2019年9月30日月曜日

首相の「桜を見る会」今年5519万円 → 来年度5729万円要求!!



 来年度予算の概算要求に、首相の「桜を見る会」の関連経費として、
本年度予算の3倍超の5729万円が盛り込まれた、とのこと。。。


● 「桜を見る会」予算、開き直り? 本年度の3倍超、5700万円 (東京)



 まだふやすとは…( ゚Д゚)

 「予算は14年度以降、1767万円に固定されていた。一方で支出は14年度
の3500万円から年々増加。本年度は5519万円だった。不足分は内閣府の
別の予算で賄っている」


 税金が、

被災地へでも
生活保護でも

保育士の給料でも
児童相談所でもなく、なぜこんなものへ!?


 節約を迫られれば真っ先に削るべきところですよね、ここ。

 取り繕うこともなく、すがすがしいほどの「政治の私物化」。
 生活保護費を削りながらここに予算をつぎ込むことに、誰が納得できるというのか。
誰が「仕方ないよねー」と思えるのか。

 こんな散財のために納税しているんじゃない!
 その怒り、違和感、どんどん発信しましょう。
 マスメディアにこのおかしさを報道してもらいましょう。

 このおかしさに気づくことなく無邪気に出かけていく芸能人・著名人の方々に、
いかにそれが残念なことか、気づいてもらいましょう。

そうやって、一人ひとりの小さな声を重ねて大きな力にしましょう。

菅原経産相 「25歳以上は女じゃない」とか公約破棄とか



 経済産業大臣として初入閣した菅原一秀氏について、ひどすぎる
言動が、、、


● “12の不祥事を持つ男”が新大臣に
  ……いま菅原一秀経産相から目が離せない! (文春オンライン)
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190927-00014313-bunshun-pol




 上記で報じられている交際相手への言動は看過できません
(デートDV案件ですね)。

・彼女に対して「バカじゃないの」「親の教育が悪い」、物を投げつける
・繰り返し女性を見下した発言
  「25歳以上は女じゃない」「子供を産んだら女じゃない」


 交際相手を尊厳ある人間としてリスペクトしていない、というか、
そもそも女性を人間として見ていない、唾棄すべき発言。

 現政権は、彼のこのような言動を知りながら容認して経済産業相として
起用したのでしょうか?それとも全然知らなかったのか。
 女性蔑視に満ちた暴言は、現政権や自民党では「おなじみ」すぎるほど
繰り返されていますが、その姿勢はいまだに微塵も変わっていないので
しょうか。


 この価値観ないし人権感覚を、常識的に言語道断として罷免するのか、
まさか容認したり不問に付したりするのか、政権の判断に注目しましょう。


 また、記事によると、菅原相は今まで一貫して「脱原発」を公約に
掲げてきたようですが、大臣に登用されるやいなや、「脱原発は非現
実的」として公約を破ったそうです。

 投票した有権者への明確な裏切りを、どう説明するのでしょう。


 さまざまな意見を聞いて、自分の考えが変わることは、あり得ます。
それが許されるとすれば「有権者への言葉と誠意を尽くして説明し
続けること」が条件でしょう。
それが選挙で公約を掲げ、訴え、選挙で選んでもらった「全国民の代表」
の義務であり、言葉も誠意も尽くせないのであれば、政治の世界からは
退場するしかありません。

二階幹事長「憲法改正は、ほかのいかなる議案よりも重要だ」


二階幹事長「憲法改正は、ほかのいかなる議案よりも重要だ」


● 自民、改憲へ挙党態勢 幹部始動、二階氏は地元で大規模集会 (産経)
https://www.sankei.com/politics/news/190928/plt1909280023-n1.html




…(*_*;)

 別世界に住んでいるのではないかと本気で疑ってしまいます。

 本気ですか、というか、正気ですか、くらいの。

 千葉の窮状が見えてないのでしょうか。
 子どもが待機児童で働けない女性の姿が、困窮して日々の食事にも
困る市民の姿が、見えてないのでしょうか。

 …というのは愚問で、おそらく、「見ない」「見ようとしない」の
でしょう。
 ならばなぜ国民を見ないのですか!
 
