2014年1月31日金曜日

秘密保護法を忘れるな

東京都知事選で盛り上がっている今日この頃。
都民の方も、そうでない方も、自分だったら誰に投票するか?どの政策を重視するのか?
考えていらっしゃることと思います。

まずは参加することが大事です。
自分一人投票したって何も変わらないや…なんて思わずに、貴重な一票を託してください。
そのために、政策を学んで、情報を集めてください。
(そのときに、立憲主義を大事にしている候補者か?は、よく見てくださいね。是非。)

さて、都知事選で盛り上がる中でも、私たちは秘密保護法を忘れてはいません。
成立してしまった中で、私たちに何ができるのか。
いろいろなところで、講演をしてまわっています。

そして、秘密保護法について私たち弁護士がもっと研究を重ね、
その成果を皆様にお伝えしたり、反対のための運動を続けたりすることも大切です。
海渡雄一弁護士が、かねてから結成を呼び掛けていた大弁護団
http://www.janjanblog.com/archives/104880)が、
いよいよ結成に向けて動き出します。


この記事をご覧くださっている弁護士の皆様。
あきらめずに運動を続けましょう。
この記事をご覧くださっている市民の皆様。
私たちが行動し続けていることを、知ってください。
お近くで、弁護士を呼んで学習会を開いてください。
市民の監視の目が、権力に好き放題を許さない力になるということを、知ってください。

2014年1月29日水曜日

再掲 学生限定企画のお知らせ☆ 



「明日の自由を守る若手弁護士の会」新春企画
 ☆学生限定☆
 憲法・政治・人権…イマドキのイケてる活動って?
 ~よく分かんないことは若手弁護士と考えよう!~




 2月8日開催予定の学生限定新春企画のお知らせ(再掲)です☆


 今まで見たことない規模で国民が怒って声をあげた昨年末。
 そんな声を堂々と無視して政府が可決成立させてしまった特定秘密保護法。
 今年は憲法の読み方を変えるって言ってるけど…

 え、私たちの声って届かないの?
 国民は政治を動かせないの?
 人の心をつなげる、大きな波を作れるアクションってどんなものだろう?
 ぼんやりと不安を抱く人も、具体的に何かしたくてたまらない人も、集まれ~~!


 「明日の自由を守る若手弁護士の会」の今年の企画第1弾は、
学生さん達の疑問に若手弁護士が答えつつ、これからの時代の
「シミンウンドウ」を一緒に考える、プチゆるい対話イベントです。
 小難しい憲法の話は若手弁護士たちにお任せ!
 よくわからない憲法や法律のことは若手弁護士に直接聞いちゃおう!
 無関心な人に振り向いてもらうには?
 政治への関心を持ってもらうには?
 共感の輪を広げるには?
 皆さんが胸に秘めたアイディアを出し合えば、意外とすぐに形にできるかも
しれません!


 どうぞお気軽にご参加ください!

日時: 2月8日15時~17時


場所: 旬報法律事務所(東京・有楽町駅徒歩3分)
    
http://junpo.org/


テーマ: 特定秘密保護法、廃止へのアクションの起こし方
     安倍政権の憲法改正へのシナリオって?(集団的自衛権についての説明も)
     「自分の一票に意味なんかない」を変えてもらうには?
     イケてる市民運動ってどうあるべき?
     
    その他、皆さんの関心事に臨機応変に応えてほどよく真面目に、
    ほどよくゆるーく意見交換できればと思います。



参加費: 無料


参加申し込み: 氏名・大学・学年・学部を明記の上、
       
peaceloving.lawyer@gmail.com までメールをお送り下さい


* 申し込み多数の場合には、先着順です。ご了承下さい。


* 本企画は学生限定企画ですので、学生以外の方の参加はできません。ご了承下さい。

学習会@藤沢のお知らせ



 当会会員の太田啓子弁護士が講師を務める学習会の
お知らせです☆おしゃれなカフェでくつろぎながら憲法の
こといろいろ知っちゃいましょう(^^)/


 *:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*: *:.。..。.:*・゚゚・*:.。


 「戦争を知らない子どもたち・憲法を知らない大人たち
  ~憲法が変わったら戦争に行くことになっちゃうの?~」

日時: 2月1日(土)13:00~15:30


場所: 本鵠沼ROUND CAFE(小田急江ノ島線本鵠沼駅
   徒歩2分)本鵠沼3-2-9 0466-34-6769...
 


