2022年7月19日火曜日

琉球新報社説 「国葬」 内心の自由に抵触する


 安倍元首相の「国葬」について、批判が高まっています。

 琉球新報の社説をご紹介します。


● <社説>安倍元首相「国葬」 内心の自由に抵触する (琉球新報) https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1550385.html




 戦前の「国葬令」は、表現の自由(21条)、内心の自由(19条)、

政教分離(20条)の侵害になりかねず日本国憲法の制定により失効しま

した。そんな危険をはらみ、根拠法ももない「国葬」が、内閣の一存で

決定され莫大な税金を投じられていいとは思えません。

 

<一部抜粋>

 沖縄の立場からはさらに厳しい評価をせざるを得ない。安倍元首相は、

沖縄の民意を踏みにじりながら辺野古新基地建設を力ずくで進めてきた。

地位協定見直し要求も無視し続けた。「台湾有事は日本有事」などの発言

は、沖縄を再び戦場にしようとするものとして批判された。

 岸田首相は「暴力に屈せず、民主主義を断固として守り抜く決意を示す」

とも述べた。しかし安倍元首相は民主主義を空洞化させた。安全保障関連

法などで強行採決を重ね、森友・加計問題、桜を見る会問題では、長期

政権のおごり、権力の私物化と批判された。国会でうその答弁を積み重ね、

公文書改ざんなどを引き起こした。数々の疑惑に口を閉ざしたままだった。

<抜粋終わり>


 政府・与党は、これに反論できるのでしょうか。

 「多大な功績」と自画自賛して国葬を決定することが、いかに民意と

かけ離れた非民主的なことか、ぜひ短くていいので、発信しませんか。 

紙芝居「王様をしばる法」 今こそみんなでうなづきたい立憲主義の重み


 国民一人ひとりが、政治をちゃんと見て、おかしいことしてないか

確認するって、大事だなああぁ…×100,くらいの気持ちに、なって

いませんか?


 “王様”に生活のすべて、人生のすべてを委ねて、だれもなにも止める

ことができなかったら…?

 「王様をしばる法」が、どうしても必要です。


 こんな悪い法律作ろうとする政治家なんてダメでしょ、と国民が怒ら

ないから「こんな悪い法律」はできちゃうし、

 差別を許す政党なんてダメでしょ、と国民が怒らないから、差別を

許す政党は強いまま。

 そんなカルトと仲良い政治家なんてダメでしょ、と国民が怒らないから、

そんなカルトと仲良い政治家は当選しちゃうし、

 憲法に従って、人権最優先の政治をしなきゃダメだよ、と国民が厳しく

チェックしなければ、政治家も政党も、どんどん憲法を無視します…。


 憲法ってなんなのか?小難しそうな「立憲主義」を、おとぎ話で子ども

にも大人にも分かりやすく語る紙芝居、あります!



「これからは、王様が勝手に作ったきまりじゃなくて、私たちが話し

合って作った、王様を縛るきまりが憲法だ。」



「政治をする人たちが憲法を守ってくれるのを待っているだけでは、

なにも変わりません。政治をする人たちが憲法を守るかどうか、

私たちが見守っていかなくてはならないのです。」

(あすわか紙芝居「王様をしばる法」より)

YouTubeで動画も見られます→ https://www.youtube.com/watch?v=zWvD1rjusF8


 紙芝居は、ご依頼があればパワポのデータとして配信しております💡

 学習会などで、いかがですか?ご依頼は→ https://bit.ly/3aRKfcP


2022年7月18日月曜日

今夏こそ、ぜひあすわか「憲法かるた」を🌻


 せっかくの夏ですが、コロナの感染拡大が再びひどいことになって

きましたね…💧

 政府は相変わらず「緊張感を持って注視」くらいしかしてくれません

ので、こういう自助・自助・自助!の冷酷な政治をどうにか変えるには

どうしたらいいのか、一人でも多くの方々と一緒に悩んで学びあいたい

ものです。

 おまけに自民党はじめいくつかの政党が、憲法を変えよう変えようと

言っているので、ちょっとまってどういうこと?という主権者としては、

まず憲法がどんなものか知っておかなきゃですよね、、、(話はそれから

だ、というか)。国民そっちのけの憲法改正なんて、あり得ませんので…。


 猛暑ですしコロナですし、今夏も家であすわか「憲法かるた」で楽し

みませんか🍧

 憲法の条文をカルタにしました!



