自民党の安全保障調査会の会合で、憲法9条に基づく日本の防衛
姿勢「専守防衛」の名称や解釈を変更すべきだとの意見が上がった、
とのこと。。。💧
● 「専守防衛」自民に見直し論 安保環境変化に対応 (産経) https://news.yahoo.co.jp/articles/534aa0099a0ca195f3256ebde446251bfb6c517e?fbclid=IwAR3qfd-k7tTdnrjR_WRMIpJWdTFGA5mHXudTagPSu0FfW-cuCzzfyOsFs4Q
<一部抜粋>
専守防衛を堅持してきた日本周辺の安保環境が厳しさを増している
ことから、相手に攻撃を断念させるために抑止力強化が必要だとの
見解で一致した。その上で「専守防衛」について、「『必要最小限』
では抑止力にならず国民を守れない」とする主張や、自衛のための
攻撃も含めた「積極防衛」との名称変更案が出たという。
<抜粋終わり>
「必要最小限度の防衛力」を超えた(防衛だけでなく先制攻撃もでき
る)武力を持ちたいという露骨な、憲法の檻を蹴破るような主張です。
また、専守防衛の方針を批判し「自衛のための攻撃も含めた『積極防衛』
との名称変更案が出た」とのこと。
ウクライナ侵攻を含め、あらゆる戦争は「自衛」の大義で始められます。
「積極防衛」への名称変更案は、結局あらゆる戦争を可能にする案であり、
「9条の死文化案」といえます。
そもそも、「敵基地攻撃能力」の保有に前のめりな政府・自民党。
先制攻撃との区別がつきづらく専守防衛を超える(9条違反な)のでは?
という批判を受け、党の中から「では専守防衛を見直せ」という声が出た、
というわけです。奇しくも敵基地攻撃能力の危うさがより一層ハッキリ
しました。
権力は常に檻を壊したがることもまた、普遍的ですね。。。