2019年10月31日木曜日

川崎市の「懸念」による映画『主戦場』の上映中止 なんという忖度&萎縮!



 第25回KAWASAKIしんゆり映画祭で上映が予定されていた
映画『主戦場』について、共催の川崎市からの「懸念」を受け、
主催者が上映の中止を決めた『事件』について。


 川崎市の「懸念」の「連絡」の根底に、国への忖度が流れて
いることは言うまでもありません。
 忖度した上での、映画祭への表現介入行為。

 そしてまた、主催者がほぼ何の抵抗もなく、上映中止を決定
したという萎縮。

 「あいちトリエンナーレ2019」で見せた権力の恫喝・表現
介入は、見事に連鎖反応を見せています。


 「とりあえず憲法知っとこ!」と、日々さまざまな人権や自由
を草の根で発信している法律家として、改めて、表現の自由が
どれだけ権力に狙われやすく、回復しづらいものか、肌で感じて
います。
 そして、主権者にためらいなく刃を向く権力を目の前に、
「あぁ、だから憲法って必要なんだなぁ」と、やはり改めて、
強く、深く、実感します。


 この『事件』に対しては、すでに様々な映画人・研究者など
から批判の声が上がっています。
 若松プロダクションは、抗議の意を込めてしんゆり映画祭で
上映予定だった2作品の上映取り止めを決めたとのこと。


<若松プロダクションの声明(一部抜粋)>

http://www.wakamatsukoji.org/



 当然、我々のこの決断については様々な意見や批判もあると思い
ます。しかし、今ここで抗議の声を上げ、何らかの行動に移さなけ
れば、上映の機会さえ奪われる映画がさらに増え、観客から鑑賞の
機会をさらに奪うことになりはしないでしょうか。

 『主戦場』のミキ・デザキ監督の「表現の自由を守る努力をしな
ければ、政府の意向に沿った作品しか上映できなくなる」という
言葉を借りるまでもなく、今、ここで同じ映画の作り手として声を
上げなければ、我々もまた「表現の自由」を殺す行為に加担した
ことになってしまうのです。

 『止められるか、俺たちを』は、若松孝二監督の若き日を描いた
映画です。 若松監督は常々、「映画を武器に世界と闘う」と言って
いました。
 今、この国は表現の自由を巡る分水嶺に間違いなく立っています。
今、映画を武器に何をすべきなのか? ここで何もしなければ、
十年後二十年後に「あの時自分たちは何をしたのか?」と後悔する
ことになりはしないか? 今こそ、若松監督の言葉をもう一度確か
めたいと思います。 
 (抜粋終わり)


 この最後の問いかけ、とても共感します。
 私たちあすわかの中にも、「今何もしなければ、将来子どもから
『あの時なにをしてたの?』と問われたとき、返す言葉がない。」
という焦燥感と使命感に駆られている者は少なくありません。

 後悔したくない。自分には何ができるのか。
 日々、自分に問いかけながら、「不断の努力」を試行錯誤しています。
 

 どんどん自由が狭くなり、息苦しくなる一方の日本。
 私たちは、こんな息苦しさを選び取ったわけじゃない。
 こんな息苦しさ、望んでない。
 一人ひとりが、その思いを行動にうつせば、必ず社会は変わります。

 この『事件』についていえば、メディアにもっと報道してくれ、と
声を届けることが大事です。市民がこの事件に危機感を抱き、報道
しないメディアにももっと危機感を抱いていることを伝えましょう。

中学生が海自の職場体験 機関砲の機器操作!



 京都府舞鶴市の中学生が、職場体験で訪れた海上自衛隊の艦艇で、
機関砲の模擬体験をした、とのこと…。


● 中学生が機関砲を操作 掃海艇で職場体験 
                                                    教組「許されない」 (京都新聞)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191029-00159535-kyt-soci




 なり手が不足する自衛隊の「戦争に親しんでもらう」アプローチの
つもりでしょうか。。。

 「実弾が入ってなければ問題ない」わけなく、戦争の1コマを安易
に体験させる軍事組織の倫理の低下にビビります。


 機雷掃海はささやかな「海の掃除」ではありません、れっきとした
命がけの武力行使です。
 京都新聞も、「疑問の声が上がっている」などと傍観者スタンスで
止めずに、これが極めて不適切だと批判したり、機雷掃海がとても
危険な軍事作戦の1つだと説明すればいいのに。。。とても残念です。

祝・田中淳哉&篤子弁護士の「つれづれ語り」 電子書籍化!


 あすわか田中淳哉&篤子弁護士が『上越よみうり』に連載中の
コラム「田中弁護士のつれづれ語り」。

 なんと、電子書籍化されました~!

