海外在住の日本人は、国政選挙の投票はできるのに最高裁裁判官の国民
審査には投票できません。最高裁はこれを「公務員の選定・罷免権を保障
した憲法15条に違反する」として違憲判決を出しました。
● 在外投票の制限は「違憲」 最高裁判決 国会は法改正迫られる (毎日)
https://mainichi.jp/articles/20220525/k00/00m/010/106000c
永年にわたり人権侵害の状態を放置してきた国会は、早急に法改正をしな
ければなりません。
* 15人の最高裁判事は任命後初めての衆院選と、その後10年を経過する
ごとの衆院選の際に審査されます(日本国憲法79条)。衆議院総選挙の際
には、選挙公報でこの「国民審査」の対象になる最高裁判事も発表されます。
人権保障や民主主義を軽視する裁判官は誰か、日頃から名前をメモっておく
のが吉です💡