違法と認定された入管職員の暴力。アフリカ系男性は裁判を受ける
機会を奪う形で空港へ移送され、「多数回にわたり肉体的苦痛を受け、
精神的苦痛もこうむった」とのこと。命からがら母国から逃げてきた
人に対し、容易に暴力をふるう入管行政の一端です。
● 入管の対応「違法」を認定…男性を後ろ手にして手錠、押さえつけ
強制送還の手続きも 東京高裁が賠償命令 (東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/264148
<一部引用>
判決によると、茨城県・牛久の入管施設に収容されていた男性は
2019年12月23日、難民不認定の異議申し立てが却下されたことを
告知され、直後に送還のため成田空港に移送。空港の待機室で入管庁
職員が、男性に対し後ろ手に手錠をかけ両腕を持ち上げたり、あおむけ
に寝かせ太ももの上に座ったりした。
判決では、入管庁が異議申し立て却下を告知した当日に移送した点に、
男性から裁判を受ける機会を奪ったと認定。職員の行為で「(男性は)
多数回にわたり肉体的苦痛を受け、精神的苦痛もこうむった」と指摘
した。男性は足の爪がはがれる外傷も負い、それも職員らの責任を認めた。
<引用終わり>
こうした人権を踏みにじる拘束や暴力が繰り返される背景には、
外国人への差別意識があるのでは。
抜本的に改革すべきです。
<あすわかTwitter>
https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1682166815332646913