組織委員会が、森会長は性差別の責任をとらなくていいことにしました。
● 東京五輪組織委が森会長発言受け公式サイトに声明文「五輪の精神に反する不適切なもの」(スポーツ報知)https://news.yahoo.co.jp/articles/471730ea504ada63df770d2578b637903bf2ac0d
https://tokyo2020.org/ja/news/news-20210207-01-ja
五輪の精神に反する不適切な発言だったのに、謝罪して撤回した
からもう済んだ話です、という宣言には、ビビリます。
組織全体で、「五輪の精神」なんてものは正直どうでもいいものです
と宣言しているようなものです。
このまま五輪開催を強行すれば、「性差別を野放しにする恥ずべき
五輪」として記憶に残るでしょう。ボランティアを辞退する人が相次い
でいるという報道がありましたが、そんな恥ずべきイベントに協力する
ことがどういう意味を持つのか考えれば、それも当然の話かと。
スポンサー企業は、当然ですが性差別に「寛容な」企業と受け止めら
れます。書くスポンサー企業が、今回の森発言に対してどのような態度
表明をするか、マスメディアは積極的に問うべきです。
“高い緊張感をもって注視”しましょう。