 ( *゜▽゜)/°・:*【祝】*:・°\(゜▽゜* )






<田中弁護士のブログ>
http://j-c-law.com/tureduredensisyoseki/?fbclid=IwAR36PFK1sVv0Tfp4rUba7Lj5mntd-HMGq9VUauvFzk17QSmjsQC-eb7dFQ4


<田中弁護士のつれづれ語り Kindle版 (amazon)>
https://www.amazon.co.jp/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%81%AE%E3%81%A4%E3%82%8C%E3%81%A5%E3%82%8C%E8%AA%9E%E3%82%8A-%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%B7%B3%E5%93%89-ebook/dp/B07Z9CRMG4/



 コラムのテーマは、憲法だけではありませんよ~、
 原発、核兵器、AI、空き家問題や、子育てや家族の問題まで、多彩です☆

 岡口基一裁判官の分限裁判について語った「裁判官とツイッター」も
収録されています。

 ぜひぜひお読みになってみてください♪

2019年10月29日火曜日

10月30日(水)夜 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 福山☆



◆檻の中のライオン 憲法をまなぶin福山



日時:2019年10月30日(水)
  19:00~21:00ころ



会場:瀬戸コミュニティセンター
  (福山市瀬戸町大字地頭分80番地1)

http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/nanbushogai/3670.html



講師:楾 大樹 弁護士
ひろしま市民法律事務所所長
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
  『けんぽう絵本 おりとライオン』著者



* 入場無料


* 事前申込不要


* 手話通訳つき


問い合わせ先:福山市南部生涯学習センター
  ℡084-980-7713



主催:福山市南部生涯学習センター
  瀬戸地域民主化推進協議会
  津之郷学区人権学習推進協議会
  赤坂学区人権学習推進協議会



<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/2214246935367471/

10月30日(水) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 福山☆




◆檻の中のライオンin福山




日時:2019年10月30日(水曜日)
  13:30~16:00(13:00開場)



会場:福山市参画センター
     (広島県福山市本町1-35)

https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/map/0012.html




参加費:800円とクリアファイル代200円
 (お一人 最低1つは購入してください→講演資料として必要です)

* 高校生以下は参加費無料です。


定員40名(事前申し込みをお願いします)

お申し込み: 下記のフォームよりお申込みください。
 
https://ws.formzu.net/fgen/S36819110




《主催》ぱーぷる・りんく


《お問い合わせ先》090-7954-3462杉原まで

* 当日 託児はありません。

 お子さま連れでの参加は可能です。



<FBイベントページ>

https://www.facebook.com/events/391121514870782/


<主催者メッセージ>

 ライオン=権力 檻=憲法 に例えてわかりやすく憲法を解説する
あの楾大樹 弁護士が 福山 に 来たる!!
★全国各地での講演 400回以上
 やさしく わかりやすい 憲法のおはなし
 著者『檻の中のライオン』(かもがわ出版)は中学校の公民の副読本
にも採用されている。まるで落語を聞いているかのような語り口、
パペットを使ったユーモラスな表現に“憲法って あまり 興味ないん
だけど…”という人でも 吸い込まれる あっという間の二時間半!

 楽しく勉強できる 楾大樹 弁護士のトークショーを 一緒に体感
しませんか?

性暴力被害者支援 8000万円削減。。。


 性暴力被害の相談を受け支援するワンストップセンターの運営費
(2018年度)について、国の財政支援が総計で2億5000万円
(44カ所)必要なところ、24カ所で計8000万円削減していた、
との報道がありました。。。

● 安倍政権8000万円削減 
  性暴力被害者ワンストップ支援センター運営費 (しんぶん赤旗)
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-10-27/2019102701_04_1.html?fbclid=IwAR3EhGwDsJTF3RNAX07FaOiwiQnJW77Bd7k-IMtalJ4_ctgwS3ejxE-akgQ



 ただでさえスタッフ不足で不十分な支援体制なのに、まさかの8,000
万円削減とは。
 他方で1機116億円の戦闘機F35A(欠陥多数)は、どんなに批判
されようとも数十機購入(爆買い)するわけです。

 お金あるじゃん。
 「桜を見る会」に税金5,200万円使ってるじゃん…
 戦闘機の116億円に比べれば、8,000万円なんて安すぎじゃん。
…そう思いませんか?


これが、現政権の「なにが大事でなにが大事でないか」の優先順位です。
 露骨に、国民の命も人権もないがしろにする姿勢です。
 こんなあからさまに「性暴力被害者支援など、どうでもいい」と態度に表す
なら、「すべての女性が輝く社会」などというキャッチフレーズは今すぐ撤回
してほしいものです。

 心身に取り返しのつかない傷を負い、社会からもセカンドレイプをされかね
ない性暴力被害者には、「あなたはぜったいに悪くない」と寄り添って早急に
必要なケアはなにか見極めてプロフェッショナルにつなぐ支援体制が不可欠
です。
 人権が抑圧され尊厳の危機に陥っている人を置き去りにせず、適切な保護・
援助の策を講じることこそ、日本国憲法の社会権の理念です。
 その理念を理解していれば、性暴力被害者支援へのこのような冷淡な予算
削減など、できるはずがありません。






