2018年1月31日水曜日

首相「改憲議論は義務」 さすがにトンデモ発言に近いものが



●首相「改憲議論は義務」 国会での与野党協議促す(共同)
https://this.kiji.is/331364072874378337


 安倍首相は参議院予算委員会で「国民が(改憲の)権利を実行するために、
国会で真摯な議論を深めることが必要であり、私たちにはその義務がある」
答弁したとのこと…。

 あすわかが安倍首相宛てにチョコと憲法の基本書(芦部信喜先生の教科書)を
贈ったバレンタインデーは何年前のことだったか…お返事はありませんでしたが、
これまでの政権の足跡を見れば、贈った憲法の教科書はまったく読まれていない
ことは分かりました。
 そして今日、また、このような発言…。

 憲法は、私たち主権者国民が、自分たちの自由や人権を守るために、権力を
しばる目的で制定されるものです。
 近代以降の憲法の本質は、そこに尽きます。
 首相や大臣、国会議員、裁判官、公務員等、「権力」を持つ側の人はみな、
「憲法尊重擁護義務」を負います(99条)。
 その憲法を改正する、ということがあるとすれば、それは当然、主権者国民が
「自分たちの自由・人権の保障のためには、この憲法を変えない以外には方法がない」
というところまで行き詰って世論が高まった時です。
 “縛られている”権力の側が、世論が全く高まっていないところで憲法改正の先導
をすることは、どう考えても本末転倒で、そういう動きには国民は最大限の警戒を
払ってしかるべきでしょう。

 改憲の議論を深めることが首相たちの義務…?
 なにを根拠にそんな義務感を感じているのでしょうか。
 勝手に義務感でもって改憲を促されても、正直いって、余計なお世話です。

 一国のリーダーが、憲法を「読んだことがないのでは」というレベルの知識しか
持ち合わせていないことは、国民にとって致命的ともいえることです。
 

2月4日(日) 憲法カフェ「『教育勅語』と憲法24条」@茨木市


 教育勅語…
 森友学園の幼稚園で園児が復唱する姿がTVで報道されたことで
注目を集めました。
 安倍政権と自民党は、教育勅語への肯定的な評価を隠しません。
 稲田朋美議員は防衛大臣だった当時「教育勅語の精神である親孝
など、核の部分は取り戻すべきだと考えており、道義国家を目指すべ
きだという考えに変わりはない」と教育勅語の精神を取り戻すべきと
述べ、
 松野博一議員は文部科学大臣だった当時、「道徳を教えるために
教育勅語のこの部分を使ってはいけないと私が申し上げるべきでは
ないと、道徳の教材として教育勅語を使用することを否定しません
でした。
 挙げられている“徳目”すべてが、いざという時には天皇のために
命を捧げる臣民が備えるべきもの、として列挙されている、という
核心を知りながら、それでもこんな評価を…??
 教育勅語がなぜか「持ち上げ」られているこの流れ、決して改憲
の流れと無関係ではありません。そこにどんな思惑があるのか、
どんな世界観が首をもたげているのか、橋本弁護士が分かりやすく
解説します!


*・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・

ローズWAMワークショップ 憲法カフェ
  「『教育勅語』と憲法24条」


日時:2月4日(日)
   12:30~14:00


会場:ローズWAM(茨木男女共生センター)
   401・402
  (大阪府 茨木市元町4-7)



講師:橋本智子弁護士
  (明日の自由を守る若手弁護士の会)


参加費:500円



  
 明治憲法制定の翌年の1890年に教育勅語が発布され、学校教育の基本とされました。 忠君愛国を国民道徳の基本とし、「忠を離れて孝なく、父祖に孝ならんと欲すれば、天皇に忠ならざるをえない」と教えられ、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ」(戦争になったら天皇のために命をささげ、天皇に「忠義」をつくす)こと強いられました。戦後、新しい日本国憲法の下でふさわしくないとして、1948年国会において失効しました。
 いま、亡霊のように復活しはじめている教育勅語。「家族の尊重」や「家族の助け合い」は耳当たりの良い言葉ですが、もしかしたら、家制度のような男女の役割の固定化や、家事・育児・介護を家族の中で女性に負担させることを意図しているのかもしれません。人の生き方も家族関係も多様です。今求められているのは、家族のあるなしに関わらず、人が個人として大切にされ、尊重される社会であり、それこそ、現在の憲法24条を実現することにほかならないのではないでしょうか

2018年1月30日火曜日

2月20日(火)『国民投票法』の問題点と対抗策@大阪・天満橋☆



 安倍首相はじめ自民党が執念を燃やす改憲…もしかしたら、
ほんとうに今年、改憲の発議があるかもしれません。
 だれも経験したことのない、改憲の国民投票。

 その国民投票法に関するイベントが大阪は天満橋ドーンセンター
で開催されます♪

<FBイベントページ>
 
https://www.facebook.com/events/141188593348434/


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『国民投票法』の問題点と対抗策 ~



日時:2月20日(火)
   18:30~20:30

会場: 天満橋ドーンセンター・大会議室1

入場料:1000円/学生500円
   (子連れ歓迎)


<タイムテーブル>
 第一部:杉島幸生弁護士のレクチャー
 第二部:パネルディスカッション
  ・2015年大阪都構想住民投票の経験者
  ・安倍改憲に反対する市民団体のメンバー
  ・広告代理店等関係者
  (コーディネーター:弘川欣絵弁護士)



