コラム「憲法カフェ ぷち」の12回目をご紹介します。
「戦前回帰な自民党改憲草案②」と題して…憲法24条が自民党の改憲案で
はどのように変わるのか。
自民党の改憲草案(2012年)の際立った特徴の1つが「あるべき家族」像
の押しつけです。
憲法24条は、婚姻の自由のほか、「家庭内での男女の本質的平等・個人
の尊厳」がうたわれている、大変重要な条文です。とかく外から家庭の中は
見えにくいものですが、家庭内から性差別や虐待、暴力が根絶できないかぎり
は、どんなに個人の尊重とか平等とかいったって意味ないのだ、と国家にも
市民にも気づかせてくれる定めです。…しかし。
24条を根本から変えるこの自民党案は、性別役割分業(男は仕事、女は
家事・育児・介護…)を固定化させ、福祉を切り捨てる根拠となりかねません💧
(詳しくはコラム本文で)。
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