2018年3月7日水曜日

なにがなんでも圧力路線  それのどこが“外交”"(-""-)"??


 北朝鮮と韓国が首脳会談をすることになり、(事前になにも知らされて
なかったっぽい)日本は、それを評価するどころか、「やっても無駄じゃ
ない?」くらいのいきおいで、圧力だ圧力だ、と繰り返しています。

●圧力路線を継続=時間稼ぎ警戒、「非核化」疑問―日本政府(時事)
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180307-00000020-jij-pol
<一部抜粋>
 政府高官は、北朝鮮による「時間稼ぎ」の可能性を警戒。「圧力をかけて
いくことが大事だ」と指摘した。
 北朝鮮は今回、一貫して拒んできた「非核化」にも言及した。しかし、政府
関係者は「非核化という言葉に何度もだまされた」と疑問視。外務省幹部は
「非核化というなら国際原子力機関(IAEA)の査察受け入れが必要だ」と語った。
(抜粋ここまで)



 
「圧力をかけていくことが大事だ」…異様なまでに、対話路線を拒絶する
現政権です。
 対話の道を探ろうという気すらなく、北朝鮮が「非核化」を言及しても「非核化
という言葉に何度もだまされた」と頑なに無視。
 それでどうするつもりなのでしょうか?圧力をかけ続けてかけ続けて、「相手の
屈服、敗北、壊滅」というゴールしか望まないというのは、あまりにも好戦的で、
外交のガの字も知らない乱暴な発想です。
 憲法の前文や9条にはどこにもそんなこと書いてありません。憲法という名の
檻に入っているはずの政権は、まず憲法を遵守してほしい、切に願います。