 憲法改正・国民投票では、憲法についての国民の意見をできるだけ
正確に投票結果に反映されなければならないはずです。
 ところが、現行の国民投票法は非常に問題が多く、このまま国民

投票が実施されてしまうと、国民の意識とはかけ離れた「憲法」に
なってしまうおそれが大きいのです。
 その怖さをリアルにお話しし、これから『国民投票法』を踏まえた

憲法改正阻止のための行動をどのようにすすめていくかをご一緒に
考えます。

twitter 
https://twitter.com/respectoosakabs/status/956780303569141760

2018年1月29日月曜日

1月30日(火) 太田啓子弁護士「教育と憲法」@横浜☆


 


日時: 1月30日(火)18:20~20:20
  (18:05開場)

場所: 横浜市社会福祉センター4階ホール
  (桜木町駅徒歩3分)

テーマ: 「教育と憲法
   ~『改憲』の動きの中で、私たちにできること」

講師: 太田啓子弁護士
  (明日の自由を守る若手弁護士の会)

主催:神奈川の教科書・採択問題にとりくむ会

共催:藤沢の教科書・採択問題にとりくむ会

2018年1月20日土曜日

イマドキの憲法知っとこカルタ(仮) 1枚ずつお披露目(今日は「じ」)☆


 いよいよ明後日、22日(月)18時から、トークイベント
「ビギナーのためのはじめての『憲法改正』」!雪の予報ですが(>_<)、
みなさましっかり防寒しておいでくださいませ☆
https://www.facebook.com/events/963416003809569/

 イベントで少しだけご紹介予定の
「イマドキの憲法知っとこカルタ(仮)」、今日は「じ」の札をお披露目!
 
 じ “ 自衛隊 明記するだけでも危うい ”



 いわゆる「9条加憲」案についての札です。
 安倍首相が昨年5月3日に突如提案した「自衛隊を憲法に明記する」と
いう案、これってどうなのでしょうか。
 首相はたびたび、この自衛隊加憲案の理由を「自衛隊が全力で任務を
果たす姿に対し国民の信頼は9割を超えている一方、多くの憲法学者は
『違憲』と言っている」と述べます。要は、憲法学者から違憲だと言われ
る自衛隊が気の毒だから、書き込んで合憲にしたい、ということです。
 
 …しかし、これまでの自民党政権も安倍政権も、自衛隊は合憲の存在で
あるという頑強な解釈を土台に安全保障政策を進めてきました。
 2015年に強行に作りあげた安保法制も、当然「自衛隊は憲法上j許さ
れた存在」だという前提で作られています。それを今さら、「書き込まない
と危うい存在」かのように言うのは。。。誰が聞いても(自民党のOBOGの
方々も)びっくりだと思います。
 
 そもそも、安倍首相が憲法学者たちの声に「敏感に反応」していることは
驚くべきことです。
 2015年、憲法審査会で発言した3人の憲法学者をはじめ、圧倒的多数
の憲法学者たち(ごくごくわずかな「特殊」な一部の学者をのぞく)が安保
法制を憲法違反だと主張して反対しましたが、安倍政権はこれを鮮やかに
無視しました。
 今、自衛隊を違憲だと明言する憲法学者は、多数とはいえ9割を超えては
いません。従来の政府解釈に近い考えを支持する学者も一定数います。
 そういう状況で、安倍首相は突如「多くの憲法学者が違憲だと言っている
から」と引き合いに出して、自衛隊を憲法に明記することを訴えています。
 そんなに憲法学者の声を意識するのであれば、安保法制を廃止するのが
先なのではないでしょうか。


 “自衛隊明記”案に「ただ明記するだけです」という、一見おとなしそうな
イメージを抱く方も少なくないかもしれませんが、
 そんなものではありません。
 多くの国民になじみのある「専守防衛で誰も殺さない、災害救助や途上国
の選挙のサポートなどで活躍する自衛隊」は、もう2015年までの話です。
 安保法制によって、同盟国アメリカの戦争にいつでも参加する軍隊へと
、自衛隊は変貌しました。すでに米軍の軍艦への給油活動など、アメリカ軍
と一体となった軍事活動を展開しています。
 その、変貌してしまった「いつでも戦争する部隊」としての自衛隊を憲法に
明記するということは、今ある9条2項を死文化させる可能性が非常に高い
ものと言わざるを得ません。

 「書き込むだけです」というレベルにとどまらず、実は9条を意味ないもの
にする、という、とてつもない「え、そういう作戦なの!?」とでもいうよう
な、不誠実な9条改憲になりかねません。


 「自衛隊を書き込むだけですよ、大したことありません」と、前後でなにも
状況が変わらないと言われれば言われるほど、「じゃあわざわざ書き込む必要
ないのでは」と思えます。あるいは、自衛隊の定義すら書かずに3文字書き
込むことで、しっかり統率できるのか、も疑問です。
 自民党の中では「はっきり9条2項を削除する案を提案すべきだ」という
“ 正直な ”意見も強く、まだ1つにはまとまれていないようです。
 ぜひ、「大した影響なさそうだから自衛隊を明記するくらいならいいんじゃ
ない?」と考えるのはちょっと危ういんだよー、と、正確な知識が、もっと
もっと社会に広まればいいな、と思います。
 