 国民の訴えに耳を貸さず、ただただ自分の野望の実現に向かって
暴走するなんて、「全国民の代表」として国民に奉仕する国会議員の
あるべき姿から、どこまでも遠ざかっています。
 
 上記の記事は産経新聞の記事なのですが、産経新聞は続けて世論
調査の結果を載せていて、「安倍内閣が優先して取り組むべき課題」
として「改憲」と回答したのは4.7%だった、と、自ら書いています。
「『社会保障』(34%)や『経済対策』(22・6%)に比べ低調で、
党幹部が改憲の必要性を国民にどれだけ浸透させられるかが焦点となる。」


 …余計なお世話です(-_-;)。

 改憲が必要なんだ、と“啓蒙してやろう”という姿勢がそもそも
間違っています。
 まず憲法を知ろう、学んでみよう、というレベルの社会なのです
から。
 二階幹事長も、首相も、国会議員なのですから、まずは憲法尊重
擁護義務を果たしてください。
 

2019年9月29日日曜日

10月5日(日) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 高知・津野町☆


 檻の中のライオン in 高知県津野町



 「2019年子育て・教育を考えるつどい」にて。
 やさしく楽しい憲法のおはなし
 


日時:2019年10月5日(日)
  13:30~16:30



* 午前中分科会があります


会場:津野町立精華小学校
 (高知県高岡郡津野町大野7-1)



講師:楾 大樹 弁護士
  ひろしま市民法律事務所所長
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
  『けんぽう絵本 おりとライオン』著者


* 参加無料



* 保育あり


主催: 2019子育て・教員を考える集い実行委員会


後援:津野町実行委員会・津野町PTA連合会


お問い合わせ先:高岡教育会館 0889-42-1356
* 学校へのお問い合わせはご遠慮ください。


<FBイベントページ>https://www.facebook.com/events/671928726627363/

2019年9月28日土曜日

10月1日(火) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in安芸高田☆



檻の中のライオン in安芸高田



 全国45都道府県で400回を超えて
開催中の憲法講座 安芸高田市初開催!



 詳細〈安芸高田市ホームページ〉    
   ↓
https://www.akitakata.jp/ja/shisei/section/jinkentabunka/v769/?fbclid=IwAR3M_JKOGCqZSCTbdGl4ItzGmTZIoNvqKd62JXHd1ZO0_p8XRTMUH5AHPs8『檻の中のライオン~わかりやすい憲法のおはなし~ 人権啓発連続講座 第3回目』



日時:2019年10月1日(火)
  13:30~



会場:クリスタルアージョ 小ホール
 (広島県安芸高田市吉田町吉田761番地)



講師:『檻の中のライオン』の著者 
  ひろしま市民法律事務所  楾 大樹 弁護士
  明日の自由を守る若手弁護士の会



参加申込み:吉田人権会館
  電話42-2826  FAX 42-2831
  yo-zinken@city.akitakata.jp



主催:吉田町人権啓発推進町民会議
   安芸高田市 市民部 吉田人権会館



<FBイベントページ>

https://www.facebook.com/events/965641690494983/?ti=icl



<安芸高田市ホームページ>
https://www.akitakata.jp/…/shis…/section/jinkentabunka/v769/

10月12日(土) 倉持麟太郎弁護士×枝野幸男代表!『どうする?どうなる?憲法9条』



『コクミンテキギロン☆しよう!
     #7 with 立憲民主党 枝野幸男代表』




FBページ:
https://www.facebook.com/events/509174846545364/



日時: 2019年10月12日(土)
  14:00~16:00
  (開場13:30~)

* 16:00枝野さん退席後、

 「もやもや解消☆アフタートーク」あり!


