2015年6月30日火曜日

政府のリクツが二転三転(@_@) 集団的自衛権やっぱ要らないんじゃないの?


 機雷。
 海底に沈んでいたりぷかぷか浮いていたりする地雷みたいなものです。
 海に設置されると、どこの国の船がそれにあたって爆破されてしまうか
予想できないので、とてもキケンなわけです。
 「機雷除去」というのは、これまた地雷の撤去と同じようなもので、
例えば海底と機雷をつなぐワイヤーをチョキっと切ったり、浮いてる
機雷を射撃して爆発させたりすることです。

 

 さて、ホルムズ海峡に機雷がまかれた時、これを日本の自衛隊が
除去することは、法的には個別的自衛権なのでしょうか、集団的
自衛権なのでしょうか?


 機雷は、不特定多数の国への攻撃を目的としてまかれるのが
常識(だって海にまくんだもの)なので、「A国が日本を名指しして
機雷をまいたから除去してやるぞ」という個別的自衛権みたいな
場面は想定できません。


 そこで政府は、「そんな時こそ集団的自衛権の行使なのです」と
言って、機雷除去を集団的自衛権行使の代表例として挙げてきました。


 安倍首相は、それこそ何度も、ホルムズ海峡での機雷掃海について、
「各国が協力しているのに我が国ができなくて良いのか」と意欲を示して、
「個別的自衛権では対処できないことは今までの議論の積み重ねで
明々白々だ」「(武力行使の新3要件にあてはまる)相当の経済危機が
発生したといえる。誰かが除去しないと危険はなくならない」と掃海の
ために集団的自衛権行使が認められると説明してきました。


 それなのに、
 ここへきて、内閣法制局長官(←政府の法律顧問のような存在)が、
「個別的自衛権の発動によって機雷を処理することはありうる」と答弁したのです。


(安全保障法制)集団的自衛権の例、機雷除去「個別的自衛権でも可能」
 法制局長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150627-00000012-asahik-soci


 …( ̄□ ̄;)!?
 ちゃぶ台をひっくり返したような…


 法制局長官は、「我が国に対する武力攻撃の意図があるなら、
我が国に対する武力攻撃そのものになりうる」から、個別的自衛権
の行使も可能、と説明します。


 たしかにそう考えればそうですね。でも、最初に書いたように、
日本の船だけを狙って機雷をまくことなんて現実的でないから、
そういう説明はできないのです。
 だからこそ、集団的自衛権の行使という形でしか機雷除去はできない。
じゃあ憲法解釈を変えちゃえ、と。
こういう話の筋だったわけです。


 なにそれ、じゃあ、どっちなの?
 個別的自衛権で対応できるなら、集団的自衛権行使なんて必要
ないじゃないの。
 と、混乱する方は少なくないはずです。


 というより、政府の頭の中が、すでに混乱しているとしかいいようが
ありません。
 安倍政権がこれまで「いかに集団的自衛権行使を認める必要が
あるか」の代表例として出してきたケースについて、顧問弁護士の
ような立場の法制局長官が「それは個別的自衛権で対処できる」
だなんて…(@_@)。。。


 ちなみに、機雷除去について「お掃除」のようなイメージを持って
はいけないのです。戦艦を走らせて敵の武器を奪う行為ですから、
れっきとした武力行使です。機雷をまいた国にとっては、除去した
国は敵国です。

 集団的自衛権を行使して機雷を除去する。これはもう、参戦です。
 やっぱり、どこからどう見ても、憲法違反の行為なのです。


 歴代の法制局長官たちも、次々と国会に参考人として招かれて
「(安保関連法案は)憲法違反だ」と発言しています。
 この法案を推し進めている政府与党には、よってたつリクツが
無いことが日々暴露されてきて、さらにここにきて、政府の頭の中も
もう全然整理がついていないことも暴露されました。
 こんなめちゃくちゃな法案を通して、戦争にと次々に首を突っ込む
国にしたくはありませんし、こんなめちゃくちゃな法案を生み出した
政府に、政治をまかせておくわけにはいきませんね。やっぱり。
  

2015年6月29日月曜日

7月12日 憲法カフェ@大阪市西成区のお知らせ☆


 フットワーク軽やかな小谷成美弁護士が、西成は釜ヶ崎で
憲法カフェを開きます☆
 憲法は、「人が誇りを持った個人として生きていく権利」を
宣言して(権力に対して突きつけて)います。
 人として自分らしい「生」を歩むことについて、深く考える
ひとときになりそうです。
以下、主催者さまからの告知文を貼り付けます☆


*・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.

<憲法カフェ in 釜ヶ崎>

  しんぶんやテレビで注目の「憲法カフェ」が釜ヶ崎にやってきますよ。
 「人として生きる権利」を中心に憲法について、クイズや紙芝居を
やりながら楽しく教えてもらいます。
 歌あり、コミュニュケーション麻雀ありのたのしい時間をいっしょに過ごしましょう☆

日時:7月12日(日)13:00~17:00

講師: 小谷成美弁護士(明日の自由を守る若手弁護士の会)

場所: 喫茶EARTH(アース)
    もより駅 JR新今宮駅 東口
      地下鉄 動物園前駅4番出口
      阪堺 新今宮駅前
   (大阪府大阪市西成区太子1-3-26)

参加費: 無料(飲み物、お菓子あり)
     お気持ちでカンパも歓迎です。

主催: 「憲法カフェin釜ヶ崎」実行委員会

共催: 釜凹バンド・泉州☆精神障害者倶楽部「青い鳥」・
   NP0法人ARCO(就労継続支援A型施設)
   医保考(医療保護入院制度を考える会)

なかま募集中!!
一緒に取り組んでみたいと思う団体・個人の方ご連絡ください。
連絡先: 090-8576-0196医保考(いほかん)内海まで



2015年6月28日日曜日

ふるえる

若手弁護士の会が言うのもなんですが、
若い人が頑張ってるの、かっこいいですよね。

SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)さん
http://www.sealds.com/

連続で2500人とか集めているんですってね。
2回とも全部同じ人ってことはないでしょうから、
延べ人数ならもっと多くの方が来てるんでしょうね。

中心になっていた方は記者会見もしていましたね


これに刺激を受けて
北海道でも若い人が企画実行したアピール、ご存じですか?
昨日、ニュース23が特集するって言ってたけど無くなっちゃったこれです

https://www.facebook.com/pages/%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%A6%E3%81%B5%E3%82%8B%E3%81%88%E3%82%8B626%E8%A1%8C%E5%8B%95/922618164463050?ref=ts&fref=ts

700~1000名集まったらしいですね。
http://www.semtwitter.appspot.com/No_War_Furueru

かっこいいですね、鳥肌たつってゆーか、ふるえちゃいますね


そういえば、
こういうデモとかアピールとか集会とかも
本質的にはテロと変わらない(by 石破さん 14年11月29日)
って言われちゃうんでしょうかね?
そしたら、日本中テロだらけじゃん (+o+)


さて
憲法学者さんが違憲だって言ってて
国際NGOの方々が迷惑だって言ってて
弁護士も違憲だって言ってて
新聞でも違憲だって言ってて
(世論調査に答えた)国民が反対だって言ってて
(世論調査じゃ対象にならないような)若者が反対だって言ってる


こんな状況でも法律を作りたい場合
理解を得るためには
そ~と~~~な説明が必要でしょうね。

さて
肝心の与党のみなさま
テレビで存分にご説明していただけるのかと思った、朝まで生テレビ
自民党さんも公明党さんも
出席いただけなかったようですね

(。´・ω・)?

あれ?

安倍さんは、「十分な審議時間を取って、徹底的に議論をしていきたい」
山口さんも、「理解が進むよう取り組む」って言ってたよね?
記憶違いかなぁ。


自民党改憲草案には
国は、国政上の行為につき国民に説明する責務を負う(21条の2)
って書いてあるんだけどなぁ

やっぱり
与党の方には、たとえ自分の好きに作った内容でも
憲法は守らなくてもいいものなのかな???
だったら、何のための憲法なの??
もしかして、国民を縛るためのもの?

そんなまさかねぇ~、まさかねぇ~。

ぶるぶる、怖くてふるえる

2015年6月27日土曜日

【自由な報道を求めます】

昨日も速報としてお届けしましたが、25日、百田尚樹氏が、自民党の「文化芸術懇話会」で、「マスコミを懲らしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団連に働きかけてほしい」などと述べました。

また、長尾敬議員(大阪)が「沖縄の2大メディア対策は如何に?」と百田氏に聞いて、百田氏は「沖縄の二つの新聞は潰さないといけない」と語ったそうです。

 多数の自民党幹部が陳謝した後も、長尾議員はTwitterで自慢げに語っていますし、百田氏もTwitterで「ギャグで言った言葉を切り取られた。しかも部屋の外から盗み聞き!卑劣!」「冗談で言ったもの」と言っていて、ことの重大性を全く理解していません。

これはもう露骨に気に入らないマスコミに圧力をかける意図があるとしか考えられません。いくら否定しても、信用できません。

 自民党が経団連にお願いして不都合なメディアから広告料を引き上げさせようと言うのであれば、むしろこのような発言をしてはばからない自民党に対して団結して政治献金をやめるべきです。

そして、こんな人が表現者であることに驚愕します。
 自分の言論だけは権力者側だから自由にできるが、気に入らないものは発表させないということでしょうか。

また、こんな人が、不偏不党であるべき公共放送NHKの経営委員だったことに恐怖します。
権力者に不都合なことは放送しないということなんですかね。

そういえば、例えば、実質的に憲法を骨抜きにしてしまうような法律が議論されている委員会を中継しないで「趣味の園芸」を放送したり、2万5000人のデモが報道されてなかったり、与党の幹事長の街頭演説に対するヤジが聞こえなかったりしていますよね。
そういうことなんだなと思ってしまいますよね。

2015年の報道の自由度ランキングでは、日本は過去最低を更新して61位になってしまいましたが、こんな状況では当然なのかなと思ってしまいます。

 「これでわかった!超訳特定秘密保護法」の冒頭部分では、報道の自由度を59位と紹介していましたが、これでは改訂しなければいけないじゃありませんか!