*いよいよ明後日、22日(月)あすわか×木村草太先生「ビギナーのための
イマドキの『憲法改正』」
イベントページ https://www.facebook.com/events/963416003809569/




2月9日(金) 太田啓子弁護士の憲法カフェ@藤野☆


 太田啓子弁護士の憲法カフェが、アートの街・藤野で開催されます♪

 自由に言いたいことを言える、描きたいものを描ける、なりたい職を
目指せる、好きな人と結婚できる…そんな当たり前の生活が、どんどん
できなくなる社会になる、かもしれません。
 そうならないためには、今、どうしたらいいのか、ぜひ憲法のキホン
のキを、知ってみませんかv(°∇^*)⌒☆

<イベントページ>
 https://www.facebook.com/events/715224352010323/

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆

 憲法カフェ@藤野


日時: 2月9日(金)11:00~13:00

場所: 篠原の里センター
   相模原市緑区牧野2881
  (JR中央本線藤野駅からタクシー
        あるいは「やまなみ温泉」行バス「中村橋」下車2分)
   藤野駅からは徒歩1時間。
   駅からの送迎も可能ですのでご希望の方は、申し込みの際に
  お申し出ください。


参加費: 1500円+駐車場100円
    里カフェカレープレート(お茶付)
    お子様プレート(400円)もご用意できます。

 
申込・問い合わせ:
     shinobaranosato@gmail.com(新井)


 「憲法改正の話題は気になるしなんとなく知っているけれどもいざと
なるとほとんど語れない…もっと詳しく知りたいけどどこから始めれば
いいのか分からない…でもやっぱり国の未来、子どもの未来に関わる
大切なことだから学びたい。2月9日の金曜日、美味しい里カフェの
ご飯を食べながら太田啓子弁護士と憲法について学びませんか?色々
あるけれどまずはここから始めよう!」


2018年1月19日金曜日

2月3日(土) 憲法カフェ@千葉・稲毛「cafeどんぐりの木」☆




 武井由起子弁護士の憲法カフェ、2月3日(土)にかわいらしい
cafeで開催されます♪ 


*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。・



憲法カフェ@稲毛「cafeどんぐりの木」


 大人気のママさん弁護士が「憲法」「改憲」をわかりやすく
教えてくれます!
 武井由起子(あすわか弁護士)
               ×
   吉度ちはる(オーガニックライフスタイル・ジャーナリスト)
      ×
 cafeどんぐりの木(コミュニテイカフェ)



日時: 2018年2月3日(土)
   10~12時 憲法カフェ
   12~13時 食養ランチ懇親会(希望者のみ)



場所: cafeどんぐりの木
   http://dongurinoki.info/
    千葉市美浜区高洲1-16-46
  (総武線稲毛駅・バス6分、京葉線稲毛海岸駅・徒歩8分、

                    京成稲毛駅・徒歩12分)


参加費: 憲法カフェ1,000円
        +ドリンクオーダー(500円)
    食養ランチ 
     大人……1,000円
     子ども…大人と同量1.000円 

         半量500円


共催:「憲法カフェ@cafeどんぐりの木」実行委員会
   cafeどんぐりの木


<お申込み>
 申し込みフォーム

  https://ssl.form-mailer.jp/fms/bd4e761e549993
 ・iCloudでないアドレスをお書きください。
 ・アドレスの記載が間違っていると返信が届きませんので、ご注意ください。
 ・備考欄にランチの有無を明記してお申し込みください。
 ・お子様の食事をご希望の方は、大人と同量か半量かをお伝えください。



 電話:043-301-2439
           (cafe どんぐりの木)
   * 店頭でも受け付けます。



 メール: ohs@e-oryza.com(吉度)


 * メールの件名を「どんぐりの木憲法カフェ」とし、お名前と参加
 人数、携帯番号、ランチの有無を明記してお申し込みください。
  お子様の食事をご希望の方は、大人と同量か半量かをお伝えください。
 * ランチのお申し込みは材料の都合上、2月1日(木)までにお願いします。


・・・・・・・・・・・・・・・
 2020年に憲法が変わる?? それは国民投票の結果次第。
 そう。私たちが決めるんですよね。
 え? 改憲とか、よくわかっていないのに?
 そもそも憲法ってなにー?って感じなのに?
 そんなあなたに「憲法カフェ」。クイズあり、紙芝居あり、
 弁護士さんがわかりやすく楽しくお話ししてくれます。
 お話のあと、ゆっくりできる方は、からだがホッとする食事をお楽しみ
ください。
 憲法のこと、社会のこと、素朴な質問も遠慮なくどうぞ!
・・・・・・・・・・・・・・・


●武井由起子(たけいゆきこ)
 第一東京弁護士会・「明日の自由を守る若手弁護士の会」所属。
日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事。総合商社で10数年働いた
のちに弁護士に。本業のかたわら、憲法についてわかりやすく伝える
ために全国で「憲法カフェ」を開催中。元兵士たちの平和活動団体
「ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン」の設立から市民メンバ
ーとして尽力。8歳児のママ。
 共著書に『これでわかった!超訳 特定秘密保護法』(岩波書店)、
『いまこそ知りたい!みんなでまなぶ日本国憲法』(ポプラ社)、
『ビジネスが危ない!共謀罪の真実』(ジェネシスビジネス出版)がある。


