2021年7月20日火曜日

小山田氏を解任しなかった五輪組織委員会


 ミュージシャンの小山田圭吾氏が五輪開会式の楽曲担当を辞任しました。


● 組織委の”任命者責任”求める声続出…

         『留任方針』直後の小山田圭吾さん辞任表明で(中日スポーツ)

https://news.yahoo.co.jp/articles/0a789f55cab4776da1c545d4a2dfbe93f2eed6f4

 


 すでに報じられているとおり、小山田氏が激しい暴行と性暴力を

雑誌インタビューで得意げに語ったのは昨日とか去年とかではなく、

25年前です。ファンの間では周知の話で、少し調べれば分かること。

 開会式を作り上げるチームメンバーの人選の際、五輪にふさわしい

人権感覚の持ち主なのか調べなかったのであれば、いかに組織委員会

が五輪憲章を軽視しているか(人権の視点がないか)がよく分かり

ます。

 調べなかったのではなく、調べた上で加害を知りながら「問題なし」

と判断したのであれば、やはり組織委員会の人権感覚はすさまじく

ひどい、という、同じ結論です。