 G7の中では最下位、先進国と言われるOECD加盟国34か国の中でも下から7番目という低さです。途上国で日本よりも順位が高い国が26か国もあるということです。

 百田氏の言うように権力が言論を封殺するようなことをしていると、来年はもっと下がってしまうことでしょう。

表現の自由の定められた日本国憲法の下では、言論には言論で対抗すべきですし、権力には言論で対抗することができるのです。
そして、権力者は、その批判を受けるべきです。そうでなければ、ただの独裁です。

しかし、こうした権力による言論封殺は、批判的な言論を出せないようにするということですから、憲法の定める表現の自由に真っ向から反するものです。
 
首相が、報道の自由は重要だと言っていたようですが、特定秘密保護法を作っておいて、選挙期間中に「公正な報道」という言い方で批判的な報道をさせないように圧力をかけておいて何を言ってるんでしょうか。言ってることとやってることが違いすぎます。

自由で多様な表現がある中で、私たちはより優れた表現を選び取って、誰に投票しようかということを考えたり、笑ったり、泣いたり、悩んだりして人生を豊かにしたりするわけです。
 自民党の推奨する報道や小説だけが素晴らしいなんてことはないんです。
 大概、お役所推奨の映画ってつまらない物なんです。

表現が自由な国ほど、私たちの民主主義は強いものとなり、私たちの精神は豊かなものとなるはずです。
 私たちは、自由な報道を求めます。

2015年6月26日金曜日

自民党がメディア規制を本気で考え始めています。顔がこわばっちゃうね。


 報道によると、25日、安倍晋三首相に近い若手議員が立ち上げた
勉強会「文化芸術懇話会」が開かれました。

「経団連に働きかけ、マスコミ懲らしめを」 自民勉強会
http://www.asahi.com/sp/articles/ASH6T5W6FH6TUTFK00X.html
安保法案で報道批判続出 自民改憲派の勉強会
http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015062501001696.html


 出席議員からは、
「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が
経団連に働き掛けてほしい」「悪影響を与えている番組を発表し、
そのスポンサーを列挙すればいい」
 などと、広告を出す企業やテレビ番組のスポンサーに働きかけて、
メディア規制をすべきだとの声が上がったそうです。

 講師として招かれた首相と親しい作家の百田尚樹氏は、政府に
批判的だと名指しされた沖縄の地元紙(2紙)について、
「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけない
ことだが、沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」
と主張したとのこと。


 …顔がこわばるといいますか、怒りを通り越して、これは夢だ
ろうかと思ってしまいます。


 権力が、メディアをコントロールしよう、と。
 権力に都合の悪いことを書くメディアを「つぶさないといけない」と。
 こんなにまで、あからさまに動き出しているのです。


 自由に情報が飛び交うという前提で、自由な議論をし、自由な発信
をする。それが民主主義国家が民主主義国家たりえる条件です。


 私たち国民が政治をしっかり考えるためには、毎日国会に通って
すべての議事を膨張するわけにはいきませんから、新聞や雑誌を
読んだり、TVを観ることで情報をつかむしかありません。

 だからこそメディアは、国民の目として耳として、しっかり権力を
監視して、権力が間違った方向に進んでいるようであれば、しっかり
批判する記事を書く使命があります。
それは民主主義国家におけるメディアの最大の使命です。


 そのメディアが、権力に都合の悪い記事を書くからという理由で
規制されたら、もはや私たちは、権力に都合のいい「政府のやって
ることは全て正しいんだよすばらしいんだよ」という報道しか読め
なくなってしまいます。
 本当は何が正しいのか、何が間違っているのか、考える機会
すら奪われる、そこに「国民が主人公」の社会はありません。
国民主権は名ばかりの、専制国家が、すぐにできあがります。
 

 だからこそ、表現の自由が日本国憲法21条に書かれて、権力
に向けて宣言されているわけです。

 
 昨日開かれた、この勉強会(に参加された講師と議員さんたち)
には、その理解がないばかりか、民意に対する敵意、「自由な
議論」に対する敵意を、まざまざと感じます。

 また、主権者が国民であること、その国民に奉仕するために
選ばれた身分である自覚も感じられません。
 

 ハッキリ言ってしまえば、傲慢、以外の何物でもないかと思います。


 このような勉強会が開かれ、あからさまな発言があるのは、
裏を返せば、それだけ国民がナメられている、ということでは
ないでしょうか。
そういうこと言っちゃっても人気は落ちないしー、と思っているから、
言えるのですよね。

 国民を愚弄するのも、たいがいにしてほしいと思います。

 表現の自由(報道の自由)を軽視して民意を敵視する権力が、
自由で豊かな社会を作れるはずは、ありません。

2015年6月25日木曜日

"不断の努力"オススメメニュー<2015夏バージョン>



 さてさて会期が延長されちゃいました。
 政府以外の誰も彼もが「憲法違反だよ」とバッサリ斬って、
包囲している状態なので、
「いけいけどんどんで成立させちゃおうぜー」、という政府の
思惑は、もろくも崩れ去りました。
 でも、今度は「95日議論したってことでハイ可決~」、という
計画で攻めてくるわけなので、まったく気は抜けません。
 私たちの国の行方は私たちが決めるし、私たちの憲法を
勝手に壊すのはNGでしょ、と声を上げ続けましょう。


 え、声…
 声をあげるって…叫べばいいの?ベランダで?


 たしかに!
 さて、どうしましょう。
 

「このままじゃいけない!」「今の政治なんかおかしい!」
  でも、
 「具体的に何をしたらいいんだろう…」
 「わざわざデモとかにいく余裕は無いし…」...

   そういう悩みをかかえてらっしゃる方、少なくないと思います。
  今まで政治的なアクションなんて起こしたことないから何したら
いいのか分かんないよー、っていう声、私たちも学習会などで
たくさん聞きます。
  そこで。

  私たちあすわかは、立憲主義と民主主義という国家の土台を
破壊する今の政治には、どうしても賛成することはできません。
ですので、特定秘密保護法にも解釈改憲にも反対しています。
この思いを政治に反映させるためにはどうしたらいいのか、
来年の参議院議員選までの道のりを考えてみましょう。

 ① ある意見(「解釈改憲NO」とか「集団的自衛権NO」とか)を
実現するためには、やっぱり議会(国会)で多数派にならなきゃ
いけません。

 ② で、当たり前だけれど、議会(国会)で多数派になるためには、
その意見に賛成する候補が数多く当選することが必要です。

 ③ その意見に賛成する候補が数多く当選するには、多くの有権者
にとって、「解釈改憲NO」「集団的自衛権NO」が投票の決め手に
なる必要があります。

 ④ また、多くの有権者が「この候補者は解釈改憲・特定秘密
保護法についてどう考えているんだろう」と投票の決め手にして
いるということを候補者たち自身が認識する必要があります。

 だ・か・ら、
 ⑤ 多く有権者にとって、「解釈改憲NO」「集団的自衛権NO」が
投票の決め手になるためには、「解釈改憲」「特定秘密保護法」と
いう重大な問題があることと、「解釈改憲NO」「集団的自衛権NO」
という意見の重要性を知る必要があります。


 そのために、1人ひとりは何をできるのか…
 例えば、すごく地道なアクションとして、こんなことはいかがでしょうか。


 <学習会関係>

 ●まずは学習会を企画して(あるいはすでに企画されているものに)
お友だちを誘う(あるいはそういう企画があることを伝える)
 ●自分の関わっているサークルなどで、学習会をできないか働きかける
 ●高校の文化祭、大学祭などで憲法テーマとして何か企画できないか、
 知り合いの先生、学生に働きかける

●Twitter・Facebookでも、無難な記事にまぜて、記事をシェアして、
 知り合いに関心をさりげなくアピールする。
 ●学習会をやったあとに必ず報告を拡散する


<報道関係>
●雑誌などに、とりあげてほしいテーマとして憲法、集団的自衛権、
 秘密保護法などを熱くリクエストする。  
  ファッション誌、生活情報誌などさりげない雑誌がいいと思う

 ●テレビ番組、新聞社などに、視聴者、読者の声として、憲法、
 集団的自衛権、秘密保護法などに危機感を持ってることを伝えて
 そういう観点での番組づくりを熱くリクエストする
 ●関心がありそうな芸能人・著名人に、Twitterなどで、そういうの
 発信してとアピールする。ちらっと発信したら絶賛応援する
 ●あすわかのリーフを置いてくれる飲食店、自然食料品店、病院、
 教会、お寺、塾、幼稚園保育園など相談してみる
 ●文房具売り場の試し書用の紙に、当該意見を記載する
 ●電車や地下鉄など多数人の集まる場面で、当該意見の話をする
 ・あすわかリーフレットを他者から見えるように広げて読む
 ●「これでわかった 超訳 特定秘密保護法」は置いてあるかと
 本屋にまめに問い合わせる


 <直接拡散>

●学校の個人面談などの際に先生に話してみる
●タクシー運転手、保険外交員、新聞勧誘の方、ヤクルトレディ
 などにこちらから情報を話す。


 いかがでしょう?
  1つだけでも、とっても大きな意味があります☆
  どれか1つでも、「これならできるかも!」というものがあったら、
 ぜひ実行してみてください。


