ありがちな、岸田氏の“お人柄”についての記事です。
「常に落ち着き、大人びていた。誠実な人柄で、信頼されていた」
という理由で「ボクらのパパ」なるあだ名もついた、だそうです(棒)。
● 岸田新総裁 原点は「努力」と「誠実」 (産経)
https://news.yahoo.co.jp/articles/20692b76514add5d27968c48e41f28567bfd34ee
このような“お人柄”の報道を読む際には、「その人が現在、結果
としてどのような政治家になってどのような言動をしているのか」
を忘れないで下さい。
冷徹な独裁者が「学生時代は真面目で友達からも人気あった」
「若い頃は苦労した」なんてのはザラですね。菅首相ですら「地方
出身のたたき上げ」という苦労人アピールがなされていました(!)。
「努力」と「誠実」の人が、貧困に、差別に、不正に、どう対応
したのか。
いうまでもないことですが、今、何を言い、どう行動しているのか
が何より大事です。