2014年12月17日水曜日

★平和・協同ジャーナリスト基金賞授賞式のご報告

 14日の衆議院選挙の結果を見て、結果よりも52%という投票率の低さにビックリしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。民主主義を守ることが目的の一つであるあすわかとしては、ユユシキ事態だと思っているわけです。

 自分の事だったら、自分で決めますよね。自分は将来どうなりたいとか、そのために、今、何の勉強をしようとか、今度どこに旅行に行こうとか。さすがにそこを他人任せにする人は、あまりいないと思うのですが、でも、選挙もそれと同じことです。自分の運命を左右することですから。自分たちで、自分たちのことを決めるということです。ところが、投票率52%ということは、「半分流されて生きていきますー、本当は嫌だけどー」ってことですよね。その結果、自分に嫌な影響が出ても、自分のせいじゃないし、というわけでしょうか。自分で決めるチャンスがあるのですから、自分で決めて、覚悟も決めて選びとっていきたいですよね。世界の中には、選挙権が普通にはない国もあるわけですから。

 そして、残りの48%の5000万人くらいの人が投票してくれたら、自民党の憲法改正草案もお蔵入りになっていたのではないかと思うと…。まあ、そうは問屋が下ろしてくださるはずもなく。あすわかが設立されてから約2年、砂漠に水をまくような取り組みをやってきたわけです。そんな中、まだまだ頑張ろうと思える賞をいただきましたので、そのご報告をさせていただきます。

 受賞したのは「平和・協同ジャーナリスト基金」の「奨励賞」です。この基金は、市民の寄付で成り立っていて、「平和」と「協同」に関する優れた作品を発表したり、業績を残したジャーナリストを表彰したりしていて、「平和と協同のための日本版ピューリツァ賞」なんだそうです。なんか凄そうです。

 あすわかが受賞したのは、「これでわかった!超訳特定秘密保護法」の出版が、特定秘密保護法の危険な内容を広く伝える格好の手段となるということと、自民党の憲法改正草案の内容と危険性を広く知らせ、立憲主義と民主主義を守ることを目的として、SNSや憲法カフェなどで、憲法に関する情報を広く、わかりやすく伝える活動をしていることが、高く評価されたからだそうです。

 今回は20周年記念ということで、沖縄の二つの新聞社の米軍基地関連の特集が大賞に輝いていますし、他の奨励賞4点も、原発問題や米軍基地問題を追ったものが受賞しています。あすわかと似たような活動をしてきた方々がおられて、そういう方々とつながることができたのは、これからの活動に広がりが出てくるのではないかと期待しています。

 ますます市民の皆さんに憲法の素敵さを知っていただく必要性が高まってきましたが、早田事務局長の受賞スピーチでは、まだまだ「めんどくさいやつであり続ける」という熱い気持ちが語られました。
 自民党は、2年後の参議院選挙か、その次の衆議院選挙で憲法改正の国民投票にかけようとしてくるでしょう。そのときに国民投票でNOという国民が過半数を超えるように、もっといろんな方々と繋がっていきたいと思います。
 ご自身の地域でも憲法カフェをやりたいという方、あすわかの出版物が欲しいという方がいらっしゃいましたら、下記をご参考にしていただき、ご連絡下さい。

★出版物は、有料になります。
出版物については、こちらにまとめてありますので、ご覧ください。
https://www.facebook.com/asunojiyuu/posts/735147456520449

★憲法カフェはこちらまでメールをいただければ、講師の手配をさせていただきます。
なお、時期、地域によっては、調整に時間を要する場合があります。
交通費、講師料についてはご相談ください。
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