざわざ閉会後に、こんなにも重大な案件を閣議決定するという
非民主的な手法は卑怯です。


 また、アメリカに対話外交を促さずただただ歩調を合わせる姿勢
は9条の理念とも乖離しています。
 「調査・研究」とはいうものの活動中に有志連合の軍事行動による
緊張で「不測の事態」が起きれば、武器使用も伴う「海上警備行動」
に切り替わります。
 有志連合と全く無関係…なわけがなく、やはり国会で十分に審議
されるべきだったし、憲法9条にのっとり平和外交に努めるべきです。


「DAYS JAPAN」広河隆一氏の性暴力・ハラスメント 検証委員会が報告書を公表



 写真誌「DAYS JAPAN」の元発行人でフォトジャーナリストの
広河隆一氏が起こした数々の性暴力とパワハラ事件。
 発行元デイズジャパンが、検証委員会の報告書をホームページ上で
公表しました。


● 「著名フォトジャーナリストの肩書を濫用した悪質な性暴力」
               デイズ検証委員会が報告書 (Buzz Feed)
 https://www.buzzfeed.com/jp/akikokobayashi/dayshoukokusyo1



● 広河隆一氏による性被害を認定 
            デイズジャパンが検証委報告公表 (共同通信)
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191227-00000055-kyodonews-soci



 膨大な量の報告書では、圧倒的な上下関係を背景にした性暴力と
パワハラを「著名なフォトジャーナリストとしての肩書きを濫用し、
女性たちから自身への尊敬の念に乗じ、権力性を背景に重ねた、
悪質な代償型セクシュアルハラスメントである」と断じています。


 フォトジャーナリズムの圧倒的な権威である広河氏が、女性たちを
次々に「抵抗できない状況」に陥れる様は、卑怯すぎて言葉を失いま
す。

 広河氏は検証作業に非協力的であるばかりか「合意があったはず」
「暴力的な強要はなかったはず」といまだに弁明し続けているそうです。

「これ以上被害者らに恐怖と苦痛と不安感を与えるような言動は絶対
にしないよう、行動を自重」せよの検証委員会の強い警告が、同氏に
届くことを願います。
 告発した被害者の方々には、改めて心から敬意を表します。

泉首相補佐官が民間業者に便宜供与 高江ヘリパッドをめぐる醜悪な「政治の私物化」】



 政府が強行に建設した沖縄・高江の米軍ヘリパッド。
 和泉洋人首相補佐官(菅官房長官の側近)が、建設への助力を
電源開発(Jパワー)に求め、見返りに「海外案件は何でも協力
します」と持ち掛けた一連のやりとりが書かれた、Jパワーの
内部メモがスクープされました。。。


● 首相補佐官、米軍ヘリパッド建設で便宜打診か
 「海外案件は何でも協力」内部メモを本紙が入手【メモ全文あり】
                      (沖縄タイムス+プラス)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/514596?fbclid=IwAR1E01mYwl74Qe067BFzAQKnWxg1rs7JsE8lFAwxFa4GltfudWs7KwdmZSc




「あと3か月で完成させるには、JPから建屋、水、燃料タンク等
の協力を得たい。」

「国が米国との関係の中で急いでいる事業、と受け止めて、協力して
欲しい。中立とか言うのは勘弁して下さい。」

「海外案件は何でも協力しますから。」


 ど、どこが「県民の思いに寄り添う」……orz

 首相や大臣が繰り返したこの言葉、虚しすぎて、むしろ嫌がらせの
ように響きます。
 水面下では「なにがなんでも建設ありき。県民の反対など無視」と
言わんばかりに、民間業者に便宜供与するという醜悪な実態が明らか
になりました。
 徹底的に民主主義を壊す政治です。


 沖縄の話は自分には無関係、ではありません。
 今後、自分の地元に米軍施設や自衛隊基地など軍事設備、核処理施設
などが立てられそうになった時、かならず、今の政府は同じことをする
からです。
 これとまったく同じことを、いくらでも、どこででも、繰り返すで
しょう。
 これが現政権の「地方自治/地元の意思など、どうでもいい」という
一貫した態度なのですから。
 
 自分の地元にそんな計画が持ち出されてからでは、手遅れなのです。
 沖縄差別を終わらせるだけでなく、こうした手法を終わらせるため、
この醜悪な行政を終わらせるために、声をあげましょう。

 自分のできることはなにか、模索する。投書?メール?FAX?
なんでもいいのです、自分でもできる、その「微力」の積み重ねが
政治を変えます。

現役海兵隊員が「能力もなく抑止力にもならない」! 沖縄の海兵隊の削減を提案!



 現役の海兵隊員(現場中堅クラス)が沖縄に駐留するアメリカ
海兵隊を
「紛争シナリオに関連する能力がなく、敵にとって大きな抑止力と
ならない。沖縄での訓練は制限され、重火器の訓練もできない」
などの理由を挙げて、削減を提唱した、とのこと。


● 現役の海兵隊員が論文で
     「十分な能力なく抑止力にならない」 (沖縄タイムス+プラス)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/514599?fbclid=IwAR0cQ9HIoPnvWHkkvlA2_-j8iI_sfQrqfRUbnWKmeI8abU5L8fSnZ0PwMOI



 海兵隊歩兵士官のウォーカー・D・ミルズ中尉の、米シンクタンク
「国際海事安全センター」で発表した論文だそうです。
(米軍が、中国に対抗する新戦略を構築する上で、予算確保のために
ムダを省くべし、という文脈です。)


 辺野古の新基地が、いかに無駄か!また一層、明らかになりました。
当事者(海兵隊)が言うんですからね。。。

 こんな無駄で、役に立たないもののために、サンゴ礁が埋め立てられ、
今後9300億円も税金を投じるという、狂気。

 でもこの狂気は、私たち国民の意思で、止められます。

 こんな計画をこれ以上進めようとする政権にも与党にも、票を投じ
なければいいのですから。
 税金を必要なもの(国民が求めるもの)にかける。このシンプルな
民主主義の基本を、取り戻しましょう。 

辺野古新基地9300億円!? 中止の一択しかありません



 辺野古の新基地の総工費、5年前には3500億円と言っていた
のに、9300億円に「変更」だそうです。


● 辺野古新基地の総工費9300億円 
     工事完了は「承認」後12年 防衛省が計画変更 (琉球新報)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1048549.html




 5年前には3500億円と言っていたのに、9300億円に「変更」。
さらりと「変更」できるレベルではありません。

 こんなに計算が狂うって、なに。官僚の能力の欠落だとしても、実は
ずっと国民をだましていたのだとしても、ただでは済まされません。


 こんなに巨額の税金をここに投じる意義がほんとうにあるのか、
主権者国民の熟慮や国会の議論と判断が改めて必要ですし、それまで
工事は止めるべきでしょう(少なくとも地元沖縄の基地建設反対の
民意は明らかです)。


 オリンピックの予算の無限の膨らみっぷりでも感じますが、政府の
出す試算・見通しの甘さかげんには、いいかげんに失望と怒りがこみ
上げます。


 「そうは言っても、もう工事始めちゃってるから進めるしかないよね」
という心理に追い込みたいのかもしれませんが、そうはいきません。
明日の生活費にも事欠く国民がこれだけいる今、「兆」の単位まで膨らみ
そうな税金を、必要性も合理性もない海兵隊の基地などに費やす余裕など
1円もないのです。中止してください。

