いわゆる『袴田事件』の第2次再審請求の差し戻し審。
13日に東京高裁が再審開始を認める決定を出しました。
暴力的で人権を無視した取り調べで自白の強要、不自然すぎる証拠、
それにもかかわらずずさんな証拠採用と事実認定で、死刑判決が下され
た袴田さんとご家族の57年を思うと、言葉が出ません。
● 袴田さん再審認める 検察は特別抗告断念を(中國新聞)
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/280939
<一部引用>
再審制度は、確定判決を受けた人の利益を図るために存在するはずだ。
検察はこれ以上、審理を長引かせるべきではない。14年に釈放されるまで
半世紀近く拘束された袴田さんは、拘禁症状の影響で心身の健康を害して
いる。人権上からもこれ以上の長期化は許されない。
<引用終わり>