 講師: 「明日の自由を守る若手弁護士の会」会員 太田啓子弁護士
 


主催・連絡先: アートでつなぐほこほこ hana.hana55@i.softbank.jp (あかはね)、


場所: ROUND CAFE 
   
http://www.geocities.jp/frogsleapmail/roundcafe.htm
  藤沢市本鵠沼3-2-9 / 0466-34-6769
  小田急江ノ島線 本鵠沼駅より徒歩2分
 
  

憲法が変わっちゃったら私たちの暮らしはどう変わるの?
① 知ろう→専門家の弁護士の方にお話しを聞いてみよう
② 考えよう→Q&A『ケンポー百科のじかん』みんな参加してじぶんで考えてみよう
③ 話してみよう→じぶんの気持ちや考えをみんなで話しあってみよう
 


 料金: 資料代として講師に500円+ドリンク代をカフェに500円お願いします。


参加申し込み: 当日参加も歓迎ですが、人数把握のため、
        できれば前日までに下記までご連絡下さい。
         hana.hana55@i.softbank.jp (あかはね)

2014年1月28日火曜日

秘密はいやだ! U-20デモ 

みなさん、知ってました!?
秘密保護法に反対する、ってことで、10代の方々が企画したデモがあったんですって。

その名も、「秘密はいやだ! U-20デモ」だそうです
「U」は「アンダー」って読むらしいですよ、

約650名が、渋谷や原宿をデモしたんです
ひょっとして、直接見聞きされた方、いるんじゃないですか?
もしかしたら、実際に参加した方も、この投稿読むかもしれないですね!

いや~、すごい!

このデモに、あすわかからも、見守り隊(まぁ警備みたいなものですかね)ってのに参加した弁護士がいるんです

その感想を紹介しますね

「今日、U-20デモの見守りをしてきました
選挙権がない未成年でも言いたいことがあるんだ、ということで学生たちが企画したものです。
週末の渋谷を歩きましたが、混乱もなく、無事に終わりました。
若者たちが声をあげていたからか、街行く人々の見守る目も温かかったように感じました。
福島で被ばく情報が隠されてしまったことがありましたが、秘密で生命は守れない、という叫びや、何が秘密か分からないのに逮捕されてしまう、という不安の声などがあがっていました。
学生たちが声をあげているのですから、投票権のある大人がしっかりと受け止めて、責任を果たさなければならないと感じました」

私も、秘密保護法が成立する直前、17歳の方から手紙をもらいました(その手紙のことは新聞の記事になりました!)
選挙権はないけれど言いたいことがある、って書いてありましたね。
この問題、ほんと、大人の責任ですね。

2014年1月27日月曜日

言葉使いには気を付けよう!

子どもに対する注意みたいなタイトルですみません(+o+)


先日、沖縄大学の方のお話を聞く機会があったんですが、
その方が、面白いことをおっしゃってたんですよね。

簡単にいえば、「普天間移設問題」という言葉の使われ方がおかしい、ということでした
①沖縄の辺野古に米軍の基地を作ること(以下「辺野古新基地建設」といいます)についても「普天間移設問題」に含めて表現するのはおかしい、ということでした
②移設するか現状維持か、というニュアンスに聞こえてしまい、移設せずに無くす、という選択肢を排除しているように感じる、ということでした


①の問題(ここは、ブログの本題じゃないんで、読み飛ばしていただいても結構です)
その方が言うには、辺野古新基地建設は、普天間基地の移転よりも先に計画されていたことらしいので辺野古に基地を作ることと、普天間基地を無くすことは、本来は関連してなくて、別々にその適否を検討すべきであって、両方をまとめて「普天間移設問題」というのはおかしい、ということでした。
私は、そこらへんの前後関係が分からないので、なんとも言えないですが、新しい基地を1から作るのに「新基地建設問題」って言い方じゃないのは、言われてみれば違和感がありますね


2つ目の問題(こっちが本題です)

これは、よくある「ニュアンス」の問題ですよね!
言葉に含まれる、なんとなく感じる意味・雰囲気

たとえば、
「改正」って言葉、なんか「良くなるのかな」って思っちゃいませんか?
だからだと思いますけど、よく“〇〇法改悪反対!”みたいな文章って目にするじゃないですか。
(「よく」なのは私だけかなぁ?)
辞書には、「改正」って言葉はあっても、「改悪」なんて言葉は載っていないですから、「ヘンな日本語だなぁ」って思いながらも、その人にとっては正しく改まっているわけじゃないから、「改正」って言いたくないんだろうなと、その気持ちは理解しているつもりです
個人的には、間違った日本語、のような気がして違和感ありますが、使った方が分かりやすいこともあるんでねぇ。

ほかにも、ニュアンスをうまく使った言い方(フレーズ?)ってありますよね

例えば、
「規制」って言われたら、なんとなく窮屈なニュアンスがあるから、「規制緩和」ってなんかいいコトっぽい、みたいな。

「抵抗」って悪いことしてるイメージがあるから、「抵抗勢力」って悪い奴らなんだろうな、とか、
「取り戻す」っていいことしてるイメージがあるから、「●●を取り戻す」っていいことしてくれるんだろうな、みたいに感じませんか?

