私たちには、生まれながらに自由や権利があります。 私たちには、言いたいことを言って、伝えたいことを伝える自由(表現の自由)があります。 私たちは、これまで身近に感じられなかった憲法について、多くの方々と一緒に情報共有ができたらと思って、このブログを立ち上げました。 たま~にでいいので、ぜひとも立ち寄ってください。 FacebookやTwitterもやっています ご注目ください! facebook:http://www.facebook.com/asunojiyuu Twitter:https://twitter.com/asuno_jiyuu お問い合わせは、peaceloving.lawyer@gmail.comまで なお、みなさまが入手された当会作成のリーフレットや声明文の使用方法については、当会では責任を負いかねますので、一般常識や各種規則に則ってご使用くださいね。
2016年7月4日月曜日
女性輝く「はずない」アベ政治年表 再掲ですよっ!
「すべての女性が輝く社会」とスローガンを掲げた安倍政権の下、
女性の皆さん、生きやすくなりましたか?
社会でも、家庭内でも、いまだに女性は(息)生き苦しい…
70年前、戦争に負けるまで、女性は男性の所有物でしかなく、
一人前の人間として扱われていませんでした。
さらに、家族全員が戸主(オトウサン)に服従するピラミッド型の
「家」制度が徹底され、家族それぞれの幸せの形を模索すること
などありえませんでした。
憲法24条は、すべての女性、すべての家庭に、尊厳と自由を
取り戻した超がつくほど重要な条文です。
女性が男性とどこまでも対等な一人前の人間であること。
家族は一人ひとりが尊厳ある存在として扱われなければなら
ないこと。
70年経った今でも、この条文が十分に実現しているとは到底
言えません。だからこそ、あくまでもこの条文にこだわり続けな
ければならない、の、に、
自民党は、この24条に、あえて「社会の基礎的な単位は家族」
と書き込もうとしているのです。
なぜ?なーぜ?
女性が男性と対等に自分らしく生きることについて、それほど
関心はない、と?
あすわかが3月末に発表した、【女性輝く「はずない」アベ政治
年表】を見返すと、そうした自民党さんの本音がすけて見えるよう
な気がしてなりません。
皆さんは、どれくらい覚えていますか?
女性に対して、どういう姿勢で臨んでいる政権+与党+アベ政治
を応援する衛星政党なのか、選挙の前にぜひ思い出してみてください☆
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
女性輝く「はずない」アベ政治年表
<2013年>
4.19
安倍首相、子どもが3歳になるまで育児休業を延長するよう経済団体に要請
5月
少子化危機突破タスクフォース、「卵子老化」について知らせる目的で、
「女性手帳」を配布する計画を発表→批判を受けて撤回
5.13
橋下徹大阪市長、「従軍慰安婦」について「慰安婦制度が必要なのは
誰だって分かる」と発言
10.24
自民党法務部会、婚外子相続分差別を違憲とした最高裁判決をふまえ、
「婚外子への格差をなくせば、法律で認める結婚制度が軽視されかねない、
と指摘。伝統的な『夫婦』や『家族』が崩壊する、との懸念を示した」
<2014年>
3月
山梨市、過去の発言等を理由として、上野千鶴子氏を講師とする
講演会「ひとりでも最後まで自宅で」の公演中止の通知
→ 批判を受けて実施
6.18
東京都議会にて、鈴木章浩都議(自民等)が塩村文夏議員(みんなの党)
に対し「自分が早く結婚すればいい」とヤジ
8.5
朝日新聞、従軍慰安婦に関する吉田証言問題をめぐり、
過去の記事を取り消し
9.3
第2次安倍改造内閣にて、5名の女性閣僚が入閣(1か月後に2名辞任)
写真撮影にあたって、安倍首相を取り囲むように女性閣僚が立っている。
10.23
最高裁、マタハラ判決
10
世界経済フォーラムが発表した「ジェンダー・ギャップ指数2014」で、
日本は142か国中104位
12.1
自民党、「不適切な性教育やジェンダーフリー教育…は行わせません」
と記載した政策パンフレットを発表
<2015年>
1.23
厚労省、マタハラ防止のため、均等法及び育介法を具体化する通達
2.18
安倍首相、参院本会議で「現行憲法の下では、同性カップルの婚姻の
成立を認めることは想定されていない」と発言
2.18
最高裁、夫婦別姓、及び、再婚禁止期間について大法廷回付
2.23
地方議会のうち、女性議員ゼロの議会は379(21.2%)、女性議員