2019年10月25日金曜日

格差を是認 萩生田文科大臣の暴言「身の丈に合わせて勝負すればよい」




 2020年度から導入予定の「大学入学共通テスト」のシステムが、
都市部の裕福な家庭ほど有利だという批判に対し、萩生田文科大臣が
「身の丈に合わせて勝負すればよい」と回答しました。


<まとめサイト>
 
https://togetter.com/li/1421371



● 参考ツイート
 
https://twitter.com/hik_kitai/status/1187379028157702144


● 参考ツイート
 
https://twitter.com/redfield_ken/status/1187386531876466689




 まず読み返したい条文は、日本国憲法26条です。

 日本国憲法26条
「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、

               ひとしく教育を受ける権利を有する。」



 そして教育基本法3条は、憲法26条を受けてこう定めます。
  
 教育基本法3条
「すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を
与えられなければならないものであって、人種、信条、性別、社会的
身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。」


 「教育の機会均等」は文科大臣の重要すぎる使命です。
 その使命を放棄して、こんなにも公然と格差を是認することは、
言うまでもなく地理的・経済的な壁で希望する道を歩めない子ども
たちを見捨てること。


 無限の可能性ある子どもたちにとって、これがどんなに残酷な発言
で、萩生田氏がいかに文科大臣に不適任か、自明です。
 弁明の余地なく、辞任に値します。
 同様に、彼を側近として重用し続ける首相の任命責任も重大です。


 親として、「元子ども」だった国民として、この国の未来を憂う市民
として、「おかしいよこんなの」という思いを声に出しませんか。

2019年10月23日水曜日

日弁連・憲法動画コンテスト 締め切りは11月5日です!




 日弁連の憲法動画コンテスト、締め切りは11月5日です!

 思い思いの人権や憲法を、90秒で切り取って自由に表現いただき、
お気軽にご応募ください☆



<日弁連 コンテストの詳細はこちら↓>
  https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2019/190620.html





● ツイッター
https://twitter.com/JFBAsns/status/1148120031693139969


● ジャーナリスト堀潤さんの動画作成講座をリリース(youtube)
    https://www.youtube.com/watch?v=LcAY9f0ntCc&feature=youtu.be


● 募集期間は、11月5日までです。


● ①高校生以下の部 ②大学生・社会人の部 の2部門

● 動画は、アニメ、CG,静止画像や写真の動画構成もOKです。


● 審査員は、映像作家の丹下紘希さん、映画監督の三上智恵さん、
ジャーナリストの堀潤さんなど豪華メンバーです。

 <審査員から応援メッセージ>
 https://www.nichibenren.or.jp/event/year/2019/190620.html#3


12月ころに入賞作品を発表し、来年1月25日に表彰式と
青井未帆先生講演会を開催します。


● 入賞作品を中心に、日弁連サイトに掲載し、広範囲にSNSで
発信するなどで、憲法理念を広める取り組みに活用していきます。

「即位礼正殿の儀」 宗教色濃いっすね… 引きます。



 昨日、TVはどの局も「即位礼正殿の儀」一色で、今日も
引き続き「皇室スゴイ」的な番組編成ですね… (-_-;)
 
 天孫降臨伝説を模した「高御座(たかみくら)」、
「三種の神器」剣と勾玉… いやー…宗教行事ですね。
 いやがおうにも神道と政治権力の“接近”を感じずにはいられません。


 他の信仰を持つ人や、なんの信仰も持たない人が抱く不安・圧迫
感・恐怖に、どこまでも(あるいは意図的に)鈍感な権力に、うな
だれる思いです。

 たとえ皇室に親しみを持っていたとしても、「違和感を持つ人、
おかしい」かのような雰囲気には流されたくありませんね。
 天皇を神聖不可侵な絶対君主であるとして政治と宗教が一体化した
国家が、74年前にどんなむごたらしい歴史を歩んだか、忘れるわけ
にはいきません。

● 社説[即位の礼]新たな時代の象徴像を (沖縄タイムス)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/487946


 恩赦の記事でも書きましたが、「即位の礼というのは、こういう
もんだ」と、所与のものかのように扱うのがそもそもおかしいのです。
特に今回は、先代の死亡による代替わりではないのですから、
「今度の即位の礼、どうする?どんなのがいい?」と主権者による
議論を経ることができたはずなのです。

 その議論の場を作らずに、勝手に「いつもどおり」の段取りを決め
た政権の無神経っぷりには…驚きます。
「国民に即位の礼のあり方を議論させてなるものか」という強硬な
右派的発想があったのかもしれません。
.
.
.
 何度でも繰り返しますが、
 日本国憲法1条は「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の
象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」
と定めます。

 彼は「神聖な存在だから」象徴で当たり前、なのではありません。
 「やんごとない血筋だから」最初から象徴と決まってる、のでは
ありません。
 主権者国民が、「彼になってもらおうか」と合意したから、象徴
なのです。
 象徴天皇制は、主権者が作り上げた制度です。