あと、「機密」って隠されちゃうってイメージがあるから、「国家機密法」だとあんまり成立してほしくないなけど、逆に、「保護」っていいことなイメージがあるから、「秘密保護法」ってなんとなくいい法律っぽい、みたいな。


何を言いたいかというと
言葉(ニュアンス)にだまされちゃいけないな、ってことなんです。
それと同時に、ほかの人に誤解を与えるような言い方はいけないな、言葉に気を付けよってことなんです


そこで、質問です、「憲法改正」って言葉を聞いたら、どんなニュアンスに聞こえますか? どんなイメージをいだきますか?

2014年1月25日土曜日

特定秘密保護法 人の鎖


  昨日、通常国会が開会しました。
  特定秘密保護法案を廃案に追い込もうと、いまだかつてない
規模で国民が結集して、怯えて逃げ切るような形で政府与党が
同法案を成立させてしまった、あの「最悪な」ドラマから2ヶ月弱。

  政府は「やれやれ逃げ切った」と思っているでしょうか?
いえいえ、国民は忘れるどころか、同法の廃止を目指してアク
ションを次々に起こしています。

  国会開会に合わせて、ヒューマンチェーン(人の鎖)は国会を
取り囲みました。同法の廃止を求める集会も開催され、17都道
府県でも集会や街頭活動が展開されたようです。
 (毎日新聞の報道)
 http://mainichi.jp/select/news/20140125k0000m040040000c.html

 「明日の自由を守る若手弁護士の会」も、現在、独自の活動と
して本を出版予定です。詳細はまた後日、お知らせいたしますね☆


 ところで1月17日、特定秘密保護法の運用基準を作成するため
の「有識者会議」の初会合がありました。こんなにまで国内外から
の批判を受けながら集められた「有識者」の座長は、読売新聞
グループ本社会長の渡邉恒雄氏。
  同氏は「治安維持法は史上最大、最悪の邪悪な法律であり、
拡大解釈の余地はいくらでもある。それに比べて今度の法律は
極めて明確で、二重三重に恣意的な拡大解釈、権力の乱用を
縛ってある」と挨拶したとのこと。

 え、極めて明確??二重三重に権力の乱用を縛って…!?

 別の法律か…ツワネ原則を読んだのかな、と思ってしまいました(^_^;)

 条文を一読すれば、無限に「秘密」の範囲が拡大されかね
ないことくらい分かるはずなのですが…

 有識者会議のメンバーは7人中(渡邉氏ら)6人が同法に賛成の
立場の方なので、国内外の批判を謙虚に受け止めることはなさそ
うです。昨年末の公聴会のように、「高名な方々から意見を聞きま
した」というアリバイ作りのためだけに開催するつもりでしょうか。

 民主主義とか人権・人権という言葉が幻想にしか聞こえない、と
いう人が少なくないこの国に、リアルな民主主義と自由を取り戻す
には、やはり国民の一人ひとりが声をあげ、アクションを起こすし
かありません。しんどい地道なことですが、当会も法律家団体とし
てできることは何か、常に問い続け、動き続けようと思います。

2014年1月22日水曜日

ラジオ出演のお知らせ♫



 当会会員の太田啓子弁護士が、ラジオ番組にちょこっと出演します!




日時: 1月23日 10時15分~
番組: 湘南ビーチFM(78、9)「イシイのわくわくごはん」

    http://zushihaya.exblog.jp/i9/ 


 インターネットラジオで、全国でお聴きになれます♫




 湘南エリアでユニークな活動をしている人を紹介します、、、
という番組のコーナーに出演します!
 日頃からカフェなどに「突然ですがここで憲法学習会を
やりませんか」と飛び込み営業している太田弁護士を、
面白がって下さった方がラジオ局につないで…という
不思議なご縁です。




 憲法改正案の内容そのものの解説というのとは少し
違いますが、太田弁護士がなぜそのような活動を始めた
のか、という、地道な憲法学習会活動にかける思い(熱意)
を語るはずですので、よかったらお聴きになってみてください。




 また、太田弁護士は、女性ファッション誌『VERY』3月号
での対談記事にも登場しますので、その宣伝もちょっとした
いのだとか。。。こちらは2月7日発売だそうです!
(憲法がテーマの対談なのに、これがまたおしゃれなんだ
から不思議です! 笑)




 最近、普通のラジオ、テレビ番組や雑誌で、よく憲法の
ことが話題になっていますよね!関心をお持ちの方が
増えているのだと私たちも嬉しいです。




 もっとよく知りたいと思ったらぜひ私たちに憲法学習会を
ご依頼下さいね!