 どんなにたくさんの人権が自分にあるか、びっくりしますよ~。

 えっ、そんな定めもあるの?と、大人にとっても新鮮かも。

札の裏側にプチ解説があるので、「子どもだまし」ではないのです✌



 小難しい学習教材ではなく、かわいく深い、日常の遊びの延長線上で

憲法と出会えるアイテムです。

 子どもも大人もいつの間にか「主権者」力アップまちがいなし!✌

 1セット1,500円(税込み、送料別途)。

 ご注文は→ https://bit.ly/2OapcDq


2022年7月15日金曜日

安倍元首相を「国葬」…!?


 岸田首相が、安倍元首相の政府主導の葬儀について

「この秋に『国葬儀』という形式で安倍氏の葬儀を行うこととする」

と表明したとのこと。。。 


● 首相記者会見 首相「暴力に屈しない決意世界に示す」

                                                     「国葬」実施を表明 (産経)

https://news.yahoo.co.jp/articles/84c570e88e8ead432fbbf54024fd46b69120dfe9




 岸田首相は国葬の理由としてやれ多大な実績だの、やれ国際社会から

の高評価だのと挙げます。

 しかし、深刻な貧困の拡大や立憲主義・民主主義の軽視など、安倍政権

が政治や社会に残した傷跡は深すぎるほど深く、そういうのも全部無視して

卓越したリーダーシップ~大きな実績~などと手放しで褒めるのは、

“自民党政権の自画自賛”に近いものがあります。その税金は、他の使い道が

あるのでは、、、


 そしてそもそも、

「国葬」とは民主主義や人権と相容れるものなのでしょうか。

 誰の死をどのように悼むかは、きわめて個人的で自由なものです。

巨額の国家予算(税金)を投じて、全国民に特定の人物への弔意を強いる

ことは、その人物への称賛の強制にもなり得、個人の心情や宗教観に足を

踏み入れることになりかねません。


<あすわかTwitter>

 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1547707104194048000?s=20&t=bXE-HNIhXYGAzzBjnUjPiA


 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1547775497483866113?s=20&t=2NlUP07d5hIVwZ6oXs5jHQ

日本のジェンダーギャップ指数 相変わらず先進国最下位💧


 日本のジェンダーギャップ指数に、相変わらずドン引きします💧

● 日本のジェンダーギャップ指数、116位 今回も主要先進国で最下位 (朝日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee8edaaa2df6c166b39f8fea9a8b4827ae9028ae



<一部引用>
 日本は達成率65・0%で116位と、前回に続いて主要先進国で最下位。
前回の120位から順位は上がったが、今回は調査対象国が10カ国減って
いる。長年の課題である政治と経済分野が低迷の原因だ。特に経済の達成
率は56・4%で、前年の60・4%から後退した。コロナ下で女性の労働
参加や管理職の割合が減ったことが響いた。
<引用終わり>

 根深い性差別は、政治が強いリーダーシップを取らなければ解消しない
人権問題です。先日の参院選でも、与党たる自民党と公明党の女性候補者
はとても少なく、女性議員を増やそうという熱意はまったく見えません。
「女性の活躍」促進といいながら男女の賃金格差は依然として大きいまま
で、人権問題なのだという切迫感、こうした数値を恥じる感覚も、ないよ
うです…。

2022年7月14日木曜日

政治家・政党とカルト 「知る権利」に応える報道を



 安倍元首相や自民党その他の政党が、いかなる宗教団体とどのようなつながり
があるのか(政策への影響力・お金の流れなど)は、主権者国民にとって投票
行動にも関わる極めて重要な情報です。マスメディアは、主権者・市民の「知る
権利」に応えるべく詳しく斬り込んで報じる使命を全うして下さい。


● 「自己破産させられた信者はたくさんいる」
「​​2世の苦しみがどんなにつらいか」霊感商法弁護団が会見 (弁護士ドットコム)




● 全国霊感商法対策弁護士連絡会が会見 旧統一教会2世信者の苦悩、
政治家との関係が明らかに (日刊ゲンダイ) https://news.yahoo.co.jp/articles/96b36f6cf3a6636b33be904b8f811078fac4ab5a

2022年7月12日火曜日

憲法カフェで憲法のキホンを知っておきませんか💡


 岸田首相が、憲法改正「発議できる案をまとめる努力に集中する」とのこと。


● 岸田首相、憲法改正「発議できる案をまとめる努力に集中する」 (読売)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c6d9375fe89b11b1a07767571fae46961e72fca0



 「憲法改正」という文字がマスメディア上で踊っています。

 でも「もう改憲することは決まってる」かのように議論が進められるの

には違和感があります💧

 まだ何も決まってないし、何も知らされてませんし、主権者国民が

「よし、議論しよう」というスタートラインに立てているとは思えません。

 きちんと議論に参加するために、まずは憲法の基本知識を学ぶことから

始めませんか?