会場: COHSA SHIBUYA
  (渋谷区4-5-5  1F)
  渋谷駅 15番出口より徒歩8分
  表参道駅 B1出口より徒歩9分



参加費: お一人様1,500円


 (注) 大手、市民系に関わらず、メディアの皆さんからも
   一般参加者と同じ様に参加費を頂いています。
    ご理解、宜しくお願い致します。


座席数: 50席


* 立憲民主党代表ということで反応が多いです!
 お申し込みはお早めに!!


お申込み方法: FBイベントページの
     「参加」ボタンをポチしてください☆


<#7 ゲストスピーカー 紹介>
〈立憲民主党代表 枝野幸男 衆議院議員〉
 埼玉5区選出 衆議院議員 9期
 1964年5月31日生まれ
 栃木県宇都宮市出身
 東北大学法学部卒業
 弁護士
 〈経歴等〉
 内閣官房長官
 経済産業大臣
 内閣府特命担当大臣
   [行政刷新/沖縄及び北方対策/原子力損害賠償支援機構]
 民進党 幹事長
 立憲民主党 代表

2019年9月22日日曜日

安保法制成立から4年が経過。


安保法制の成立から4年が経過しました。

● 安保法の懸念、今も 成立4年 野党、廃止訴え (東京)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201909/CK2019091902000186.html?fbclid=IwAR1LpToRYhrjWWT7kM633lX5Oso7lZrPlPgkMkG3Ld-nX_naLTP0M-gP5Uo




 限定的とはいえ、集団的自衛権の行使を容認するという、
戦争放棄・戦力不保持をうたう憲法下ではどう理屈をこねても
不可能なはずの立法 ― つまり暴挙― を、既成事実化させる
わけにはいきません。


 主権者として、怒り・違和感を発信し続けませんか。
 怒り続けるのも、発信し続けることも、正直エネルギー使うし
疲れることもありますよね。
 それでも、国民が怒るのを止めたら、権力は「あ、やっと国民が
諦めた」「このままの路線で憲法壊しても支持率は下がらないって
ことだ」と思うでしょう。…そうなることだけは避けたい。


● 安保法成立4年 「反対」絶やさず 国会前に3000人 (東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019092002000184.html


 安保法制の成立は、民主主義への畏敬(憲法への恭順)をかなぐり
捨てた権力が、憲法を蹴破った瞬間でした。
 知性や理性のない「力」は、やろうと思えばなんでもやれてしまえ
るんだ、という光景を目の当たりにしてしまった。
 私たち主権者は、「国民が政治に関心を持たなければ民主主義は終わる」
ことを肌で感じたはず。
 それぞれが、ムリをせず、続けられる自分なりの方法で、発信し続け
ましょう。
 あすわかも、まだ憲法とか政治とか関心を持てないでいる人に届く
言葉を探し続けます。

帰ってきた「やや日めくり憲法」シリーズ ダイジェストで⑬ 56~59条


 おととし、あすわか弁護士たちが日本国憲法のすべての条文を
解説していった「やや日めくり憲法」が満を持してカムバック☆彡

 ダイジェストでご紹介しています。
 今回紹介するのは56条から59条。

 1つ1つのルール、こまけーなー読まなくていいや、と感じる
かもしれませんが、今の政治のやり方と照らし合わせるとどれも
深いことが分かりますYO!

やや日めくり憲法

56条〔議事の定足数と過半数議決〕
http://younglawyersfreedom.blogspot.com/2017/05/blog-post_6.html


57条〔会議の公開と会議録〕


58条〔役員の選任及び議院の自律権〕
http://younglawyersfreedom.blogspot.com/2017/05/blog-post_9.html