「桜を見る会」招待者名簿、第2次安倍政権下では大臣判断なく決定。。。



 「桜を見る会」の招待者名簿の決裁が、第2次安倍政権では
行われていなかった、という事実が判明。。。


● 桜見る会招待、大臣判断なく決定 
                          名簿の決裁、第2次安倍政権以降ではゼロ (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20191226/k00/00m/010/268000c?fbclid=IwAR3CSesuuyBBVEJUxHqvzgAYHCIElXtu8LqeKtewsMlzyc1tPi5GiYt0aJo





 首相主催として、首相の名の下に行われる(莫大な予算を投じる)
公式行事が、安倍首相が返り咲いて以降、誰も責任も取らない形で、
ノー決裁で。

 およそ文明国の形(テイ)をなしていません。

 7年間での、この国の「墜落」に、震えます。

2019年12月21日土曜日

「桜を見る会」問題のせいで国会が停滞!? 真実は…



● 桜を見る会問題、国会審議に占める割合はわずか。
   長引かせたのは誠実な回答から逃げ、嘘をつく政権与党
              (ハーパー・ビジネス・オンライン)
    https://hbol.jp/208979



Q.野党が騒いで『桜を見る会』について多くの審議時間が割かれて
 しまっている」?
  ↓
A.桜を見る会の審議時間は、全体のわずか2.8%



 「野党のせいで政治が停滞した」というイメージを国民に植えつけ
たいがためのデマです。
 報道されないだけで、国会では早朝から夜までさまざまな議事が
びっしり。「桜を見る会」ばかりやってもっと大事な案件があるだ
ろー、という安易な悪態には決して流されないよう、お気を付け
ください。もしそういう発言を聴いたら、やんわりと否定して事実を
伝えましょう!

 デマに流されず、たしかな知識を土台に、自分の頭で考え、行動
できる主権者でありたいと思います。

「公用車の定義はさまざま」



 「公用車の定義はさまざま」という理由で答弁拒否する菅官房
長官。

● 「公用車の定義はさまざま」昭恵氏の使用状況答えず
            19日午前の菅官房長官会見詳報 (毎日)
 https://mainichi.jp/articles/20191219/k00/00m/010/098000c





 逃げの「○○の定義はさまざま」術…すさまじい言葉の破壊に、
言葉が出ません。
 明日は何の定義をさまざまだと言うのか。

 暴排対策や治安を犠牲にし、日本語を冒涜し、なりふり構わない
政治は、もう終わらせませんか。
 主権者一人ひとりの行動次第です。

桜を見る会前夜祭「会費5000円払わなかった人も」



「首相の地元・山口県下関市の田辺よし子市議(無所属)は19日、
国会内で開かれた野党追及本部の政府側へのヒアリングで『会費
5000円を支払わなかった人がいる』と証言」


● 桜を見る会前夜祭「会費5000円払わなかった人も」
                  首相地元の市議が証言 (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20191219/k00/00m/040/109000c




これが真実なら明白な買収…!!

5,000円は安すぎないか、という程度問題とはレベルが違う疑惑です。

毎日新聞の続報が待たれます。ほかのメディアも猛追を!

応援しましょう、そして発信しましょう。

性暴力とセカンドレイプ 撲滅のために何ができるか、「不断の努力」さがし



 ジャーナリストの伊藤詩織氏が元TBSワシントン支局長の山口
敬之氏から性暴力を受け、損害賠償請求訴訟を起こして勝訴しま
した。
 伊藤氏は判決後の記者会見で、これまでに受けてきたセカンド
レイプに対して「法的措置を考えている」と述べました。

● 伊藤詩織さん、中傷やセカンドレイプに「法的措置をとる」(ハフポスト)
https://www.huffingtonpost.jp/amp/entry/story_jp_5dfb0d3de4b0eb2264d41b9d/?__twitter_impression=true




 心身にとりかえしのつかない傷を負った被害者を、落ち度だの
売名だの中傷・罵倒する卑劣なセカンドレイプ。
 特に、加害者が首相と極めて距離の近い山口氏であったことで、
伊藤氏の受けたセカンドレイプは常軌を逸するレベルのものでした
(控訴の意向を表明した山口氏の記者会見での発言は、やはり
どれもこれも下劣としかいいようのない誹謗中傷でした)。

 こうした人権侵害を許さない、と毅然と声をあげることにどれ
ほど勇気が要ることか、想像を超えます。
 伊藤氏の姿勢からは、声をあげることができない多くの性暴力
被害者たちの未来を切り開きたいという使命感が伝わります。
 心からの敬意を表し、そして自分には性暴力の根絶のために何が
できるのか、考え、動く。一人ひとりに求められるのは、やはり
「不断の努力」でしょう。


 「性暴力かー、気の毒だねー」でも自分には関係ないや、で
スルー。
 これは、ほとんどの性暴力被害者が声をあげられない現状を
追認することと同じだ、と、スルーしている人に気づいてもら
いたいものです。

 いや、追認なんかしてないし!加害者の味方なんかしてないし!
と反論が来るかもしれませんが、
 弱者が弱者でなくなるためには、「弱者でない者」こそが動か
なければ、結局何も変えられなのです。
弱者にすべてを背負わせちゃいけないのです、弱者なのだから。

「首相の伝記作家によるレイプ」 政権の闇をあばくたたかいでもあります


 ジャーナリストの伊藤詩織氏が元TBS記者の山口敬之氏から
性暴力を受け、損害賠償請求訴訟を起こし、東京地裁で全面
勝訴したことは、すでに広く報じられています。
 伊藤氏の勇気ある行動に、心からの敬意を表します。


 さて、この事件、就活セクハラの極みであると共に、伊藤氏の
たたかっている相手が単なる性暴力加害者ではなく、首相官邸で
あることを、しっかり報じる国内メディアは残念ながら多くあり
ません。


● Abe’s biographer raped junior colleague Shiori Ito
                 in Japan’s #MeToo case (THE TIMES)
https://www.thetimes.co.uk/article/shiori-ito-wins-damages-in-japans-metoo-rape-case-v57xqmrqq



 ↑
この記事に限らず、海外メディアは伊藤氏の受けた性被害が
「現政権によってもみ消されかけた」可能性大という、この事件
の決定的なポイントを忖度せずに報じています。
 山口氏が控訴の意向を表明した記者会見でも、海外メディアは
同氏と首相との関係、事件への官邸からの“協力”の有無について、
単刀直入に質問していたのが印象的でした(山口氏は当然否定
していましたが…)。
 仲間のためなら司法介入までする政権の下では、公平公正な司法
の実現は今後さらに難しくなるでしょう。


 控訴審以降の展開は予測不可能ですが、この事件についての首相
官邸の疑惑について国民が決して忘れず声を上げ、マスメディアに
追及を求め続ける事が、なにより肝要です。
 すでに山口氏に逮捕状が出て、執行するために警察が同氏を待ち
伏せしたところに警視庁の刑事部長からの電話でそれが止められ、
果ては不起訴となる前代未聞の事件。
 逮捕が止められた謎の真相がマスメディアの取材で明らかになれば、
この裁判の展望もさらに明るいものになるでしょう。