 憲法の基礎知識を固め、(自分の生活・人生と深く関わる)政治の世界

で憲法改正について何が起きているのかを知って、主権者力を高めましょう💡

憲法カフェのご依頼お待ちしています!

ご依頼について詳細は→ https://bit.ly/2OKwZry




2022年7月8日金曜日

敵基地攻撃能力の保有 各党の考え、チェックして下さい💡



 政府・自民党は、「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」と言い換えて、
その保有に向けて積極的です(反撃という言葉では不正確です…)。 

 憲法9条が事実上、骨抜きになる危険をはらむこの問題、ぜひ参議院
議員選挙でも各党の主張を比較して、投票に活かしてください。
 ↓
<みんなの未来を選ぶためのチェックリスト -参議院選挙2022->




 そもそも敵基地攻撃能力ってどういうもの?という説明は、次の記事に
書くので、まだご存じない方はぜひご一読ください。

(もう知ってるよという人は、すばらしい👏)

自民党の目指す改憲4項目のおさらい ④合区の解消


 参議院議員選挙の結果は、改憲の行方を確実に左右します。

ぜひ念頭に置いた上で、投票して下さい。


● 参議院選挙に向け 与野党9党 憲法改正めぐり議論 NHK日曜討論 (NHK)

https://www3.nhk.or.jp/.../20220626/k10013689021000.html



 自民党がここ数年特に積極的に提示してきた改憲案は、

下記の①~④です。

①自衛隊を憲法に明記する案

②-1 緊急事態条項の創設

②ー2 緊急事態における国会議員の任期延長

③ 教育環境の整備

④ 合区の解消

 それぞれどのような案なのか、どのような問題があるのか、

投票前にぜひ知って下さい。



④ 合区の解消

 これは、参議院選挙の選挙区の合区(鳥取+島根という合区と、

高知+徳島という合区)を解消して、都道府県単位の声を反映させよう、

という改憲案です。




 …pardon?って人、たくさんいますよねw

 参議院選挙では、全国区の比例選挙から50人、都道府県単位の選挙区

から74人の議員が選ばれます。

 国民の一票の価値は平等ですから(憲法14条)、各都道府県から選ば

れる議員の数は、人口に比例します。

 人口に合わせた議員数、そりゃそうだという話です。

 しかし、74議席を人口に合わせて配分していくと、人口の少ない高知

・徳島・鳥取・島根では1議席すら割り当てられない計算になってきて

しまうのです。そのため、この4県については、2県で1つの選挙区

(合区)として、「鳥取+島根から1議席」「高知+徳島から1議席」

にしているわけです。

 自民党は、これでは地方の声を反映できないといって、人口が少ない県

からも少なくとも1人ずつ議員を選べるようにしよう、という改憲を提案

しています。長い説明ですみません。


 いやしかし…選挙制度の細かい話ですよね。憲法改正なんかせずに、

例えば比例代表制を一本化する策とか、(日本は人口に対して国会議員の

数が少ないので)参議院議員の定員を増やす案もありえます。




 しかも、これは「都道府県単位の声を反映させる選挙制度」にするため

に「1票の価値の平等」を捨てる改憲になります。国民一人ひとりの1票

の力に差をつける改憲を、望むような世論は、ありませんよね。


 さらにこの改憲案は、二院制の意味を変えるものです。

参議院が「都道府県代表の院」になるので、国家の設計に関わる提案です。

となると国会議員は「全国民の代表(43条)」であり決して「地元の

代表」ではない、という位置づけともズレてくることになるので、

ほんとうに国家の設計にかかわる大議論が必要ですし、まずもって

主権者国民がそれを望まなければ、国会議員だけで勝手に進めていい話

でもありません。そんな改憲、国民がいつ望んだのでしょうか…。

まぁ、なにか思惑が透けて見えますね…。それについてはぜひこのコラム

を読んでみてください🐤

      ↓

 <憲法カフェ ぷち⑥ 法律で対応できちゃう合区問題>

 https://www.min-iren.gr.jp/?p=45683


2022年7月7日木曜日

「もっと男性に寛容であれ」発言 桜田元五輪相の釈明


「女の人は、無理して結婚しなくていいという人が、最近増えちゃって

いるんですよね。嘆かわしいことですけどもね。女性も、もっともっと、

男の人に寛大になっていただけたらありがたいなと」

という暴言について、桜田元五輪相の釈明ツイートがこちらです。


<桜田義孝 @ysakurada>

 https://twitter.com/ysakurada/status/1544845411223244800

