2024年3月18日月曜日

国会は一刻も早く同性婚の整備を

 

 原告含む当事者(同性愛者)の方々が、「同性同士の結婚を許さない

社会」の中でいかに尊厳を奪われ、軽んじられ、苦しんできたか。

差別は、「差別する側」が変わらなければ解消しません。

国会はいいかげんに(!)司法の判断を厳粛に受け止め、一刻も早い

法改正(同性婚の実現)を求めます。


● 家族でいい 光差した 同性婚へ「次は国会」 札幌高裁「違憲」 (毎日)

 https://mainichi.jp/articles/20240315/ddn/041/040/011000c



<一部引用>

 中谷さんは「婚姻は両性の合意のみに基づく」とする憲法24条1項に

ついて「『両性は男女間だ』と指摘する判決を聞く度に、私や周りの同性

カップルが、いないようにされていると毎回実感させられてきた」と振り

返る。今回、6件の地裁判決も含めて、全国で初めて現行制度が24条1項

に違反するとの判断が示され、「この国で家族として生きていっていい

んだと、前向きになれた」と笑顔をみせた。

 「裁判をやってくれて、ありがとうございます」。泣きながら伝えて

くれたある女子高校生の姿を中谷さんは忘れられない。

 (中略)

 中谷さんらが結婚の自由を求めて裁判を闘い、実際に札幌地裁で違憲

判決が出たことを知った。「社会は少しずつ変わっているんだ」と思うと、

心に光が差したようだった。高校生は「次に付き合うことがあったら、

悲観して別れることはないと思う」と涙を流したという。

<引用終わり>