 この事件は、この国の民主主義・立憲主義・三権分立という根幹が
崩された事件でもあります。
 その回復という意味でも、決して忘れてはならない、追及し続けな
ければならない事件です。

2019年12月18日水曜日

「お答えを差し控える」の急増 これを許せば政治すべてブラックボックス



 首相・閣僚・官僚の「お答えを差し控える」という答弁の急増。。。


● 「お答え控える」安倍政権の答弁、「悪夢の民主党政権」の4倍
            12年105回が19年420回に (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20191216/k00/00m/010/253000c



 「お答えを差し控える」=回答拒否。

 国会での質問に対して、回答拒否などという選択肢があるわけない
のに、勝手に「回答拒否する権利がある」ということにしてしまった
首相や政権に、おののきます。
 
 誠実に政治をしようという気が、国民に誠実に向き合おうという気が、
彼らには1ミクロンもない。
 ただただ、国会と国民を愚弄しているわけです。


 なにが、「悪夢のような民主党政権」ですか…。
 悪夢って、今がまさに悪夢のようですよね…

 政府がいくらでも質問に回答拒否できるなら、もう政治はブラック
ボックスです。
 政府のやっていることを、何一つ突っ込めない、真相を知ることが
できない、闇の政治です。
   

恥ずべき就活セクハラ 穴だらけの政府方針を変えさせなければ(パブコメ20日まで!)


 信じがたい(でも就活経験者にとっては当たり前なのかもしれない)
実例に、目を疑います。。。


● <働き方改革の死角>政府のハラスメント対策指針 
              就活生も義務化を 緊急座談会 (東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201912/CK2019121502000124.html


● 就活セクハラ 決別を (東京)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201912/CK2019121502000123.html 
 

<抜粋>

 若者は教育の場では男女平等と教えられ、それが当たり前と思って
育っている。だが、就活という実社会の入り口に立った途端、それが
建前に過ぎなかったことを思い知らされる。
 「将来、結婚するつもりは」「付き合っている人は」と聞かれる。
 企業は採用してもすぐに結婚してやめられたり休まれたりするのは
困る。女性をふるいに掛けようとする不躾(ぶしつけ)な質問に学生
らはあからさまな女性差別と、仕事と家庭を両立できない将来を思い、
傷つく。
 OB訪問すれば、ホテルや自宅に誘われる。内定を取ろうと必死の
学生が深刻なセクハラ被害に遭い、大手企業の社員が逮捕された刑事
事件も相次ぐ。
 座談会にもあるように女性の権利を自覚する人ほど屈辱的な体験に
無力だったことに自信喪失する。ある者は就職を断念、多くの若者が
トラウマを抱えたまま「どうせ会社はこんなもんだ」と、あきらめと
ともに社会人生活をスタートさせる。


<抜粋終わり>


 就活生と採用側という圧倒的な力の差を利用した恥ずべきセクハラ。
「女性にはそういうこと言っても(力関係を利用した性的関係を要求
しても)いい」という女性蔑視の意識が根深いからこそ起きる性暴力
です。

 撲滅させなければなりません。


 企業に何の防止対策も義務付けない現在の政府指針は無力で、
むしろセクハラを温存させる意図すら感じます。
「政府は最初から破らせる気満々じゃんって思います」という記事中
の指摘は正しいですね。


 政府の指針は甘すぎる、もっと実効的なものに変えるべきだ、という
声を、パブコメに寄せませんか?20日までです。
 ぜひ手短でいいので、書きましょう!
https://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495190289&Mode=0

女性議員が増えないと社会は変わらない 申琪榮准教授のインタビュー記事



 日本のジェンダーギャップが世界153か国中121位と、最低
レベルを更新したという報道。

 これに関し、女性の政治参加が進まない現状について、お茶の水
女子大学ジェンダー研究所の申琪榮(シンキヨン)准教授のコメント
が光る記事を紹介します。


● 男女平等はまた後退 
   ジェンダーギャップ指数2019で
         日本は過去最低を更新し121位、G7最低 (ハフポスト)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5df74276e4b047e8889fdd98?ncid=fcbklnkjphpmg00000001&fbclid=IwAR1BVWLbd2UQ4A-rkporlo-l9P3QJqNQmNYkbS9qas2fpujXnkUzhjo9I5M



 コメントすべてすばらしいのでぜひ上記記事をお読みください。

 あえて抜粋すると…


<抜粋はじめ>

―「女性政治家を増やすと、能力のない人まで当選する」と不安がる

人も多いようです。

 いえいえ、今は、女性差別があることによって本来当選できないはず
の能力のない男性政治家がいっぱいいますよ。そういう人が去ることに
なりますから安心です。女性の政治家は今少ないですし、バッシングも
ある。この状況で政治家を目指す女性は、よっぽど覚悟もあって能力も
非常に高い人ですね。そういう人にぜひなってほしいですよね?
 だから、女性を増やした方が、議会全体の能力は確実にアップします。
実際に様々な研究からもそれは明らかですよ。


<抜粋終わり>


 納得!ですよね(笑)。
 性別関係なく能力がある人を当選させるべきだ、と主張してクオータ
制導入に反対する人がいますが、じゃあ現在、男性議員はどなたも皆、
能力ある当選すべき人がそろってるんですか、と。
 「性別なんて関係ない」という言い方が、事実上、男性ばかり(ムダ
に)当選させている現実を後押ししてるんですよ、というわけです。


<抜粋はじめ>

――「政治が自分たちの生活とは別モノとの考え方が、女性の政治参加

を遅らせている」というご指摘ですね。

 誰にどのようにお金を配分するか、これは基本的に政治の場で決めら
れるわけです。誰もそのことについて質問をしなければドンドン後回し
になってしまう。
 少し広い意味での政治ということを考えてもらわないと、いつまでも
「自分とは関係のないこと」となってしまう。保育政策から年金まで、
あらゆる政策が、自分の生き方に関わってくるんですよ。

 地域別でかなり違うと思いますが、日本の地方では特に、今だに男尊
女卑の考え方が大きいと感じます。「政治は男の仕事。女が関わるべき
じゃない」。究極に言えば、女性が政治に参加しない理由は、これが
一番大きいです。若い女性でその状態が嫌だと感じる人は都会に出て
しまうから、地方ではこの構造が温存されます。


 <抜粋終わり>


 …女性の人権に関わる施策が永遠に二の次になっている、そのカラ
クリが分かりますよね。

 女性議員を増やさなければ、社会が変わらないこと、まざまざと
分かる分析です。

日本のジェンダーギャップ指数 世界最低レベルの121位


 スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が発表した
2019年の各国の男女格差(ジェンダーギャップ)の報告。

 日本は依然として政治や経済の分野で大きな格差があるとして、
153か国中、前年よりさらにランクを下げ、過去最低の121位
になりました。。。orz


● 社会進出めぐる男女格差 日本は過去最低の121位に (NHK) 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191217/k10012217401000.html




 男女平等なんて実現させてたまるか、という頑なまでの意思を
感じるほどですね。
 自民党政権が復活して以来、ランクは下がり続けているので、
ずっと性差別が薄まらない、無くならない現実は、現政権にまさに
そういう固い意思があるがゆえなのでしょう。

