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2020年3月18日水曜日
この人に法務大臣を任せておいてはいけません
新型コロナウイルスで世界全体が騒然となっていますが、ぜったいに
忘れてはならない問題の1つ、黒川検事長の定年延長問題。
「まだそれ言ってんの」どころではありません。
政権が「政治の公平公正とか、民主主義とか、そういうのやめよう」と
音頭をとるのと同じ、決して許されないことです。
黒川検事長の定年の延長もめちゃくちゃな上に、野党の批判に対する
森法務大臣の答弁も、めちゃくちゃの極みです。なにか病的なものすら
感じる支離滅裂な答弁には絶句した人も少なくなかったのでは。
その森法務大臣についての、この報道をご覧ください。
● 森法相「法務省が確認した事実が実際の事実」
「異なる事実」を事実上修正 (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20200317/k00/00m/010/311000c
何の脈絡もなく「東日本大震災の時、検察官が最初に逃げた」と国会で
答弁。法務大臣自ら検察官の名誉をこてんぱんに傷つける答弁に、ドン引き。
↓
さんざん批判されたあげく「個人的見解だった」と撤回。
でも、つまり個人的には「最初に逃げた」(法務省は間違っている)と
考えている、と。
↓
非難ごうごうで「法務省が確認した事実が、事実」と。事実上、自分の答弁
を変えた。
この体たらく。
法務省のトップとして検察官をたばねる法務大臣が、検察官をこんな
デマで愚弄して、謝りもしない。検察官と信頼関係が築けるわけがなく、
平然とデマを流すような人物に「全国民の代表」の資格ありません。
今すぐ大臣を辞任し、国会議員も辞職すべきでしょう。
死刑執行のボタンを押す権限もある立場を、この人に任せてはいけま
せん。