●吉度ちはる(よしどちはる 元・日央里)
 オーガニックライフスタイル・ジャーナリスト。長男の重症アレルギ
ーを機に主婦と生活社を退職。 尾形妃樺怜氏に師事し、大森一慧氏、
故大森英桜氏らに学ぶ。その後若杉流食養と野草料理を、若杉友子氏と
若杉典加氏に学び、どんぐりの木をはじめ千葉、東京を中心に食養料理
教室を開いている。数多くのオーガニック系の書籍の編集を手がけ、
著書に『カラダにやさしい自然の手当て法』(パルコ出版・吉度日央里
名義)などがある。「ちばレボ」(選挙で日本を変えたい市民の会・千葉)
共同代表。

2018年1月18日木曜日

イマドキの憲法知っとこカルタ(仮) 1枚ずつお披露目(今日は「ち」と「お」)


憲法ビンゴと並行して作成中の

「イマドキの憲法知っとこカルタ(仮)」。

  

単に憲法の条文を紹介するだけではなくて、その条文にまつわる

現代的なトピックや、制定の経緯、今起きている改憲の動きなど、

憲法の「イマドキ」が分かるカルタを目指しています。

 

  1月22日(月)の木村草太先生とのトークイベント

https://www.facebook.com/events/963416003809569/)で披露する一部を、

 少しずつお披露目していってます!☆

 

 今日は…「ち」と「お」!

 

ち “地方のことは地方が決める 民主主義の学校です


憲法には「第8章 地方自治」という章があります。

行政機関や立法機関を、中央と地方とで分けることで

権力を分けて、なるべく権力機関の暴走を防ごうという

権力分立の発想から作られたものです(憲法92条)

 

中央政府は、担う範囲が広すぎるから

市民一人ひとりのニーズに細かく対応することができません

そこで、市民一人ひとりの声をしっかり反映させて

より市民が幸せになれるように

地方自治体に中央とは別の機関を作りました

 

地方自治は、

遠いところにあるように感じられる政治を

より身近な問題について、より簡単に体験することの出来るところである、ということで

地方自治は民主主義の学校、って言ったりしますね。

(小中学生のテストに出ることがある言葉ですね!)

 

お “押しつけないでいやなこと 地方(うち)の未来がかかっている 勝手に決めるな 投票させろ”

そして、地方自治の役割は

住民に民主主義を学んでもらう、という点だけではありません!

もし中央政府が暴走しちゃったときには

住民の意思を汲み上げて、中央政府と対峙する(住民の自由を守る)、という役割もあります

地方のことは地方が決める、中央が勝手に決められないよ、市民の自由を中央政府が奪うことは地方政府が許さないよ、ってことです

さて、

それでは、いま、地方の意思を国が無視して、市民の自由を奪っている、なんてことありませんか?

 

たとえば

地元では電気を使わないのに、危険な発電所を作らざるを得なかった自治体は、ありませんか?

災害でひどい目に遭ったのに、中央からあまり支援を受けられていない自治体は、ありませんか?

自宅に戻れずに何年も仮住まいを強いられている人の多い自治体は、ありませんか?

毎月のように危険なものが空から落下してくるのに、中央政府が防ごうとしてくれない、そんな自治体は、ありませんか?

 
特定の自治体に負担を強いる法律を作るには

地方自治体での住民投票での賛成が必要です(憲法95条)

 

しかし、実際には、全然活用されていません。

 

さて、どうしてでしょう?

 

そんな疑問にも答えてもらえそうなのが

以下のイベント!

 

1月22日(月)は、あすわか×木村草太先生
     「ビギナーのためのイマドキの『憲法改正』」!
イベントページ https://www.facebook.com/events/963416003809569/
参加申込み(氏名&アドレス)asuwaka180122.souta@gmail.com

 
ぜひお越しください!

1月28日(日) 武井由起子弁護士の憲法カフェ@松戸☆



 松戸のおしゃれカフェで、武井弁護士の憲法カフェが開かれます♪
 ぜひ観光がてらご参加ください!(^^)!


 憲法カフェ@松戸



日時: 2018年1月28日(日)
     10:00~12:00


会場: 蔵のギャラリー・喫茶 結花 (ゆい)
     
http://yui.bananapage.net



参加費: 1,000円+お飲物ワンオーダー


定員: 25名 *要予約
 (お申込み・お問合わせは下記連絡先まで)


申し込み先:090-9838-2787 
    または shakeshukuya@gmail.com
    いずれも宿谷尚之 (しゅくやたかゆき)




 「取り壊すにはつくづく惜しい蔵がある。生かす知恵を一緒に
考えたいのだが」。
 今、私たちの憲法にも同じことが言える?憲法を変える前に
(もしかしたらちゃんと活かせていないかもしれない) 憲法を活かす
ことを、みんなでお茶しながら一緒に考えてみませんか?