 「すべての女性が活躍」なんていうスローガンがいかに空虚なものか…

 どういうつもりなのか、首相は国会で説明すべきです。


 女性の自由な生き方なんて、この政権下では二の次どころか
「そうはさせたくない」とい位置づけなのでしょう。
 
 自分には関係ないと思っている男性には、女性を踏み台にしてる
から今の生活があることをもう一度「それでいいのか」とよくよく
考えてほしいところですし、
 あるいは「女性の自由な生き方を許さない」という考え方が、
同時に男性を息苦しくさせていることに、いいかげん気づいて
ほしいのです。
 男は力強くあれ。
 外で企業戦士としてたたかい、家事育児には触れずに、大黒柱と
して生きるのが本懐である。
 こんな型にハメられてるから、簡単に育休とれなかったり、弱音を
吐けなかったりしてるわけで。自分だって子どもかわいがりたい、
弱音吐きたい、マッチョでいたいとは思わない、企業戦士なんて
キャラじゃない… 性差別は、結局、男女共に不幸です。


 現政権に、性差別の解消は期待できません。
 この政権を終わらせて、男性も女性も同じ一人の人間として自分
らしく生きられる社会を作り、子どもたちに手渡しましょう。

低所得高齢者に、さらなる負担 なぜこんな仕打ちができるのか



 厚生労働省は社会保障費抑制に向け、一部の低所得高齢者に関し、
護施設を利用する際の食費の自己負担を月額2万2千円増やすことを
決めた、とのこと。。。


● 介護施設、月額で2万2千円増 
        最大で低所得者の30万人対象 (共同通信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191216-00000054-kyodonews-soci



 あえて最も弱い立場の人に、追い打ちをかけるように負担をかける。

 月額2万2千円って、ものすごい増額。。。


 消費税率をあげておきながら、決して福祉に充てようとはしない。
豊かな大企業の法人税はもっと下げようとする。
 「社会保障費抑制に向け」って、なぜ1機100億円する戦闘機を
爆買いしたり、無駄すぎる米軍基地を(サンゴ礁を埋め立てて)辺野
古に作ったり、軍事費を膨らませることには躊躇が無いのでしょう?
どう考えても、抑制するなら、ここを抑制すべきですよね??

低所得者からさらに月額2万2千円奪うって、命にかかわるレベルです。

 なぜこんな仕打ちができるのか、理解に苦しみます。

 老いない人はいません。
 老いたのち、生活費に困るリスくが無い人もいません。
 誰にとっても、他人事ではないのです。
 そんなにイヤならさっさと死ねと言わんばかりの冷酷な政策、
こんなのもう、止めさせましょう。

 「こんなのおかしい」
 「なんのための政治なのか分からない」
 「こんな政治が続いたら自分や子供の将来が不安すぎる」
 怒り、戸惑い、不安。どんどん声に出しましょう。
 

「桜を見る会」招待状60 政府「イヤです調査しません」と拒否。。。!



● 桜見る会首相推薦枠「調査せず」 
           衆院内閣委、野党質問に (共同通信)
https://this.kiji.is/579516541408494689?c=39546741839462401




● 桜を見る会「調査の必要ない」 
           説明責任を負う側なのに (朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASMDK4K9WMDKULFA01C.html


 「桜を見る会」の招待状につけられたナンバリング「60」の意味
(首相招待枠という意味である可能性が極めて濃厚)をめぐって、
野党からの調査要求に対し、政府側が拒否しました。。。

 拒否って…

 拒否できる権利があると思っているところが、信じがたいのですが。。。

 上記記事によると、政府側は「実務を振り分けるため便宜的につけて
いる。それ以上、調査する必要がない」と回答。

 実務担当者への確認を求めても、政府側は「必要は感じていない」
「(担当者の)記憶を呼び起こすようなことはいかがなものか」
拒否した、とのこと。


 「全国民の代表」である国会が質問し、調査を求めているのです。
行政は国民からの質問とこころえて回答する義務があります。
 これを拒否できるのであれば、もう何だって拒否し放題ではあり
ませんか。政府に都合の悪い質問には「イヤです答えません」で
済ませられるなら、もうそれは公正でも民主的でもなんでもない、
専制政治です。

 この異常事態を、許してはいけません。


 自分の目と耳でとらえ、自分の頭と心で考え生きる主権者として、
自分の尊厳をかけて、こんな政府の振舞いを許してはいけないのです。

 厳しく追及するマスメディアを応援しましょう。
 記者を孤立させてはいけません。
 私たち国民が、真摯な報道を待ち、味方であることを、発信しましょう。

2019年12月17日火曜日

公文書は『国民共有の知的資源』 軽々と破棄する政権の罪深さ



「公文書を『国民共有の知的資源』とうたう管理法の理念が、あまり
にも軽んじられている。」と政権を厳しく批判する毎日新聞社説。


● 社説 安倍政権の公文書管理 一層ねじ曲げられた理念 (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20191216/ddm/005/070/002000c?fm=mnm



 内閣府が「桜を見る会」の招待者名簿を、宮本徹議員の資料請求の
あった日に(!)シュレッダーにかけました。招待者名簿だけをいき
なり「保存期間1年未満」に指定するという不自然っぷり。
 これだけの要求にもかかわらず頑なにバックアップデータも復元し
ません。「バックアップデータは行政文書ではない」わけがない。


「疑惑の核心となる公文書が廃棄されたり、なくなったりするパターン
は、安倍政権で繰り返されてきた。森友学園に国有地を格安で売却した
経緯を記録した文書もそうだった。」
「すぐに廃棄したのは、政治家が誰を推薦したのか確認できなくする
ための官僚の配慮ではないか。」
「この傾向は、安倍政権下で官邸が幹部官僚人事を握るようになった

ことと無関係ではあるまい。公文書問題は、官僚が常に政治家の顔色
をうかがう政権の体質を象徴している。」


 国民の信託を受けた国家が何をどうしたのか、それは正しかったの
か、何をいつどう間違えたのか…将来いつでも検証できるよう記録・
保管するのが公文書。

 公文書は、国民の歩んだ歴史の証です。

 (例えば、聖武天皇の政治を授業で学べるのも、当時の公文書が
残っているからです。)


 『国民共有の知的資源』という言葉の重みを、私たち国民ももっと
深く感じなければならないところです。


 その公文書を、いとも簡単に、保身のために破棄・隠ぺいする現政権。


 この罪深さに、ゾっとします。

今夜! 武井由起子弁護士も出演! LIVE「アートと公的支援〜しんゆり映画祭をめぐって〜」


LIVE
「アートと公的支援
     〜しんゆり映画祭をめぐって〜」



<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/1588765771266706/


日時:2019年12月17日(火)
  19:00開演(18:30開場)



会場:高円寺 Grain グレイン
  (JR中央線・高円寺駅北口から徒歩2分)
   杉並区高円寺北3-22-4 U.Kビル2階


オープニングライブ:志田陽子


トークライブ
「公的支援
  ・自治体の役割と市民の関わりを考える」


<登壇・出演> 
 石川 裕一郎(聖学院大学教授・憲法)
 志田 陽子(武蔵野美術大学教授・憲法)
 朴 麻衣 Maeui Park(映画『沈黙ー立ち上がる慰安婦』プロデューサー)
 武井 由起子(弁護士/明日の自由を守る若手弁護士の会)



