2021年2月4日木曜日

森喜朗会長の性差別発言 3「妻に叱られた」しぐさ


 森会長の「釈明」が報じられています。


 いわく、

 「女性を蔑視する意図は全くなかった」

 「一般論として、女性の数だけを増やすのは考えものだということ

が言いたかった。女性を蔑視する意図はまったくない」

 「昨夜、女房にさんざん怒られた。『またあなた、大変なことを

言ったのね。女性を敵にしてしまって、私はまたつらい思いをしな

ければならない』と言われてしまった。今朝は娘にも孫娘にもしかられた」


● 森喜朗氏、会長辞任の可能性に言及 「女性が…」発言の波紋拡大で (毎日)

 https://mainichi.jp/articles/20210204/k00/00m/050/033000c


 蔑視する意図があったかどうかは、別に。

 蔑視です、それ。無意識に差別したということです。


 一般論として女性の数だけ増やすのがどうして「考えもの」なので

しょう。なぜ「ふつう」にやってると男性ばかりになってしまうのか、

と考えず、男性が圧倒的に多いままでいいと考えるのはなぜなのか。


 ちなみに、自分の周りに自分を批判してくれる女性(妻・娘など)

がいることに言及することで、自分は女性をリスペクトしている

(性差別主義者ではない)ことをアピールする手法は、ミソジニー界隈

ではわりと「あるある」なしぐさです。自分の家族構成と自分の価値観

はかなり別問題です。