2013年10月29日火曜日

スピーカーからのごあいさつ④



 イベントは無事終了致しましたが、スピーカーの1人である
大前ちなみさんからのごあいさつを、事務局の不手際で
事前にご紹介することが出来ませんでした。
 大前さんに深くお詫びすると共に、皆さまへ大前さんの当日
の熱い思いを改めてご紹介致します


④ 大前ちなみさん
  自民党の改憲案24条を見て、思い出したのは、昨年大阪で
維新の会が持ち出してきた「家庭教育支援条例」です。この条例
案は、内容が知られるやネット上で大批判がまきおこり、結局
ひっこめざるを得ませんでした。批判は、発達障害の原因を親の
愛情不足とするなど、あまりの非科学ぶりに集中しましたが、
私は、その性差別的な家庭観にも強い違和感を感じました。
 保護者に「伝統的子育て法」を押しつけ、「親心」「父性と母性」
「結婚の意義」などについて、政治家または行政機関が決めた
とおりに教育することを強いる内容でした。この条例案の元に
なったのは、現在、安倍内閣で男女共同参画会議委員を務める
高橋史朗氏らが推奨する「親学」です。
 誰もが自分らしく生き、自分らしく子育てをするのでは、なぜダメ
なのか。私は、自民党改憲案全体に感じられる「個」を殺そうと
する動きに、強い危機感を持っています。
 イベント当日は、個性の強いパネラーのみなさんと共に、「個」
のパワーを再発見できればと思います。よろしくお願いします。


*・゜゚・*:.。..大前ちなみさんプロフィール.。..。.:*・*:゚・*:.。. .。
大阪市在住3児の母。
ブログ「軒づけ日記」ブロガー。
「発言する保護者ネットワークfrom大阪」代表。
活動支援団体AIBOの元事務局として現在も湯浅誠氏らと活動中。

24条の会 話題満載の2時間でした


 前回に続き、24条の会の報告です。
 1つとっても2時間話せるようなテーマが満載だったので、
下手にまとめることはせずに、トピックを(一部)お伝えします。
書き尽くせないのが残念…

● 自民党改憲草案の24条の放つ「気味悪さ」は、言うなれば
「おっさんのファンタジー」。そのファンタジーを個人的に抱くなら
まだしも、全国民に押しつけようとするところが恐ろしい。
(世界人権宣言を形だけ「参考」にしたと言いつつ、なんだか
カモフラージュのように使ってはいるものの世界人権宣言の
趣旨からはかけ離れた思想の条文になっている、ということは
前回書きました。)


● いまだに96%のカップルが、妻が姓を夫の姓に変える。
女性は当たり前かのように付き合ってる彼氏の姓を自分の
名前にくっつけてみて「すわりがいいか」検討してみる。
  できちゃった婚の「責任を取る」方法として、男性が女性の
姓に変えるケースがあったり、婿養子が「屈辱的」と感じられ
たりしていることからしても、姓を奪われることがアイデンティ
ティの喪失に直結することは皆分かっている。にもかかわらず
女性が姓を変更することには何のためらいもないこの社会には、
まさに「おっさんのファンタジー」が蔓延している。





● 結婚式の披露宴会場の看板には「●●家○○家婚礼披露宴
会場」なんてのがいまだに少なくない。お墓を守るとか、婿養子
にならないなら結婚許さないとか、個人の幸せを犠牲にしてまで
守りたい「家」って何だろう(ソンナユイショタダシーノカ)?


● 成人男性の「婿養子」つまり養子縁組がいかに国際的に見て
気味悪いか。(同性カップルが養子縁組を選ぶのは同性婚が認
められていないゆえの苦渋の選択だから理解できるとして)、貧困
問題の1つとして、経済的に困窮する人が自分の戸籍をダーク
サイドの人に売ってしまうケースがある。それに対して行政は
「不自然な養子縁組を見逃さないための」方策を練るというが、
婿養子の風習を不自然と思わないという前提があるのか…


● 日本の刑法は明治時代の制定されて以来、敗戦を期に
改正されることもなく続いていて、家父長制度の価値観がいまだ
に生きている。強姦罪の被害者が「女子」に限られているのは、
夫の(あるいは父の)財産である女性を侵害した罪として位置
づけられているからであり、またいまだに「女子」に限定している
国はセクシュアルマイノリティへの理解が進まない日本くらいな
もので、先進国の中でも珍しい。


● 同性愛を「普通でない」かのように異常視する人々は、織田
信長はじめ数々の戦国武将を同「位置づけるつもりなのだろうか。
明治より前の日本が、性に寛容な文化を永らく育んできたことは
歴史を見れば明らかなのに、彼らはそれを見ないふり(知らない
ふり)をしている。恋愛とは異性間のものであるというファンタジー
を信仰しているから。


