私たちには、生まれながらに自由や権利があります。 私たちには、言いたいことを言って、伝えたいことを伝える自由(表現の自由)があります。 私たちは、これまで身近に感じられなかった憲法について、多くの方々と一緒に情報共有ができたらと思って、このブログを立ち上げました。 たま~にでいいので、ぜひとも立ち寄ってください。 FacebookやTwitterもやっています ご注目ください! facebook:http://www.facebook.com/asunojiyuu Twitter:https://twitter.com/asuno_jiyuu お問い合わせは、peaceloving.lawyer@gmail.comまで なお、みなさまが入手された当会作成のリーフレットや声明文の使用方法については、当会では責任を負いかねますので、一般常識や各種規則に則ってご使用くださいね。
2014年2月4日火曜日
「何を言うか」と同じくらい「どう言うか」が大事!
ちょっと前、昨年12月26日の東京新聞の記事は
ご覧になりましたか?
記者さんと坂本龍一さんの対談が掲載されていました。
大変共感する内容だったので、まだ読んでいない皆さま
にもご紹介いたします☆
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/sakamoto/list/131226_2.html
タイトルは「対談<上>原発神話をぶっ壊せ」というもの
ですが、ここで皆さんに紹介したいのは原発問題のところで
はなく、市民運動一般について言及されている箇所です。
* * * * *
深刻な問題をしかめっ面で言われると、大事な問題でも
心を閉じてしまう。
伝え方によって受け取る側はずいぶん変わる。
同じ内容でも、昔ながらの市民運動型がたくさんある。
事故前に原発の集会に行ったことがあるが、僕も引いて
しまった。
紙面もそうかもしれない。
同じ内容を伝えるのでも、相手が心を開くような伝え方を、
僕もいつも心がけている。
* * * * *
草の根市民運動を展開する者の1人として、深く胸に刻み
込まなければならないことだと思います。
「何を言うか」と同じくらい、「どう言うか」「どのように伝えるか」が
とても大事だと、皆さんも感じませんか?
もしかしたら、
憲法のこと最近けっこう気になっているんだけれど…
もっと多くの人に関心を持ってもらいたい、とは思うんだけれど…
でも友達に話すと「重たい話」「暗い話」「真面目な話」とドン引き
されてしまうのかなーと思うと、なかなか話す糸口をつかめないんだよね、
なーんて、モヤモヤしたりしてませんか?
「こんなに大変なことが起きようとしている」
「一大事だからみんなも今考えなくちゃだめ!」
…危機感を募らせるあまり、焦って、ついつい悲壮感漂わせて
しまったり、激しい口調になってしまったり、なんていうある種の
「失敗」、ありますよね。
でも、そこは一工夫が必要なんだと思います。
どう伝えたら、あまり関心を持っていない人が振り向いてくれるか、
共感してくれるか。実は「何を伝えるか」以上に難しいことです。
私たち「あすわか」も、試行錯誤の繰り返しです。
たとえば可愛いイラストの憲法紙芝居を作ってみたり、
憲法学習会の場所を、堅苦しい場所でなくおしゃれなカフェで
やってみたり、というのもその工夫の一環です。
ワインを飲みながらでも、居酒屋で飲みながらでも、いいですよね。
小芝居うってみたりしてるメンバーもいるんですよ!
何か、楽しく憲法情報を知ってみるアイディアがありましたら、
いつでも大募集中です!
最後に、坂本さんの言葉をもう一つ。
* * * *
書き方や見せ方、アプローチのやり方に気をつけないと。
『正しいことを言っているんだから聞けよ』という態度だとダメですね。
従来の市民運動にもそういう人が多く見られ、僕も嫌だなと思う。
* * * *
ちょっと、ドキっとしますね。
もちろん、自分たちの考えが正しいと思ってるからこそ、
いろいろな人に伝えたいのだけれども、上から目線で
「教えてやる」みたいな態度じゃ、全然聞く気がしませんよね。
そういう人、周りにいるなぁ…なんて、思いませんか?
議論において、謙虚であることとかオープンマインドである
こととか、自戒を込めて、心にとめておかなければ、と思います。