59条〔法律の成立〕
http://younglawyersfreedom.blogspot.com/2017/05/blog-post_10.html



 どのルールも、民主主義・立憲主義につながっています。

 法律の制定の場面で、衆議院は参議院に優越します。
 でも「数の力」に任せて、どんなに参議院が反対していても無視
していい、というわけではまったくありません。
 衆議院の暴走を防ぐための二院制ですから、参議院が衆議院と
別の結論を出したときは、衆議院は重く受け止めなければなりません。
双方が納得する結論に至るための両院協議会も開けるようになっていて、
国会議員にとことん“対話”が要求されています。

 衆議院が「は?参議院が否決?じゃあこっちで再議決すればいいや」
という態度だと、じゃあなんのために参議院があるんだ、っていう話
になります。
 「民主主義=多数決」ではない、ということが分かります。

2019年9月18日水曜日

アントニオ猪木氏の政権批判



アントニオ猪木氏、慧眼。

「(したたかな参謀ではなく)安倍首相が
側近に気の合うかわいい奴ばかり寄せ集めた
結果、国家のためと言いながら、実際には
自分たちの権力を維持するための政治しか
できなくなっているんだろうね。
“絶対的権力は絶対的に腐敗する”の格言通りに 」

● 政界引退したアントニオ猪木76歳が
      安倍首相の対北朝鮮外交を批判する理由 (文春オンライン)




 猪木氏が訪朝を繰り返して解決に尽力した拉致問題についても、結局、
被害者家族の願いを聞き届けるどころか「困ったときの政治利用」に使う
だけで、現在に至るまで北朝鮮と正面から向き合って真剣に最優先課題
として取り組むことはありませんでした。

 国民の命よりも、自分の挑戦への差別意識と敵意が沸き上がり、どう
しても宥和・対等なパートナーシップ、みたいな方向には行きたくない
という憎悪を優先してしまうのでしょう。


 あえて旭日旗を「問題ない」と言って五輪会場への持ち込みを許したり
する姿勢からしても、現政権と首相には国際平和とか、差別のない平和な
社会とか、そういうものへの思いがあまりにも欠けている。
そう感じませんか?


 それを「大胆」とか「タブーなき政治」とか「勇ましい」などという
言葉でフォローしてはいけない。言うべきことをしっかりいうことと、
敵意をむき出しにすることは、全然違うものです。


 人間の命を大切に思えない人が、人権を守ろうと思えるはずもなく、
民主主義に忠実でいられるはずもなく、平和を希求することもないで
しょう。


 朝鮮半島へのすさまじい、おぞましい差別と憎悪に流されずに、猪木氏
の地道な努力を振り返ったり、同氏なりの研鑽の結果紡ぎだされる言葉に、
しっかり耳を傾けませんか。

国立天文台が軍事研究に…? お金で軍事に誘う防衛省


 国立天文台が、軍事研究に乗り出す可能性が出てきました。
 防衛省が研究者を取り込んで研究成果を軍事に応用するための
安全保障技術研究推進制度に「応募する」かもしれないのです。


● 軍事研究の公募 制度の見直しが必要だ (東京)


「財務省は論文の生産性という言葉を使って大学の研究費を抑え、
研究テーマや配分先の選択と集中を図っている。」


 目先の利益と軍事を最優先にする政権が、基礎研究をないがしろに
して予算をエサに軍事研究に誘う。
 学問研究への冒涜であることも含めて、おぞましいことです。


 一度、その誘いに応じて「軍事研究に手を貸さなければ予算が下り
ない研究室」になったら、戻ることがどれだけ困難か、想像に難く
ありません。
 なんのために学問研究があるのか。
 究極的には人類の発展と平和のため、でしょう。
 そのために研究に身を捧げているはずが、なぜ戦争(大量殺戮)に
手を染めるのか。

 防衛省の誘いは卑怯です。
 大学や研究施設への予算を削りまくる現政権の下、研究で食いつなぐ
ことはほんとうに難しく、苦悩は察するに余りあります。
 現政権の学問研究の軽視、基礎研究への無理解、軍事最優先の方針、
どれをとっても国民にとっては脅威です。学問の自由を保障し、戦争
放棄を尊重・擁護する意思が少しでもあれば、できない政策です。