学習会@三軒茶屋 のお知らせ☆



 当会会員の宋弁護士による学習会のお知らせです☆
 

 なにやら美味しくておしゃれなカフェで開催だそうです~、
ぜひぜひご参加下さい(^^)/!


*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*


  今だから、もっともっと憲法を知ろう!

日 時: 1月28日 am 10:00~11:30
場 所: 三軒茶屋 カフェ・オハナ
講 師: 宋恵燕弁護士 (明日の自由を守る若手弁護士の会)
参加費: 500円+オーダー
 


 そもそも憲法とは?
 憲法改正されるとどうなるの?
 お母さん弁護士さんをお呼びして、初心者でもわかりやすい
 憲法のお話をしてもらいます。
 基本的なことから私たちの普段の生活との関係まで、
 学んで、考え、話そう!
 そのまま残れる方は、ランチをしながらの質問雑談時間もあります。
 どなたでもお気軽におこしください~。


 (共催:空間の感触) 



 予約先:
 ナチュラル&ピース・セレクトSHOP + オーガニック・ベジCAFE
 ふろむ・あーす & カフェ・オハナ

 東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6 (駅徒歩2分, 246通り沿い1F)
 Tel/Fax (03) 5433-8787
 http://www.cafe-ohana.com/
 Twitter:http://twitter.com/cafe_ohana
 facebook:https://www.facebook.com/fromEarthCafe.OHANA

2014年1月18日土曜日

【情報提供】 秘密保護法に対するアクション

秘密保護法が出来てしまってから44日くらい経過したんでしょうか。

テレビでは、もう秘密保護法の話はやっていないんですかね?(テレビ見てないので分からないのですが)
北海道新聞さんは、継続的に特集を組んでいると聞いていますが、ほかの新聞社さんはどうなのでしょうか?

あすわかでは、この問題に継続的に取り組むことにし、次々と学習会の依頼をいただいて、憲法のことや秘密保護法のことなどをお話しさせてもらっています。

ここで、「学習会とかじゃなくて、もっと大きなイベントないかな!?」
と思っているみなさまに朗報(?)です

来週は、というか21日と24日ばかりですが、秘密保護法に対するアクションが目白押しです
前半は東京ばかりですが、下の方へ行くと、宮城・横須賀・名古屋・大阪・広島・福岡と情報があります!
ここにはない集まりももっとあると思いますが、それはぜひ教えてください!
すでにご存じの方もおられると思いますが、ご容赦を


■1/21(月)秘密保護法と民主主義の危機・院内集会
  日 時:1月21日(火)15:00~17:30
  場 所:参議院議員会館講堂(最寄り駅 東京メトロ・永田町、国会議事堂前)
        (30分前からロビーにて入館証を配布します)
  お 話
   ★足立昌勝さん(関東学院大学教授)民主主義を踏みにじる秘密保護法
   ★山下幸夫さん(弁護士)秘密保護法が狙う国家像~立法・法改定の動き
   ★青木一政さん(ピース・ニュース)戦争準備の直近の動き
   ★七戸わこさん(秘密保護法を考える市民の会)自民党の反論を批判する
   ★海渡雄一さん(弁護士・日弁連秘密保全法制対策本部副本部長)通常国会に向けて
  主 催:秘密保護法を考える市民の会
  資料代:500円
  問い合わせ先:03-5225-7213 090-8116-7155(阪上)

■1/21(月)特定秘密保護法廃止フォーラム
  日 時:1月21日(火)18:30~
  場 所:憲政記念館講堂 (最寄り駅 東京メトロ・永田町、国会議事堂前)
  パネルディスカッション
   ★福山哲郎参議院議員
   ★三木由希子さん (NPO法人 情報公開クリアリングハウス理事長)
   ★江藤洋一さん(日弁連 秘密保全法性対策本部本部長代行)
   ★日々の敏陽さん(ジャーナリスト)
   ★八木孝幸さん(電機連合書記次長)
   ★後藤祐一参議院議員
   主 催:民主党
   事前申し込み:必要
  
   問い合わせ先:03-3595-9986

 ■1/24(金)国会大包囲+院内集会(東京)
  ○「秘密保護法」廃止!1・24国会大包囲
  とき 1月24日(金)12時30分~14時
     ヒューマンチェーンは13時30分、14時の二回
  集合 参議院議員会館前 官邸前
  主催 「秘密保護法」廃止へ!実行委員会
  ○院内集会
  「秘密保護法」廃止へ!院内集会(仮称)
  とき 1月24日(金)14時30分~15時30分
  会場 参議院議員会館講堂
  主催 「秘密保護法」廃止へ!実行委員会
  http://www.himituho.com/