 民主主義国家として生まれ変わったこの国で、
 過去の歴史をふまえて政教分離を誓ったこの国で、どんなスタイル
の即位の礼がふさわしいのか、一から議論してしかるべきです。

仙台で『ザ・ビートルズと憲法』、大盛況だったようです♪



 去る10月20日(日)、
仙台弁護士会 若弁9条の会「劇団ナインピア」による公演
『ザ・ビートルズと憲法』がありました(あすわか会員もちらほら)☆



<FBページ>
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2483218491909745&id=1977980329100233&__tn__=-R


 トリビュートバンドのライブやお酒を交えながらの憲法トークは、
満員御礼の大盛況だったようです!

 楽しく憲法のキホンを感じられるアイディア爆発ですね♪

 ぜひ今後もご注目を!

2019年10月21日月曜日

文化庁の補助金不交付 国民の人間性そのものへの挑戦



 「あいちトリエンナーレ2019」への補助金交付を文化庁が
取りやめたことに抗議し、これまで文化庁の事業に関わってきた
専門家が、委員のポストを相次いで辞任する事態となっています。

 そりゃそうでしょう…

● 補助金不交付に抗議 文化庁事業の委員 辞任相次ぐ (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191018/k10012138111000.html


 文化庁の委員を辞任した鷲田めるろ氏
「今回の決定は、美術館で企画をする際に作品の展示などに関して
政府の意向を気遣わないといけないような萎縮効果を生むと懸念
していて、そうした中で文化庁の仕事はできないと考えた」


 芸術に、権力への気遣いが必要になる社会なんて、民主主義社会
とは対極にあり(民主主義が正常に機能できる社会ではなく)、
時代に激しく逆行する社会です。

 自由にものを言うな、表現するな、という強い圧力は、国民一人
ひとりへの「自分らしく生きるな」「ものを考えるな」という要求
です。

 私たちの人間性そのものへの挑戦です。

 私が私らしくいきるために、一人の人間として生きるために、
怒りましょう。

 自分なりの、声を上げませんか。

恩赦 …それほんとうに必要?



 天皇の即位にともない恩赦が実施されるとのこと。

 …ともわなわなくてもよくね? って思いませんか?(-_-;)


● 社説[政令恩赦決定]合理性も説得力もない (沖縄タイムス)
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/486969



<抜粋>

 大日本帝国憲法で天皇の大権事項とされたように、恩赦には、時の
権力者が権限を誇示する手段として使ってきた歴史がある。
 現憲法下では内閣の助言と承認によって行う天皇の国事行為だが、
「時代遅れ」との批判は国民主権の時代に受け入れられないという
声である。
 共同通信社が今月初めに実施した全国電話世論調査で、恩赦への
反対が60・2%に上り、賛成の24・8%を大きく上回った。


<抜粋終わり>


 恩赦を「当然しなければならない」所与のものと扱うことがそもそも
おかしいのですよね。それ、誰が望んでるの?っていう…
 天皇の権威を高めるという意義も民主主義国家には到底ふさわしく
なく、三権分立にも反し、メリットがありません。「あ、恩赦のこと
決めたんで」みたいな事後報告的な発表は、民意を軽視しすぎです。
 今回も、恩赦の対象には公職選挙法違反の人も含まれているので、
(た・と・え)権力の都合いいように利用されていなかったとしても
「利用されてるんじゃない?」感はついてまわります。

 たとえめったに実施されないものであっても、一歩ずつ、しっかり
社会も国会も政府も「ほんとうに必要なのか」から議論することが
大切ではないでしょうか。

2019年10月19日土曜日

11月2日(土) こども憲法カフェ@国分寺☆ ビンゴもカルタもあります♪




わたしたちの「けんり」ってなぁに?
       ~ビンゴやカルタで知ろう!学ぼう!~



日時: 2019年11月2日(土)
  10:00~11:30



会場: 国分寺労政会館第4会議室http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/madoguchi/roseikaikan/kokubunji.html


参加費: 100円(お茶付き)

 子どもも大人も一緒に遊びながら憲法や子どもの権利条約について
知り、考えてみましょう。
 前半は、国分寺市教委作成の「子どもの権利カルタ」で遊んだあと、
国分寺市議の岩永康代さんから、国分寺市政における子どもたちの
権利の現状についてお話ししていただきます。
 後半では、黒澤いつきさん (「明日の自由を守る若手弁護士の会」
共同代表)に紙芝居を使ったわかりやすい憲法の話をしていただき
学んだあと、憲法ビンゴで遊びます。
 当日参加もOKですが、できるだけ参加するお子さんの年齢と人数を
事前にお知らせください。

主催:みんみんかん(皆で民主主義を考える会)



共催:生活クラブ運動グループ国分寺地域協議会


申し込み・問い合わせ:
    kokubunji@seikatsusha.net
 参加される方のお名前と当日ご連絡のつくお電話番号、お子さま
連れの場合はお子さまの年齢と人数をお願いいたします。



 イベントページの写真は、あすわか大阪のFacebookページより転載
させていただきました。


<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/340652306695042/?ti=icl




2019年10月18日金曜日

芸術文化振興基金 「公益性」次第で助成金の取り消しが可能!?