● 自民党の議員達によると、婚外子の相続分を婚内子(嫡出子)
と同じにすると、なぜか「家族制度が崩壊」し、夫婦別姓という選択
肢を認めるとなぜか「家族制度が崩壊」する。彼らの言う「日本の
家族制度」ってそもそも何だろうってところからして謎だが、ともかく
非常に脆弱なもののようである。姓を統一するしかない現在におい
ても、DVやら虐待やら不倫やら、円満ではない家族は一定の割合
で存在して、姓がどうこうとは関係あるとは思えない。やはりファン
タジーを信じ込みたいのであろう。


● 安倍首相が熱心に推奨する育鵬社の公民教科書は、男女差別
について真正面から取りあげることはしない一方で、「男女には性
差があり、男らしさ・女らしさを尊重せずに性差と男女差別を混同
するのは男女平等の行き過ぎである」という主張を強調している。
また、ジェンダーフリーという用語を「性差を否定したり、男らしさ、
女らしさや男女の区別をなくして人間の中性化を目指すこと、また、
家族やひな祭り等の伝統文化を否定することは、国民が求める男女
共同参画社会とは異なる」と、???な解説をしている。安倍首相は
2011年9月21日「育鵬社版教科書の採択報告と懇親の夕べ」で
当時「元首相」として出席し、「日本人の美徳と優れた資質を伝える
教科書が(中略)子どもたちの手に届くことになったことは、教育再生
の基盤となるものと確信します」を熱い支持を訴えている。
 
   




2013年10月26日土曜日

一夜限りかもしれない(?)24条の会 ~憲法と「セイ」についてしゃべらナイトin大阪~

昨日、ドーンセンター(大阪市天満橋)において
一夜限りかもしれない(?)24条の会 ~憲法と「セイ」についてしゃべらナイトin大阪~
を開催しました!

60名(プラス ユーストリーム視聴者)の方々にご参加いただきました!
ご協力いただいたみなさん、大雨の中ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました☆

アンケートで様々な意見・感想をお寄せいただいたので、これからアップしていきたいと思いますが、まずは主催者(の一人)にとって勉強になったなぁ、という点を二つほど、お伝えしますね

●世界人権宣言とは似ても似つかない自民党草案
自民党草案24条には、「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される」、「家族は、互いに助け合わなければならない」とあります
これについて、自民党草案Q&Aでは、「前段は、世界人権宣言16条3項も参考にした」としているが、どういうことか? という議論になりました
これについては、国際人権法学者の谷口さんが、六法片手に簡単に説明してくれました! さすがです。
簡単にいうと、「1文の前半はよくある表現だが、後半は違和感がある。2文も違和感がある」ということでした

私なりに理解したところでは、
世界人権宣言では、「家族は、社会の自然かつ基礎的な単位であり(ここまでは草案も同じ)社会及び国による保護を受ける権利を有する」と書かれており、家族は個人を支える重要なものであり、だからこそ国が家族を保護し(それにより個人を支え)なければならない、となっています。
ところで、自民党草案では、誰が家族を尊重しなければならないのか分かりません。世界人権宣言のように、「社会」とか「国」とか書かれていないのです。
むしろ、草案では、「家族は、互いに助け合わなければならない」という世界人権宣言には全くない条文まで入っています。これは、家族と家族が助け合うのか、家族の構成員(これが誰を指すのかも分かりませんが)同士が助け合うのか、よく分かりませんが、国ではないことは確かです。
草案と世界人権宣言は、似ているようで、求めているものが全然違う(むしろ逆ではないか?)
ということではないかと。
なるほど、そりゃ、違和感がありますね。

●「親学」というなの非科学
私は初めて聞いたのですが、「親学」という思想(意見?考え方?とりあえず学問ではないようです)があって、改憲を主張されている方々の中には、この親学推進議員連盟というのの入っている方も多いようですね
安倍さん、下村さん、小坂さん、町村さん、伊吹さんなどなど・・・・
この「親学」というのは、ちゃんとした説明が見つからなかったので、ネットからの引用ですみませんが、
「母乳でなければならない、粉ミルクは使わない」
「授乳中はテレビをつけてはいけない」
「発達障害やアスペルガー、自閉症は親の愛情不足が原因で、伝統的子育てでは発生しない」という考え方らしいですね

スピーカーの方々は、こんな非科学的な考え方で、まともな子育てができるはずがない、こういった考え方を国を挙げて推進するなんてとんでもない、と口をそろえていました。

私も、子育て中なんですが、この親学にはくみできないですね。だって、「粉ミルクはダメ」って言われたって、ムリ無理。 母乳を出せない人もいますし、人によっては出せるけど痛くてあげられないって人もいますよね。それに、タイミングが悪くて母乳をあげられないってこともありますし
発達障害などについては、医学的に間違いらしいので、多くの批判があるそうです。