チャージ:2,000円+ワンドリンクオーダー


◆申込み方法:
 FBイベントページで「参加」クリック
  or   
 sandou.shinyuri@gmail.comまで、
 氏名・連絡先・参加人数を記入してメール

(先着40名)
 
<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/1588765771266706/

自民党が憲法テーマに講座開催



 自民党が、憲法をテーマとした連続講座を開く、とのこと。


● 自民党が憲法テーマに講座開催 
         改正機運醸成狙いネット配信も(共同通信)
 https://this.kiji.is/577059334650184801



 「歴史学者や元自衛隊幹部らを招き、明治憲法の制定過程を
はじめとした近現代史を計24回、約1年かけて学ぶ。党所属
国会議員や友好団体関係者らが対象で、一般向けにインターネ
ットでも配信する。」


 明治憲法の制定過程をしっかり学ぶのであれば、同じくらいの
比重で日本国憲法の制定過程もしっかり学んでほしいですね。
ファクトに基づいて学べば、「押しつけ憲法論」なんて言説から
は卒業できるでししょう…。


 自民党は、神武天皇など神話レベルのものを史実だと信じ込んで
いたり、
 はたまた、GHQが日本国民をWGIPというマインドコントロール
で洗脳した、とか(*_*;)
トンデモな陰謀論を信じる議員が少なくない政党なので、


 どれほど科学的な姿勢で客観的な根拠に基づいた学びがなされる
のか、見守る必要があります。

2019年12月16日月曜日

権力に屈して奉仕する官僚 こんな光景を終わらせたい



 ぜひ、下記に引用した部分の悲惨な問答を、見てみてください。


● 桜を見る会 官僚「のらりくらり答弁」の背後に何があるのか (毎日)
 https://mainichi.jp/articles/20191215/k00/00m/010/127000c




《引用はじめ》

<11月29日>


今井雅人衆院議員(無所属) 
  「60~63」のそれぞれの違いは何か。「60」は誰を指すのか。

酒田課長 
  既に(名簿を)廃棄しており、現時点でどなたか確認するすべ

 がありません。

今井議員 
  「60~63」の違いを担当者に確認してもらえないか。


酒田課長 
  ……承知しました。
 


<12月3日>

黒岩宇洋衆院議員(立憲民主) 
  確認をお願いしていたが、どうなったか。

酒田課長 
  ご指摘の番号は、招待状の発送を効率的に行うために便宜的に
 つけているものです。桜を見る会の終了をもって、使用目的を
 終えたということから、内閣府において情報を保有していないと
 いうところでございます。
 
野党議員 
  ちょっとちょっとちょっと。こちらは担当者に確認してほしい
 と言った。

酒田課長 
  当時の担当者を特定できるとは申し上げましたけれど、確認
 するというところまで確約したのかというと……。

 (会場騒然。「えーっ」「待て待て待て」)

野党議員 
  私はお願いしたはずだ。(あなたは)「わかりました」と言った。


酒田課長 
  「わかりました」というのは、趣旨は理解しましたけれども、
 必ず確認してきますと申し上げたわけではなく……。
 
野党議員 
  なぜ(担当者に)聞かないのか。

 
酒田課長 
  4、5年前のことですので、聞いてもですね……。

 
黒岩議員 
  聞いたのか、聞いていないのか。

 
酒田課長 
  現時点では聞いておりません。

 
黒岩議員 
  聞いていない理由は?

 
酒田課長 
  「担当者が特定できるか」と聞かれまして、「わかると思い
 ます」と申し上げましたが、その者に確認をしてくださいという
 ことも承っておりますが、それを私どもでどう対応するかまでは
 「わかりました」と申し上げたわけではないということです。
 
黒岩議員 
  課長、次回までに担当者に確認すると確約してほしい。

 
酒田課長 
  確約はなかなかできない……。

 
野党議員 
  首相が止めているのか?

 
酒田課長 
  違います。止めているとか、止めていないでなくて、そういった

 方向で行こうとはまだなっておりません。 


「官邸と呼吸を合わせて対応している」

 以降、「確認したのか」「検討中」という問答が、現在に至るまで
延々と繰り返されている。口調は丁寧ながらも「絶対に言質は取らせ
ない」という決意のようなものが伝わってくる。
 なぜ、酒田氏は態度を崩さないのか。前川喜平・元文部科学事務
次官に聞いてみた。
 「『とにかく真相を明らかにしない』という大前提があって、その
ために毎回、その場しのぎの理由づけをしているように見えます」
 背後には首相官邸の存在があると断言する。「指示が出ているか
どうかは知りませんが、両者が呼吸を合わせて対応しているのは
間違いありませんね」

《引用終わり》


 …悲惨ですね。

 権力からの圧力に屈してしまうのも、その強大さを思うと強く責め
られない部分があります…。でも何のために官僚(公僕)を夢見たの
か、その矜持を思い出してほしい。「こんなの間違っている」と感じ
る官僚は、少なくないと信じています(だから野党に内部告発が次か
ら次へと届くわけで)。

 こんな答弁をさせる権力を、もう、終わらせましょう。
 良心と最低限の正義が心に残っているであろう官僚の方々を心から
応援します。


 私たち国民も、一人ひとりが「私ができることってなんだろう」と
考え、自分なりの声のあげ方」を見つけ、怒りを表明しましょう。
それが心ある官僚や記者の方々をエンパワメントし、民主主義を正常
なものに戻す空気を醸成します。

北方領土「2島引き渡し」すらもうムリ これが「外交の安倍」の成果



 北方領土交渉の落としどころとして検討してきた譲歩案の
「2島引き渡し」について、近い将来にロシアから同意を取り
付けるのは困難だとの見方が強まった、とのこと。


● 北方領土「2島引き渡し」も困難 
        安倍政権、日ロ長門会談から3年 (共同通信)
https://this.kiji.is/578480390457181281?c=39550187727945729



 戦後ずっと、「ソ連に奪われた北方領土」の返還を断固として
求めてきた日本…しっかり交渉しつづけてきた日本。
それが、安倍首相が政権に返り咲いてから坂道を転げ落ちるような
後退ぶりを続け、落としどころのはずだった2島返還ですらムリ…。


 これが「外交に強い安倍」の、歴代最長の記録を“誇る”政権の、
成果です。

 何度も「私とウラジミールは」とファーストネームを呼んで仲良し
アピールしてご機嫌取りをし続けるだけの
「なにそれ、どこが“外交”?」的なやりとりの顛末です。


 これ1つとっても、「この人だけは頼ってはいけない」人だ、と
分かるはずです。
 「この人に国民の未来を、熾烈な国際政治の舵取りを任せては
いけない」と。

2019年12月13日金曜日

琉球新報社説「国民の規範意識が問われている。」



<一部引用>

 これほど誠意を欠いた政権がかつてあっただろうか。
桜を見る会を巡る政府の対応は国民を愚弄(ぐろう)している。
 臨時国会が召集されて間もなく、安倍晋三首相は、こう宣言
した。「野党からも謙虚で丁寧な首相と言ってもらえるよう、
努力を重ねる」
 口先だけだったことはその後の展開を見ればはっきりする。
野党が求める予算委員会の集中審議を与党は拒否した。
会期延長にも応じず、結局、何一つ説明責任を果たさないまま、
臨時国会は閉幕した。


<引用終わり>


● <社説>桜を見る会巡る疑惑 不問に付してはならない (琉球新報)
 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1041344.html



 的確過ぎるほど的確な批判です。
 次々に出てくる疑惑に、なにも見せない、なにも説明しない。

 「国民はなにも考えずただ従っていればいい」という強烈な
メッセージです。

 反社会的勢力とのつながり、巨額の消費者事件を起こしたマルチ
商法の会社とのつながりも見えてきています。
 首相は、ひたすら逃げます。自民党の中から批判が起きるような
自浄作用は、もはや起きません。

 あなたはどう答えますか?