2019年9月17日火曜日

9月25日(水) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in参議院議員会館☆



◆檻の中のライオン in参議院議員会館




日時: 2019年9月25日(水)
  13:45~17:00 

  (13:15~ 議員会館ロビーにて通行証配布)




会場: 参議院議員会館101会議室(定員100名)
   (東京都千代田区永田町2-1-1)
   永田町駅(1番出口) 地下鉄有楽町線、半蔵門線、南北線  
   国会議事堂前駅(1番出口) 地下鉄丸ノ内線、千代田線






講師:楾(はんどう)大樹(たいき) 弁護士 
  1975年生まれ
  2016年から日弁連憲法問題対策本部委員を務め、
   「明日の自由を守る若手弁護士の会」所属。
2013年12月から憲法の啓蒙活動を始める。
  ひろしま市民法律事務所所長
  著書「檻の中のライオン」、けんぽう絵本「おりとライオン」



資料代: 1,200円 (*特製クリアファイル付き)






「国会議事堂見学ツアー」 
★事前申し込み必須★ 
 希望者先着30名限定 


スケジュール: 
  11:00~12:00見学ツアー 
  12:30~13:30各自昼食

    (参議院議員会館食堂 利用可)

* 集合場所等の詳細は、見学ツアー参加の方に改めてご連絡します。

* 国会見学ツアー「のみ」の申込みは、受け付けていません。


* 「参加する」のポチッでは参加確定となりません。
 申込フォームよりお申し込みをお願いします。


* 国会議事堂見学ツアーは必ず事前申し込みをお願いします。

* 「檻の中のライオン」は定員に空きがあれば当日参加も受け付けます。


お申し込み: 下記専用フォームよりお申込みください。
   https://ws.formzu.net/fgen/S81836620/



問い合わせ: 未来を創るWomen's Projects
      w.projects.asu@gmail.com


<FBイベントページ>

 https://www.facebook.com/events/360684604884547/



<主催者メッセージ>
 全国40都道府県で300回以上の開催を数える話題の講演会
「檻の中のライオン」。
 いよいよ本丸「永田町」に参上します!
 これに合わせて「国会議事堂ってホントにバリアフリーになった
の?」国会議事堂見学ツアーも同日開催。
 社会科見学以来ほとんど足を踏み入れることのない国会議事堂が
どう変わったのか、それとも変わっていないのか、この目で確認
した後は、憲法についてがっつり面白く勉強しましょう。

2019年9月15日日曜日

おまいう的な、法務省の『人権啓発キャッチコピーコンテスト』


「あなたが思い浮かべるのは 誰の人権ですか?」by法務省。
『東京2020公認 人権啓発キャッチコピーコンテスト』だそうです。


https://www.jinken2019.go.jp/?utm_source=ydn&utm_medium=cpc&utm_campaign=news&yclid=YJAD.1568270762.v0q3drSdcq3MXpApjp5r1uyjDynBsisx_Mm6SyDec2ONFnIk_c6NF9ldieLegdgkFQKoD5e5doKRG7VGHn4C2L8oJq9Qv5WDNlwdbLYnUAUv7cM-







 ( ゚Д゚) お、 おまいうっていうやつですね、俗にいう。

 強いてあげるなら…

 首相の街頭演説に疑問を感じてヤジを飛ばす自由や、首相や与党と
異なる意見だからといって権力から表現介入されない、主権者国民の
自由でしょうか。
 法務省が徹底的に踏みつける難民の人権も思い浮かべます。
.
.
.
 皮肉めいたことを言って申し訳ないのですが…でも、基本的人権って、
根本的には国家権力に対するアンチテーゼのようなものですから。
 国家権力が常に国民から奪おうとするものであり、絶対に奪われては
ならない、保障されなければならないものです。

