2023年4月19日水曜日

 【海外のノーベル賞受賞者たちから、日本学術会議の「改革」に反対の声📣】


 会員選考への第三者委員会の関与などを盛り込んだ政府の日本学術会議の見直し案に対し、海外の自然科学系のノーベル賞受賞者61人が懸念を表明する共同声明を出したとの報道です。


● 学術会議会員選考 政府見直し案にノーベル受賞者61人が懸念表明 (毎日) https://mainichi.jp/articles/20230417/k00/00m/040/213000c?fbclid=IwAR1Pp92p2rHiI8zyQny6VOZS9fTF6Ic0J44Z2w_SQLR4Tr_vHfP5nWYMBxE



<一部引用>

 イタリア・リンチェイ国立アカデミーは「主要7カ国(G7)議長国の

日本でこうした事態が起きていることは非常に遺憾だ」と指摘。

米科学アカデミーは、海外の科学者組織が介入することは不適切としつつ

「政治的な干渉から科学的助言を独立させることが重要であることは共通

認識だ」とした。

<引用終わり>


 国内外で、批判が止まりません。

 国立アカデミーへの人事介入がいかに異常で、学問にとっても、民主

主義社会にとっても危険か、物語っています。

 この10年、「異論を許さない政治」が続いています。新聞、TV、

そして学問が、権力のターゲットとなっています。異論を許さない=議論

や批判を許さない。それは民主主義政治そのものへの敵意です。「日本学術

会議なんて自分には無関係」とは決して思わずに、民主主義社会の行く末

がかかることと捉えて、関心を寄せて下さい。


<あすわかTwitter> https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1648252934923362306