こんな(むちゃくちゃな)考え方があることすら知らなかったですが、これを推進する国会議員さんがいるということにも驚きでした。

ちなみに、親学にいう「子どもに早寝早起きをさせ」る、「朝食を食べさせる」、「テレビやゲームなどのバーチャルから子どもを遠ざけ」るというのは、私も大切だと思います。ただ、貧困ゆえに朝食を食べられない子どもが相当数いるということも聞いたことがあるので、やはりそれを「しなければならない」みたいに言われると、ちょっとイヤです

こんな親学の話を聞くと、24条って個人の自由を保障するはずなのに、自民党草案だと、なんだか「家族の尊重」のために個人・個性が尊重されなくなってしまうような気がしました。


ほかにも、いろいろと書きたいことがあるんですが、長すぎるのもちょっとよくないですよね
ということで、今日はこれくらいで。
<m(__)m>

2013年10月23日水曜日

トークイベント 荒天時の開催or中止について


トークイベント「一夜限りかもしれない(?)24条の会」は
25日開催予定ですが、巨大台風が2つも日本に接近して
いるようです(台風も24条に興味があるのか…)。

 参加を予定されている皆さまの安全確保のためには、
いかなる悪天候でも開催する、というわけにはまいりません。


 そこで、

 4時半の時点で、警報の発令状況や公共交通機関の
運行状況等を勘案して、開催するか中止にするかの
最終判断をいたします。


中止と判断した際には、当FBやブログ、ツイッター等で
その旨お伝え致します(開催する場合には特に情報は流しません)。

 ご参加を予定されている方は、ぜひ上記情報をご注視ください
ますよう、よろしくお願いいたします!

2013年10月22日火曜日

トークイベントへの賛同 第5弾



あと3日!
 
トークイベント「一夜限りかもしれない(?)24条の会」開催への
賛同メッセージのご紹介第5弾です♪

。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:

 ●雨宮処凛(作家・活動家)

 ●浅倉むつ子(早稲田大学大学院法務研究科教授)
 

 ●小松浩(立命館大学法学部教授)
 24条の改悪案にも自民党改憲案の本質が現れています。
改悪阻止の奮闘に若い人々が立ち上がっていること、心強いです。
ご奮闘を祈ります。

 ●伊藤和子(弁護士)

 ●杉浦ひとみ(弁護士)
 自民党草案は社会の仕組みをあちこち変えて日本を戦前復帰
させようとしています。めざわりなの女性のまっすぐな声は封じよ
うとしているのが24条です。
女性と家庭が変えられたら、そこで育つ子どもも変わります。
いわば土壌汚染です。問題性を共有し、わかりやすく伝えるため
の作戦を練って、次につなげる会にしてください。

 ●棚村政行(早稲田大学教授)
 自民党の改憲草案に危機感を抱く若手弁護士のみなさんの
イベントに心より賛同いたします。欧米諸国は、かつての家族
保護条項が法律婚や典型的家族を想定していたために、事実
婚や同性婚など多様なカップルや多彩な家族の保護に支障が
でたとの反省にもとづき、多様な家族を支援するように柔軟か
つ弾力的な解釈運用をしたり、誤解を招く家族保護条項をそも
そももうけないようにしてきました。このような国際的な潮流の
中で、日本がわざわざ、この激動の時期に、憲法24条に「家族」
が自然かつ基本的な単位として尊重され、「家族」は互いに扶け
合わなければならないという規定を入れる意味がどこにあるの
か問われなければなりません。憲法でいう「家族」が、法律婚
偏重主義、法律婚至上主義の狭い意味の「家族」であるとすれ
ば、それ以外のカップルや家族は含まれず、その保護は切り捨
てられてしまいかねません。離婚・再婚の増加、晩婚化、非婚化、
少子高齢化、グローバル化など家族やこれに対する国民の意
識が大きく変化し、児童虐待、DV、高齢者虐待、無縁死、孤
死など深刻な問題が発生しています。弱く小さくもろくなってい
今の「家族」を社会や国はどのように支援すべきかということこ
が、むしろ私たちの喫緊の課題です。これ以上、国や社会が
家族に負担を求め、家族相互の助け合いを強調することは、
家族の中での格差をさらに広げ、家族の中での人権の保障や
新たな家族の形成を妨げないかがとても危惧されます。大阪で
のみなさんの熱いメッセージを期待しています。

 ●平井哲史(弁護士)
 どんな角度からでも、現行憲法の意義を語り合う場が広がる
のは大切なことと思います。
同時に、その憲法が、まともな手続きも経ずに勝手に政府により
更されようとしている危険性も伝えていかねば。

 ●青龍美和子(弁護士) 

 ●梓澤和幸(弁護士)

 ●山崎新(弁護士)

 ●児玉勇二(弁護士)
 9条改悪、その前に集団的自衛権を、そして社会福祉削減、
いじめ非行防止、家族女性政策の後退、そのためにも24条
改悪も大きく利用されるでしょう。
皆さんの若いエネルギーに大いに期待し我々年寄組も大いに
頑張りたく思っています。

24条の会、ユーストリームで中継されます!