 今、どんどん「公共」「国益」「秩序」の類が、個人個人の幸せや
人間性よりもずっと大切なものかのような扱われ方をしてきている
状況下では、改めて、その国家と人権との対立関係を確認しておかな
ければ、と強く思います。
 (そのことについては、法務省は、ぜんぜん教えないんだなー、って
やはり、溜息です。いや、権力にそんなこと期待するのがムダなんだ
という声も、もっともなのですが。)
.
.
.
 この『人権啓発キャッチコピーコンテスト』のサイトでは、
ご丁寧に「参考にしよう 法務省が掲げる17の人権課題」なんて
一覧表まで掲げられています…。




 どれもこれも「一番踏みにじってるの政府(行政)自身じゃん」的で
シュール…。

 自民党だけが選択的夫婦別姓を拒んでいるわけですし
 政府は児童相談所の職員を増やさず、生活保護費をむしろ減らして、
戦闘機を爆買いしているわけですし、
 人権侵害の温床「外国人技能実習生」制度を廃止しないわけですから。。。
 法務省自身、人権侵害の究極系ともいえる死刑を執行しているし。

 突っ込もうと思えばいくらでも突っ込めてしまう底なし沼のような
「法務省の人権啓発」。
 よかったら、ぜひ、応募なさってみては!
 

2019年9月13日金曜日

側近だらけ。男性だらけ。


 現在進行形で進む千葉や伊豆などの被災を一瞥もせずに進められた
内閣改造。
 そのラインナップがまた…



● 要職は側近らで「安定」 小泉氏抜擢し「挑戦」演出 (東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201909/CK2019091202000156.html



 見事に、側近だらけ…。

 しかも、同時刻に多くの被災者が命と生活の危機にさらされている
現状をチラリとも見ずに、まさかの「憲法改正を党一丸となって」
号令。。。


 「どこ見てんの」
 「それじゃない」
 …それくらいしか言葉が出ません。

 国民の命と生活が文字通り危機にさらされているのに、それへの対策
よりも親衛隊作りを優先させるって、しかもまさか改憲とか言い出すと
は、正常とは思えません。

 しかも、またもや女性閣僚たった2人。

 「すべての女性が輝く社会」なんて看板を掲げながら、実際どれだけ
興味がないか、如実に語っている組閣の風景です。

 記事の写真は、男性並みの自由が欲しい、自分らしい人生を歩める
チャンスが欲しい、と訴えてきたすべての女性へのアンサーかのような
景色ともいえるのでは。。。

京都新聞社説 ほんと、改憲じゃないでしょ今は…。。。



 そのとおりすぎることですが、ほんとうにそのとおりなので、
ご紹介します。


● 社説:安倍改造内閣 政策の優先順位を見誤るな(京都新聞)
https://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20190912000066



<抜粋>
 安倍氏はきのうの会見で、憲法改正への強い意欲を改めて強調した。
しかし、国民が改憲を喫緊のテーマととらえていないことは世論調査
の結果からも明らかだ。
 国民目線で見れば、暮らしや老後に関わる課題こそ議論を急いで
ほしいはずだ。
 政治のエネルギーを改憲に費やしている場合だろうか。
 安倍氏に残された時間は有限だ。政策の優先順位を見誤るべきでは
ない。
  <抜粋終わり>

9月23日(月・祝)午後 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in 八王子・長房町☆


◆檻の中のライオンIN八王子・長房町




日時:2019年9月23日(月・祝)
  14:00~16:30



会場:長房ふれあい館
(東京都八王子市長房町588番 都営長房アパート西1号棟1階

https://www.city.hachioji.tokyo.jp/shisetsu/013/p011825.html



講師:楾 大樹 弁護士
  ひろしま市民法律事務所所長
     明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
  『けんぽう絵本 おりとライオン』著者



参加費:大人500円/大学生300円
    中高生200円
   (檻の中のライオンクリアファイルつき)
    小学生以下無料



* キッズルームあり
 お子さん連れ大歓迎(託児は要申込)


