2019年12月8日日曜日

首相の新たな改憲目標「21年国民投票」 相変わらず勝手な執念ですね



 安倍首相は、改憲について以前自身が勝手に設定した「2020年
改正憲法施行」を断念して、「自民党総裁任期が満了する21年9月
までに国民投票実施を目指す目標に事実上修正する方針」だそうです。
 
● 首相、憲法改正「20年施行」を断念 「21年国民投票」に修正 (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20191204/k00/00m/010/181000c


 相変わらず身勝手なことを言ってますね…。

 憲法改正((+_+))?
 どの条文を?どんなものへ?
 主権者国民からの要求がいつあったのですか?

 ただただ「今の憲法が憎いから何か(何でもいいから)変えたい」
という空虚な執念としか思えません。


 首相、国会議員など権力を握る人は憲法尊重擁護義務を負います
(日本国憲法99条)。憲法とはなんぞや、という基本中のキホン
知識なので、首相が知らないはずがありません(知らないなら、首相
としても国会議員としてもほんとうに失格)。


 憲法という檻の中でしか権限行使できない人が、「この檻、変えよ
う」などと国民を先導(扇動)するのは許されないことです。まして
や国民のためではなく首相個人の悲願達成のため、なんて!


 憲法のどの条文をどのように変えるかは、主権者国民が決めること
です。首相は黙っててください。
黙って「憲法カフェへようこそ」などで勉強してください。


*『憲法カフェへようこそ』(改訂版)
http://www.kamogawa.co.jp/kensaku/syoseki/ka/1009.html