■ 1月24日(金)『特定秘密保護法廃止せよ!自由の無い国絶対反対!永田町大集会』
   1月24日(金)17時半~21時、衆議院第二議員会館前。
   主催:火炎瓶テツと仲間たち
   https://twitter.com/tetsu_molotov/status/418418683803746304

■1/24(金) 首相官邸「裏」からの抗議行動
    2014年1月24日(金)18時半~19時半
   首相官邸「裏」からの抗議行動
   http://2011shinsai.info/node/5003

■1/24(金)アムネスティ カフェ&バー「特定秘密保護法」(東京)
    日時 1月24日(金)19:30~21:00
   場所 アムネスティ日本 東京事務所
   参加費 無料(コーヒーまたはワインを一杯サービス!)
   ※当日予約なしでご参加いただけますが、なるべく事前予約をお願いしております。
   主催 アムネスティ日本
   https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2014/0124_4380.html

■1/24(金) STOP!秘密保護法ネットワーク宮城 集会予定
  https://twitter.com/maki4jun/status/413294985748832256

■1/24(金)秘密保護法撤廃駅頭宣伝(横須賀)
   1/24(金)朝6:30~7:30浦賀駅
   主催 横須賀市民九条の会
   https://twitter.com/choi50230/status/416473654638026752

 ■1/24(金)秘密法を廃止に!大デモin名古屋
 1/24(金)午後6時 集会開始
       午後7時 デモスタート
   場所 エンゼル広場(名古屋市栄) 
   チラシ http://nagoya.ombudsman.jp/himitsu/140124.pdf
   主催 秘密保全法に反対する愛知の会
   http://nohimityu.exblog.jp/21408912/

■1/24(金)大阪弁護士会主催 昼休みデモ
       11時半 大阪弁護士会館1階集合
       12時開始
   主催 大阪弁護士会
   集合場所 http://www.osakaben.or.jp/web/02_access/index.php
   チラシ https://dl.dropboxusercontent.com/u/149608139/hjimitsulock/himitsubira_1_6noname.pdf

■秘密保護法廃止!1・24広島デモ
   日時 1月24日(金)午後6時~ 集会 午後6時30分~ デモ
   場所 集会 原爆ドーム前 (元市民球場側)
   デモ 原爆ドーム前―八丁堀・金座街―本通りー紙屋町―原爆ドーム前
   主催 秘密法廃止!広島ネットワーク
   http://www.haisi-h.net/


■1/24(金)「秘密保護法」廃止デモ(福岡)
   午後6時   警固公園 天神一周デモ
   主催 「特定秘密保護法」を廃止する会・福岡
   http://himitsuhodame.blog.fc2.com/blog-entry-3.html

2014年1月17日金曜日

小澤俊夫氏のメール通信


  昨年末の話ですが、口承文芸学者で小澤昔ばなし
研究所所長の小澤俊夫さんが、「昔あったづもな」という
メール通信をお始めになったとのことです。

 オザケンのお父さん(小澤征爾さんのお兄さん)って
行った方が早いかも~♪

 特定秘密保護法が成立した時の「また同じ歴史が繰り
返されようとしている」という皮膚感覚を、現代にしか生き
たことのない世代へ伝えなければならない、という小澤
さんの思いが伝わってきます。
(特に最後の2段落を読んだ時、鳥肌が立ちました。)
  拡散自由なものなので、下記に貼り付けます。


 。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:


 メール通信 昔あったづもな 第1号

「日本はこういう国だった  戦後に生まれたあなたに」


 発信者 小澤俊夫 小澤昔話研究所所長


   昨年12月6日に成立した「特定秘密保護法」は国民の
首をじわりじわりと絞めていくことになる危険な法律です。
日本人は1945年8月15日の敗戦まで「治安維持法」や
「国家総動員法」によって苦しめられて来ました。
 ぼくには、あの日本がまたやってくるという強い危機感が
あります。安倍首相が選挙で唱えた「日本を取り戻す」とは、
そういう日本のことだったのです。


 ぼくは2014年4月に84歳になります。戦後に生まれた
人にとっては、敗戦以前の日本がどんな国だったか、
ほとんど想像がつかないでしょう。
  そこで、ぼくが体験した、そして実際に見た、そして聞いた
日本のことを、勝手に「通信」として広く読んでもらおうと思い
たちました。内容に納得できた方は、どうか知人・友人に回し
てください。メールでも紙でもかまいません。ぼくに断らなくて
結構です。そしてその知人・友人にも、もし納得できたら更に
広めるよう依頼してください。特に若い人たちに読んでもらい
たいと思います。