*アンポンタンマンガで人気大爆発中の田中淳哉弁護士が、
ブログでめっちゃ面白い"不断の努力"メニューをすすめてくれて
います。すでに大拡散中ですが、どうぞこちらもお読み下さい☆ 
 http://j-c-law.com/anpohouseihaian/
 「安保法制を廃案にするためにできること」

2015年6月23日火曜日

6月28日 憲法カフェ@神戸市灘区 のお知らせ☆



 国会の会期が95日も延長されました。

 どーしてもどーしても、安保関連法案を成立させたいから
延長するのだそうですが、ただ「時間をかけた」というアリ
バイ作りが目的ではないのかと思ってしまいます。
 これまでの審議では、首相はじめ政府は、国会での質問に
全く正面から向き合おうとせず、追及もはぐらかし続け、
あげくヤジまで飛ばすような不誠実な姿勢で貫きました。
それを改める気配もないのですから、たとえ95日延長した
ところで、誠実な議論がなされるとは期待できません…。 

 はじめから憲法違反の許されない法案ですし、党首討論
と質疑、そして参考人たちの発言によって、どんどん追い
詰められています。
 延長どころか、むしろ話し合う余地などありませんよね?
 でも延長しちゃったもんね、というのであれば、あすわか
としては、じわじわ追い詰めるのみです(キリッ


 さてさて、大阪エリアの皆さま~。
 小谷弁護士の憲法カフェのお知らせです☆

☆彡.。.:*・☆彡.。.:*・☆彡.。.:*・☆彡.。.:*・☆彡.。.:*・☆

クイズや紙芝居をやりながら、楽しく学んじゃいましょ~。
今回は、特に「憲法ビギナー」向けのお話です。

日時: 6月28日 13:30~16:00

場所: Cafe P/S
  http://www.cafe-ps.com/

参加費: 500円(どなたでも参加できます!)

プレゼンター: 小谷 成美さん
  (明日の自由を守る若手弁護士の会)

連絡先: kotani@room.ocn.ne.jp
   または 090-1244-3405

☆ 託児はありませんが、子連れで遠慮無くおいで下さい。

☆ 商店街・市場で購入した食料品は持ち込み可。
  有機栽培のおいしいコーヒーや紅茶、本格的な
  エスプレッソマシンで入れるカフェラテや、ビールや
 カクテル等とともに、近辺のお店の食べ物をぜひお楽しみ下さい。

2015年6月22日月曜日

knife *acoustic groove*代官山 あすわかコラボ第2弾発表!なんとデニム☆


 先日、大好評だった
ジュエリーブランド knife *acoustic groove*代官山さんの
おしゃれ9条Tシャツ企画。

 多くのリクエストにお答えして、な、なんとっ、第2弾が始まりました!

 「article 9(憲法第9条/英文)」
   と
 「war is not healthy(戦争は不健康)」
  の、トートバッグとVネックカットソー。
 このデニム&デニムカラーラインの期間限定受注が、
 本日(6/22)からスタートです。
 なんと今回は、お子様サイズまでもご用意!
 加えて全てが、デザイナーの中野貴さんとの古い友人である
芸術家・MireyHIROKI / ミレイヒロキさんとのコラボレーションで
お届けされる、という目が飛び出そうなイッピン。
 中野さんいわく
 「彼らの描く一輪の花には、目には見えない「愛の力」があります。
是非、平和の花を沢山咲かせて下さい。」
 MireyHIROKIさん作「一輪の花」のリング、ペンダントヘッドの
期間限定受注も同時開催中です。

 これらジュエリーの売上も含め売上の5%が、今回も、
あすわかの憲法カフェに引き続き寄付されます。
本当にありがたく存じます。
 
 写真のとおり、とってもとってもおしゃれでステキな作品ばかり。
日常的に着こなすのは勿論のこと、真夏のデモに着ていけば
カッコイイこと間違いなしっ☆

 是非ぜひお買い求め下さい(^^)/!


knife *acoustic groove*
代官山 WEBストア http://k-a-g.shop-pro.jp





2015年6月21日日曜日

太田啓子弁護士のテレビ生出演&憲法カフェのお知らせ☆


<6月24日 太田弁護士がTV生出演♪>

 6月24日15時頃~ 
 TBS-CS「ニュースバード」

 あすわかメンバーの太田啓子弁護士が生出演です!
 (当日夜9時から再放送あり)

 地上波ではありませんが、スカパー!を見られる方や、
ケーブルテレビ契約をしている方も局によっては見られます。
 詳しい視聴方法はこちら http://www.tbs.co.jp/newsbird/howtoview/view.html


 最近横浜市内の日本料理店のお座敷で開催された、
子連れママたち20人超の憲法カフェの様子や参加者

インタビューなども流れる予定です。
 太田弁護士は、憲法カフェでどんなことを話しているのか、
参加者の方はどんな思いで参加されているのか、最近参加
者が増えている体感があること(わざわざ仕事を半休にして
まで参加するという方もいらっしゃるそうです)、毎日目が離
せない、安保法制について、子育てに家事に仕事に忙しい
ママたちがどんなことを感じているか…
などなど40分ほど、熱く語る予定ですので、ぜひぜひご覧
くださいね☆


<7月6日 太田弁護士の憲法カフェ♪>

「ママにもわかりやすい憲法のお話会 憲法カフェin舞岡」


日時: 7月6日(月)
  10時~受付開始
  10:30~12:30 お話会(お話会のみの参加も可)
  12:30~12:45 休憩
  12:45~14:00 講師(太田啓子弁護士)を囲んでの懇談会

 ※ おにぎり、お弁当等お昼をご持参頂けますが、最寄り駅
 周辺にはコンビニ等ありませんのでご注意下さい。

場所: 横浜市戸塚区舞岡地区センター 2階和室
  横浜市営地下鉄ブルーライン舞岡駅下車徒歩4分
 ※ 駐車場はあります(24台)がなるべく公共の交通機関をご利用下さい。

講師: 太田啓子弁護士(明日の自由を守る若手弁護士の会)

参加費: 800円(資料代込、お茶・お菓子付)

お問い合わせ・参加申込: 「子どもたちの未来を考えるママの会@横浜」まで(予約制)
       mail: sofia8787@excite.co.jp


2015年6月20日土曜日

現代日本は平和の象徴

学者さんに続いて
元内閣法制局長官の方々も
安保関連法案が憲法違反だ
って明確に述べてるようですね。

まぁ、
元内閣法制局長官の方々が
これまで国会で答弁されていたことを繰り返し言っているだけですので、当然っちゃ当然ですよね

自分たちが、何年もの間(時には屁理屈との指摘も受けながら・笑)守ってきた論理
集団的自衛権はダメ
ってのを、まともな理由もなしにひっくり返されたら
私たちの何十年を否定するのか!?
って思いますもんね。


明確といえば、
見ました?
フジTV系でやっていましたテルマエロマエ

「俺はもう闘いたくない」
「戦なんてくだらないだろ」

明確でしたね。

さらに
「テルマエは平和の象徴なのだ」
「テルマエが戦争を止めた」
で、このテルマエは、現代日本をモデルに作られた

う~ん、明確だ。

これをこの時期にやるって、TV局も頑張りましたね。

そういえば、
以前、あすわかで、平和な世界をつくるために何をしたらよいか、って意見を募ったことがあるんですが、
その中には
世界のトップはみな一緒に風呂に入る
というのがありました(笑)

2015年6月19日金曜日

砂川判決はすがれる藁ではない。でもすがっちゃう政府はもう支離滅裂…の図



<キホンの整理>

 ジメジメして不快指数が高まっている季節。
政治もなんかごちゃごちゃして、脳内不快指数が高まっていくので、
一度、キホンを整理しましょう(整理できていれば読み飛ばしましょう)。

 憲法9条は戦争を放棄して、戦力の不保持を宣言しています。
 でも国民の命を預かる国家として、外国が侵略してきたときには、

いくらなんでも反撃はしていいはず。
 だから、憲法9条も(個別的)自衛権は認めています。
 でもそれだけです。
 同盟国の戦争に参加すること(集団的自衛権)など、到底許されません。

 これが、これまでの政府解釈でした。
 
 ですがこれを安倍政権は突然壊しました。
 かなり、めちゃくちゃに壊しました。


 これからは「憲法9条は、同盟国の戦争への参戦(集団的自衛権)を、
許している。」と考えることにしますっ!
 …と、宣言したのです。


 
 いやいやいやいや…戦争放棄してる条文が、なぜ戦争を
許すんだい(-_-;)。
 許されるわけないだろう。許されるわけがない、って政府
自身が言ってきたくせに。
 と、当然批判沸騰、です。


 ですが、安倍政権はそういう批判は何処吹く風。
なんと、国民に特に何も説明せずに海を渡ってアメリカまで行き、
「日本はこれから集団的自衛権行使できる国になりますんで」と、
約束してきました。
 (おおおおぅい、ユーはどこの国のプライムミニスターなんだミスターアベ…)

 そして日本の国会で、国民に丁寧に説明どころか。
 誠実な議論どころか。  
 質問を無視。そしてヤジで妨害。
 9割以上の学者が声を揃えて「憲法違反だ」と批判しても、無視。
 

 理屈も理論もない政府には、もう頼れるものがない。
だから無視という戦法しかない…というのは、考えてみれば素直な
発想かもしれません。


<砂川事件は、すがれる藁なのかしら?>

 そして,ここへ来て砂川事件の最高裁判決です。
 安倍首相や高村副総裁、つまり政府与党は、砂川事件の最高裁
判決を引っ張り出して、「最高裁の判決法理によると、憲法上、集団
的自衛権は認められてるんだよっ!」と壊れたレコードみたいに繰り
返しています。
 

