憲法ビンゴと並行して作成中の
「イマドキの憲法知っとこカルタ(仮)」。
単に憲法の条文を紹介するだけではなくて、その条文にまつわる
現代的なトピックや、制定の経緯、今起きている改憲の動きなど、
憲法の「イマドキ」が分かるカルタを目指しています。
1月22日(月)の木村草太先生とのトークイベント
(https://www.facebook.com/events/963416003809569/)で披露する一部を、
少しずつお披露目していってます!☆
今日は…「ち」と「お」!
ち “地方のことは地方が決める 民主主義の学校です ”
憲法には「第8章 地方自治」という章があります。
行政機関や立法機関を、中央と地方とで分けることで
権力を分けて、なるべく権力機関の暴走を防ごうという
権力分立の発想から作られたものです(憲法92条)
中央政府は、担う範囲が広すぎるから
市民一人ひとりのニーズに細かく対応することができません
そこで、市民一人ひとりの声をしっかり反映させて
より市民が幸せになれるように
地方自治体に中央とは別の機関を作りました
地方自治は、
遠いところにあるように感じられる政治を
より身近な問題について、より簡単に体験することの出来るところである、ということで
地方自治は民主主義の学校、って言ったりしますね。
(小中学生のテストに出ることがある言葉ですね!)
お “押しつけないでいやなこと 地方(うち)の未来がかかっている 勝手に決めるな 投票させろ”
そして、地方自治の役割は
住民に民主主義を学んでもらう、という点だけではありません!
もし中央政府が暴走しちゃったときには
住民の意思を汲み上げて、中央政府と対峙する(住民の自由を守る)、という役割もあります
地方のことは地方が決める、中央が勝手に決められないよ、市民の自由を中央政府が奪うことは地方政府が許さないよ、ってことです
さて、
それでは、いま、地方の意思を国が無視して、市民の自由を奪っている、なんてことありませんか?
たとえば
地元では電気を使わないのに、危険な発電所を作らざるを得なかった自治体は、ありませんか?
災害でひどい目に遭ったのに、中央からあまり支援を受けられていない自治体は、ありませんか?
自宅に戻れずに何年も仮住まいを強いられている人の多い自治体は、ありませんか?
毎月のように危険なものが空から落下してくるのに、中央政府が防ごうとしてくれない、そんな自治体は、ありませんか?
特定の自治体に負担を強いる法律を作るには
地方自治体での住民投票での賛成が必要です(憲法95条)
しかし、実際には、全然活用されていません。
さて、どうしてでしょう?
そんな疑問にも答えてもらえそうなのが
以下のイベント!
* 1月22日(月)は、あすわか×木村草太先生
「ビギナーのためのイマドキの『憲法改正』」!
イベントページ https://www.facebook.com/events/963416003809569/
参加申込み(氏名&アドレス)asuwaka180122.souta@gmail.com
「ビギナーのためのイマドキの『憲法改正』」!
イベントページ https://www.facebook.com/events/963416003809569/
参加申込み(氏名&アドレス)asuwaka180122.souta@gmail.com