 
 この「通信」を読むほとんどの方は、生まれた時にはもう
現在の平和憲法があり、自由で民主主義を標榜する日本に
なっていたであろう。今の平和憲法を獲得するまでの、暗い
日本のことは知るはずがなく、今の日本が当たり前と思って
いることだろう。


 だが、今の平和憲法を獲得するには、約三百万の日本人
が命を落とし、約三千万のアジアの人が命を落としたことを
忘れてはならない。そして、日本は暗い秘密国家だったことを。


 ぼくは昭和二十年八月十五日まで、東京の陸軍第二造兵廠
で神風特攻隊用の爆薬を作っていた。戦争中の日本の雰囲気
にもろに呑み込まれて軍国少年だった。当時日本国民は戦争
についての真相はまったく知らされず、日本は勝つものだと
信じ込んで、ひたすらお国のために働いていたのだ。
大事なことはすべて秘密のベールの中だった。
日本海軍がミッドウエイ海戦で壊滅的打撃を受けたことなど
まったく知らされていなかった。その後の敗戦のプロセスに
ついても、きれいな言葉でごまかされていた。


 後で退却だったことが分かったマダガスカル島の戦況に
ついては「戦略的転向」と報じられた。ビルマ(今のミャンマー)
戦線の敗戦も「戦略的転向」だった。アリューシャン列島のアッツ島
での全滅は「玉砕」と言われた。もちろんそれは「全滅」だと想像
できたが、国民はあからさまにそうは言えなかった。
  そのうちにアジア各地の前線での「玉砕」が報じられるよう
になった。
  国民は不安を感じ始めたが、「大本営発表」は「皇軍は赫々
たる戦果を挙げている」とか、「敵を殲滅した」とか、「最後の勝利
は我にあり」というばかりだった。
  そして、極めつけは「そのうちに必ず神風が吹く」という言葉
だった。
  国民はみんなそれを信じさせられた。笑ったら国賊と呼ばれた。


  だが、昭和20年3月10日のいわゆる「東京大空襲」の時も、
5月25日夜の東京西部地区(中野、荻窪、阿佐ヶ谷方面)の大空襲
の時も、吹いたのは神風どころか、火災による大風で、そのために
あたり一面、完全に焼け野原になったのである。
  ぼくは立川でその空襲を経験したのだが、東の空が真っ赤に
焼けて、新聞が読めるほど明るくなった。


 情報は大本営発表しかなかったから、軍の高官や政治家、官僚、
有力者たちが陰で利権をあさったりピンハネしたりしていても
わからなかった。それがわかったのは、敗戦後、いろいろな暴露
雑誌が出始めてからであった。暴露されてみると、秘密裏に行われ
ていたことは、ひどいものだった。


 ぜいたく品追放とか、精密機械製造に必要と称して国民に無償
提供させた貴金属類は、軍部の高官や政治家たち、官僚たち、
地方のボスたちがポケットに入れてしまったということだった。
戦車製造のためと称して供出させた鉄類の多くは、放置されたまま
錆ていったということだった。


 それらのことが秘密裏に行われていたということは、一般国民
にはそれを知る権利はまったくなかったということである。
 今回成立した「特定秘密保護法」でも、国民の知る権利については、
「配慮するよう努力する」程度のことでごまかされている。
知る権利がないということは、知ろうとしたら犯罪になるということ
である。


 戦争中、「壁に耳あり、障子に目あり」という言葉が国中に
徹底して言われていた。それは、どこにスパイがいるかわからない
から、発言に用心せよという意味で言われていた。
 だが、当時、鎖国状態の日本国内のいたるところにスパイが
潜んでいるはずはなかった。本当の意味は、国民に、「何かを
知ろうとすることはやめろ」という意味だったのである。
 「目も耳もふさいでいろ。何かを知ろうとしたり、考えたりする
ことをやめろ」という意味だったのである。


 では、それをやめて何をしろというのか。
「ひたすら、政府の言うことだけを信じて、黙ってついてこい」という
のである。言論の自由の正反対の考え方である。
「特定秘密保護法」はそれをめざしている。
なんとしても廃止しなければならない。(2013/12/26)

2014年1月16日木曜日

情熱があれば、ゴリラとだって解り合える!?