あと3日で


一夜限りかもしれない(?)24条の会
~憲法と「セイ」を語らナイト in 大阪~



 が開催されます!

 当日は会場からユーストリームで中継いたします☆
 当日大阪に来られない方々も、ぜひ、ご覧下さい。

番組URLはこちらです↓
http://www.ustream.tv/channel/%E4%B8%80%E5%A4%9C%E9%99%90%E3%82%8A%E3%81%8B%E3%82%82%E3%81%97%E3%82%8C%E3%81%AA%E3%81%84-24%E6%9D%A1%E3%81%AE%E4%BC%9A

2013年10月18日金曜日

柳澤協二氏の講演会



昨日(17日)、衆議院第2議員会館にて、
「集団的自衛権行使に反対する連続講演会」
(立憲フォーラム主催・イラク戦争を検証するネットワーク賛同)
第1回が開催されました。

 講師は柳澤協二氏(国際地政学研究会理事長・元防衛官僚)。
 小泉・第一次安倍・福田・麻生の4代の内閣で内閣官房副長官
補を務めていました。
 集団的自衛権を行使して具体的に何をしたいのか、それが
日本にとってどれだけ国益に叶うのか、というリアリズムをもった
語り口は、非常に分かりやすいし納得しやすいものだと感じました。
解釈改憲への暴走を食い止めるために世論を高めたい(そして一
日も猶予が無い切迫した)今、「戦争を許さない」という理念を語る
のみならず、こういう現実的な(損得勘定に訴えるといってもいい)
切り口で世論に訴えることも非常に有益なのではないでしょうか。

 以下、講演のポイントです。


* * * *

 
1 具体的なニーズ(立法事実)は何か
  第一次安倍内閣の時から、集団的自衛権の行使容認の
ニーズは示されていない。冷戦が終わり、自衛隊が海外で
何をすべきかを考える際に憲法は確実に基盤だった。憲法
がなければ的確な判断は出せなかった。
 集団的自衛権の行使を容認した上で具体的に何をしたいのか?
それは日本にとって本当にいいことなのか、というのが手順
のはず。その手順が全く踏まれていない。
 安倍政権は従来の解釈ではできない蓋然性の低い重箱の
隅をつつくような事例を無理矢理提示しているが、そのために
国のあり方を変える必要性・合理性があるのか。安倍政権が
持ち出す事例は全てオルタナティブがある(個別的自衛権の
行使で足りる)。
 当然、集団的自衛権が無いからできないことはいろいろある。
しかし、できないから国益を損なっていることなど無い。

2 アメリカ政府から集団的自衛権の行使容認の要請は
(小泉~麻生4政権の間)一切無かった。   
  これが実務をやってきた者の実感。アメリカからの要請が
無いのに、なぜ「集団的自衛権の行使を容認しなければ日米
安保が崩壊する」などと主張するのか?
 ガイドライン見直し(97年)からイラク特措法まで、アメリカは
日本の協力を評価した。ブッシュ政権末期、アメリカは対テロ
作戦の中心をイラクからアフガニスタンに移した際、日本にも
協力を要請したことがある。しかしそれは無理な話なので断った。
オバマ政権になって、対テロ戦争から撤退し、そのような要請も
一切なくなった。


3 北朝鮮の核保有・尖閣はいずれも日本有事であり集団的
自衛権は無関係。
  誰のための集団的自衛権なのか…容認論者が北朝鮮とか
尖閣とか持ち出す。確かに尖閣は第一次安倍政権では生じて
いなかった事態ではある。しかし、アメリカはこれらは安保5条
の適用事案(すなわち個別的自衛権の話)だという。集団的
自衛権の出てくる話などではない、典型的な日本有事のケース
であるとすでに結論済み。
  尖閣を日本の自衛隊だけでは守れないわけがない。毎年
5兆円の予算をもらっておきながら!
 現政権のやり方は、理論的に無関係な話を持ち出して国民の
恐怖心をあおる、つまりポピュリズムの手法である。クラウゼ
ヴィッツがいう戦争の三位一体は、国民の憎悪、軍隊の能力・
創造力、政府の理性。つまり国民の憎悪をあおらないと戦争は
できないし、政府が国民のナショナリズムをあおることは絶対に
やってはならないこと。


4 中国の台頭によるパワー・シフトは最大の課題だが、「静かな
抑止」と「紛争解決の共通ルール作り」が必要。
 中国はすでにGDPにおいて日本を抜き、戦闘機も大量に保有
するし2009年くらいから大国としてきちんと主張する外交姿勢に
転換。しかし、それに対抗するために軍事力?
 主権の問題は永遠に続く国のアイデンティティの問題であり、
解決手段として戦争は選択肢には無い。脅威をあおるのは最悪
のポピュリズム。そんなことをしたらお互い損だ、という理性への
訴えかけを第一義的に置くべき。
 