 芸術文化振興基金が、芸術や文化を振興する活動への助成金の交付
要綱を改正し、「公益性の観点から不適当と認められる場合」に、
助成金交付の内定や決定を取り消すことができるとする内容を新たに
付け加えたことが分かりました。


● 「公益性の観点から不適当」で助成拒否が可能
    あいトリ補助金不交付決定の翌日、要綱改正 (東京新聞)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201910/CK2019101802100032.html



 この「改正」は、文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への
補助金の交付を覆した翌日になされました。

 なんと分かりやすいことか。。。


 政府に都合の悪い芸術・表現をつぶしたい文化庁(文科省)の顔色を
うかがう見事な萎縮と忖度です。


<抜粋>
 振興会によると、本年度の助成が内定していた映画「宮本から君へ」に、
麻薬取締法違反の罪で執行猶予付き有罪判決を受けたミュージシャンで
俳優のピエール瀧・元被告が出演していたことが改正の背景。
助成により「国が薬物を容認するようなメッセージを発することになる
恐れがある」…
<抜粋終わり>


 これまた、なんというか、とってつけたような理由です。
 俳優の薬物使用を理由に上映や撮影が中止になるたびに「作品に罪は
ない」と批判が起きるのは毎度のことで、「その作品に助成金を出す=
薬物を容認するメッセージ」などと世の中は受け取りはしません。
…とマジレスするまでもなく、「とってつけた理由」でしょう。


 「公益」という言葉を権力が持ち出す時には最大級の警戒が必要です。

 その中身は結局、常に権力(警察)次第だからです。

 2012年に自民党が発表した改憲草案は、「公益」「公の秩序」を
理由に人権をいくらでも制約できる、とびっきりな破壊力を持つもので
した。その改憲草案は、今こうやって、事実上、実現されようとして
いるわけです。

11月2日(土) 倉持麟太郎弁護士『コクミンテキギロン☆しよう!SP ~もう一度会いたい!~』 in 渋谷☆


『コクミンテキギロン☆しよう!SP 
        ~もう一度会いたい!~』


『どうする?どうなる?憲法9条』
~あのお三方にもう一度聞いてみたい!~





日時: 2019年11月2日(土)
  14:00~16:00(開場13:30)



会場: 「渋谷キャスト/GF 多目的スペース」
  渋谷区渋谷1-23-21 
    http://shibuyacast.jp/access/


明治通り沿いからは1階、
  美竹公園側からは地下1階となります。


参加費:お一人様  2,000円 (学生無料)
          
※メディアの皆様へ
  事前のお申し込みを宜しくお願いします!
  なお、一般のお客様と同じ参加費を頂いて

 おります。何卒ご了承下さいませ。


座席数:100席


<ゲストスピーカー(コクギ出演順)>
 ☆ 山尾志桜里 衆議院議員 立憲民主党
 ☆ 石破茂 衆議院議員 自由民主党
 ☆ 玉木雄一郎 衆議院議員 国民民主党



主催:コクミンテキギロン☆チーム
       (高光・秋元・外山・深沢)



お問い合わせ: rikken.pu@gmail.com

<FBイベントページ>
 https://www.facebook.com/events/2764408606905443/

2019年10月17日木曜日

11月2日(土) 武井由起子弁護士と楽しむ♪「憲法ボードゲーム体験会&憲法トーク」



 憲法ボードゲーム発売記念として、
「憲法ボードゲーム体験会&憲法トーク」が開催されます♪
 開発に携わった武井弁護士から、ボードゲームに込めた
メッセージについてのトークも聞ける貴重なチャンスです!
ぜひ、お集まりください!(^^)!




日時: 2019年11月2日(土)
  9:30~12:00



会場: メサ・グランデ
  http://mesa-grande.blogspot.com/



<タイムテーブル(予定)>
・ 9:30~ 開会&ゲームの説明
・10:00~   ゲーム開始
・11:30~ 憲法トーク(武井弁護士)
・12:00   閉会



対象: 大人~小学校3年生程度
  (子どもだけの参加はご遠慮ください)



参加費:大人1,000円 
    子ども 500円


参加申込み:下記申し込みフォームより
              お願いします。
  https://forms.gle/1oKQTpTf4LcfWyd66
  
* FBの「参加」は参加とカウントでき

 ませんので、よろしくお願いします。


定員:20名


* ルール説明に30分近くかかります。
 説明のタイミングに遅れると、後追い説明
 になるため、ゲームを最後まで遊ぶことが
 できない可能性があります。

「辺野古新基地はほんとうに抑止力として重要?」田中淳也弁護士が講演しました☆




 去る10月13日、上越の田中淳哉弁護士が
「2019じょうえつ 平和のための戦争展」にて講演しました。


田中弁護士のブログ
 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1184646846418866179
 


