政府と与党が、武器の輸出解禁に向けて議論を進めていますが…
「憲法9条に違反しているのでは?」という疑問に触れないのは、あまり
にもおかしいことです。むしろ、まずそこ、ですよね💧
ウクライナを見ても、パレスチナを見ても、戦争をすれば街が攻撃され、
赤ちゃんも子どもも女性も、みんな犠牲になります。戦争をしないと
憲法で宣言している国が、戦争の道具を売って稼ぐ国になることが許され
るのかという問いをスルーすることは、許されません。この国に生きる
私たちも問われています。琉球新報の社説をご紹介します。
● <社説>武器輸出緩和を協議へ 三原則の骨抜き許されぬ (琉球新報)
https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-2454594.html
<一部引用>
防衛装備品の輸出ルールの見直しを巡って、政府与党のワーキング
チーム(WT)が地対空ミサイルなど防御目的の武器の輸出解禁に向け
た議論を進めている。戦闘機を撃墜する装備を輸出し、戦闘に用いられ
れば、憲法が禁じる他国の武力行使との一体化となる可能性が生じる。
国会議論もなく、両党実務者らの議論も十分とは言えない。協議に
上ってくるのも拙速だ。国民への説明もないまま、なぜこれほど急ぐ
のか。WTで合意し、閣議決定されれば輸出解禁となる可能性があるが、
到底認められない。
<引用終わり>