5 国際貢献は必要だが、「一発の弾も打たなかった」イラクの
教訓を生かすべき。

2013年10月16日水曜日

トークイベントのチラシ


 
 遅ればせながら、25日開催のトークイベント
「一夜限りかもしれない(?)24条の会」のチラシを
ご紹介いたします☆
 
 
  






  大島史子さんが描いてくれたかわいい「セイ」の妖精さん達が
大集合です(^^)/

2013年10月15日火曜日

昨日の東京新聞1面トップ☆

昨日の東京新聞☆


1日過ぎてしまいましが(-_-;)、当会が主催する
「一夜限りかもしれない(?)24条の会」が、
昨日の東京新聞朝刊1面トップの記事で紹介
されています。
(黒澤共同代表のコメントも!)


 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013101402000130.html


 憲法24条は、「両性の本質的平等」を謳っています。
言い換えれば、結婚や家族における個人の尊厳、個人の
あり方について定めたもの。


 みなさん一人ひとりが、憲法24条と何らかのかかわりを
持っているのではないでしょうか。もちろん、女性に限ったこと
ではありません。


 24条の会では、みなさんと24条のエピソードをまじえながら、
憲法24条がどういう価値を持っているのか、
 そして今どのように変えられようとしているのかについて
しゃべり尽くしましょう♪


 *:・゜*:・゜*:・゜*:・゜*:・゜*:・゜
トークイベント
「一夜限りかもしれない(?)24条の会
~憲法と「セイ」を語らナイト in 大阪~」
*:・゜*:・゜*:・゜*:・゜*:・゜*:・゜

日時: 10月25日(金)19時~21時
場所: 大阪府立男女共同参画青少年センター(ドーンセンター)
    1階パフォーマンススペース

参加方法: 1人500円、保育有り、
    事前の人数把握のため、kataranaito24@gmail.com まで
     「参加するよ!」とメールをお送り下さい。

「鎌人いち場」に当会ブースがでます♪


 10月19日、鎌倉は由比ヶ浜で開催される「鎌人いち場」に、
当会湘南支部ブースが出展します!ワーイワーイ


http://kamandoichiba.com/index.html


 鎌人いち場(かまんどいちば)とは、フリーマーケットや
ワークショップ等、市場という枠にとどまらない楽しいイベ
ントです☆

 ブースでは当会作成のリーフレット(改正草案の内容を
かわいいイラストと簡潔な文章で説明)販売や、ステージで
紙芝居「王様を縛る法~憲法のはじまり~」を予定です。

 ぜひ、週末を鎌倉でちょい知的にお過ごし下さい♪

2013年10月12日土曜日

「憲法カフェ」などのご案内

みなさん
当会のHPには、カレンダーがあるのご存じしょうか??

このカレンダーには、憲法カフェなど(簡単にいうと学習会)のスケジュールが記載されています
当会の会員みんなのスケジュールを網羅しているわけではありませんが、
多くの会員が全国各地で学習会をしていることが分かると思います!

こういった学習会、公民館とか、普通行かないような場所でやってるってイメージありませんか?
でも、じつは場所って様々なんですよ

●10月4日13時30分から東京都港区で
主催  商社9条の会とWWN(ワーキングウーマンネットワーク)共催
場所  港区男女平等参画センター(リーブラ)集会室3(港区芝浦3-1-47 電話(03)3456-4149)
講師  武井由起子弁護士(バリバリの若手ママさん弁護士)
内容  前回の基礎編に続き、今回は、各論で、自民党改憲草案の前文、天皇制、9条、24条について深く学びます
会費 500円

●10月18日には、同じ10時00分から、東京都目黒区と東京都大田区で学習会があります
大田区での企画は、八百屋さんのレンタルスペースで実施するんです!
〇東京都目黒区
 主催  世田谷の子どもを放射能から守る会のママ
 講師 宋惠燕弁護士、太田啓子弁護士
〇東京都大田区
 講師  武井由起子弁護士
 参加費¥500
 参加者 10名くらいまで
 主催   気まぐれ八百屋だんだん(東京都大田区 蓮沼)
 場所  八百屋だんだん (東京都大田区東矢口1丁目 17-9 )http://www.happy-local.jp/storeDetail/dan-dan.php
 内容  畳敷きの間に、赤ちゃんゴロゴロみたいな感じで、ごく普通の市民の方々向けにお話する機会です。(多分、これはもう6回目ぐらいになる筈です)

●10月22日には、13時から、神奈川県茅ケ崎市でやるんですが、これは個人宅なんです
講師  弁護士 太田啓子
以前に別なところで学習会に参加された方が、「今度我が家でも」とお声掛けいただいたものです。10名くらい集まるとうかがっています

●10月19日には、地域でのイベントに出店します
場所は、鎌倉海浜公園由比ガ浜地区・鎌倉市由比ガ浜4-7-1
ここで開催される「鎌人いち場」に湘南支部が出店します
アスワカのリーフレットを配付したり、ステージで紙芝居やってみたりします
イベントの概要は、http://kamandoichiba.com/index.htmlをご覧ください!