今朝、Googleのロゴがまた見たことのないデザインに変わっていることに気づきました。

(「Google Doodle」といって、記念日に合わせてロゴが変更されるのだそうです)

今日の記念日は「ダイアン・フォッシー生誕82周年」だそうです。
この方、私も今日まで知らなかったのですが、ゴリラの生態を研究した方なのだそうです。
http://newclassic.jp/archives/6713

「彼女はゴリラと生活を共にするという当時としては異例の方法でフィールドワークを行い、ゴリラの生態系を詳らかにした。」
とは、なかなか想像がつかないのですが…。
ゴリラ達は、何をするか分からない異生物である人間をどう思ったのでしょう。
でも、確かなのは、生活を共にすることで、明らかに姿形の違う人間にでも、その生き方を見せてくれたということ。
言葉がなくても、心に通いあうものがあったということ。
当時謎多き生き物であったゴリラに対する「あなたをわかりたい」という情熱があればこそ、なせる業だったのだろうと思います。

それなのに、人間同士解り合えないのはなぜなのでしょう。
すぐ近くにいる、同じ人間(ただし権力を持っている)がしようとしていることを、解ろうとしないのはなぜでしょう。
隣の国は、何を考えているかわからないからこわい?
意見の違う人たちは、元々考え方が違うんだから知る必要はない?
政治ってよくわからないし、面倒だから考えない方が楽しく暮らせる?

知りたいとさえ思えば、知ることはそんなに難しくないはずです.


ほんの少し、本物の「隣の国の人」に会って話してみたら。
ほんの少し、自分が考えたことのないことについて考えている人に聞いてみたら。
ほんの少し、政治について語っている近くの人に話を聞いてみたら。



何かが変わるかも?

人間は、ゴリラとだって解り合えるんです。
こちらから情熱を持って、解り合いたいと心から願って近づけば、同じ人間同士だもの怖くなんてないはずです。



私たちあすわかも、皆さんとひとときを共にして、思いを共有したいと思います。
考え方の違う人たちとこそ。
意見を持たない、憲法ってよく分からない人たちとこそ。
私たちは、謎に包まれたゴリラの群れに見えるかもしれませんが(!?)解り合えると信じています。


2014年1月11日土曜日

「考えない」ことこそが罪なのだ!

今日、札幌弁護士会が開催した
第2回 「弁護士と教師で学ぶ憲法と法律の授業実践セミナー」
に参加してきました(^O^)

中川明さん
(元明治学園大学大学院法務職研究科教授)
の講演で興味深い話があったので、ちょっとご報告です。


ハンナ・アーレントさん(1906-1975)(何をされた方なのかは聞き漏らしました・(笑))の話です

ハンナさんは、ユダヤ人虐殺の中心人物だったアドルフ・アイヒマンの裁判を見たんだそうです
裁判を見るまで、ハンナさんは、アイヒマンのことを巨悪・悪魔のように思っていたそうです
生来の残虐性をもっていたり、人種差別感情に凝り固まった人物なんだろうと

しかし、裁判で見たのは、巨悪でも悪魔でもなかったのです
そこにいたのは、単なる「凡庸な人間」だったそうです
特に思想があるわけでなく、良心があるわけでもない、ただ「命令を実行しただけだ」と述べるだけ。
アイヒマンは、当初思っていたような、冷酷非情な怪物ではなく、ただただ「上官の命令を黙々と遂行するだけの凡庸な人物」だったのです

そこで、ハンナさんは、
アイヒマンは、組織の中で義務や命令に従うだけで、思考停止していたのだ
と考えたのだそうです

つまり、何が問題だった(原因でユダヤ人虐殺が実行された)かというと、
アイヒマンの生来の残虐性や差別感情ではなく、
アイヒマンの思考停止にあったのだと、思い至ったのだそうです

強い信念のあるわけではない「凡庸な悪」だからこそ、どんどん広まっていく可能性がある
彼(アイヒマン)の罪は「考えない」ことにあった
虐殺を知りながら、それが自分の仕事であるからと、それ以上のことを考えようとはしなかった
「考えない」ことこそが罪なのだ
そしてそれは、特殊なことではない。
私たちの社会の中に、彼ら(アイヒマン)の考えに同調する素地がある



中川さんからこのお話を聞いて、
「不断の努力」(2013年12月18日付投稿)を思い出しましたね。
めんどくさいけど、政府を監視してアクションを起こさなきゃ、とそのときは書きました
ここで言っていた「監視」って何かというと、
「知ること」 そして 「考えること」なんですね

「不断の努力」が大切ってのは、やはり歴史の教えなんですねぇ~


なお
この「知ること」を妨げるのが秘密保護法であることは言う間でもありません(^-^)b
そして、この「不断の努力」をする人のことを「テロと同じ」旨言った方がいることも、言う間でもありません(^-^)b

2014年1月8日水曜日

新春対話企画☆学生限定☆ のお知らせ


 「明日の自由を守る若手弁護士の会」新春企画
 ☆学生限定☆
 憲法・政治・人権…イマドキのイケてる活動って?
 ~よく分かんないことは若手弁護士と考えよう!~

 改めまして…
 明けましておめでとうございます!
 昨年は最後の最後で、特定秘密保護法なんていうヤバすぎ
(な気がする)法律の成立で終わってしまい、あんまりおめで
たくない気分の方も少なくないかと思います。

