2020年12月5日土曜日

自民党『絆』議連 選択的夫婦別姓に大反対!


 選択的夫婦別姓の導入に反対する自民党議員連盟「『絆』を紡ぐ会」

の動きが報じられています。


● 「夫婦別姓」慎重対応を 自民「絆」議連が下村氏に提言(産経)https://www.sankei.com/politics/amp/201203/plt2012030023-a.html?__twitter_impression=true


 下村氏「これまで紡いできた家族の絆や相互扶助社会全体の在り方に

深く関わるため、くれぐれも慎重な対応をすべきだ」

 

 …さすが、というかなんというか。言ってることは従来と何も変わらず、

伝統的家族観を「家族の絆」と言い換えた感じでしょうか。

 何度も言いますが、世界を見渡しても夫婦同姓を強制する婚姻制度は

日本だけで、証拠も無く「夫婦が別姓だと家族の絆が壊れる」と信じ込み

主張し続ける議員たちには、「見たいものしか見ない」「聞きたい声しか

聞かない」という姿勢しか感じません。人権の問題だと苦しみを訴える

国民の声も、「絆と無関係ですよ」という理論的な批判も、雑音なので

しょうか。。。 


高市氏「子供をどちらの姓にするかをめぐり両家が対立するなどの混乱

が起きる。子供の福祉のためにも、夫婦、親子が同氏であることを堅持

したい」


 「両家」(  ゚Д゚)!!

 「子供の福祉のため」!!


 両家、というワードが出てくるあたり、結婚をどういうものと考え

ているか、が分かりますね…。

 …まずは「夫婦別姓が子どもの福祉を害する」ことを証明してから

主張して下さい。


 それに、そもそも子どもと「結婚とは」を結びつけないで下さい。

子どもを持たないと決めた夫婦、子どもを持ちたくても持てない夫婦

だっています。

(まぁ、高市氏の論理でいえば、「子どものいない夫婦は別姓でも問題

ありませんね」ということになりますが…。)