 海兵隊の実態や、日本政府の「建前」と現実の乖離に、田中
弁護士自身が抱いた驚きや憤りが、参加された方々にもしっかり
伝わったようです。
 おすすめ図書も書かれているのでぜひ上記ブログをご覧に
なってくださいね☆



 あすわか弁護士への講演・憲法カフェのご依頼は、
あすわか事務局( peaceloving.lawyer@gmail.com )まで☆彡

 ご依頼の要領はこちらをご覧ください→ https://www.asuno-jiyuu.com/%E3%80%8C%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%80%8D%E9%96%8B%E5%82%AC%E3%81%AE%E3%81%94%E4%BE%9D%E9%A0%BC%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

帰ってきた「やや日めくり憲法」シリーズ ダイジェストで⑭ 60~64条




 おととし、あすわか弁護士たちが日本国憲法のすべての条文を解説して いった「やや日めくり憲法」が満を持してカムバック☆彡
 ダイジェストでご紹介しています。



やや日めくり憲法
60条〔衆議院の予算先議権及び予算の議決〕
.
.
61条〔条約締結の承認〕
.
.
62条〔議院の国政調査権〕
.
.
63条〔国務大臣の出席〕
.
.
64条〔弾劾裁判所〕
.
.
.
 内閣(政府)にしっかり対峙できるように、国会に与えられた 国政調査権(62条)。
 しかし、多くの議席を占める与党が政府と一体となって“翼賛”して しまうと、国民の疑問に答えるための証人喚問や記録の提出も拒まれ、 国政調査権が正常に発動できません。
「そんな横暴は許さない!」「ちゃんと出てきて説明してくれ!」と いう世論が不可欠です。
 正直、不祥事や不正のオンパレードだと、うんざりして怒るのも 疲れるくらいの気持ちになってくることもありますね(-_-;)… でも、黙ってしまえば、容認することになってしまう。 主権者として、それは耐えられません。  SNSのシェアだけでもいい、いい記事が載ってる雑誌を買って応援 するだけでもいいので、「自分なりに続けられる“不断の努力”」を探し ましょう!

2019年10月16日水曜日

台風19号被害 予備費からの支出は…7億円、、、!?



 台風19号による甚大な被害を受けて、安倍総理大臣は参議院
予算委員会で今年度予算の予備費から7億円余りを支出することを
決定すると述べたそうです。

● 安倍首相 被災者支援の強化で7億円余支出へ (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191016/k10012133971000.html

● 被災地へプッシュ型支援7.1億円 予備費5千億円活用 (朝日)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191016-00000021-asahi-soci



 …たった7億円でなにができるというのか。
 73カ所の堤防が決壊して、とてつもない数の果樹園やハウス・
田畑が濁流に飲み込まれたのに、なぜこんなにも出し渋るのでしょう。
予備費は5千億円以上あるではありませんか。。。

 被災は自己責任ではありません。
 こんな時のために納税しているのに、こんな時に手を差し伸べない
国家は、一体何のためにあるのか。

予算が膨張する「桜を見る会」 政府答弁は「意義ある」




 政府は、首相主催で毎春開かれる「桜を見る会」をめぐり
「内閣の公的行事であり、意義あるものと考えている」とする
答弁書を閣議決定しました。

● 「桜を見る会は意義ある」 政府、予算増額で答弁書 (朝日)
 https://www.asahi.com/articles/ASMBH3G9HMBHULFA00P.html




 現政権下で莫大な予算が膨張し続ける「桜を見る会」、多数の
芸能人・著名人たちが楽しそうに首相夫妻とお花見に興じる華や
かな光景は、園遊会を真似したいのかなとも思うほどですが、
急激な予算の膨張には、「ちょっと待ってくれ」と違和感を抱く
人は少なくないでしょう
(予算の変遷についてはこの記事のグラフが参考になります
        ↓
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201909/CK2019092902000163.html )。


 閣議決定された答弁は「公的行事であり、意義ある」。
…回答になっていませんね。
 公的行事だから意義がある、というのは論理的におかしいし、
具体的にどういう意義があるのか、を聞きたいのです。

 国民が懸命に働いて納めた税金を、なぜ被災地支援でもなく福祉で
もなく、あえて「桜を見る会」に使わねばならないのか、政府には
その説明をする義務がある。説明の放棄は、逃げでしかなく、国民に
背を向けることです。


 泥に埋もれた果樹園、折れた橋、水没した田畑、どこから手を付け
ていいのか分からない家屋。
大変な数の国民が、明日の生活をも考えられず呆然としている今、
税金は何に使って、何に使うべきではないのか、専門知識が無くても
人としての常識があれば自ずと分かるはずです。