 この法律これからどうなるの、廃止にできるの?
 安倍政権がしきりに言う「憲法改正」「集団的自衛権」ってナンなの?
 アクション起こすならイケてないとウケないし、
 新しいアクションってどんなのだろう…
 

 ぼんやりと不安を抱く人も、具体的に何かしたくてたまらない人も、
集まれ~~!
「明日の自由を守る若手弁護士の会」の今年の企画第1弾は、
学生さん達の疑問に若手弁護士が答えつつ、
これからの時代の「シミンウンドウ」を一緒に考える、プチゆるい対話イベントです。

 小難しい憲法の話は若手弁護士たちにお任せ!
 よくわからない憲法や法律のことは若手弁護士に直接聞いちゃおう!
 無関心な人に振り向いてもらうには?
 政治への関心を持ってもらうには?
 共感の輪を広げるには?
 皆さんが胸に秘めたアイディアを出し合えば、意外とすぐに形にできるかも
しれません!


 どうぞお気軽にご参加ください!

日時: 2月8日15時~17時

場所: 旬報法律事務所(東京・有楽町駅徒歩3分)
    http://junpo.org/

テーマ: 特定秘密保護法、廃止へのアクションの起こし方
     安倍政権の憲法改正へのシナリオって?(集団的自衛権についての説明も)
     「自分の一票に意味なんかない」を変えてもらうには?
     イケてる市民運動ってどうあるべき?
     
    その他、皆さんの関心事に臨機応変に応えてほどよく真面目に、
    ほどよくゆるーく意見交換できればと思います。

参加費: 無料

参加申し込み: 氏名・大学・学年・学部を明記の上、
       peaceloving.lawyer@gmail.com までメールをお送り下さい。


* 申し込み多数の場合には、先着順です。ご了承下さい。

* 本企画は学生限定企画ですので、学生以外の方の参加はできません。ご了承下さい。

2014年1月2日木曜日

新年のご挨拶


 明けましておめでとうございます!

  (*^ー^)/°・:*【謹賀新年】*:・°\(^ー^*)

 早いもので、私たち「明日の自由を守る若手弁護士の会
(略:あすわか)」が立ち上がって、1年が経ちます。
 自民党の改憲草案が現実化するかもしれない、んなわけ
にはいかない…。そんな危機感を抱く仲間で試行錯誤しな
がら動かしはじめ、それなりにリーフレットも普及して学習会
や寄稿の依頼もコンスタントに来たりしていたものの、まだ
まだ安倍政権の「本気度」を甘く見ていたかもしれません。


 特定秘密保護法案の登場は、多くの方々にとって、自民党
の改憲草案が招く(安倍政権の描く「戦後レジームからの脱却」
後の)世界を具体的にイメージするきっかけになりました。
 自由より秩序、個性より協調、個より国家…その社会に流れ
る価値観は、個人の尊重、民主主義、立憲主義をなによりも
尊ぶ戦後民主主義に生きる私たち若手弁護士には到底受け
入れがたく、同法の成立とそこで見せた政府の強硬な姿勢に
は戦慄を覚えました。 


 しかし落胆しているヒマはありませんし、事実、落胆などして
いません。


 この国を動かすのは私たち主権者国民であること。


 私たち一人ひとりが自由で誇りある人間であり続けるため
には「不断の努力」が必要であること。


 代わりに自由を守ってくれる優しいヒーローや指導者など
いないこと。


 国家や政府にとって、言ってみれば「めんどくさいヤツ」で
いることが、民主主義のサイクルを正常に動かす上で大事な
こと。


 今やっと、多くの方が、これらのことに気づき、声を上げ
はじめたように思います。「自分の一票に力も意味もない」と
考えてしまう傾向があるこの社会においては、ほんとうに画
期的なことですよね!
 


 今年は、予算審議が終われば、集団的自衛権の行使を認め
る「事実上の改憲」が本格的に仕掛けられます(具体的には、
国家安全保障基本法案という法案の提出という形で)。


 改憲手続きを経ずに改憲がなされてしまうなんて、そんな
ことしていいの?と国民が疑問を抱いても、また政府は昨年末
のような強硬な姿勢で押し切ろうとするのでしょうか。
…黙認するのも、立ち上がるのも、国民次第です。
 少なくとも当会はこのような法案には賛成できませんし、
法律家団体として、国民の皆さまにできる限りの発信をして
いくつもりです。考えるには、まず材料(知識)が必要ですから、
法案の内容や憲法についての分かりやすい解説を、昨年にも
増してさまざまなツールを通して、お伝えしていければと思って
います。


 それでは今年も当会をよろしくお願いいたします。
 共にがんばりましょうっ☆