さらには、
自分たちで開催するイベントもあります
●10月25日18時
【開演】 「一夜限りかもしれない(?)24条の会」
〒540-0008 大阪市中央区大手前1丁目3番49号 ドーンセンター
9条の会、96条の会ができ、今宵24条の会が結成か!?
様々な経歴をお持ちの方6名に、それぞれ、「セイ」と憲法を語っていただきます!
資料代500円はかかりますが、遠慮なくお越しください!


首都圏や大阪ばっかりという気もしますが、北海道や四国など、ほかの地域でもやっていますからね!
いろいろイベントやっているので、ぜひHPのスケジュールにもご注目くださいね!

メディア紹介/憲法の出前講座・学習会いかが

  
先日ご紹介した太田啓子弁護士の奮闘ぶりが、
東京新聞でも特集されました!
(ちょっと日が経ってしまいました、すみません)


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憲法の出前授業します 横浜の弁護士・太田啓子さん奮闘
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20131008/CK2013100802000130.html


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 太田弁護士をはじめ、全国北海道から沖縄まで260名の
当会会員それぞれが、地道な草の根活動をしています。

 ・ 最近、憲法が話題になっているけれど、正直よく知らない。
 ・ 自衛隊がどうのって、集団的なんとかって、どれほど危険なのか分からない。
 ・ 憲法が変わるってことが、自分や子どもにとってどれほど大きな事なのか、知っておくべきかとは思うけれど、周りに教えてくれる人がいない。


 そんな時は、まずは学習会などに参加してみませんか?
当会ブログのトップページに活動カレンダーがありますので、
もしご近所で学習会が開かれていたら、ぜひ足を運んでみては
いかがでしょうか。

 もしくは、学習会を開いてみませんか?
お友達やご家族で誘い合って、一緒に話を聞いてみるというのが、
手っ取り早い方法です☆
 まずは当会にご連絡ください。小規模で大歓迎です。
日程調整や場所・費用、話の内容は応相談ですので、とりあえず
メールをいただければできるだけ前向きに検討いたします。
(ただ、大抵の弁護士というものは2ヶ月先まではスケジュールが
埋まってしまっているので、差し迫った日程ではなく、余裕を持って
お考えいただければ幸いです。)


当会連絡先
peaceloving.lawyer@gmail.com

2013年10月9日水曜日

解釈改憲のシナリオ


 今朝の朝日新聞の報道によると、民主党の北沢俊美元防衛相は
安倍政権が目指す集団的自衛権の行使容認について、憲法解釈の
変更による容認に反対する方向で、党内意見の取りまとめを目指す
意向を明らかにした、とのことです。


http://www.asahi.com/politics/update/1009/TKY201310080503.html?ref=com_top6


* * * *
 北沢氏は、解釈改憲による集団的自衛権の行使容認について
「一内閣の恣意(しい)的な判断で憲法解釈を変更するのは許し
難い」と批判。「解釈改憲は政治的に不誠実だという点での意見
集約は、早い段階で中間的にできるだろう」と述べた。
* * * *


 なかなか進む道筋が定まらない民主党も、「解釈改憲は政治的に
不誠実」という点でまとまることはできるのですね、さすがにそこは
食いとどまったということを評価すべきか、もっと踏み込んだ(今の
9条を積極的に評価する)見解でまとまれなかったのかと残念がる
べきか、意見は分かれるかと思います。が、少なくとも自民党の解釈
改憲の道には追随しないようです。


 それも当然といえば当然なのですよね、文字通り、「暴挙」なのですから。


 「集団的自衛権の行使は憲法9条も容認している」という解釈は、
戦後68年間、自民党政権がどんなに憲法を改正したい(9条を改正
して軍隊を作りたい)という悲願を抱いても、乗り越えられなかった壁
です。乗り越えられないのは当然です、なぜって9条は戦争放棄、
戦力不保持とハッキリ書かれているのですから。
 確かに内閣法制局という選りすぐりのエリート集団は、自民党政権下、
9条の解釈をどんどん緩めてきたという「功罪」はあります。しかしその
エリート集団の頭脳を持ってしてでも、9条が集団的自衛権を容認して
いるという解釈を導き出す理屈は出てきません。その一点はどんなに
時の政権が要求しても突っぱねた、この意味では内閣法制局は「憲法
の番人」だったのです。我が国の法令体系の網すべてを頭に詰め込ん
で整合性を図るいわば「法令審査・解釈の職人」としてのプライドもそこ
にはあるかもしれません。