 でも、それ、全然違う。
 まるで見当違いであることは、すでにお話しました。
 http://www.asuno-jiyuu.com/2015/06/blog-post_11.html
(一部引用)
 そもそも砂川事件最高裁判決は、在日アメリカ軍の駐留が
憲法に反するかどうかを判断したものです。
 日本がどのような戦力(具体的には自衛隊ですね)を持って

いいか、どのような武力行使をしてもいいかということについ
て判断したものではありません。
 さらに、最高裁判決は、9条2項が「いわゆる自衛のための

戦力の保持をも禁じたものであるか否かは別として」、在日
米軍は憲法9条2項で保持を禁止されている戦力ではない、
と言っています。
 この「別として」という部分からも、この判決が、日本がどの

ような戦力を持っていいか、そして「集団的自衛権の行使」、
つまり日本が攻撃されていないときに日本が武力行使をしても
いいか、という場面について何も言っていないことがわかります。
 この最高裁判決から「必要最小限の集団的自衛権は認めて

いるんだ」と解釈することは、明らかに無理があるんです。(引用終わり)
  

 学者は勿論、元判事も、元内閣法制局長官も、かつて砂川事件をたたかった
弁護士達も、新聞社説も、「いや、砂川事件判決は根拠になら
ないでしょう」といいます。

 とっくのとうに論破されているのに、聞こえていないふりをして
いるのか、本当に理解できていないのか(どっちにしろ悲劇ですが)、
政府はひたすら「砂川事件判決が根拠だ」と言い続けています。


 でも、さらに支離滅裂なのは、中谷防衛大臣は、「砂川事件判決
は根拠ではない」と答弁なさったのです。
http://mainichi.jp/select/news/20150616k0000m010093000c.html
 いわく
「(根拠は)あくまでも72年の政府見解の基本的論理だ。砂川判決
を直接の根拠としているわけではないが、砂川判決はこの基本的
な論理と軌を一にするものだ」。

 !Σ( ̄口 ̄;;
 圧倒的に議論で負けている政府の中で、首相と防衛大臣が
まるで正反対のことを言っている。
 ご自分達が、自身の発言の意味を理解できていない。
 これが遠い外国の話なら、まだ笑って済む話かもしれませんが、
私たちの住む国のリーダー達の話なのですから、背筋が凍ります。


 早稲田大学の長谷部恭男教授は、砂川判決を持ち出す政府を
「藁にもすがる思いで持ち出したのかもしれないが、しょせん藁だ。」
とおっしゃいました。
 座布団を差し上げたくなりました。

 論理・理屈でものを考える人達に政治を託したい。
 そんなことも叶わないこの国に未来はあるのでしょうか。
 
 




<資料>
●高村副総裁
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/article/175497
 自民党の高村正彦副総裁は14日のNHK番組で、集団的
自衛権行使を可能にする安全保障関連法案について、
1959年の最高裁砂川事件判決を根拠に「今の憲法で許される」
と合憲性を強調した。


●安倍首相
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015060902000112.html
 首相は法案が合憲との根拠について一九五九年の最高裁
による砂川事件判決を挙げ「わが国の存立を全うするために
自衛の措置を取りうることは国家権能として当然のこと」と指摘。
その上で今回の集団的自衛権の行使容認に関し「他国の防衛
を目的とするのでなく、最高裁判決に沿ったものであるのは
明白」と述べた。


●砂川事件弁護団
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015061302000133.html
 砂川事件判決が、集団的自衛権の根拠になどならないことを改めて
声明で発表(眼科に行け、とのこと)

2015年6月17日水曜日

knife*acoustic groove*さんとのコラボTシャツキャンペーンのご報告


 先月、ジュエリーブランドのknife*acoustic groove*代官山さん
による
 「war is not healthy(戦争は不健康)」「article 9(憲法第9条/英文)」
の、トートバッグとVネックカットソーとあすわかのコラボ、
大人気のうちにお申込期間が過ぎ、今日あたりからご注文者さま
に商品が届いているかと思います。

 そこで、結果発表いたします!!

 このコラボ、116人のご注文者さまに参加して頂き、
 計165の商品ご注文を頂きました。
 総売り上げは94万円!

 ここから5%、すなわち47,000円を、あすわかに寄付頂ける
こととなりました。
 やったあ~!!!o(^^o) (o^^o) (o^^)o

 みなさま、あたたかいご支援を本当にありがとうございました!

 おしゃれしながら、平和への愛、平和への情熱を表現できるって、
すごく素敵だし大事なことですよね。訴える自分自身が楽しみながら
笑顔でアクションに取り組まなければ、ゼッタイに周りには伝わりま
せん。
 いただいたカンパは、あすわかの今後のあすわからしい活動
のために、大切に使わせて頂きます<(_ _)>


 そして…コラボ第二弾もまもなくっ!
 (予告編)
 あまりの大盛況から、みなさまから頂いたリクエストを反映させた
次回作がまもなく発表される見込みです。デザイナーの中野さん
によると…ふむふむ、「アイテムはデニム。デニムに白いロープを
取り付けたトートバッグ、デニムブルーのVネックTシャツ。双方、
文字プリントは白。追加として、子供用Tシャツも。その場合、
100cm、120cm、140cmの設定で。(未確定)」

 おおおおおぉっ、
 今流行のデニムが登場かも!?しかも子ども用にも(*≧∇≦)p

 テンション上げて、発表をお待ちください☆

2015年6月16日火曜日

6月21日 憲法カフェ@横浜あざみ野 のお知らせ☆



 憲法審査会に呼んだすべての憲法学者から「憲法違反だ」と
断じられても無視したことに関連して、憲法学者はじめとする
研究者たちから次々に猛然と批判の声があがっています。 

安倍政権は「独裁の始まり」=小林、長谷部氏が痛烈批判
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150615-00000117-jij-pol

<安保関連法案>「反対する学者の会」が廃案求める声明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150615-00000098-mai-pol

報道ステーション 
憲法学者に聞いた~安保法制に関するアンケート調査の最終結果
http://www.tv-asahi.co.jp/hst/info/enquete/


 今まで憲法学者が現実の政治についてコメントすることなど、
ほとんどありませんでした。学者が現実の政治から距離を置く
ことが、なぜか「是」とされるような空気がありました(今でもある
のかもしれません)。
 真理の追究と人類の発展のために学問がある、のであれば、
知の先端を行く研究者こそしっかり現実と向き合って行動して
市民にたくさん知恵を渡していってほしい、と思います。
 

 そして今回、しっかりアクションを起こして下さっている研究者
の方々に、心から敬意を表します。
 学問と知性を軽んじる国に未来はない、という危機感が募って
いる結果、ともいえましょう。


 叡智をかき集めて考えに考えた結果、どう考えても安保関連
法案は憲法に違反している。
 そういうことです。

 この理屈をひっくり返す理論は、どこにもありません。
 砂川判決だ砂川判決だ、と政府&与党は繰り返しますが、
砂川判決がまったく根拠にならないことも、すでに証明済み。
ウソも100回言えば誰か信じてくれる…と思っているのでしょうか。

 安保関連法案を成立させるか阻止するか、のたたかいは、
 知性と反知性のたたかい、です。
 皆さまは、どう思いますか?
 理性と知性で政治をおさめる国に生きていきたいですか。
それとも思い込みと暴力で政治をおさめる国に変えたいですか?


 さて、前置きが長くなりましたが、週末はあざみ野で憲法カフェ
が開催されます☆
講師は当会会員の櫻井みぎわ弁護士です!
お誘い合わせの上、お気軽に参加ください(^^)/


*・。*゜・。・o゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。*゜・。・o*゜・。
 

シリーズ『戦後70年 未来は私たちで決めたい!』
「憲法カフェ ~いま話題の安保法制関連法案を知ろう」                       

日時: 2015年6月21日(日)
    14:00~16:00


会場: スペースナナ
   (横浜市青葉区あざみ野1-21-11 Tel:045-482-6717)
   http://spacenana.com/

講師: 櫻井みぎわ弁護士
  (明日の自由を守る若手弁護士の会
    横浜弁護士会憲法問題対策本部事務局長)

参加費: 1,000円
    学生・経済的に困難な方 500円
    (お茶&スイーツ付き)

定員: 25人(要予約、先着順)

主催: NPO法人スペースナナ   
共催: ヒミツCafe

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
関連サイト
ブログ
http://spacenana.com/blog/

フェイスブック
https://www.facebook.com/spacenana.azamino


2015年6月15日月曜日

【マグナカルタ】

皆さん、今日が何の日かご存知ですか?

