3月8日は国際女性デーでした。根深い性差別がさまざまなデータとして
紹介されている中、「法的にどれだけ守られているか」という保護の程度の
男女差に注目したデータが紹介されていました。
● 法的保護、日本の女性は男性の7割だけ 先進国で格差最大 世銀調査 (朝日)
https://digital.asahi.com/articles/ASS354221S35ULFA004.html
<一部引用>
世界銀行は4日、190カ国・地域の法制度が男性に与える権利を100と
したとき、女性は平均64・2%しか法的な保護を受けられていないとする
報告書を発表した。前年の77・1%から大幅に後退した。国・地域別では
日本の格差は72・5%と世界73位で、主要先進国では最大の男女格差を
法制度上許している。
<引用終わり>
日本は時に、DV被害者保護や、セクハラに対する包括的な立法などが
未整備だと指摘されています。
世界銀行の報告書女性・ビジネス・法律』全文はこちらです。性差別が
経済成長を阻む大きな要因になっていることも解説されています。日本の、
数十年にわたる不況の原因の1つは、性差別なのかもしれませんね。
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Women, Business, and the Law 2024