 このまま「それでいい」と黙ることは、隷従でしかないこと、
もう、なんとなく気づいているはずです。

「桜」の字、菅官房長官「見たくも聞きたくもない」 なら説明を



● 「桜」の字、菅官房長官「見たくも聞きたくもない」 (日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/m/general/nikkan/news/amp/201912120000624.html?__twitter_impression=true




 被害者ぶられても困ります。
 名簿を破棄して頑なに隠して説明しない、反社会的勢力の定義まで無いもの
にするほど手法がめちゃくちゃだから野党も主権者もメディアも怒るのです、
当たり前でしょう。

 「承知していない」ばかりだからもっと追及するのです、出直して承知して
きてください。



 それほど説明がイヤなら、隠れ続ける首相に抗議して、国会で説明し質問に
答えるよう要求してみては?

化石賞アゲイン でも小泉大臣のコメントの方がショックかもしれない。



 「COP25」での小泉環境大臣の演説を受けて、国際NGOの
グループは温暖化対策に消極的な国に贈る「化石賞」に再び日本を
選びました。
 小泉環境相がこの日のCOP閣僚級会合のスピーチで温室効果
ガス削減目標の引き上げや石炭火力発電の中止の考えを示さなか
ったことが授賞理由です。


● 日本に再び「化石賞」小泉環境相の演説受け 国際NGO (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191212/k10012211821000.html


 残念ながら授賞理由には「返す言葉もない」のですが、当の小泉
大臣のコメントが…
「驚きはない。受賞理由を聞いて私が演説で発信した効果だと思った。
的確に国際社会に発信できていると思う」


 (°◇°;)

  この謎コメントが、化石賞の受賞よりもショッキングだった方は
少なくないはず。


 化石賞を「褒められた」と喜んで受け取っている可能性大。


 国会議員、ましてや閣僚は、当然ですが一般国民より高い学力・
知識教養・リーダーシップ・事務処理能力が求められます。
それくらいの人でないと担えない職です。

 登用されてから時間は経ち「大臣になったばかりだから(知識
がなくても仕方ない)」という理由はもう通用しません。

 なんの実績もないにもかかわらず「プリンス」ともてはやされて
きたこれまでがそもそも異常でしたが、今後も彼を「未来の首相」
と引き続きもてはやす人やメディアは、それ相応の批判・軽蔑の
覚悟が必要です。

12月22日(日)教育関係者限定! 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 和歌山市☆


◆檻の中のライオンin和歌山【教育関係者限定】



 全国45都道府県で400回以上開催されている大人気の
憲法学習会『檻の中のライオン』

 こちらの学習会では、憲法の基礎から教育に関わる問題まで、

楾先生にたっぷりお話しいただく予定です。
 子どもたちの教育に携わる皆さん、この機会に是非ご参加ください!!



日時: 2019年12月22日(日)
  13:30~16:30



会場:和歌山市教育会館(和歌山市九番丁5)


講師:楾 大樹 弁護士
  ひろしま市民法律事務所
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
  『けんぽう絵本 おりとライオン』著者



参加費:無料(クリアファイルつき)

主催 : 檻の中のライオン さくら実行委員会

申込み : FBイベントページの
  「参加予定ボタン」をお願いします。
 https://www.facebook.com/events/2578282995735136/

  



お問い合わせ:FBイベントページの
         「ディスカッション」へ。
   もしくは 090-8219-0508(寺西)17:00~21:00



<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/2578282995735136/

12月20日(金)夜 & 21日(土)午前 の2回! 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 和歌山・田辺☆




◆檻の中のライオン in 和歌山・田辺




 田辺での楾大樹弁護士の憲法カフェ☆
 なんと、聴けるチャンスが2回あります!

日時: 下記1・2回目とも、内容は同じです♪


<1回目>2019年12月20日(金)
   18:00~20:30

<2回目> 2019年12月21日(土)
   9:30~12:00

会場:田辺市東部公民館
    (和歌山県田辺市神子浜一丁目4-66)
     東陽中学校の隣



講師:楾 大樹 弁護士  ひろしま市民法律事務所
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
  『けんぽう絵本 おりとライオン』著者



参加費:500円
   (檻の中のライオン憲法条文クリアファイルつき)
    高校生以下無料
  (クリアファイル200円)


* 申込み不要


問い合わせ先: 090-8759-3714(津村)
  メール keiko-t@ares.eonet.ne.jp


主催:新婦人の会 西牟婁支部


<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/538806923620100/

12月19日(木) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 練馬☆


◆ 檻の中のライオン in 練馬




日時:2019年12月19日(木)
  14:00~16:30 
  (受付13:30〜)


会場: 練馬区役所アトリウム 地下多目的室
  (東京都練馬区豊玉北6-12-1)
  練馬駅西口徒歩5分


参加費: 500円
 (檻の中のライオン憲法条文クリアファイルつき)
  高校生以下無料(クリアファイル200円)


申込み・問い合わせ:練馬・生活者ネットワーク
  03-3993-4899(平日10:00〜18:00) 
  info@nerima-net.gr.jp


主催:檻の中のライオン練馬実行委員会



2019年12月10日火曜日

石川健治教授「いつまでやってんだ?」という批判に反論。「これ以上本質的な問題はない」



 憲法学者・政治学者が集う「立憲デモクラシーの会」が記者会見
を開き、「安倍総理大臣は国会で指摘されたさまざまな疑惑について
説明責任を果たしていない」と批判して国会での継続的な追及を求め
ました。


● 学者ら「桜を見る会」議論継続訴える 「説明責任果たさず」  (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191209/k10012208311000.html?fbclid=IwAR3eMPo_StoVI2P7IHDboSDqN1xYCAfeFxtoNuuUj3-oZOgxaQ2b2CRur6A



 石川健治教授(東京大学、憲法学)
 「森友学園や加計学園をめぐる問題と同じように、いずれ『いつ

まで桜を見る会の問題をやっているんだ』という声が上がり、この
ままうやむやにされる可能性があるが、これ以上本質的な問題はない」


 まさに。…としか言いようがない。知性と「論理でものを考える」
姿勢が少しでもあれば、必然的にたどり着く批判です。
 「桜を見る会」の問題によって、「この政権に、このまま民主政治
を託してていいのか」根本的な点が問われているのです。
 「いつまでやってんだ」どころではありません。
 これが解決しないと、なにも進められません。