 少なくとも、「まずは桜を見る会にお金をかけなきゃね」という
国民がいないことだけは、確かなのではないでしょうか。

2019年10月15日火曜日

ホームレスの避難所利用拒否  台東区の「命の選別」



 ままならない事情で経済的に困窮する危険は、誰にでもあります。
それを「弱肉強食の世界だから」「自己責任」と見捨てる世界観を、
日本国憲法は明確に否定します。本人の努力ではどうにもならない
貧困から救い上げ、人間らしさを保てる最低限の生活を保障すること
は国家の義務です(25条)。

  ↑ 
 これは、あすわかが頻繁にツイートしている憲法25条(生存権)
の解説です。

 そして、この憲法の感覚からはおよそ考えられないことが起きました。


 未曽有の破壊力で襲来した台風19号が首都圏を襲うさなか、
台東区が、「住所がない」という理由で路上生活者に対し自主避難所
の利用を断ったのです。


● 「お前らは人間じゃないと言われてるようだった」
             男性は避難場所のすぐ外で台風の夜を過ごした (Buzzfeed)
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191014-00010001-bfj-soci



 権力によるまぎれもない「命の選別」にこれ以上ない嫌悪を感じ
ます。
 「命を守る最善の行動を!」と呼びかけながら、路上生活者を
「保護されなくていい存在」として差別する、このおぞましさ。。。


● 路上生活者の避難拒否 自治体の意識の差が浮き彫りに
                 専門家「究極の差別だ」(毎日)
 https://mainichi.jp/articles/20191013/k00/00m/040/266000c




 立教大大学院特任准教授の稲葉剛さん
「行政による究極の社会的排除であり差別と言わざるを得ない。
緊急時に路上生活者が命の危機にさらされる、という意識が薄い
のではないか」
 台東区の「家がない人=守るに値しない命」という強烈な差別的
措置を、心から軽蔑します。速やかな謝罪は大前提ですが、外部に
第三者委員会を設置し、本件の検証を行うことは必須でしょう。
 他の自治体でも万が一にでも同様のことが繰り返されないように、
職員の最低限の人権感覚を確保することが必要なように思います。

2019年10月10日木曜日

京都新聞社説「脅迫や抗議に、政治家が同調しているかのよう」


 「あいちトリエンナーレ2019」の再開に際し、文化庁の補助金
不交付や名古屋の河村市長の抗議への批判が、さまざまな新聞で展開
されています。

 表現の自由への脅威は、すなわちマスメディアへの脅威。
間髪入れずに批判を向けるメディアを、しっかり応援して支えなけれ
ばなりません。


● 社説:「不自由展」再開 表現活動、萎縮させるな (京都新聞)
 https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/29670




<一部抜粋>

 大きな問題は、文化庁が同芸術祭への補助金を交付しない方針を
決めたことだ。展示内容を理由とせず、予想された「運営を脅かす
事態」を事前申告していなかったという手続き上の不備を挙げた。

 だが、脅迫の有無や、展示を巡る情報がネットで急拡散する状況
まで予想するのは無理がある。
 しかも、補助金採択は有識者の審議を経て決まったのに、不交付
は専門家の意見を聞かずに決めた。「事後検閲」を思わせる恣意
(しい)的な判断といわれても仕方ない。

 政治家の姿勢も疑問だ。「行政の立場を超えた展示」と中止を
求めた河村たかし名古屋市長は、再開後の会場前で抗議の座り込み
を行った。菅義偉官房長官は補助金交付に慎重な考えを示している。

 こうした言動は、企画展を中断に追い込んだ脅迫や抗議に、政治
家が同調しているかのようにみえる。表現活動が萎縮しないか。
<抜粋終わり>



 
 補助金の不交付は、事実上、脅迫やテロ予告をした人々への同調に
なりました。政府や市長が、それを分かっていないわけがない。
犯罪を許さないという毅然とした態度も批判もせずに企画展側を批判
し続ければ、社会には「結局は、脅迫したもん勝ちだ」という受け止
めが多かれ少なかれ残るでしょう。
 社会全体の委縮、モラルの低下、あらゆる害悪を招くだけの、恥ずべき言動です。

「陛下への侮辱を許すのか!」というプラカードを掲げる権力



 「あいちトリエンナーレ2019」の企画展『表現の不自由展・
その後』の再開を受けて、名古屋市の河村たかし市長が会場前で
7分間の“座り込み”をし、抗議したとのこと…。


● 河村たかし市長が座り込み、『表現の不自由展』の再開に抗議。
                        (ハフポスト)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/takashi-kawamura1008_jp_5d9bf259e4b09938980543a6






 7分間ですから、座り込みというよりは、休憩、でしょうか。
 それはともかく。


 河村市長のプラカードには「日本国民に問う!陛下への侮辱を許す
のか!」と書かれています。
 もちろんこれは反語なのでしょうから、つまり自分が天皇への侮辱
とみなしたアートの展示を許さない、という意味。