 今回、かつては埼玉県所沢市元町の薬局、今は千葉県松戸市下矢切で
ギャラリー・喫茶店として生かされている明治8年 (1875年) 築の
見世蔵で、お待ちかねの憲法カフェを開くことになりました。
 講師には、全国でご活躍中の「明日の自由を守る若手弁護士の会
(あすわか)」武井由起子弁護士をお迎えし、憲法がより一層身近な
ものになること請け合いです。
 会場は市川と松戸のほぼ中間点で、おすすめ街歩きコースの至近に
あります。カフェの後は小旅行も楽しめます (近くに「矢切の渡し」と
「野菊の墓文学碑」あり)。

2018年1月17日水曜日

イマドキの憲法知っとこカルタ(仮) 1枚ずつお披露目(今日は「べ」)☆



 憲法ビンゴと並行して作成中の
 「イマドキの憲法知っとこカルタ(仮)」。
 
 単に憲法の条文を紹介するだけではなくて、その条文にまつわる
現代的なトピックや、制定の経緯、今起きている改憲の動きなど、
憲法の「イマドキ」が分かるカルタを目指しています。

 1月22日(月)の木村草太先生とのトークイベント(https://www.facebook.com/events/963416003809569/)で披露する一部を、
少しずつお披露目していってます!☆

 今日は…「べ」!

べ “ 米国に 「押し付けられた」?それ本当? ”



 「とにかく改憲したい」という結論ありきの人たちからは、
たびたび「今の憲法は占領軍(アメリカ)から押しつけられたものだ。
だから自主憲法を制定しなければならない」と主張します。
 他ならぬ安倍首相自身、たびたび「GHQ(連合国軍総司令部)の素人
がたった8日間で作り上げた代物」などと述べています。
 
 「押し付けられたものだから、変えなければならない。」
 という主張について、
 ①ほんとかな? ②これってそもそも理屈としてどうなの? という
点で立ち止まって考えてみることがとても大切です。
 (「押し付け憲法」については、あすわかはたびたび記事で書いて
いるので、もう飽きてしまった方もいるかもしれませんが↓
         http://www.asuno-jiyuu.com/2015/05/blog-post_3.html

 客観的な事実経過を追っていくと、
 ポツダム宣言を受諾して連合国に対して「民主的な国家に生まれ変わ
れる」ことを約束した日本が、真っ先にやらなければならなかったこと
が、憲法を変えることでした。
 連合国軍総司令部(GHQ)は日本政府に憲法の草案を作るように指示
しました。
 日本政府はエリート中のエリートを集めて草案を検討しましたが、
明治憲法の焼き直しに近く、そこでは主権者はいまだに天皇でした。
 そこでGHQは、日本社会の“草案作りブーム”の中でも際立っていた、
学者有志の「憲法研究会」が作った草案や諸外国の憲法などを参考に
草案を作り、日本政府に提示しました(GHQ草案)。
 (「憲法研究会」の草案は、天皇の統治権を否定して国民主権を打ち
立て、社会権や生存権の条文も盛り込んでおり、とても先進的でした。)

 政府はそのGHQ草案を修正したものを、帝国議会に提出しました。
 当時の2大保守政党である自由党と進歩党はともに「自分たちの方針
と完全に一致している」といって歓迎しました。新聞各紙も「画期的な
平和憲法」「憲法草案と世界平和」等々、高く評価して報じました。

 草案では国会は一院制となっていたり、生存権の規定も曖昧だったので、
二院制としたり、「健康で文化的な最低限度の生活」という文言を入れた
り、また9条にいわゆる「芦田修正」を加えたり、さまざまな手を加え
ました。

 その上で、圧倒的多数の賛成により、可決し、国民の熱烈な歓迎で受け
入れられたのが、日本国憲法です。


 どうでしょうか。
 この事実経過を見て、まだ「アメリカの押しつけだ!」と感じますか…?


 その上で。
 「押し付けられたものだから変えなければならない」というのは、
論理的なものなのでしょうか。仮に押しつけられたものだとして…、
内容がよければ、変える必要などないのでは?法を変えるべきか否か、
は、あくまでもその内容次第な気がしてなりません。
 「押しつけられたから」というのは、実はあまり論理的な根拠では
ない、のではないでしょうか。
  
                                                                              
* 1月22日(月)は、あすわか×木村草太先生
     「ビギナーのためのイマドキの『憲法改正』」!
イベントページ https://www.facebook.com/events/963416003809569/
参加申込み(氏名&アドレス)asuwaka180122.souta@gmail.com





2018年1月16日火曜日

イマドキの憲法知っとこカルタ(仮) 1枚ずつお披露目(今日は「し」)☆



 憲法ビンゴと並行して作成中の
 「イマドキの憲法知っとこカルタ(仮)」。
 
 単に憲法の条文を紹介するだけではなくて、その条文にまつわる
現代的なトピックや、制定の経緯、今起きている改憲の動きなど、
憲法の「イマドキ」が分かるカルタを目指しています。
 1月22日(月)の木村草太先生とのトークイベント(https://www.facebook.com/events/963416003809569/)で披露する一部を、
少しずつお披露目していってます!☆

 今日は…「し」!

