2018年8月9日木曜日

翁長知事の訃報に接して


●生粋の保守政治家だった翁長雄志知事の転機は…(沖縄タイムス)
 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/296083

<一部引用>
「沖縄の総意」を示そうと銀座をパレードした県内全市町村長らが、沿道から
「売国奴」「琉球人は日本から出て行け」などの罵声を浴びた
 東京のど真ん中で体感したむき出しの沖縄差別に「衝撃を受けた」という。
翌年の知事選に「イデオロギーよりアイデンティティー」を掲げて出馬した際、
動機の一つとして繰り返し語っていた
 政府と鋭く対立して一歩も引かなかった背景にはあの日の屈辱があったはずだ。

*****(引用終わり)


 “沖縄はつべこべいわずに政府のいうことに従ってればいいんだ。”
そういう差別意識が、現政権や与党からにじみ出ている気がしてなりません。
無理矢理日本に併合されたという苦しみと、差別される苦しみ。
どれだけ沖縄の人々を傷つけてきたのかと思うと、「併合した側」にいる者として、
恥という言葉しか出てきません。

「地方自治とはなにか」を全力で考え抜き行動し、むき出しの「沖縄差別」と
たたかった生涯に、心から敬意を表します。