改憲「必ずや私の手で成し遂げていきたい」by 安倍首相



 安倍首相
 「必ずや私の手で成し遂げていきたい」
 「与野党の枠を超えて活発に議論し、令和の時代にふさわしい改憲
原案の策定を加速させる」
 「国のかたちに関わる大改革に挑戦し、新たな国造りを力強く進め
ていく。その先に憲法改正がある」


● 首相、憲法改正「必ず私の手で」 原案策定を加速 (共同)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191209-00000151-kyodonews-pol



  …まぁ、彼を一番力強く支えている支持基盤は、改憲勢力「日本
会議」なので、彼らを落胆させないため(引き続き支持してもらう
ため)には、どんなに劣勢になっても、やる気が無くなっても、
ずっとずっと「改憲やりますよもちろんです!」と言い続けなけれ
ばならない、という“ご事情”は、あるのでしょうけれども。(-_-;)


 どちらにせよ、国民無視なわけです。

 今の憲法のどこがどう「今の時代にふさわしくない」か、の議論は
何もなされてないのに「ふさわしくないんだ」という決めつけありき
で進めないで下さい。

 公文書の管理すらままならない、名簿一つ復元する気もない、自身
も周囲もお金の不正疑惑が絶えない、税金を身内や後援会や反社会的
勢力との饗宴に使ってしまう。

 こうした疑惑の説明は一切せず、誰も要求してない改憲にはまっし
ぐらだと宣言する。

 首相の、民主主義への敵意を感じます。 
 
 「改憲?なにそれ要らないんですけど」「それより桜を見る会の
こと、説明してくれます?」という声、どんどんメディアに届けま
しょう。SNSで発信しましょう。日常のさりげない会話の中でも、
どんどんこの話題、とりあげていきましょう。「ありえなくない?」って。




12月18日(水) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 佐倉☆



◆檻の中のライオン in佐倉


日時: 2019年12月18日(水)
  10:00~12:00(開場9:30)



会場:寺子屋オーガニックカフェEDEN
  佐倉市宮ノ台3-1-10 http://eden.chiba.jp/
  
(無料駐車場:スーパーてらお側にテナント共有駐車場あり)



定員:30名


講師: 楾 大樹(ハンドウタイキ)弁護士
  ひろしま市民法律事務所所長。
  明日の自由を守る若手弁護士の会

  『ライオンと檻のおはなし』を題材に憲法カフェなどで講師を
 つとめる。広島弁護士会所属。
  http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/a/0842.html


参加費:高校生以上1,500円
  ペア割:2,800円
  「檻の中のライオン」オリジナルクリアファイル(各200円)つき
  中学生:200円(クリアファイル付き)
  小学生以下:無料



お申込み:FBイベントページ  
 (https://www.facebook.com/events/2548261022063996/)で「参加する」と
 表明していただき、当日お支払いください。
  氏名・ご連絡先・参加人数(子どもがいる場合は年齢も)をご連絡く
 ださい。

*ドタ参もできるけど、事前に予約をお願いします💛助かるよ。



協力: いのちと性の自己決定をサポートする「あいのち」
  https://inochi-hajimari.amebaownd.com/
  https://www.facebook.com/ainochicom/
   天然cheers食育サークル、塩浜こども食堂



<交流会>
  はんどう弁護士は、午後の浦安開催へ出発してしまいますが、
 ランチ交流会で、実際に我々が佐倉市で何ができるかを話し
 合いたいと思います。
  ランチブッフェ形式で、ドネーション制です。
  1,000円プラスお気持ちをドネーションボックスにいれて
 ください(^^)



【参考】
『檻の中のライオン』(かもがわ出版)
 定価1,300円+税
 憲法は権力をしばるもの。憲法を「檻」に、権力を「ライオン」に
たとえ、イラストで解説。立憲主義がわかる憲法の入門書。
(EDENには、紙芝居、絵本、本、3種類 すでに購入して、閲覧

可能です。)

<FBイベントページ>

https://www.facebook.com/events/2548261022063996/


<寺子屋オーガニックカフェEDEN >FBページ:https://www.facebook.com/pg/eden.chiba.jp/

12月17日(火)夜 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 佐倉☆



◆檻の中のライオン in 佐倉



日時:2019年12月17日(火)
  18:00~20:30


会場:スペース結(ゆい)
  
千葉県佐倉市王子台1-26-7ベスト王子台ビル1階



参加費: 大人700円
     高校生以下500円


* 当日会場にてお支払いお願いいたします。

* おりライオリジナルクリアファイル付き

* おりライファン割引
 (当日「おりライ」オリジナルクリアファイルを

                持参の方に限り200円引き)


* 日弁連のファイルは、ファン割引対象外です。


定員: 80名  (資料の準備上、事前申し込みをお願いいたします。)

 お申込みは、下記こくちーずのサイト、メール、
FAXのいずれかからお願いいたします。

こくちーずのサイト: https://www.kokuchpro.com/event/orirai_sakura/

メール:orirai.sakura@gmail.com

FAX:043-497-3553(スペース結)

* メール・FAXの方は、お名前、ご連絡先、希望人数を明記の上
 お送りください。


講師プロフィール: 楾 大樹(はんどう たいき)弁護士
  ひろしま市民法律事務所所長。
  明日の自由を守る若手弁護士の会

  『ライオンと檻のおはなし』を題材に憲法カフェなどで講師を
 つとめる。
  広島弁護士会所属。檻の中のライオン講演会は、通算44都道
 府県409回開催(2019/10/25時点)


【参考】
 檻の中のライオン(かもがわ出版)
 定価1,300円+税

 憲法は権力をしばるもの。憲法を「檻」に、権力を「ライオン」に
たとえ、イラストで解説。立憲主義がわかる憲法の入門書。
 http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/a/0842.html



主催: 檻の中のライオン in 佐倉 実行委員会


連絡先:orirai.sakura@gmail.com

12月17日(火) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 木更津☆



 
  ◆檻の中のライオンin木更津



日時: 2019年12月17日(火)
  10:00~13:00(9:30開場) 



会場: 三友社書店
  (千葉県木更津市文京1-4-16)

  木更津市立図書館前


講師:  楾 大樹 弁護士
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』著者
  明日の自由を守る若手弁護士の会



参加費: 2,000円
 (「檻の中のライオン」憲法クリアファイル付き)


お申込み: 以下のフォームよりお申込ください
    
https://forms.gle/HFmJY69MtKkWPuxZ8



主催: きさらづ大学 おとなの学びなおし部
    お問い合わせ 080-8082-9621
    tianqijian1979@gmail.com



<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/2500092210315981/

まだ権力のご機嫌取りに必死な記者さんもいるのですね(-_-)


 …まだこんな記事を書く記者さんもいます、という紹介。


● 【政論】「桜一色」国会、野党も政府も猛省せよ (産経)
https://www.sankei.com/politics/news/191207/plt1912070012-n1.html



<一部抜粋>
 ホテル幹部によると価格は「相談に応じる」という。ホテルで

政治資金パーティーなどの会合を開く国会議員なら百も承知だろう。
安倍事務所は規正法に抵触しないことを確認したうえで処理しており、
違反を問うことは難しい。
(略)この問題の根本には、首相に近い招待者が多く、人数も経費も
増えていったことに対する不公平感がある。 

* * *


 タイトルはどっちもどっち論にして、記事の中で猛烈に問題を矮小
化させている記事です。
 前夜祭の領収書の問題は?
 「桜を見る会」への身内・後援会、果ては反社会的勢力やジャパン
ライフを招待したことは?
 名簿を破棄したことは?

