臨時国会の召集の要求(憲法53条)に、「拒否する」という選択
肢はありません。「『聞く力』を自負する首相率いる内閣である。
逃げ続けることはないと思いたい」と警戒する信濃毎日新聞の社説を
ご紹介します。
● 〈社説〉臨時国会の召集 逃げ続けることなきよう (信濃毎日新聞)
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2022081900068
<一部引用>
安倍晋三政権は3回、後を継いだ菅義偉政権も昨年、要求を拒み
続けた。
4分の1以上というのは議会で少数派の発言権を確保するための
規定だ。内閣は憲法上、権力行使について国民の代表である国会に
説明するよう求められている。その責任をないがしろにする国会軽視
を繰り返してきた。
安倍内閣による2017年の召集拒否について違憲性が問われた
訴訟では、「違憲と評価する余地がある」との判決も出ている。
<引用終わり>
岸田政権も、安倍政権と同じ「憲法を無視する強硬政権」か、監視
しましょう。
一人ひとりの「不断の努力」にかかっています。