し 
“ 主権者が守るんじゃなく守らせる 
           暴走しがちな権力に ”



 立憲主義(条文で言うなら99条)の札です。


 国民が権力に政治を託すとき、なんの制限もなく「なんでも自由に
やってください」と委ねたらどうなるでしょう?
 あるいは、託すだけ託して、あとは放置で、まったく監視しなかった
らどうなるでしょう?
 「権力」は、ある時は国民からお金を徴収したり土地など財産を
接収することもできます。そしてある時は国民を捕まえて閉じ込め
たり、場合によっては死刑にすることもできる、とてつもない「力」
です。

 「権力」が、どうしても、国民を「より支配する方向へ」と政治を
行いがちなのは、歴史が証明するところです。より多くの税金をとろう
とし、より強く自由を制限しようとし、より議会など民主政治の機能を
低下させていきます。
 でもそれでは、なんのために国民が「権力」に政治を託したのか、
本末転倒です。自分たちの生命・自由・財産を守るために権力に政治を
託しているのですから。

 そこで、国民は権力に縄でしばりました。
 「憲法」という名のロープです。
 「檻の中のライオン」風に言うならば、「憲法」という名の檻に権力
(ライオン)を入れたのです。

 どの時代のいかなる権力も、憲法の枠内でしか動いてはなりません。
憲法の認めた範囲内で権力を行使して政治を執り行うのです。
 これが、近代における「憲法」の意味です。
 日本国憲法99条は、内閣総理大臣や国会議員、裁判官、公務員など
など、「権力」を持つ人たちを並べ、その人たちが憲法を尊重し擁護
しなければならない、と規定します(憲法尊重擁護義務)。
 そこには決して、主権者国民は一緒に並べられていません。
 もうお分かりですよね!主権者国民が権力に守らせるのが、憲法だから
です。


 だからこそ、今朝記事した二階幹事長(自民党)の発言を、怖く
感じてしまうのです。
https://www.facebook.com/asunojiyuu/posts/1545242462177607)自分が
権力に縛られている身だ、という自覚があったら、こんな発言できる
はずがないからです。


* 1月22日(月)は、あすわか×木村草太先生「ビギナーのための
 イマドキの『憲法改正』」!
イベントページ https://www.facebook.com/events/963416003809569/
参加申込み(氏名&アドレス)asuwaka180122.souta@gmail.com




1月28日(日)楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in広島・竹原市☆



 これ以上ないくらいわかりやすい日本国憲法の概説書
「檻の中のライオン」。

 来年度から中学の社会科資料集でも紹介される予定です☆
 著者の楾大樹弁護士の憲法カフェは全国を席巻!
 1月28日は広島県竹原市。
 
パペットによるコント、いや、楽しい憲法のお話をお楽しみください。
 
<イベントページ>
 https://www.facebook.com/events/1710852275633012/?active_tab=about



☆・××・☆・××・☆・××・☆・××・☆・××・☆・×




 パペット(ぬいぐるみ)を使った、やさしい憲法のおはなしです。
 どなたでも(中学生以上)お気軽にお越しください(申込み不要)


講師:楾大樹弁護士(あすわか/ひろしま市民法律事務所)
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』著者
  https://www.amazon.co.jp/檻の中のライオン-楾-大樹/dp/4780308429


日時:2018年1月28日(日)
   13:00~15:30


会場:たけはら美術館文化創造ホール
  (広島県竹原市中央五丁目6‐28)

http://www.city.takehara.lg.jp/bunkasyougai/manabi/museum/takeharabizyutukan.html


主催:平和と人権を守る竹原実行委員会


後援:竹原市


問い合わせ先(三島 090-1352-8344)


※樋口健二パネル写真「毒ガスの島」展も開催

※10時30分~、ビデオ上映
  綾瀬はるか「戦争」を聞く
        ~地図から消された秘密の島~  


1月27日(土) 内山弁護士の新春憲法カフェ@静岡・磐田市☆


 小説やベるバラ憲法カフェで有名な内山宙弁護士が、磐田市で
憲法カフェを開催します☆
 ケンポウにまつわる疑問、「いや、そもそも…」「今さらだけど…」
なもの、心にしまておいてはいけません!
 ぜひこの機会に、「そういうことだったのかぁ!」と頭をすっきり
させてくださいね♪日々TVから流れてくるニュースも、だんぜん分かり
やすく聞こえるはずです(^-^)


<イベントページ>
 https://www.facebook.com/events/198865233998958/


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 新春!憲法カフェ「憲法改正ってなあに?」




 2018年、憲法改正という言葉がテレビでも流れるようになって
きました。ホントに改正?なのかなあ?
 そんな疑問も持っていいのかしら?と、憲法って謎だらけ。
 憲法を変えるとどんな感じになるのかの「例えばね」を「なるほど
な。こういうことかもしれない。」にしませんか?
 小説家の肩書も持つ内山宙弁護士にいろいろ聞いてみましょう。


日時: 1月27日(土)10時~12時

場所: 豊田福祉センター
   (磐田市弥藤太島500-1)

講師: 内山宙弁護士

参加費: 1、000円


内容: 憲法の基本のキ。憲法改正ってどんな風に進んでいくの?
 例えば自衛隊の事憲法に入れるとどうなるの?あなたは、どんな
 憲法が欲しい?そんな疑問に丁寧に迫ります。これだけは聞いて
 みたい!そんな質問も受け付け中です。


講師プロフィール: 内山宙弁護士
 明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)」に所属し、市民の
方に憲法を分かりやすく解説する活動をしている。秘密保護法対策弁護団。
著書に「これでわかった!超訳特定秘密保護法」、「秘密保護法対策マニュ
アル」(いずれも共著、岩波書店)「憲法カフェへようこそ」(共著、か
もがわ出版)「未来ダイアリー」(金曜日)
 静岡県内だけでなく、全国各地を飛び回る大人気弁護士さんです。
 映画や漫画からの憲法解釈が特に面白い!最近は雑誌やWEB上で短編
小説を書く事も。



 たくさんの方の参加お待ちしています。


主催)へいわってステキ磐田の会
   ミナシズWEST  (担当 川嶋)

1月20日(土) 憲法カフェ@富山県射水市☆


 自民党の二階幹事長が「年内の改憲発議を」「1年もあればよい
のではないか」と、勝手なことを言っていますが…主権者国民として、
じっくり、憲法とはなにか、なにが返られようとしているのか、
なにをすべきなのか、考えていきたいです。そこに期限など設定
されても困りますよね!