 問題の本質は「不公平感」なんかじゃない。
 国民の税金を接待・買収に使った「私物化」です。どこか非文明的
な独裁国家の話かのようなことが、現実に、日本で起きている、と
いうことです。


 国民の知る権利に応える気などまったくなく、ただただ権力のご機嫌
取りに終始しているこの記者さんは、哀れ。
こんな記事を書くために記者を夢みたわけではないでしょうに。 
 主権者の目となり耳となり、民主主義の歯車を正常にまわすために、
勇気をもって権力を監視してください。
 その矜持を旨に奮闘する記者さんには心から敬意とエールを送ります。

菅官房長官「説明はぜったいにしないけど、でもオレたちに任せとけ」



 さきほどと同じく、昨日(9日)の菅官房長官の記者会見についての
記事です。


● 菅長官「桜を見る会、残念ながら国民に理解されてない」 (朝日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191209-00000019-asahi-pol



<一部抜粋>

 菅氏は会見で、会の見直しについて、来年夏を「一つのめど」と発言。
そのうえで「落ち着いた環境でじっくりと検討する必要がある」と述べ、
招待基準の明確化や招待プロセスの透明化、予算、招待人数の「4項目」
に加え、公文書管理のあり方なども、半年以上かけて見直しを進める考え
を示した。

* * *


 何もかも「個人情報」といって出さないで復元もしないで説明しない
のに、「でもオレたちに任せとけ、改善するから」(°Д°)?

 信頼できない人たちに、何を託せるというのでしょう。
勝手に進めないでください。順番が違います。


 まずはあなた方に民主政治をもう託せないのではという疑惑を解消して
からです。
「桜を見る会」の今後は、その疑惑がすべて解消してから、託せる政権に
託します。
 

頑なに答えないでおいて「説明の仕方が足りなかった」と反省風



 菅義偉官房長官は「桜を見る会」について、
「(さまざまな問題で)納得されていない方がたくさんいる。
説明の仕方が足りないとも思う」 
 …。え、今さら?


● 菅官房長官、桜を見る会
   「説明足りないとも思う」「国民から理解されていない」 (毎日)
https://video.mainichi.jp/detail/video/6114135668001?autoStart=true



 …「反省してる風」ですね。
 だって、ぜったいに国会は延長しません、名簿も探しません、
なんでしょう?


 秘密保護法や安保法制など強行採決する度にも、すべて無理やり
成立させてから吹かせてました「国民には丁寧に説明」風。
成立させる前にはなにも批判・質問に答えなかったくせに。
 いつもそう。
 
 これだけ言ってることとやってることが正反対で「よかった反省
してくれて♪」と安堵する国民がどこにいると思ってるのでしょう
か(-_-)。

 とことん、国民を愚弄する政権です。


 この政権に民主主義の政治を期待するのは、もう止めるべきなの
でしょう。 

2019年12月8日日曜日

首相の新たな改憲目標「21年国民投票」 相変わらず勝手な執念ですね



 安倍首相は、改憲について以前自身が勝手に設定した「2020年
改正憲法施行」を断念して、「自民党総裁任期が満了する21年9月
までに国民投票実施を目指す目標に事実上修正する方針」だそうです。
 
● 首相、憲法改正「20年施行」を断念 「21年国民投票」に修正 (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20191204/k00/00m/010/181000c


 相変わらず身勝手なことを言ってますね…。

 憲法改正((+_+))?
 どの条文を?どんなものへ?
 主権者国民からの要求がいつあったのですか?

 ただただ「今の憲法が憎いから何か(何でもいいから)変えたい」
という空虚な執念としか思えません。


 首相、国会議員など権力を握る人は憲法尊重擁護義務を負います
(日本国憲法99条)。憲法とはなんぞや、という基本中のキホン
知識なので、首相が知らないはずがありません(知らないなら、首相
としても国会議員としてもほんとうに失格)。


 憲法という檻の中でしか権限行使できない人が、「この檻、変えよ
う」などと国民を先導(扇動)するのは許されないことです。まして
や国民のためではなく首相個人の悲願達成のため、なんて!


 憲法のどの条文をどのように変えるかは、主権者国民が決めること
です。首相は黙っててください。
黙って「憲法カフェへようこそ」などで勉強してください。


*『憲法カフェへようこそ』(改訂版)
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ka/1009.html


憲法ボードゲーム 東京新聞さんの体験会レポート✨


売れ行き好調な憲法ボードゲーム☆
 東京新聞さんが体験会をレポートしてくれました!


● 「憲法なき日本を救え」 弁護士ら製作 川崎でボードゲーム体験会 (東京)https://www.tokyo-np.co.jp/article/metropolitan/list/201912/CK2019120702000192.html?fbclid=IwAR2NyYwtbfhg4Vy1nIJhiCCxYHo1oJS1fByVXqNkpd0U8cPYSNyJx1sC8Fc



 「不幸」が積み重なった都市が滅んでしまう前に、憲法バリアを張って
守らねば💦!日本各地に散らばるプレーヤーたちが、いかに話し合って
協力できるかが勝利のカギです✨年末年始に、家族、親戚、お友達など
大人数が集まる機会にぜひお試しください(^^)ノ

 ボードゲームのご注文はこちら→ https://bit.ly/2s2HONY

ジャパンライフと政権中枢の“絆”の強さ… 軽蔑に値します



 ジャパンライフと与党(政権中枢)がどれだけ“懇意”か、次々に
明らかになっています。
 被害者7千人、被害額2千億円、福島の原発事故の賠償金までも
餌食した悪徳企業。
 その広告塔になったり献金もらったり、会長を「桜を見る会」に
招待したり…

● 安倍政権中枢総ぐるみ 
      ジャパンライフ汚染議員30人の名前 (日刊ゲンダイ)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/265838

 


 ジャパンライフの「お中元リスト」には、安倍首相、菅官房長官、
麻生氏、甘利氏、世耕氏、稲田氏、公明党の山口代表など、与党議員
30名。…軒並み政権中枢ですね。


 安倍首相のほか、加藤厚労相と二階幹事長も同社の広告塔にも
なっているとのこと。

 さらに、下村博文氏が代表の政党支部は献金10万円を受領し、
「(消費者庁の押収資料に)下村元文科相が載った宣伝チラシがある
はず」(by大門実紀史議員)。


 どんだけ…どす黒い政権なのか。。。
 国民の生活・人生をめちゃくちゃにしてきた卑怯な悪徳企業と
仲良くする神経。

 常軌を逸しています。


 これでもまだ政権を支持しますか?
 これでもまだ「他に選択肢がないから」といって、自民党を
支持しますか?
 国民一人ひとりのモラルが問われています。


 「これおかしいよ」「ヤバいでしょこれは」と少しでも感じたら、
ぜひメディアに声を届けましょう。新聞に投書したり、TV局に
「報道してください」とご意見メールを送ったり。メディアを励ま
して、とことん追及させましょう。

 一人ひとりの「不断の努力」でしか、民主主義は取り戻せません!