高市首相「彼ら(自衛隊員)の誇りを守り、しっかり実力組織として
位置づけるためにも当たり前の憲法改正もやらせてほしい」
憲法に自衛隊が明記されていないがために自衛隊員の名誉が傷ついて
いるという事実が、一体どこにあるのでしょう?論理も根拠もなく、意味
不明です。
● 高市首相「憲法改正やらせてほしい」 自衛隊の明記に意欲 (日経)
投票前に知っておいて下さい、自民党と日本維新の会の連立合意書には
憲法9条改正もしっかり明記されています。
(連立合意書→ https://o-ishin.jp/news/2025/images/624de5f22900f6e88e892abb49d3fc70ef3cac92.pdf )
自民党の「自衛隊の明記」案のみならず、日本維新の会は「憲法9条2項
削除による集団的⾃衛権⾏使の全⾯容認」を提言しています。同盟国の戦争
に積極的に参加する軍事国家へと変容させることを、国民は望んでいるので
しょうか?
もしかしたら「自衛隊を憲法に明記するくらい、良くない?」と思うかも
しれません。しかし自衛隊は安保法制(2015年)により米軍の軍事行動に
参加する事実上の戦力と化しました。もはや専守防衛の部隊ではない、その
自衛隊を憲法に書き込めば、法理的には、それに矛盾する9条2項(戦力不保
持)が死文化します
憲法9条2項が死文化する自衛隊明記も、憲法9条2項削除も、要するに
日本国憲法の三大原則の1つである戦争放棄を変え、他国との戦争・大量
殺戮に積極的に参加する国へと大変革させるものです。国民の間でそんな
議論が盛り上がっている事実もないのに、勝手に進める、そのような与党を
支持しますか?
しかも、集団的自衛権の行使ができてしまうのみならず、反撃能力(敵基地
攻撃能力)の保有も決めてミサイルを爆買いしている現実。つまり高市首相
が目指す「憲法に明記する自衛隊」とは、災害救助や専守防衛に努める組織
ではなく、(ときに米軍と共に)国際法違反になりかねない攻撃を仕掛ける
軍事力です。
今現在起きている戦争の映像から分かるとおり、戦争で空爆されるのは
普通の街で、破壊されるのは市民の生活と人生です。人為的に飢餓を作り
餓死させたり、エネルギーを枯渇させて死なせたり、結局死ぬのは私たち市民。
「戦争できる国にしたい」という主張のむごさを想像してから、投票先を
決めて下さい。