 今週末、富山県の射水市で憲法カフェが開催されます。
 「自衛隊を憲法に明記する」…それって、どういう影響があるの?
なにがどう変わるの?
 疑問を一気に解消させませんか(^^)ノ


♡・*・*・♡・*・*・♡・*・*・♡・*・*・♡・*


 憲法カフェ@富山県射水市


日時: 2018年1月20日(土)
    13:30~15:00

 第29回「愛と平和市民塾」
 「9条加憲論を考える
     ~加憲で何がどう変わる?~」


会場:太閤山コミュニティーセンター研修室
  (射水市太閤山8-4-1)

講師:坂本義夫弁護士
  (あすわか/高岡つばさ法律事務所)


参加費: 200円(資料代)
 
主催:9条平和小杉の会



勝手に発議の締め切り設定!?二階幹事長“年内にも”


 報道によると、自民党の二階幹事長が、年内の改憲の発議を
目指すと発言したとのこと。

●“年内にも国会で憲法改正の発議” 自民 二階幹事長 (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180113/k10011287561000.html



 いわく
「今までの議論で、相当なところまで来ているわけだから、1年も
あれば、よいのではないか。『3年先でいいよ』などと言っていたら、
いつまでたっても実現できないので、腹をくくって努力すべきだ」
 と述べ、年内にも、国会で、憲法改正の発議を行いたいという考えを
示したようなのですが…

 「相当なところまで来ている」という点がそもそもすごい事実誤認
なんじゃないかと、思わざるを得ません。
 しかも、もう完全に「改憲するという結論は決まっておる」みたいな
前提でいるところが。。。

 憲法は、国民が権力を縛るための法です。それを変えるというのは、
縛られている側がしていいはずがなく、あくまでも憲法を使って権力
を縛る主権者国民がするものです。
 主権者国民が、議論の果てに「この憲法のままじゃ自分たちの自由や
民主主義を守る上でどうしても不都合だから変えよう」と合意できた時
に、それを受けて国会が発議するものです。ひるがえって、今の日本
社会、私たちあすわかは“知憲”の活動がんばっていますが、まだまだ
まだまだ道半ば、です。憲法を最大の争点だと意識して投票してくれる
人はなかなか増えませんし、改憲への関心もなかなか高まりません。
 でもそれが、むしろ証明しているのです、「国民は憲法に特に不満が
ない」ということを。

 憲法で縛られている側が、「この憲法じゃ不都合だ」「そろそろ改憲
の締め切りを設定しよう」と改憲を強引に引っ張るのは、どう考えても
筋違いです。 
 「1年もあればよのではないか」と二階幹事長は言いますが、まだ
自民党の中ですら意思統一できていないではありませんか。自民党が
まだ案を出せないまま、通常国会は予算審議になり…?その後?もう
春は過ぎます。

 安倍首相は年頭の記者会見で「国民的議論」を求めていました。
 それならば1年などというとんでもなく切迫した締め切りを設定して
はいけないはずです。
 それとも、特定秘密保護法のように、共謀罪のように、ずっと成案を
出さずに時間を稼ぎ、ぎりぎりのところで案を出して、質問から逃げ
続けて、形式的に審議時間を打ち切って強行に多数決で発議するつもり
なのでしょうか。

 それは…、それは、感覚的に言えば、クーデターです。



 そういう、改憲の「作法」についても、1月22日に木村草太先生と
お話できればと思っています☆ぜひご参加くださいね!(^^)!

* 1月22日(月)は、
 あすわか×木村草太先生「ビギナーのためのイマドキの『憲法改正』」!
 イベントページ
 https://www.facebook.com/events/963416003809569/
 参加申込み(氏名&アドレス)

 asuwaka180122.souta@gmail.com




2018年1月15日月曜日

イマドキの憲法知っとこカルタ(仮) 1枚ずつお披露目(今日は「く」)☆



 憲法ビンゴと並行して作成中の
 「イマドキの憲法知っとこカルタ(仮)」。 
 単に憲法の条文を紹介するだけではなくて、その条文にまつわる
現代的なトピックや、制定の経緯、今起きている改憲の動きなど、
憲法の「イマドキ」が分かるカルタを目指しています。

 1月22日(月)の木村草太先生とのトークイベント(https://www.facebook.com/events/963416003809569/)で披露する一部を、
少しずつお披露目していってます!☆

 今日は…「く」!

