原告含む当事者(同性愛者)の方々が、「同性同士の結婚を許さない
社会」の中でいかに尊厳を奪われ、軽んじられ、苦しんできたか。
差別は、「差別する側」が変わらなければ解消しません。
国会はいいかげんに(!)司法の判断を厳粛に受け止め、一刻も早い
法改正(同性婚の実現)を求めます。
● 家族でいい 光差した 同性婚へ「次は国会」 札幌高裁「違憲」 (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20240315/ddn/041/040/011000c
<一部引用>
中谷さんは「婚姻は両性の合意のみに基づく」とする憲法24条1項に
ついて「『両性は男女間だ』と指摘する判決を聞く度に、私や周りの同性
カップルが、いないようにされていると毎回実感させられてきた」と振り
返る。今回、6件の地裁判決も含めて、全国で初めて現行制度が24条1項
に違反するとの判断が示され、「この国で家族として生きていっていい
んだと、前向きになれた」と笑顔をみせた。
「裁判をやってくれて、ありがとうございます」。泣きながら伝えて
くれたある女子高校生の姿を中谷さんは忘れられない。
(中略)
中谷さんらが結婚の自由を求めて裁判を闘い、実際に札幌地裁で違憲
判決が出たことを知った。「社会は少しずつ変わっているんだ」と思うと、
心に光が差したようだった。高校生は「次に付き合うことがあったら、
悲観して別れることはないと思う」と涙を流したという。
<引用終わり>