 「ならばトップをイエスマンにしてしまえばいい。」安倍政権が打って
出た行動が、この策です。法制局での修行期間ゼロ秒(!)であり、
集団的自衛権行使容認の持論を持つ小松駐仏大使を突然法制局長官
に据えました。
 法制局で修行を積んだ生え抜きではない小松氏は、集団的自衛権の
解釈変更が、どんなに無理な解釈で、どんなに他の法体系に与える
影響が甚大か分からないでしょう。しかしむしろ分からないからこそ、
安易に解釈変更を命じることができる、これが安倍政権の狙いです。
 長官から指示されれば、次長も第一部長(←憲法解釈を担当)もその
指示通りに動くほかありません。拒絶すれば、更迭しかありません。
あくまでも「他の省庁からの出向集団」なので、首を切る=元の省庁に
戻るだけで、つまり首にしやすいのです。


 安倍首相の私的諮問機関(安保法制懇)は、諮問機関とはいっても
メンバー全員が集団的自衛権の行使容認論者なので、結論は決まって
います(←ちょっと、ここ、あからさますぎですよね)。「集団的自衛権の
行使は憲法9条も容認している」という結論を安保法制懇がまとめて
安倍内閣に提出すれば、内閣の了解、そして首相の法制局長官への
指示、と水が上から下へ流れるように話は進み、解釈改憲がなされ、
その上で、国家安全保障基本法の制定へ話が進みます。これが解釈
改憲(9条死文化)へのシナリオです。


 日本は今、本当に、無制限に軍隊を派遣し、人を殺し、殺される国に
なりかわろうとしています。安倍首相は国連で「積極的平和主義」という
言葉を編み出して使っていました。積極的平和主義?え、それって、
今の9条のことじゃないのかな?戦争放棄だった国が、戦争する国に
なることの、どこが積極的平和主義なのかな?と思うのですが…


 改憲手続にのっとった改憲(明文改憲)ではなくても、実質的に同じ
ことが解釈改憲でなされようとしているこの崖っぷち状態を、もっと多く
の国民に知らせる必要がありますね。

2013年10月6日日曜日

日弁連シンポのご報告

先日、日弁連の人権大会(弁護士の全国大会)で
いまなぜ「国防軍」か
というタイトルで、シンポジウムが開かれましたので、そのご報告です!

まず、青木未帆教授からの講演
私が一番印象的だったのは、戦時中、都市の市民は、空襲から逃げることが許されていなかった、ということです。
市民(正確には臣民かな)は、空襲によって焼かれている街の消火の義務を負っており、空襲が来るからといって事前に逃げることが許されず、防空壕で待機(退避ではない)しなきゃいけなかった、ということなのです。
バケツの水や砂袋で叩く程度じゃ、とても町中の炎を消すなんて出来ないと思いますし、当時の政府はそのことを知っていたと思うんですけどね。
戦争になったら、軍隊だけじゃなく、市民も逃げることが許されず、命を賭してまで国を守らされる、ということですかね。

後半は、半田さん(記者さん)、孫崎さん(元外務省)などによるパネルディスカッション
面白かったのは、イラクでの自衛隊の服装ですね。米軍は殺されないように砂漠と一体化するための服装をするのに、自衛隊は殺されないように砂漠と一体化しないための服装をする、ということでした。
「戦争をしない(≒人を殺さない)日本の部隊である」ということが、殺されないために重要なんだそうです。なるほど、憲法9条が自衛隊を守っていると聴いたことがあったけど、それはこういうことか、と思いました。

ただ、悲しい情報もありました
イラク戦争に行った米兵のPTSDがひどいそうです、帰還兵の自殺が後を絶たないと。そして、それと同じことが自衛隊でも起こっていて、イラクへ行った隊員の自殺率は、そうでない隊員の何倍もあるんだそうです。
「戦争に勝者はいない」とビデオレターで語られていました・・・


自民党草案では、国防軍が存在し、日本が攻撃を受けたわけでもないのに攻撃ができる集団的自衛権が明記されていますし、国民に国防の義務があるように読めます
戦争をする上で必須の軍事審判所もあれば、国防機密を守るための措置も必要とされています

国防軍が必要だと思う方も、要らないと思う方も、もっともっとかみ合った議論が出来たらいいなと思いました。


なお、このシンポは、いろんな分野の方の意見をいっぺんに聞けるとても楽しい会で、5時間半があっという間でした
画されたみなさま、お疲れ様でした。

2013年10月4日金曜日

トークイベントへの賛同 第3弾


トークイベント「一夜限りかもしれない(?)24条の会」開催への
賛同&メッセージのご紹介第3弾で~す♪


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● 斎藤美奈子(文芸評論家)
 自民党改憲草案の24条にくっついている余計な一言は、
「あるべき家族像」を押しつけるだけではありません。
 「保育や介護や病者の看護は家族で負担しなさいね」という
社会保障の切り捨てを合理化する意図をイヤでも感じてしま
います。冗談はよし子さんです。盛会をお祈りしています。



