神戸新聞の社説をご紹介します。
「唯一の戦争被爆国」として、核なき世界の構築のためにできる
ことはいくらでもあるのに、国家として積極的に打ち出さない後ろ
向きな姿勢をどう考えるか。一人ひとりが「このままじゃいけない」
と心から思えば、変えられます。
● 長崎原爆の日/核廃絶への新たな25年に (神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/column/shasetsu/202108/0014578887.shtml
<一部抜粋>
長崎では、国の指定地域外で原爆に遭い、被爆者と認められていない
「被爆体験者」が5千人を超えている。長崎県、市は広島の「黒い雨」
の被爆者認定に準じた柔軟な救済を求めているが、菅義偉首相はきのう
のあいさつで何も触れなかった。
核兵器禁止条約への参加に後ろ向きな上、国内の被爆者援護にも腰が
重い政府の姿勢が、今年も浮き彫りになった。新たな25年の始まりの
年なのに、残念でならない。
<抜粋終わり>