「先日の私の発言につきまして、特定の性別、年代、結婚観

などを揶揄する意図で発言したものではなく、すべての人々が

お互いを思いやり、尊重すべきとの趣旨で発言したものであり

ます。日本の安全と安心、国民の生活の向上を図るため、今後

も政治活動に邁進してまいる所存であります。」



 …どう読んでも「すべての人々がお互いを思いやり、尊重すべき」と

いう趣旨には読めません。どのアングルから読んでも、結婚しない選択

をしうる女性に向けて、その選択を「嘆かわしい」と評価し、男性に

もっと寛容であれといって結婚・出産を促す差別発言でした。


 女性の自由な人生選択を阻んで「産み育てる」役割への専念を奨励する

姿勢は、戦前の発想と何も変わりませんよね、正直言って…こういう差別

的な感覚も容認してしまう自民党の感覚に、恐怖を感じざるを得ません。

 


 

2022年7月6日水曜日

自民・桜田元五輪相「女性はもっと男性に寛大に」


 「国内において、少子化は大変な問題なんです。今、結婚しても、

お子さんをつくらない。結婚しない男女が結構多いんですよね。」

 「ちょっと言いづらいことですが、男の人は結婚したがっている

んですけど、女の人は、無理して結婚しなくていいという人が、

最近増えちゃっているんですよね。嘆かわしいことですけどもね。

女性も、もっともっと、男の人に寛大になっていただけたらありが

たいなと思っている。」

 「ちょっと問題発言かなと思うんですけども。男の希望としては、

そういうことを思っているということでございますので、よろしく

どうぞお願いいたします。」

                                                           

● 「女性はもっと男性に寛大に」少子化、

                                               未婚めぐり自民・桜田元五輪相 (朝日)

 https://www.asahi.com/articles/ASQ755RXYQ75UTFK019.html



 少子化の原因は女性の自由な人生選択にある、という歪んだ事実認識

がまず問題です。

 結婚するしない/出産するしないは当たり前の話ですが本人の自由で

あり、「しかるべき時期に結婚して出産すべきだ」という価値観の押し

つけは許されません。

 次に、結婚しない人が増えている主な原因が貧困にあることは多くの

メディアでも永年報じられていて、「わがままな女性が結婚したがらない」

かのような理解は誤りです。

 さらに、構造化した性差別による女性の苦痛については言及せずに、

「男性にもっと寛大であれ」と迫る…。もっと若者が結婚・出産に向け

て前向きになれるような社会にしなければと思うならまだしも、これ以上

なにを(さんぜん不利な立場に立たされる)女性に要求するのですか、

と思わずにはいられません。


 こういう差別的な発想が閣僚級の政治家からどんどん出てきてしまう

与党…。


<あすわかTwitter>

 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1544442331742367744


麻生氏「弱い子がいじめられる。強いやつはいじめられない」


 麻生太郎氏が、ロシアのウクライナ侵攻に触れながら

「子どもの時にいじめられた子はどんな子だった。弱い子がいじめ

られる。強いやつはいじめられない」「国も同じ。強そうな国には

仕掛けてこない。弱そうな国がやられる」

と述べて、安全保障関連法などを整備してきた意義を強調した、と

のことです。


● 「弱い子がいじめられる」 自民・麻生氏【22参院選】(時事)

 https://www.jiji.com/jc/article?k=2022070400735&g=pol



 つまり、「だから弱くちゃダメなのだ」という論理で自民党政権の

軍拡を肯定し、公約の「防衛費爆増政策」を語ったわけですね。

 何があってもいじめは許されない、という発想がそもそもなく、

いじめの原因が被害者にあるかのように言っている点、人権感覚の

欠落が露呈しています。強ければいじめられないから強くなろう、

という政治家は、決して「強くても弱くてもだれもいじめられない社会」

は目指しません。

 軍拡がむしろ軍事的緊張を招く、という危険については当然、なにも

語らず…。


 こういう政治を、容認しますか?一人ひとりの有権者が、問われています。


<あすわかTwitter>

https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1544456621950058496

 