実は、800年前の今日、イギリスで、マグナカルタという憲法の祖先ができた日なのです。

日本では鎌倉時代、ヨーロッパでは十字軍がイスラムを攻撃していた時代です。
この時代のイギリスに、ジョンというイケてない王様がいて、諸侯に勝手に税金を課して、フランスと戦争を繰り返し、負けて、ノルマンディーを失い、また戦争をしようとしていたので、「も~ついて行けんわ」という諸侯がジョンに反旗を翻したのです。
ロビンフッドも、このジョンに抵抗して、活躍していたんですね。

そして、諸侯に迫られて、ジョンが「もう勝手なことはしません」という書類にサインをさせられたのが、1215年6月15日のことでした。
マグナカルタの中では、国王の徴税権の制限、不当な逮捕の禁止、議会の招集、都市や教会の自由、商業活動の自由などが定められ、「国王も法の下にある」という原則が定められたのです。
その後、マグナカルタを否定する王様や教皇が出てきたりして、すったもんだの末、いろいろ修正されて1225年にようやく公布されました。
その後も、無視されたり、一時期、忘れ去られたりするなどの紆余曲折はありましたが、清教徒革命のときに再び脚光を浴びました。
このマグナカルタの一部は、今でもイギリスの憲法の一部として効力をもっています(イギリスには明文の「憲法典」というものがありませんが、憲法として扱われています。)。

権力は濫用されがちなもので、それを法で縛らなければならないという考え方が、800年も前からあったんですね。
そして、戦争のために税金を掛けようとしたのを、諸侯が反対して止めたんだということも驚きです。

そして、今、当たり前のように存在する立憲主義、民主主義、自由や権利って、本当に長い歴史の中で、昔の人たちが苦しい思いをして勝ち取ってきたものなんだということが分かりますよね。
先人たちの苦労を思えば、ちょっと与党が横暴だからって、へこたれちゃいけません。
なんなら、次の選挙で落としてしまえばいいんですしね。

日本国憲法は70年も経っていて古いから変えなきゃいけないという言い方をする人がいますが、マグナカルタから連なる人類が獲得してきた最先端の仕組みを取り入れたものが日本国憲法だったのです。
古いって言ったら、マグナカルタは800年ですからね。
古いかどうかじゃなくて、重要なのは中身だってことが良く分かります。

そして、今、安保関連法案が違憲だと「多数の著名な憲法学者」が声を上げています。
憲法学者は、こうした長い歴史の中で苦労して勝ち取られてきた価値というものを踏まえて、発言しているのだと思います。
これを聞き入れる度量と見識を持ち、違憲な法案は撤回していただきたいと思います。

海外サイト http://magnacarta800th.com/
世界史の窓 http://www.y-history.net/appendix/wh0603_2-007.html
※ 写真は、ワシントンDCの連邦図書館のマグナカルタ展で展示されていたもの。
※ 布のようなものが1215年作成の4枚の写本のうちの1枚。
※ 本になっているのは、1225年に修正されて公布されたものの14世紀に造られた写本。
http://www.livescience.com/48679-magna-carta-exhibit-librar…


 

2015年6月14日日曜日

絶賛オススメ! 田中弁護士の「アンポンタン!!」ブログ♪


 日本中の憲法学者が「憲法に違反してっぞ」とレッドカードを
つきつけても、何処吹く風、というのが、安倍政権流のやり方
のようです。
 自民党の稲田朋美政調会長は、安保関連法案が憲法に
違反するかどうかの議論は「意味がない」と発言なさり、
 麻生太郎副総理は「やれ憲法がどうとかわけのわからん話」
と発言なさり…
 |||||/( ̄ロ ̄;)\|||||||

 権力が、憲法をとことん、「知らないし知りたくないし知らなくて
いい」と居直ってるのです。近代国家として、これ以上ないくらい
末期的な症状だと思いませんか?
 でも、国会議員は、私たち国民が彼らに投票したからこそ議員
になれるのです。
 国会議員が憲法をこんなにも知らないのは、つまり、私たち
国民が憲法に無関心だったから…とも言えますよね。
 国民が憲法をしっかり握りしめて、しっかり議員さんをウォッチ
していれば、議員さんだって憲法しっかり学ぶはず(というか、
憲法をしっかり学んだ人が当選するはず)。

 この国を動かす主人公は、主権者である私たち国民。
だから、この国が自由と平和を愛するフトコロ深い憲法を
手放すかどうかは、やっぱり国民が憲法を愛するかどうか、
しっかり向き合って学ぼうと思うか、にかかってるような気がします。
 「憲法のこと、イロハくらい知っておいて損はないかも。」
 「政治のこと、無関係ってわけではないのだろうし。」
 その、ふとした思いが、なによりも大切です。。((*^-^)


 そんな皆さまに、当会が絶賛オススメのブログをご紹介します☆

 当会会員の田中淳哉弁護士のブログが、安保関連法案
(いわゆる戦争法案)の解説を、と・こ・と・ん分かりやすく、
笑いに包んで解説してくれています!しかも、マンガにまで
なってるんですよ~~~っ☆
 安倍首相に論理が通じない状況をズバリと分析している記事
(爆笑モンです)はすでに多方面に拡散中のようですが、改めて
これもご紹介します!
 あすわか会員たちからも絶大な信頼が寄せられています。
物書きとしての才能、キラッキラと羨ましいばかりに輝いています。
 田中弁護士は憲法カフェもたくさん開催していますので、
新潟エリアの方はぜひぜひカフェ開催もご検討下さいね(* ̄∇ ̄*)

 ということで、そのオススメ記事を下記にまとめました~☆
 


安保法制がわかりません。教えて!アンポンタン!!(その1)
http://j-c-law.com/anpontan1/

安保法制がわかりません。教えて!アンポンタン!!(その2)
http://j-c-law.com/anpontan2/

安保法制がわかりません。教えて!アンポンタン!!(その3)
http://j-c-law.com/anpontan3/

安保法制がわかりません。教えて!アンポンタン!!(その4)
http://j-c-law.com/anpontan4/

安保法制がわかりません。教えて!アンポンタン!!(その5)
http://j-c-law.com/anpontan5/

安保法制の解説『教えて!アンポンタン!』がマンガになりました。
http://j-c-law.com/mangaanpontan1/

安倍総理は裸の王様か
http://j-c-law.com/hadakanoousama/

 写真は、田中弁護士の事務所の受付の様子です☆

2015年6月13日土曜日

武井弁護士、『女性自身』で自民党改憲マンガを斬りまくりっ☆


 現在発売中の『女性自身』6月23日号、皆さまチェックなさってますか?
 なぁんと、
 『「憲法改正マンガ」は戦争の邪魔になる
            「母の本能」押しつぶす!』
 と題した特集が組まれているのです☆
 そうそうたるメンバーに、あすわか会員武井由起子弁護士も加わり、
改憲マンガの根底に流れる危うい思想を暴いています。

 
 女性誌を手に取るすべての女性に向けて、武井弁護士は「このマンガ
はママ対策。戦争に一番障害になるのはママの本能。」と、自民党が
改憲に向けて必死に女性(母)達をうまく丸め込もうとする姿勢を斬って
います。


 こういう特集が、これからも増えるといいなと思います。

 なにげなく手に取った方々が、自分やお子さんに迫っている危険に
気づいてくれますように。

2015年6月12日金曜日

竪十萌子弁護士の憲法ママカフェ 6月後半のスケジュール☆


 お医者さんに向かって、「あなたより医学を知ってる」と言う政治家。
 NASAの宇宙飛行士に向かって、「あなたより宇宙のこと知ってる」と
言う政治家。

 そういう政治家がいたら、「???(-_-;)何言ってるのこの人」って、
思いますよね。
 フツウ。
 それと同じことが、国会で起きています。

 国会の憲法調査会に呼ばれた憲法学者3人が3人とも、
「今の政府が作ろうとしている安保関連法案は憲法に違反している」と
話し、さらに、日本で憲法を研究する学者のほとんどが、そう考えて
います。
 それにもかかわらず、政府と自民党が、「いや全然そんなことないし」と
無視したあげく、自民党の高村副総裁が、
 「私は、憲法の法理そのものについて学者ほど勉強してきた、という
つもりはない。だが、最高裁の判決の法理に従って、何が国の存立を
まっとうするために必要な措置かどうか、ということについては、たいて
いの憲法学者より私の方が考えてきたという自信はある。」
 とまで言い放ったのです。
 学問への愚弄もはなはだしい、ちょっと、耳を疑うほど恥ずかしい
発言です。
 当然のことですが、憲法学者は最高裁の判決の法理も研究して
いるわけです。そして、高村副総裁がよりどころにしている砂川事件
最高裁判決が、全っ然よりどころにならない判決だということもまた、
自明のことです。
(昨日改めて記事に書いたとおりです。
ブログはこちら→ http://www.asuno-jiyuu.com/2015/06/blog-post_11.html )

 学問の積み重ね、研究者の叡智の積み重ねを軽んじ、侮辱する
政治権力が、どれほど危ういか。それは、知性をもって政治を治める
ことを放棄することに等しい。
もはや理性での対話・議論が期待できないとすらいえます。
 アンポとかいわれても、なんかよく分かんない と思っている方が大半です。
 日本の平和な未来のために、何が正しいのか正直よく分かんない と
思う方もたくさんいるでしょう。
 でも、そのアンポの話を抜きにしても、学者に向かって「あなたより
僕の方がその分野よく考えてきた」と言い放てるセンスを、どう考えた
っておかしい、と思いませんか?
 どうにもこうにも、常識では考えられない感覚を持った政府によって
政治の舵取りが行われていること、鳥肌が立つほどおそろしく思います。
 「権力の暴走を防ぐために憲法で縛らなきゃ」というのが立憲主義と
いう考えです。権力って、暴走するんだなぁ、と、改めて、思いませんか?

 おっと、…前置きなが長くなりました。(前置きだったのカイ、とw)
 埼玉エリアの方々の、竪十萌子弁護士の憲法ママカフェのお知らせ
です☆自民党改憲マンガを読もう、という企画も始めたとのこと。
ぜひぜひお気軽にご参加くださいね! 


*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:*゜*:..。

Welcome to 憲法ママCafe 
~子ども達に平和な未来を。
 今出来ることは何だろう
――集団的自衛権・憲法改正・特定秘密保護法って何?

