2019年12月8日日曜日

「パワハラが日常的で自浄作用のない」三菱電機。。。地獄より地獄



 三菱電機の新入社員が自殺し、警察が上司を「自殺教唆罪」で
書類送検したとのこと。同社がどれだけ“パワハラ地獄”だったかが
報じられています。

● 三菱電機新入社員、社内発表会の直前に自殺 (日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53093020X01C19A2000000/



 社員の過労自殺や精神疾患による労災認定が相次ぐ三菱電機は、
「パワハラが日常的で自浄作用はなかった」

 「(三菱電機は)極限まで追い込んで成果を出させる体質だった」


 「研修時から怒鳴られ、配属後の職場は上司の『死ぬ気でやれ』
といった怒声が延々と響き、社員の1割以上が精神疾患で休職した」

 …。
 これで正常な精神でいられる方が珍しいくらいですね。。。

 死ぬ気でやれ、とかいって、どんだけ無意味な根性論…旧日本軍
みたいな。

 これだけハラスメントがしみ込んでいる体質の企業にとっては、
罰則規定のないハラスメント規制法などなんの効果もなく気にも
留められないのは当然でしょう。軽々とスルーされてます。

 どれだけパワハラ・セクハラが人間の心身をむしばむ暴力であり
人権侵害か、を真正面から受け止め、実効性あるものへと再検討
されるべきです。
 人はだれでも人間らしく働く人権が保障されています(日本国憲法27条)。