く “ 国が決めんな 家族のカタチ ”



 24条の札、2枚目です。
 なかなかギョっとするイラストかとw

  憲法24条は、女性が男性と対等な存在であることを宣言するとともに、
家庭内でも「個人の尊厳」が守られなければならないと規定しています。
 家族のメンバーだれもがかけがえのない大事な存在であること、家庭内
でも尊厳ある個人として生きていること、そこに優劣の関係などないこと…
 明治憲法とともに、大日本帝国憲法を強固な全体主義国家に作りあげた
家制度は、この憲法24条に真っ向から反するものとして、廃止に追い
込まれました。親子間にも夫婦間にも兄弟姉妹間にも、支配従属関係や
優劣がなどあってはならず、性別の役割分担もありません。

 憲法24条は国家が「あるべき家族」像や「あるべき嫁」像などを国民
に押し付けてはいけないことを説いています。


 でも、それぞれの家族の幸せのカタチを編み出しても、なかなか受け入れ
られないおかしな現実も多々あります。
 結婚で姓を奪われて例えようのない苦しみを味わう人(ほとんど女性)
がいるというのに、選択的夫婦別姓は「日本の伝統的家族が崩壊する」
という謎すぎる理由で断固反対するのが安倍政権や自民党です。
 夫のDVやモラハラから逃げて母子で生活する世帯も少なくありません。
尊厳から心身と尊厳を守るためにも、子供を平穏な環境で育てるためにも
最善の策である場合、母子が安定した生活を営める福祉のバックアップが
必須です。なのに、生活保護基準はどんどん削られていく一方。これでは、
どんな暴力やモラハラにさらされていても、そこから逃れにくく、母子は
追いつめられる一方です。
 
 最後に、同性婚はどうでしょう?
 最近では台湾やオーストラリアで同性婚が合法化されました。
 日本国憲法下では…「婚姻は両性の合意のみで」という条文の文言を
どうとらえるか、が問題になります。近年の憲法学会では、「同性婚を
異性婚と同程度に保障することを命じているとはいえない」という見解
が通説です。その上で、さきほどの文言が家制度の否定のために書かれ
た文言であるという経緯を重視すれば、同性婚を法制化したとしても違憲
ではない、といえるでしょう。

 24条も、書いてあるだけでは力にはなりません。どんどんこの条文を
使って、「憲法にこう書かれているのにおかしい!」と声をあげて、社会
を憲法に近づける努力が、必要ですね。。。


* 1月22日(月)18:00~
 あすわか×木村草太先生
  「ビギナーのためのイマドキの『憲法改正』」!
 イベントページ↓
 https://www.facebook.com/events/963416003809569/
 参加申し込み(氏名・メールアドレス)は↓
 asuwaka180122.souta@gmail.com 

夫婦別姓が家族を崩壊させる!?え、男系天皇制のための夫婦同姓!?


 結婚による改姓で、自分が自分でなくなるような喪失感や
アイデンティティを否定されたような苦しみを感じる人
(事実上ほとんど女性)がいます。

 民法の規定が形式的には「どちらの姓に変えてもOK」であっても、
根強い家制度の名残りで95%以上の夫婦が夫の姓に統一している
現実は、女性に「フツウは結婚したら姓を変えるものだろ」と迫り
ます。
 民法の規定は、女性ばかりがこうした苦しみを引き受ける差別的な
現状を放置、あるいは助長する装置として機能してしまっています。

 (今の民法750条は違憲無効で)結婚しても姓を変えないという
選択肢を認めてほしい、という裁判はまぎれもなく女性の尊厳・人権
の回復のための裁判でした。選択的夫婦別姓を認めることで誰かの
人権が侵害される、というような「被害」もありません。

 安倍政権はじめ自民党、その背後の日本会議などは「夫婦別姓は
日本の伝統的家族を崩壊させる」という理由で強く反対しています。
「日本の伝統的な家族」の定義すら分かりませんが、日本で結婚した
ら夫の姓に変える制度が始まったのは明治31年です。明治31年に
明治政府が家父長制(家制度)を徹底させるために人工的に作った
制度を、「これぞ日本の伝統的家族」と大事すぎる文化かのように
意味付ける点、なかなか納得できません。

 「夫婦別姓は日本の伝統的家族を崩壊させる」という主張の根拠
も謎です。同姓が強制されている現在でも家族間の殺人やいがみ合い
は起きてますよね…?
 そんな、かたくなに夫婦別姓を許さない理由は、なんと、、、
男系の天皇制を守り女性天皇を認めたくないから(そのきっかけに
なりうる選択的夫婦別姓も許さない)、だそうです。
                             ↓
 ぜひ、この山崎雅弘氏のツイートと、添付されている椛島氏の論考
をお読みください。
 「『日本会議』(集英社新書)でも書いたが、安倍首相や日本会議
系人士がなぜあれほど「夫婦別姓」を拒絶するかについては、日本会
議事務総長の椛島有三氏が内輪の機関誌で理由を告白している。夫婦
別姓で男女同価値、男女同権を認めることで、女性天皇や女系天皇の
容認論に繋がるのがこわいのだという。」
 https://twitter.com/mas__yamazaki/status/951723538955698177


 すごいですよね、今の民法の規定が女性に差別的に機能していること
を認めた上で、「(天皇制を守るために)それでいいんだ」と居直って
いるわけですから…(-_-;)。


 打越さく良弁護士が、選択的夫婦別姓を求めて争った裁判を振り返って
語るこの記事も、ぜひお読みください。
●「選択的夫婦別姓」は なぜ今もって認められないのか? 別姓訴訟と24条」
 http://www.magazine9.jp/article/think24/29854/