 重要そうだけどよく分からない…
 子ども達に影響あるのかな…
 徴兵制になるの?
 …ママ達の疑問に女性弁護士が分かりやすく解説し、平和な
未来のためにはどうしたらいいか考えるきっかけとなる会です。
 お子様連れ大歓迎です。もちろんママに限らず,子どもを想う
全ての方(男性もOK)の参加可です!どうぞお気軽にお越しください☆

1 政府が出している安保法制度について
 学びましょう♪ 

日時: 6月26日(金)13時30分~15時30分

場所: 大宮教育会館1階ホール
(さいたま新都心駅東口徒歩10分,氷川参道一の鳥居近く)

特徴: 国会で審議されている安保法制とは何か,をお伝えします。
   日本はどういった方向に変わるのか,一緒に学びましょう。
 
費用: 無料

申込: 不要。当日参加可。

主催: 埼退教さいたま支部


2 土曜日午後,北本市でやります♪
 自民党改憲漫画を読もう!

日時: 6月27日(土)14時~15時30分

場所: 北本文化センター

特徴: 自民党から出された改憲推進漫画を皆で読んで,
 改憲をすべきという理由を知り,それに対して問題点は
 あるのか,あるとしたらそれは何か等を,解説を交えな
 がら,一緒に皆で考えます。自民党の改憲漫画なんて
 あるんだ~。何が問題か両方の意見を聞きたいよ~と
 いう方にもお勧めです。

費用: 無料

申込: 不要。当日参加可。

主催: 北本9条の会


3 大宮駅すぐにて♪ 

日時: 6月29日(月)10時~12時

場所: 大宮シーノ 生涯学習総合センター 学習室2
(大宮駅西口徒歩5分)

特徴: 憲法とは何か?全然分からない方大歓迎です!
   是非お気軽にお越し下さい。

費用: 500円

申込先: TEL 090-4950-3509(白幡) 
    FAX 048-887-5875(ひだまり)
     

 当日参加も可ですが,できる限り事前にご連絡いただけ
ますようお願いいたします。

2015年6月11日木曜日

また出てきた「砂川事件の最高裁判決」

 
 自民党は、また砂川事件の判決を集団的自衛権合憲の根拠に
したいようですね。
 でもこれって、去年の3月4月に高村副総裁が言い始めて批判を
浴び、その後自民党も言い出さなくなった、すでに淘汰された議論
なんです。
 
...
去年書いた砂川事件の解説を再度ご紹介します。
http://www.asuno-jiyuu.com/2014/04/blog-post_1596.html
(以下貼り付け)

 自民党の高村副総裁は、砂川事件の最高裁判決が「自国の平和と
安全を維持しその存立を全うするために必要な自衛のための措置を
とりうる」と言っていることを根拠に、必要最小限の集団的自衛権も
許されるんだと言っています。

この砂川事件というのはどういう事件で、どんな判決だったのでしょうか。

1 砂川事件ってどんな事件?

 東京都旧砂川町にあった立川米軍飛行場で、原水爆を搭載できる
大型爆撃機も離着陸できるようにしようという滑走路の延長計画が
持ち上がりました。
 その反対運動をしていたデモ隊が、昭和32年7月8日、立川米軍
飛行場の基地内4、5メートルに立ち入りました。このことが、旧安保
条約に基づく刑事特別法違反であるということで、23名が逮捕、
うち7名が起訴されたという事件です。

 第1審の東京地方裁判所(伊達秋雄裁判長)は、昭和34年3月30日、
日本政府がアメリカ軍の駐留を許していることは憲法9条2項に反する等
の理由で、無罪判決を下しました。いわゆる「伊達判決」です。
 検察側は、高裁を飛ばしていきなり最高裁に上告する「跳躍上告」とい
う特殊な手続を使って上告しました。
 これに対して昭和34年12月16日、最高裁判所大法廷は、在日米軍は
憲法9条に違反しないという判決を下しました。
 これが、砂川事件の最高裁判決です。

2 最高裁は何を言っているの?

 砂川事件の最高裁判決は、その1でも引用しましたが、
「自国の平和と安全を維持しその存立を全うするために必要な
自衛のための措置をとりうることは、国家固有の権能の行使として
当然のこと」
と言いました。
 実は、これには続きがあります。

 最高裁は、憲法9条と憲法前文の意味について、こう言ったのです。

 日本は、憲法9条2項が禁止する「戦力」は持たないけれども、
「これによって生ずるわが国の防衛力の不足は、平和を愛好する
諸国民の公正と信義に信頼することによって補ない、もってわれら
の安全と生存を保持しようと決意したのである。」

 要は、憲法9条2項が戦力を持つことを禁止しているから、日本
としては防衛力が足りなくなるということもありうる。
 でも、「平和を愛好する諸国民」に信頼することによってその不足
を補うんだ、具体的にはアメリカに安全保障を求めることも禁止され
ないんだ、というわけです。

 この最高裁の論理は、日本が独自の戦力を持つことは禁じられて
いるけれども、そのかわり、「国の存立を全うするために必要な自衛
の措置」として在日米軍の駐留を認めてもいいんだ、というものです。

 逆に言えば、最高裁は、日本が持つ独自の戦力について、かなり
抑制的に考えていることがわかります。

 そもそも砂川事件最高裁判決は、在日アメリカ軍の駐留が憲法に
反するかどうかを判断したものです。

 日本がどのような戦力(具体的には自衛隊ですね)を持っていいか、
どのような武力行使をしてもいいかということについて判断したもの
ではありません。

 さらに、最高裁判決は、9条2項が「いわゆる自衛のための戦力の
保持をも禁じたものであるか否かは別として」、在日米軍は憲法9条
2項で保持を禁止されている戦力ではない、と言っています。
 この「別として」という部分からも、この判決が、日本がどのような
戦力を持っていいか、そして「集団的自衛権の行使」、つまり日本が
攻撃されていないときに日本が武力行使をしてもいいか、という場面
について何も言っていないことがわかります。

 この最高裁判決から「必要最小限の集団的自衛権は認めているんだ」
と解釈することは、明らかに無理があるんです。


3 砂川事件最高裁のウラ事情

 ちなみに、ですが。
東京地方裁判所(伊達判決)が在日米軍を憲法違反だと言って
しまったので、政府関係者や駐日アメリカ大使館は慌てます。
東京地裁判決(昭和34年3月30日)の翌朝、31日午前8時には、
マッカーサー駐日大使が藤山外務大臣に会って、最高裁に「跳躍
上告」することを進言しました。
 そして、4月24日までに、田中耕太郎最高裁長官(当時)は、
マッカーサー大使に対し、最高裁判決が出る時期の見通しを
ないしょで告げています。当事者の代理人である弁護団にも
知らされていない時期に、公平・中立を保たないといけない
最高裁判所の長官が、アメリカにこのような通告をしたんです。
 

 さらに田中最高裁長官はアメリカ側に、15人いる最高裁判事
全員一致での判決を願うと伝えたり、評議の秘密を破ってそれ
ぞれの裁判官の考え方を伝えたりしました。

 最高裁判決は結果的に、15人の最高裁判事が全員一致で
在日米軍は合憲だという判決になり、マッカーサー大使は田中
長官の手腕を褒め称える電報をアメリカ本国に送っています。

 このような内実は、2008年~2013年にかけて発見された資料で
明らかになりました。
(詳しくは布川玲子・新原昭治編「砂川事件と田中最高裁長官」日本評論社)


 砂川事件の裁判長でもあった田中最高裁長官は、実質的には
この事件の当事者であるアメリカに対し、その意図に反する判決は
出さないよ~というメッセージを送り続けていたということです。

 その判断の内容が果たして公正・中立なものだと信じられるでしょうか。

 このような形で出された砂川事件最高裁判決が、さらに当時の最高裁
の意図すら離れて拡大解釈される。

 こんなことが許されるはずがないと思うのです。

2015年6月10日水曜日

6月13日 憲法カフェ@大分 のお知らせ☆


 実は最近、あすわか会員は九州で急増中です。
元気な若手弁護士たちが、次々に憲法カフェを開いています!
今週末は初めての大分です。
大分エリアにお住まいの皆さま、ぜひぜひご参加ください。
 そして九州エリアの皆さま、
「ママ友たちと憲法カフェを開催したい!」
「自分の経営するカフェで憲法カフェやってみたい!」
などなど、
 どうぞお気軽にご連絡ください
(事務局アドレス peaceloving.lawyer@gmail.com )☆


†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*†*

日時: 6月13日(土)15時~17時

場所: PIAZZA AMICO(大分市中央町3-5-16)
   http://piazza-amico.jpn.org/

講師:遠矢洋平 弁護士
   (明日の自由を守る若手弁護士の会)

参加費: 500円(スイーツ&ドリンク付)

お申込: info@ojojo.link

2015年6月9日火曜日

6月13日 憲法カフェ@蒲田 のお知らせ☆



 先日、官房長官の「たくさんいる」発言(←なんか流行語大賞に
したい気にもなりますね 笑)について、あすわかが作った天秤の
図が、いろんなメディアに取りあげられています。新聞チェ~ック
してみてくださいね(といいつつ手元で自分もカサカサと新聞を開く)!

 さてさて、土曜日に蒲田で憲法カフェが開催されます☆
どうぞお気軽にご参加ください!
 


☆彡.。.:*・☆彡.。.:*・☆彡.。.:*・☆彡.。.:*・☆彡.。.:*・


最近、憲法改正とか集団的自衛権とか、ニュースで耳にするけれど、
イマイチよくわからない…
そもそも憲法ってなあに?
そこで、まずは知ることからはじめようと、
今、「憲法カフェ」が各地で開かれ、テレビや雑誌『VERY』でも取り上げられています。
弁護士のわかりやすい解説付き「憲法カフェ」いよいよ蒲田でも開催します!
大好きなカフェで美味しいスイーツを食べながら、
ゆる~く憲法のこと知っておきませんか?
ぜひご参加ください!

