小説家の平野啓一郎氏が、旧統一教会と政治(なかんずく自民党)の
永きにわたる深い関係が、市民社会と民主主義政治をいかにむしばんで
いるか、的確に分析なさっています。
● 【提論2022】旧統一教会と政治家 平野啓一郎さん (西日本新聞)
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/979853/
<一部引用>
安倍元総理が、旧統一教会の選挙協力をアテにし、それがやがて自民
党議員に広がっていった事実は、既に多く報じられている。教団は見返
りを求め、その教義の政治的実現だけでなく、活動を黙認され、政治家
を広告塔とすることで、お墨付きさえ得てきた構図だ。
(中略)
票のためなら、どんな反社会的団体とでも手を組むというのは、
民主主義の破壊である。
(中略)
改造内閣にも、依然として旧統一教会と関係した議員が多く含まれて
いる。その状況は到底容認できず、反社会的団体の協力によって当選し
た議員は一旦(いったん)辞職し、その関係を清算した上で、次回の
選挙に立候補すべきであろう。
さもなくば、今後、政治にこの問題の解決を期待することは不可能
である。
<引用終わり>
<あすわかTwitter>