● 西田美樹(弁護士)

男女ともに尊重されてこそ、社会は輝く。
女性の自由あってこそ、社会は自由になる。
憲法24条は、私たちをしがらみから解き放ちました。
24条の条文を変えることには絶対反対です。



● 森英樹(名古屋大学名誉教授)


●元永佐緒里(弁護士)

 (多少翻訳調だったり、旧かなづかいが混じっていても、)
現行憲法は、抑圧から解放された喜びのいぶきが感じられる、
やっと、平和、自由を求める声をあげていいんだという思いの
あふれたすばらしいものだと思っています。
 この憲法を、国が国民に、義務を押しつける、立憲主義を
投げ捨てるものに変えさせてはなりません。
 シロタさんが、日本の女性そして男性に贈ってくれた真珠の
贈り物24条を、輝くままに残すことが、自由と平和と平等を
願う私たちに課せられた仕事です。
 時宜にかなった、かつ、面白そうなイベント企画、開催に
敬意を表し、賛同します。


●中野和子(弁護士)

 憲法24条は25条の前にあります。「生」の前提であり、
新しい「制」があってこその「生」だといえます。若い女性が
仕事をしながら生きていくことに絶望を感じ、夫に経済的に
従属して生きることを望むことも多いようですが、経済的に
自立していなければ人生も従属することを十分考慮すべき
でしょう。
 大阪での開催が他の地域との連携につながることを望みます。


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トークイベント
「一夜限りかもしれない(?)24条の会
 ~憲法と「セイ」を語らナイト in 大阪~」



 日時: 10月25日(金)19時~21時

 場所: 大阪府立男女共同参画青少年センター(ドーンセンター)
     1階パフォーマンススペース



参加方法: 1人500円、保育有り、
      事前の人数把握のため、
kataranaito24@gmail.com まで
      「参加するよ!」とメールをお送り下さい。

いろんな人がいるんだなぁ

当会事務局の某弁護士は、所属する弁護士会で、障がい者の刑事弁護について学ぶ勉強会に参加しています。

その現場で、相談員の方などと話して感じるのは

「いろんな人がいるんだなぁ」

ということ。


弁護士業務自体、「いろんな人がいる」実感はイヤというほど持てるもの。
いろんな事情を抱えた人がやってくるのですから当たり前です。


自分とは異なる生活、環境、条件…
いろいろな「生(セイ)」があるがあると知ることは、分野が何であれ、
相談を生業とする者にとってはあまりにも当たり前のことなのですね。


そういういろんな人がみんな「人」である、ということ。
当たり前に思っていませんか?

だけど、何が憲法にいう「人」で何が「人」でないか、だって結局人の決めごと。
女性が「市民」として扱われていなかった社会があったように、
「人として尊重する」ための要件を、国家が決めてしまうことだってあるんです。
そこから自分が除外されてしまったら…?


「イマドキ」信じられませんか?
それは、私たちが憲法13条、「個人の尊重」をうたった憲法の下に生まれたからではないでしょうか。
「個」の一文字には、国家が決めた枠に入る存在だけ、じゃなくて、
ありのままの一人ひとりを指す意味が込められているんです。
だから、男の人も女の人も、体が男(女)で心が女(男)の人も、どれにもあてはまらない人も、
子どももお年寄りも、健康な人もそうでない人も、
みんな憲法の下では平等でいられるのです。

こうやって一つひとつ考えると、
憲法の中に、意味のない文字は一つもないんだなぁ、って思います。

2013年10月1日火曜日

メディア紹介



① 当会会員の太田啓子弁護士の活動が、神奈川新聞に大きく取りあげられました!

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1309290019/
カフェで語る護憲  女性弁護士が勉強会、若者や母親に情報発信

 

 太田さんは、当会でもいち早く湘南支部を立ち上げて、
他の追随を許さないくらいのずば抜けた行動力で、地道な
学習会活動を展開しています。

 自民党が進める改憲を、法律家としても2児の母親としても
黙っていられないという強い思いで、1人でも多くの「憲法って
なんだろ、よく分かんないし」と感じる市民へ声を届けようと様々
なアイディアを練る姿には、敬意の言葉も思いつきません。
m(_ _)m



② 山崎まさよし、憲法9条を歌う

http://nikkan-spa.jp/515023


「“自国の軍隊を持たないで子供を守れますか?”みたいなことを言う人がいるじゃないですか。そんな事態になったら犠牲になるのは子供なのに、子供を引き合いにだすんがおかしいんですよ。未来のある子供を、先に死んでいくおっさんやおばさんが切り捨ててどないするねんと。」



 すてきですね(涙)、こういう志あるアーティストとも何か一緒に活動できないものか…