日時:6月13日(土) 午後3:00~5:00

場所:Hidamariカフェ
   http://hidamari-cafe.com/
   〒144-0052
   東京都大田区蒲田4-31-1蒲田コーポ2

講師: 黒澤有紀子弁護士
   (明日の自由を守る若手弁護士の会)

参加費: 1000円(スイーツ・ドリンク代)

お申込・お問い合わせ:E-mail eguchi@nanbu-law.gr.jp
               tel 03-3736-1141
            (東京南部法律事務所・江口まで)




2015年6月7日日曜日

6月9日 憲法語り部プロジェクト始動! ママによる憲法お話会のお知らせ♪


 八王子のママさんが、武井由起子弁護士の憲法カフェに
参加したことをきっかけに、ご自分でも憲法のお話会を開こう
と立ち上がってくれました♪
 あすわかの憲法カフェで憲法、自由の思想、平和の思いと
出会い、「今度は自分が語っていこう」と、バトンをつないで
くれる…なんてすてきなことなんでしょう。
 平和を願い、日々アクションを起こしている方々がみんな
みんな、こんな風に動いてくれたら、ゼッタイに政治は動き
ますよね。政治の話はタブー、みたいなおかしな空気の蔓延
する今の社会では、なおさら。
 

 以下、告知文を貼り付けます。


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憲法、大人になってからよんだことありますか?
憲法って誰のもの? 何の為にあるの?

楽しく社会をデザインしよう@わいわいカフェ
第1回は「知って楽しい☆憲法のはなし」です。

あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)の武井弁護士を
呼んで、憲法カフェを開催した久保井奈美さん。

憲法を知ってみんなびっくり晴天の霹靂なのは、憲法は国民が
「守るもの」ではなく、国民を守るために「権力を縛るもの」なんです!

母である奈美さんは、憲法のはなしをわかりやすく伝えていいたいと、
その後もこつこつご自身で憲法のお話会を開いています^^
奈美さんが憲法をわかりやすく、やさしく、お話ししてくれますよ☆

知って、納得。
そして一緒に今騒がれている改憲について、
お茶でもしながらお話ししましょ。


☆お子様づれ参加できるよう、一軒家をお借りしました。
お子様連れ大歓迎です^^


●話題提供 久保井奈美さん


●参加費:500円 資料代&お茶代


●日時:6月9日(火)10:00~13:00


●場所:長房町 ひょうたんたけしさん宅
   陵南公園そば 高尾駅徒歩15分



●お子様連れ歓迎


●お昼はカレーを用意します(投げ銭)


※場所をお伝えするので、必ずお申し込みくださいませ☆
 メールで、お名前、携帯番号をお知らせください。
個人宅なので連絡をいただけたら住所をお知らせします。

申込&当日の問合せ
Email : nami.kondo427@gmail.com
TEL : 080-3307-0427
        (出られない時もありますので、留守電に入れてください)


車で来られる方はご連絡ください、案内します。
車で来た人には綾南公園に止めてください。

https://www.facebook.com/843kozapage/photos/gm.1595439810741318/1119739508052706/?type=1&pnref=story

岩波書店『世界』7月号 自民党改憲マンガ相当だよ!と書きました☆


 立憲主義はどこへやら…という安保法制の不誠実な審議が
進んでいる中、忘れてはならないのは、自民党が進める改憲
キャンペーンです。

 憲法は、私たち国民が権力を縛るもので、国民からは特に
「すぐにでも憲法変えなきゃ!」という世論なんて湧いてきて
いないのに、自民党さんはサクサクサクサク…憲法変えまっせー
来年の参議院選の後に国民投票するよ~と、勝手に計画して
しまっています。

 そのキャンペーンの目玉の1つ、改憲をススめるマンガが
発表されましたね!内容がちょっとおかしすぎたので、当SNS
でも、そのおかしさについて連載しました。(ご好評いただき、
ありがとうございました)

 そのまとめ、というか、バージョンアップした形でまとめた
改憲マンガ批判が、岩波書店『世界」7月号に掲載されました!
当会会員諸富健弁護士が執筆いたしました☆ 

題して
『相当ヘンだよ!ほのぼの一家 
   ―ツッコミどころ満載の自民党憲法マンガ』


 「公共の福祉」は「公益」のことだ、とか、
個人主義とはワガママのことだ、とか、
見過ごせない言い間違え(あえてわざと言い間違えてるのかな…)や、
今の憲法をよいものと考えている人達をわざとヒステリックに描いて
印象操作してしまっているところetc、内容も作り方もバッサリと斬って
います。


 改憲を急ぐ自民党さんの、理屈ではなく執念で市民の心を丸め
込みたい、という心の内が、とてもよく分かると思います。


 ぜひぜひチェックしてくださいね!(* ̄∇ ̄*)ノ

2015年6月6日土曜日

「憲法を法律に適応させる」?? 中谷防衛大臣が憲政史上最悪の発言をした件

菅官房長官が、「違憲ではないという著名な憲法学者もたくさんいる」とおっしゃった後、なかなかそのような著名な憲法学者がたくさん発見されず、残念に思っているところです。
ふう。。。
ツチノコを探すよりも大変そうです。

ところで、そんな学者の数以上に大変問題な発言を中谷防衛大臣がしていました。

6月5日、辻元議員が、6月4日の憲法審査会で三人の参考人が安保関連法案について全員違憲だと述べたことを受けて、次のように質問しました。

辻元議員「私は、昨日の憲法審査会を受けて、3名違憲と言われたことを受けて、本法案は一回政府は撤回された方がいいと思いますが、いかがですか?」

うん、辻元議員、良いこと言います。
だって、違憲だって、著名な憲法学者がそろって言ってますもんね。

それに対する、中谷防衛大臣のお返事。

中谷防衛大臣「政府としても様々な角度からご意見を頂戴をし、また現実に安保法制懇談会という非常に著名な見識を持った方々に参画をしていただいてご意見をいただきました。
その後は、政府としては国民の命と平和な暮らしを守っていくために、憲法上、安全保障法制はどうあるべきか。これは非常に国の安全にとっては重要なことでありますので、与党で、こういった観点でご議論をいただき、そして現在の憲法をいかにこの法案に適応させていけばいいのかという議論を踏まえまして閣議決定を行ったわけでございますので、多くの識者の意見を聞きながら、真剣に検討して決定したものであります。」

ふーん。。。ん?!

回りくどいですし、あまりにも普通のことのように話しているので、もう一度、抜き出してみましょう。

「現在の憲法をいかにこの法案に適応させていけばいいのかという議論を踏まえまして閣議決定を行ったわけでございます」

憲法を法律に適応させる。。。?!


言うまでもないことですが、日本国内での法規の強さの序列としては、憲法、法律、政令の順番になっています。
そして、憲法に反する「法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為」は無効なわけですよね(憲法98条)。
法律で憲法を変えようなどということはあり得ないわけですが、安保関連法案で憲法を実質的に変えてしまおうという本音が透けて見えたということですよね。

また、中谷防衛大臣はこうも言っています。
「昨年の閣議決定は、これまでの憲法9条をめぐる議論との整合性を考慮したもので
行政府としての、憲法解釈の裁量の範囲内であると考えて、これをもって憲法違反にはならないと考えるに至っている。」

えーと、憲法審査会での3人の「著名な憲法学者」は、3人とも違憲だと言ったわけですが、「違憲な憲法解釈をすることが行政府としての憲法解釈の範囲内だ」と考えているということですよね。
大事なことなので、もう一度繰り返しますが、憲法に反する「法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為」は無効です。そして、国務大臣には憲法尊重擁護義務があるわけですよ(憲法99条)。
「行政府の裁量」などというものは、法律以下の存在で、国務に関するその他の行為として、憲法に反することはできないわけですよ。

憲法は、権力者が暴走してしまわないように権力者を縛るもの。なのに、縛られている側が自主的にその縛りを緩めてしまえという発想なのです。
これでは、憲法がある意味も、国の根本となる価値観を定めたものであるために改正しづらいものとされている意味も、それでも必要になった場合のために憲法改正ができることとされている意味もなくなってしまいます。

何を言っちゃってるんでしょうかね。
自分の言ってること分かってますかね?
とんでもないことを言ってますよ。
著名な憲法学者が違憲だと言っている安保関連法案も、行政府の裁量の範囲内だと言っちゃってますよ。
中身を置いといたとしても、憲法と法律や行政裁量の関係を全く理解していないですよ。

これは、日本の憲政史上最悪の発言と言っていいでしょう。
中谷防衛大臣には、国務大臣としての資質があるのかと思ってしまいます。
皆さん、こんな人たちに憲法を改正させていいんでしょうか?

ところで、この中谷防衛大臣の発言の中で、安保法制懇という安倍首相個人の私的懇談会のメンバーが「違憲ではないという著名なたくさんの憲法学者」だと言いたいのかなあという部分がありましたよね。
ただ、そのメンバーを見てみたら、14人中憲法学者と言えるのは一人だけで、それは、昨日、あすわかが合憲にカウントした西修駒澤大学名誉教授なんですよね。
残りは、政治学者8人、元官僚・外交官3人、元自衛官1人、実業家1人という構成です。
菅官房長官からのお返事がほしいところですね。

2015年6月5日金曜日

戦争法案は合憲って語る憲法学者、「たくさん」いるなら出てこーい


 衆議院の憲法審査会で、参考人として呼ばれた研究者が全員、
安保関連法案(いわゆる戦争法案)は「違憲」と批判して、与党が
大慌てだそうです。
 与党は長谷部恭男先生を推薦したそうですが、なぜ事前に、
長谷部先生が集団的自衛権の行使は憲法違反だと主張なさって
いることくらい確認しなかったのか…(-_-;)、
 憲法を変えたい変えたいと主張しているわりには、普段、憲法の
勉強をまったくしていないのかなー…なんて、思ったり。


 さて、背中から撃たれたくらいのミスを慌てて取り繕う中、
菅官房長官は記者会見で、
「憲法前文、憲法第13条の趣旨をふまえれば、自国の平和を維持し、
その存立を全うするために必要な自衛措置を禁じられていない」
「そのための必要最小限の武力の行使は許容されるという、以前の
政府見解の基本的な論理の枠内で合理的に導き出すことができる」
と述べた上で、


「全く違憲でないと言う著名な憲法学者も
たくさんいる。」


と!