は全体の11.7%(朝日新聞調べ)
4.1
渋谷区、パートナーシップ条例施行
日弁連 育児期間中の日弁連会費等免除制度開始
4.3
政府・与党、ホワイトカラーエグゼンプションや裁量労働制の適用対象
拡大等を内容とする労基法改正案を国会提出
4.17
大西英男衆院議員(自民等)、衆院総務委にて、大西小百合議員に対し、
「まず自分が産まないとダメだぞ」とヤジ
5.18
内閣官房の公式ツイッターで、「女性応援ブログ」と称し、毎朝早起き
してキャラ弁を作るブログを紹介
5.25
政府、「すべての女性が輝く政策」の一環として、国民的な運動
「ジャパン・トイレ・チャレンジ」「快適トイレ」国民運動を始める
5.28
安倍首相、衆議院特別委にて、辻元清美議員の質問中に「早く質問
しろよ」とヤジ
6.30
塩村都議へのセクハラヤジで自民会派を離脱していた鈴木章浩都議が、
自民会派に復帰
7月
男女共同参画会議計画策定専門調査会、「第四次男女共同参画計画
策定に当たって(素案)」を発表。選択的夫婦別姓についての記載が削除
8.6
江口克彦参院議員(次世代の党)、内閣委にて、「女性は相手によって
セクハラだとか、セクハラじゃないとか言ってくる」「女性社員は管理職に
なっても扱いにくいところがあると思う」と発言
8.21
安倍首相、参議院特別委にて、蓮舫議員の中谷防衛大臣に対する
質問中に「まぁいいじゃん、そんなこと」とヤジ
8.28
女性活躍推進法 成立
8月下旬
高校保健・啓発教材『健康な生活を送るために(平成27 年版)』公表。
「妊娠しやすさ」グラフが、数値の誤りや誇張を含むことが明らかに
8.31
埼玉県所沢市の保育園の育休退園処分 さいたま地裁に取消訴訟提起
9.11
改正派遣法 成立
9.15
自民党特命委 夫婦控除を導入すべきと提言。
「若い世代に、いわゆる『事実婚』」ではなく、法律上の結婚を促す必要が
ある」とした
9.24
安倍首相、記者会見で「1億総活躍社会を目指す」と表明
9.29
菅官房長官、福山雅治さんと吹石一恵さんの結婚をふまえ、
「この結婚を機に、ママさんたちが一緒に子供を産みたいとか、そういう形
で国家に貢献してくれたらいいなと思っています。たくさん産んで下さい」
と発言
10.29
埼玉県所沢市保育園の育休退園処分 さいたま地裁 執行停止
12.16
夫婦別姓訴訟 最高裁「合憲」(ただし女性裁判官3人を含む5人が違憲)
再婚禁止期間 最高裁「100日を超える部分は違憲」
12.22
宮崎謙介衆議院議員(自民党) 育児休暇を取得する意向を表明
谷垣自民党幹事長 出産・育児休暇は雇用主と雇用されている人との関係
山口公明党代表 国会議員は非常勤。子育てに参加する大切さと議員の
役割との調和も重要。議論が必要だ。
<2016年>
1.8
安倍首相 「パートで働く人が増えれば」「私が50万円、妻が25万円」
2.15
保育園落ちた日本死ね!! はてぶ2145件 いいね4.6万
2.29
大阪市の茨田北中学校校長 全校集会で「女性にとって最も大切な
ことは、子どもを2人以上産むことです。これは仕事でキャリアを積む
こと以上に価値があります。」と発言
2.29
衆議院予算委員会
「誰が書いたんだよ」「中身のある議論をしろ」「ちゃんと本人だせ」
安倍首相「匿名である異常、本当か確認しようがない」
3.5
保育園落ちたの私だ 国会前で抗議行動
3.8
再婚禁止期間を100日とする民法改正案を閣議決定
国連女性差別撤廃委員会勧告
夫婦同姓や再婚禁止期間など改正を求める
マタハラ・セクハラを禁止し、防止する法的措置を求める
慰安婦問題については被害者中心のアプローチを求める
3.9
「保育園落ちたの私と私の仲間だ」ネット署名
2万8000人分 厚労大臣塩崎恭久に提出
3.24
自民党大西英男衆議員 巫女が「自民党は好きじゃない」と言ったことに対し
「巫女さんを誘って札幌の夜に説得をしようと思った」
「巫女のくせに何だと思った」
「投票が初めてだということだから、ひとつ口説いてやろうと思った」
3.24
自民党から参院選での出馬がうわさされていた乙武洋匡氏
謝罪のコメントに妻の「私にも責任の一端があると感じている」との
コメントも併記
4.5の誕生日パーティーでも同様に妻から謝罪あいさつ(他の女性
に心ひかれたのも、やはり私にも責任の一端はあります)をさせる
3.29
勝木勇人札幌市議 安保関連法の廃止を求める意見書について、
賛成討論をした共産党の女性市議に対し「精神鑑定を受けた方が
いいんじゃないのか」