山際大臣(自民党)「野党の人から来る話は、われわれ政府は何一つ聞かない。」

 

 山際大志郎経済再生担当大臣(自民党)が、青森県八戸市での街頭

演説で「野党の人から来る話は、われわれ政府は何一つ聞かない。

本当に生活をよくしたいと思うなら、自民党、与党の政治家を議員に

しなくてはいけない」と暴言。

 松野官房長官が、「国民の誤解を招かないようにするため発言には

慎重を期するよう注意した」、とのことです。


● 松野長官、山際担当相を注意

                       「野党の話は聞かない」発言で【22参院選】(時事) https://news.yahoo.co.jp/articles/7f57adc7dda21312fd80ae9232fbb1e5d00c53ef



● 山際氏が「誤解招く発言になった」と釈明 (共同)

https://news.yahoo.co.jp/articles/b24a559999169fc603035bd603a6a56fdd68c71e


  「聞く力」って、岸田首相のアピールポイントだったはずですが、

それを吹き飛ばす爆風のような発言ですね。批判・疑問・不安、

何一つ聞かないというのは、独裁です。国会の否定であり民主主義

そのものの否定だと思うのですが、注意するだけで済む話だと考えて

いる官房長官の感覚にも衝撃を受けます。

 永年にわたり、国会を軽視して国民や野党からの批判を無視する

ようにはぐらかして特定秘密保護法や安保法制、共謀罪などの憲法の

理念と真っ向から矛盾する法律を作ってきた自民党政権。山際大臣の

発言は、この政権与党の独裁志向の手法を正直に吐露したまでのもの

…ともいえます。


 それにしても、山際大臣の「地域の意見を国政に反映させてもらい

たいと強調する中で誤解を招く発言になった」という釈明、意味が

分かりませんね💧私たち市民は、決して「誤解」していません。


<あすわかTwitter>

 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1544258096737841152


 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1544257781007388672


2022年7月5日火曜日

自民党の目指す改憲4項目のおさらい ③教育環境の整備


 参議院議員選挙の結果は、改憲の行方を確実に左右します。

ぜひ念頭に置いた上で、投票して下さい。


● 参議院選挙に向け 与野党9党 憲法改正めぐり議論 NHK日曜討論 (NHK)

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220626/k10013689021000.html



 自民党がここ数年特に積極的に提示してきた改憲案は、

下記の①~④です。

①自衛隊を憲法に明記する案

②-1 緊急事態条項の創設

②ー2 緊急事態における国会議員の任期延長

③ 教育環境の整備

④ 合区の解消

 それぞれどのような案なのか、どのような問題があるのか、

投票前にぜひ知って下さい。


③ 教育環境の整備

 これは「国は教育環境の整備に努める」という条項を加筆しようという改憲案…です。



 えーーーーと、これ、今さら850億円かけて国民投票して書き込む

必要がどこにあるのでしょうか?💦

 真に「教育環境を整備しなけばならない!🔥」と考えているなら、

選挙も改憲も待たずに、今すぐ教育環境を整備すればいいだけの話です

よね。

 義務教育の無償だったら、既に憲法に明記されていますし、それ以外

の高校や大学などの無償化についても法改正すればすぐに実現できます💧




 よかったらこのコラムも読んでみてください🐤

      ↓

 <憲法カフェ ぷち⑤ 改憲4項目と「抱き合わせ販売」>

 https://www.min-iren.gr.jp/?p=45600


自民党の目指す改憲4項目のおさらい ②‐2 緊急事態における国会議員の任期延長


 参議院議員選挙の結果は、改憲の行方を確実に左右します。

ぜひ念頭に置いた上で、投票して下さい。


● 参議院選挙に向け 与野党9党 憲法改正めぐり議論 NHK日曜討論 (NHK)

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220626/k10013689021000.html



 自民党がここ数年特に積極的に提示してきた改憲案は、

下記の①~④です。

①自衛隊を憲法に明記する案

②-1 緊急事態条項の創設

②ー2 緊急事態における国会議員の任期延長

③ 教育環境の整備

④ 合区の解消

 それぞれどのような案なのか、どのような問題があるのか、

投票前にぜひ知って下さい。

 