 …(-_-)


 たくさん、って、誰?

 いるなら、名前、挙げて欲しい。

 そう思った方、私だけではないはず。

 言ってくれないので、調べて図にしてみました。
あすわかメンバーたち、サササっと、作りました☆




 ちょうどいい感じで、6月3日に「安保関連法案に反対し、
そのすみやかな廃案を求める憲法研究者の声明」が発表
されましたので、違憲だと断じる学者の方々がたくさんいる
こと(というか憲法を研究するほぼすべての学者が、戦争
法案が憲法に違反していると判断している事実)が分かり
ました。


 それにしても、ちょっと、この図、笑ってしまいますね。

 自民党の高村副総裁は「憲法学者はどうしても憲法九条
二項の字面に拘泥する」とまでおっしゃてますが、研究者
たちの知の積み重ねに、そういう牙のむき方は、幼稚とすら
思えてしまいます。残念ですね。


 ぜひ、拡散にご協力下さい☆(^^)/

2015年6月3日水曜日

6月10&11日 太田弁護士が活躍するシンポジウムと憲法カフェ☆


 最近ますますメディアひっぱりだこの太田啓子弁護士、
来週はシンポジウムと憲法カフェで活躍しますので、
お知らせします☆


<6月10日シンポジウム@横浜>
 横浜弁護士会主催の憲法シンポジウムで、メインの
伊勢崎賢治さんの講演の前座で30分ほど、太田弁護士
が安保法制の解説をする予定で~す。

日時: 2015年6月10日(水)19時~21時
    (開場:18時30分)


事前申込み不要・入場無料
(入場は先着1,100名様で締め切らせていただきますので
ご了承ください。)

場所: 横浜市関内ホール大ホール

講演講師: 伊勢﨑賢治さん

*講演の前に、太田啓子弁護士
 (明日の自由を守る若手弁護士の会)
 による安保法制の解説。

お問い合わせ: 横浜弁護士会 
       TEL 045-211-7705

*講師プロフィール
 伊勢﨑賢治さん
  東京外国語大学大学院教授(平和構築学)。1957年生まれ。
国際NGOでスラムの住民運動を組織した後、アフリカで開発援助
に携わる。国連PKO上級幹部として、東ティモール、シエラレオネ
で武装解除を指揮。またアフガニスタンでは、日本政府特別代表
として武装解除を指揮した。「武装解除紛争屋がみた世界」(講談
社現代新書)、「自衛隊の国際貢献は憲法9条で」(かもがわ出版)、
「日本人は人を殺しに行くのか戦場からの集団的自衛権入門」
(朝日新書)、「本当の戦争の話をしよう世界の対立を仕切る」
(朝日出版社)ほか著書多数。


<6月11日憲法カフェ@長津田>
 築300年、白漆喰の蔵づくりの素敵な和食店での憲法カフェです!
 ご都合の悪い方は食事なし、お話会のみの参加も可能です。
 講師は「VERY」、ジュニアエラ、AERAなどメディア掲載多数の
太田啓子さん。「憲法の勉強なんてはじめて」という方大歓迎です。
託児はありませんが、和室なのでお子さん連れでもきやすいと思い
ます。ぜひどうぞ。

日時: 6月11日
 10:45~12:00 お話会

         (お話会のみの参加もできます)
 12:00~13:00 

         太田さんを囲んで昼食&懇談会

場所: 日本料理 米宗(よねそう)
  神奈川県横浜市緑区長津田6-4-34
  JR横浜線「長津田駅」南口より徒歩8分。国道246号線、御前田
  交差点そば

講師: 太田啓子弁護士
    (明日の自由を守る若手弁護士の会)

参加費: 昼食代1400円

お願い: お店は11時半開店のところを特別に10時40分から使わ
    せて頂きますので、それより前にはお店に行かれないよう、
    お願い致します。

お問い合わせ・参加申込
  増子 cafe.nagatsuta@gmail.com
  メールでお申込み下さい。

申込期限: 6月8日(月)

2015年6月2日火曜日

衆議院の特別委員会に参考人として出席しました!

18歳選挙権がもうすぐ国会で可決される見通しと報道されていますね。
先週になりますが、5月29日(金)、この問題を扱っている衆議院の政治倫理・選挙特別委員会で、当会事務局長の早田由布子弁護士が参考人として出席して意見陳述を行い、議員の質疑を受けました!
AKB48の内山奈月さんを参考人として呼ぶことを断念したと報道されていた、あの特別委員会です。


この法案は、来年夏の参議院選挙以降の国政選挙や地方選挙について、投票できる年齢を18歳以上に引き下げるという内容です。
それと同時に、学校教育での政治的教育の重要性、「政治的中立性の確保」も議論されています。
国会議員からの質疑も、この点にかなり集中しました。


今、学校現場が政治を語ることへの萎縮が進んでいます。
私たちが憲法カフェなどの活動をしたり、また親として学校教育に関わる中で、実感してきていることです。
政治家から教育内容に口を挟まれて、議会で問題にされるなどした結果、学校現場が政治を扱わないという事態も実際に起こっています。
憲法改正が話題になっている今、憲法も話題にできないなんて、とんでもないことも起こっているんですよね。


こんな状態は、「政治的中立」とは言いません。
「政治的無菌状態」と言いましょうか。
早田弁護士は、多様な意見・立場に触れさせて考えることが政治的中立なのであり、政治の話題を避けることは政治的中立でもなんでもない、と述べました。


いろんな人がいろんな意見を持っていて、話し合う中で議論を深め、より良い方策をえらびとっていく、それが民主主義です。
民主主義にとって大事なのは、多数決という「結果」じゃなく話し合う「過程」なんですよね。
政治を話題にできなかったら、その民主主義の過程を経験できなくなり、民主主義が機能しなくなってしまいます。


教育内容に政治が介入するなんてことがあったら、教員がもめごとを恐れて政治をとりあげられなくなり、子どもたちにとって政治を身近に感じさせることもできなくなってしまいますよね。


この参考人質疑についての報道は以下のリンクにあります!
紹介する内容がそれぞれ異なっていておもしろいですね~


産経新聞:18歳選挙権で参考人質疑 主権者教育の充実求める 衆院特別委
http://www.sankei.com/politics/photos/150529/plt1505290026-p3.html
しんぶん赤旗:自由な政治発言の場を 18歳選挙権 早田参考人が主張 斉藤議員が質問
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-05-30/2015053004_01_1.html
NHK:選挙権引き下げ改正案で参考人質疑
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150529/k10010095661000.html

6月13&14日 篠山と神戸で小谷弁護士の憲法カフェ☆


 安保法制のグダグダな審議、いらだちながら見守っている方も
少なくないのでは。
 誠実さに欠ける首相や大臣の態度にもイライラですが、戦争
法案の中身が分からなさすぎてイライラしますね。
わかりにくいときは…あすわかを頼って下さいね!
先日は3回シリーズで安保法制のキモを解説しました(^^)/
『「平和」でも「安全」でもない法制!?とりあえずここだけは』シリーズ
第1回
http://www.asuno-jiyuu.com/2015/05/blog-post_18.html
第2回
http://www.asuno-jiyuu.com/2015/05/blog-post_79.html
第3回  
http://www.asuno-jiyuu.com/2015/05/blog-post_79.html


 憲法カフェも絶賛開催中です。
関西エリアでは大人気の小谷弁護士が駆け回っています!
今日はそんな小谷弁護士の憲法カフェを2つお知らせしま~す☆


① 憲法カフェ@兵庫県篠山市

たんば憲法カフェ
くつろぎながら、憲法のこと学びませんか?
憲法改正って何?集団的自衛権って?



日時: 6月13日(土) 午後1:30~4:00

場所: 篠山市民センター1階 クリエイティブカフェhttp://www.city.sasayama.hyogo.jp/pc/shisetsu/st-simin.php

お話: 小谷成美弁護士(明日の自由を守る若手弁護士の会)

定員: 20人(事前申込みが必要)

参加費: 800円(ドリンクとお菓子付き)

申込み: 0795-73-3869(憲法たんば事務局)

主催: 憲法たんば、ひょうご丹波・憲法を生かす会



② 憲法カフェ@神戸市長田区

コーヒーを飲みながら
クイズ&紙芝居をやりながら
ついでにちょっと学びましょう!
女性の弁護士さんが、憲法のこと、ニュースの疑問、
ゆる~く解説してくれます。


日時: 6月14日(日) 14:00~16:00

場所: 喫茶「ナドゥリ」http://hitosara.com/tlog_28040666/

お話: 小谷成美 弁護士(明日の自由を守る若手弁護士の会)

主催: 憲法を生かす会・長田
I女性会議・長田
Tel・Fax 078-576-3544

※託児はありませんが、子供連れでの参加歓迎です。
※飲み物は各自でご負担お願いします。