 まさに検閲ないし表現介入を公言する権力者ということです。
 この自由や人権への憎悪、おぞましい。
 「ほんとうに権力を縛るって大事だなぁ…」と改めて強く思います。


 記事では河村市長は、「こんな日本人の普通の人の気持ちをハイジャ
ックして。暴力ですよ」と述べたとも書かれています。
 自分の個人的な考えをみじんも疑わずに「日本人の普通の人の気持ち」
だと思い込む。自分と違う考えの人は「普通の人ではない」。

 こういう人を政治家にしてはいけません。

 自由にとって脅威です。

10月21日(月) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 茅ヶ崎☆



◆檻の中のライオンin茅ヶ崎



日時: 2019年10月21日(月)
  10:00~12:30



会場: カトリック茅ヶ崎教会 マリア会館
   (茅ヶ崎市立図書館向かい)


* キッズスペースあり


資料代: 1,000円
  (オリジナルクリアファイルつき)


ご予約 ・ お問合せ: nijitane@ezweb.ne.jp
  Facebook イベントページからも予約可能


* ご予約の方、優先



主催: オリライ in ちがさき実行委員会


協力: ピースカフェ・ちがさき  
   にじ色のたねを育てる会


<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/1111434609066680/?ti=icl

10月20日(日) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 横浜☆



◆檻の中のライオン in 横浜



日時: 2019年10月20日(日)
  18:30~21:00(受付18:00~)



会場: 神奈川県民センター305会議室
  神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2
  横浜駅西口より徒歩5分
  https://bb-building.net/tokyo/deta-y/019.html




講師: はんどう たいき弁護士
  1975年生まれ。ひろしま市民法律事務所所長・弁護士。
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  今一番分かりやすい憲法入門書として話題の『檻の中の

 ライオン 憲法がわかる46のおはなし』、『けんぽう絵本 
 おりとライオン』著者



参加費: 一般2,500円
     (オリジナルクリアファイル付)
    母親連盟正会員2,000円

*当日イベント会場でお支払いください。


お申し込み: こちらからお願い致します↓
  https://ssl.kokucheese.com/event/entry/578911/
 



<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/1143411572523216/?ti=icl


2019年10月9日水曜日

「今の憲法は令和の時代にふさわしくない」??



「首相は改憲について『与野党の枠を超えた議論を深める中で、
令和の時代にふさわしい憲法改正原案を作成していただくことを
期待する』と論議を呼び掛けた。」

● 首相「改憲原案作成を」 衆参代表質問、野党に案提示求める (東京)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201910/CK2019100902000131.html




 …(-_-;)
 「今の憲法が令和の時代にふさわしくない」という、その前提に、
ちょっと待った、という感じです。


 ふさわしいのかふさわしくないのかは、国民が決めます。

 勝手に権力側で決めないでください。


 首相は「ふさわしくない」と思っているのでしょうけれど、それは
あくまでも首相個人の考え。国民がほんとうに「ふさわしくない」と
思えば、その時、自然に世論も拡大するでしょう。

 首相が「改憲ありき」の話を進めようとしている光景は、現代の立憲
民主主義の国にふさわしくありません。

10月20日(日) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 尼崎☆



◆檻の中のライオンin尼崎




日時: 2019年10月20日(日)
   9:30~ 開場・物販
   10:00~ スタート
   13:00~ ランチ交流会

         (希望者対象・要申込)


会場: NPO法人はち拠点
   兵庫県尼崎市潮江2-21ー18
   JR尼崎駅より徒歩約8分




講師: 楾 大樹 弁護士
  明日の自由を守る若手弁護士の会




参加費: 一般(18才以上)¥1,500
          (当日¥2,000)
    中・高校生 ¥500
    小学生以下無料


* 子連れ大歓迎!


定員: 40名(予約先着順)


* 参加費は当日受付でお支払いください


予約・お問い合わせ:
 hokusetsu2019@gmail.com
   または hokusetsu2019@jcom.zaq.ne.jp



* スパイスカレーランチあります!
 講演終了後、NPO法人はちのヒデさんによるスパイスカレーランチを
ご用意しています。 おいしいカレーを食べながらはんどう先生を交えて
楽しく交流しませんか?合わせてお申込みください。
 ランチ予約 ¥800(当日注文は¥1,000)



<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/1387027528112484/

10月19日(土) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 大阪☆



◆檻の中のライオンin大阪







日時: 2019年10月19日(土)
  肉球グッズ販売会など 13:00~
  おはなし 15:00~17:30



会場:大阪メトロ肥後橋駅すぐ
 (お申し込み後にお知らせします)




講師:楾 大樹 弁護士
  ひろしま市民法律事務所所長
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
  『けんぽう絵本 おりとライオン』著者




参加費:1,200円
  (檻の中のライオンクリアファイルつき)



主催:肉球west


申込み先:
  https://twitter.com/cat_pad299west
  https://www.facebook.com/cat299west/



<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/371997530360838/