②-2 緊急事態における国会議員の任期延長

 緊急事態で選挙を実施する余裕がないなら、選挙を延期して国会

議員の任期を延長できるようにしよう、という改憲案です。

緊急事態ならそれでもいいかな…と思うかもしれませんが、

「選挙が延期される」ことのダメージを考えてみてください。

つまり、国民が参政権(ないし主権)を行使できる決定的な機会を

失うことになるわけです。

 その「緊急事態」がまだ続くからもっと延長、いやまだ続いて

いるからもっと延長…ということになると、その政府・与党は国民

の審判を受けることなくずっと権力を握り続けたままでいられます。

 その「緊急事態」の定義の仕方、あるいは「緊急事態」だと判断

する手続きの定め方にもよりますが、少なくとも自民党が出している

条文イメージ案では、国会の多数がきままに多数決で判断できそうな

感じになっていて、とても危うい。



 国民の主権(参政権)を制限されかねない改憲案であり、かなり

警戒が必要です。



 以前も紹介しましたが、詳しい指摘がある記事はこちら↓

● (憲法を考える)国会議員の任期延長、必要か

        長期間選挙ができなくなったら…広がる改憲論 (朝日)

 https://www.asahi.com/articles/DA3S15310300.html


 一橋大・只野雅人教授「長期間選挙ができないという過去に経験

したことのない極めて例外的な事態を想定しており、改憲を狙った

政治的な議論だ」「解散のあとで大地震が起きても、選挙を延期し

て対応すればすむ話だ」


 ちなみに日弁連も、この改憲案の危険性については声明を出しています。

<憲法改正による緊急事態条項の創設

            及び衆議院議員の任期延長に反対する会長声明>

https://www.nichibenren.or.jp/document/statement/year/2022/220502.html?fbclid=IwAR2v9shdSv5OSsuFHjwDWjR3RlJiWrwsMIwMTwAvah1H_LK0d2giPGOvQwE


<一部引用>

 憲法を改正し、衆議院議員の任期延長を認めるべきであるとの議論に

ついても、当連合会は前記意見書において、内閣の権限濫用のおそれと

国民主権の原理への弊害を理由に反対している。2017年12月22日

に公表した「大規模災害に備えるために公職選挙法の改正を求める意見書」

においては、大規模災害が発生した場合であっても選挙を実施できる制度

に改めるべきことを提言している。新型コロナウイルス感染症という一種

の災害下においても、任期延長という国民主権の原理に反するおそれの

ある制度ではなく、確実に選挙が実施できる制度を構築すべきである。

<引用終わり>


2022年7月4日月曜日

岸田内閣は、大部分の閣僚が「神道政治連盟国会議員懇談会」のメンバー


  神道政治連盟国会議員懇談会の会合で配られた冊子に、

「同性愛は後天的な精神の障害、または依存症」「性的少数者のライフ

スタイルが正当化されるべきでないのは、家庭と社会を崩壊させる社会

問題となる(から)」等々の、はげしい差別的な言説が綴られていた件、

どう逆立ちしても擁護の余地なく、批判の声がたくさん上がっています。


● 自民党議員の会合で「同性愛は障害」文書を配布

                   三吉彩花、Mattら芸能人からも上がる批判の声 (FLASH)

https://news.yahoo.co.jp/articles/60cde8e8ccdd81fabc23d956054aabfbe08ae81d




● 性的マイノリティーに対する差別的文書配布報道

                   Mattら各界著名人が激怒「この大馬鹿者」(日刊スポーツ) https://news.yahoo.co.jp/articles/be755cd725de10ff7b71287e9b06fdff4e632571



 岸田内閣は、大部分の閣僚が「神道政治連盟国会議員懇談会」の

メンバーです。

 というか、安倍内閣も、菅内閣も、ほとんどの閣僚が神道政治連盟

国会議員懇談会のメンバーでした。いかに自民党と神道政治連盟の

「絆」が深いか、神道政治連盟のHPでご確認ください→ https://sinseiren.org/index.html#menu03


 このような猛烈な偏見が染み渡っている与党が政権の座についている

限り、「LGBT差別の禁止」の法整備には反対し続けるでしょうし、

選択的夫婦別姓の実現も日本の伝統的家族を崩壊させる、という謎理論

で強硬に阻み続けるでしょう。

 日本国憲法の理念が、共有できていません。


 それでもこの政治を、支持しますか?


