2019年2月18日月曜日

首相自らが、改憲するには事実を歪曲するしかない、という事実を物語っています。



 自治体に「自衛隊募集に関し自衛隊に協力しなければならない」義務など ないことは、法令を読めば分かること。法令を読もうともせず(読む能力が ないのかもしれませんが)、自治体への強烈な「支配者目線」も目に余ります。 (首相は憲法92条・93条を、一度でも読んだことがあるのでしょうか。)
●首相の自衛官募集発言 事実の歪曲で憲法語るな (毎日)
「自衛隊を憲法に明記したら自治体の協力が進むかのような首相の主張は 詭弁(きべん)に等しい。 」

 民主主義国家の首相が、改憲への個人的執念を果たすために堂々とこんな デマを流布する、というグロテスクな国になってしまいました。
 改憲したいのなら、なにか1つでも、理論的な「改憲の必要性」を語って くれればいいのに… というか、自衛隊加憲の意義など、実は何一つない ことを自ら物語っている、ともいえますね。