2014年10月15日水曜日

ポイント解説☆今さら人に聞ケナイ特定秘密保護法 <身辺調査・範囲が広いし内容も広い>



 特定秘密保護法のホラーなポイントをしつこく解説するシリーズ

お送りしているわけですが、自分には関係ないよって思ってませんか?
 そんなあなたに贈る今日の解説は…、
「実は関係してるかもしれない(((((( ;゚Д゚))))) 」ってお話です。 
 

  「トクテイヒミツ☆」なんて、公務員しか関係しないように見えます
よね。でも、民間企業も、防衛省から発注されて武器を作ったりして
います。その中には特定秘密に指定されるものもたくさんあるんです。
そうした企業の従業員は、秘密を取り扱っていい人になるために、
「身辺調査」を受ける必要があります。
 しかも、その人本人だけでなくて、その人の「家族」や「同居人
までもが把握されてしまうんですよ!あなたが秘密を扱ってる人
家族なら、あなたの個人情報も根こそぎ政府に把握されてしまう...
ってわけです。
 


  で、秘密を扱う本人の場合、何を把握されちゃうかというと、
えば、政府は病院にこいつのカルテを出せということもできて
しまいます。どんな病気を持っているかも把握されてしまいますし、
事のストレスで精神科に通って薬をもらっていたことや、医者に
談した内容も筒抜けです。
 銀行に取引履歴を出させることもできてしまいます。
…「なんだよ、これっぽっちしか貯金ないんだ」とかわかっちゃう
わけですね(-_-;)。いや冗談でなく。
 

 また、政府は通信会社に通話記録を出せということまでできて
まいます。誰と電話で話したかも把握されるんです。恋人と
長電話してたら、それが誰かも調べ上げることができちゃうわけ
ですね。


  もうね、プライバシーなんてあったもんじゃない、というのが
直なところです。かといって、それが嫌だからといって身辺
調査を断ったら、その部署から外されて、その組織の中での
あなたの将来はなくなってしまいます。そう思ったら、同意
せざるを得ないですよね。政府の側は、「同意があるから
いいんだ (v^ー°)」って言って身辺調査するんでしょうけど、
その同意ってドウヨ?


* もっと詳しく知りたい方は、ぜひ当会執筆「これでわかった!
  超訳 特定秘密保護法」をお読み下さい(*゚ ∇ ゚ )☆
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