2022年7月2日土曜日

「政治に関心持たず生きていける国は良い国です」自民・麻生太郎氏


 麻生太郎氏

「『政治に関心がないのはけしからん』とえらそうに言う人もいる。

しかし政治に関心を持たなくても生きていけるというのは良い国です。

考えなきゃ生きていけない国のほうがよほど問題なんだ。」


● 「政治に関心持たず生きていける国は良い国です」

                                                              自民・麻生太郎氏 (朝日)

 https://www.asahi.com/articles/ASQ7171Y8Q71UTFK02L.html



 民主主義なんて止めてしまっていいではないか、という危険かつ

傲慢すぎる呼びかけです。

 決して「また麻生節か」などと容認してはいけない暴言です。

 大幅な軍拡(に伴うであろう福祉切り捨て・増税)や憲法改正を

目指す政党の重鎮が、国民の政治への関心を一層削ごうとしています。


 ここまでの愚弄も、黙認しますか?

 


2022年7月1日金曜日

自民党の目指す改憲4項目のおさらい ②‐1緊急事態条項の創設

 

 参議院議員選挙の結果は、改憲の行方を確実に左右します。

ぜひ念頭に置いた上で、投票して下さい。


● 参議院選挙に向け 与野党9党 憲法改正めぐり議論 NHK日曜討論 (NHK)

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220626/k10013689021000.html



 自民党がここ数年特に積極的に提示してきた改憲案は、下記の①~④です。

①自衛隊を憲法に明記する案

②-1 緊急事態条項の創設

②ー2 緊急事態における国会議員の任期延長

③ 教育環境の整備

④ 合区の解消

 それぞれどのような案なのか、どのような問題があるのか、投票前

にぜひ知って下さい。

 


②-1 緊急事態条項の創設


 憲法に創設しよう、と提案されている緊急事態条項(国家緊急権)。

 一般的には、【戦争・内乱・大災害など、およそ通常の統治システム

では対処できないほどの非常事態に際し、立憲体制(人権保障と三権分立)

を停止し、政治権力を一点に集中させることで、事態に対処する制度】

と定義されます。

 自民党が創設を提案している「緊急事態条項」は、その条文イメージ

を見てみると、内閣が「大災害で国会が対応してる場合ではない!」と

判断すれば、国会の立法権と同等の権限を内閣が持てる(内閣が法律と

同等の力を持つ政令を定められるという)制度になっています。

内閣の一存で三権分立を止める、強大な権力集中のスイッチといえま

しょう。

 


 緊急事態条項は、「戒厳令」「非常事態宣言」など、採用している国

によって呼び名は多様です。しかしいずれにせよ、憲法つまり三権分立

・人権保障の一時停止のシステムであり、定め方や運用によっては憲法

自身の自爆装置になり得、濫用の危険性が常に伴う制度であることには

変わりありません。ナチスはこの国家緊急権を巧みに使って独裁体制を

築きました。

 こういう緊急事態条項を提案している政党は、口をそろえて「大災害

に備えて」といいます。しかし、災害大国・日本にはすでに災害対策

基本法や災害救助法ほか緻密な(人権の観点からはすでにかなり危うい

ほどの)災害法制が整っています。緊急事態条項などで内閣が独裁を

しくよりも、権限を現場に下ろす方がよほど大事です💡



 ちなみに…「東日本大震災で、憲法に緊急事態条項がないせいで被災地

で緊急車両のガソリン不足が相次ぎ、多くの震災関連死を招いた」という

言説があります。これは調査の結果、燃料不足で救急搬送できなかった

事実は1件もなく、デマであることが確認されています。デマに煽られ

ないよう、ご注意ください⚠


 もう一点。日本国憲法に緊急事態条項(国家緊急権)が無いのは、

制定時に政府が「積極的に拒否した」からです。

 明治憲法下では国家緊急権(緊急勅令)が乱発しました。結果として

軍の暴走(朝鮮人・中国人の虐殺)が起きたり、治安維持法を凶悪な

ものへ「改正」するために使われたり、政府はその危険性を分かって

いたのです。日本国憲法の制定時、議会で緊急事態条項(国家緊急権)

を設けるべきか審議されましたが、金森徳次郎国務大臣は「あれば必ず

濫用される」危険性と、民主政治の徹底により対処できるから不要、

と答弁し、明確に国家緊急権を拒否しました。こういう先人たちの深慮

も、ぜひ知っておいて下さい。





<つづく>