という声をよく聞きます。
そこで、自民党改憲草案が提案する国防軍の権限を、いくつか見て
①「我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するための
草案9条2項は、集団的自衛権を正面から認めているのですから、
そして、草案は、国防軍が出動するために、国会の事前承認が必要
一般によく戦争していると思われているアメリカですら、「戦争の
②「国際協力活動」(草案9条の2第3項)
自民党Q&Aでは、「国際協力活動」として海外に派兵した場合で
これでは、「国際協力活動」を名目として、ほぼ制限なく武力行使
自民党の説明には、武力の行使について抑制的な姿勢は全く見られ
③「公の秩序を維持する活動」(治安維持活動。草案9条の2第3
国防軍の権能の中には「公の秩序を維持する」活動が含まれていま
これを聞いて、戦前の治安維持法を思い出される方はどのくらいい
たとえば、国内で大規模なデモや集会が行われたとき、「治安維持
草案21条2項で、表現の自由についても、目的が公益および公の
この21条2項と、国防軍の治安維持活動の権限が合わさったとき
国防軍が、デモをしている人たちに銃を向ける、そんな日が、来な
少なくとも、自民党草案の条文上は、これができる規定ぶりとなっ