主催:檻の中のライオンin八王子実行委員会


連絡先:080-3576-0762
メール orinonakanolion.hachioji@gmail.com



<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/909272309456839/?ti=icl

9月23日(月・祝)午前 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in南大沢☆



◆檻の中のライオンIN八王子・南大沢




日時:2019年9月23日(月・祝)
  10:00~12:30



会場:八王子市生涯学習センター南大沢分室 
   視聴覚室
 (東京都八王子市南大沢2-27 南大沢総合センター2階)
  京王相模原線南大沢駅から徒歩3分

https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kurashi/kyoiku/004/001/002/p005142.html



講師:楾 大樹 弁護士
  ひろしま市民法律事務所所長
    明日の自由を守る若手弁護士の会
  『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
  『けんぽう絵本 おりとライオン』著者






参加費:大人500円/大学生300円
    中高生200円
  (檻の中のライオンクリアファイルつき)
    小学生以下無料



* キッズルームあり
 お子さん連れ大歓迎(託児は要申込)


主催:檻の中のライオンin八王子実行委員会


連絡先:080-3576-0762
  メール orinonakanolion.hachioji@gmail.com



<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/1339251169565190/?ti=icl

9月18日(水) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in金沢☆



◆檻の中のライオンIN金沢



日時: 2019年9月18日(水)
  18:00~20:30   



会場: 石川県 女性センター2階 大会議室
  (金沢市三社町1番44号)

https://www.pref.ishikawa.lg.jp/jyoseicenter/access.html




講師: 楾 大樹(はんどう たいき)弁護士
  ひろしま市民法律事務所所長。’75年生まれ。
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  著書『檻の中のライオン』(現在15刷)と絵本『おりとライオン』

 は、学校図書館向けの選定図書。



参加費: 1,000円(高校生以下無料)
  「檻の中のライオン」クリアファイル付き



定員: 100名
* 駐車場有り (女性センター第1、2駐車場)



主催・お申込み・問い合わせ先:
       NPO法人「未来塾 大人の学び」

  ホームページ http://otonanomanabi.org
  メールアドレス m@otonanomanabi.org
  住所  石川県粟崎町3-310-2
  電話  080-2956-4071
  事務局 若林 高 Facebook messenger


* ①ご氏名 ②電話番号 ③参加人数 を添えて
              お申込みください。



<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/2313448638917687/



<主催者メッセージ>

 去年6月に北陸初上陸!! 今回またも北陸2回目再開催。
 全国39都道府県で300回を超えて続々開催中、憲法を変えるとか
なんとか言ってるけど結局 憲法って何?
 そんなあなたに来てほしい、やさしく楽しい憲法のおはなし、
 「檻の中のライオン」"憲法学習"
 ほんとうの憲法の役わりを、楾(はんどう)弁護士がパペットを使って
分かりやすく楽しく説明してくださいます。
 お近くの方、ぜひご参加を!

2019年9月10日火曜日

9月19日(木) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in富山☆


◆檻の中のライオンin富山



日時: 2019年9月19日(木)
  14:00~16:30
        (受付13:30~)


会場: 富山県民会館5階503号室
  駐車場 あり(詳細は富山県民会館のホームページをご覧ください)
   ↓

https://www.bunka-toyama.jp/kenminkaikan/



講師: はんどう たいき弁護士 
  1975年生まれ。ひろしま市民法律事務所所長・弁護士。
  明日の自由を守る若手弁護士の会
  今一番分かりやすい憲法入門書として話題の『檻の中のライオン
  憲法がわかる46のおはなし』、『けんぽう絵本 おりとライオン』著者




参加費: 1,500円
    (オリジナルクリアファイル付)
  * 当日会場にてお支払いください。




お申込・お問合せ:toyama@hahaoya.jpまで
    メールでお申込み下さい。
   (①お名前②参加人数 をご明記ください)



主催: 日本母親連盟富山支部(講演会事務局)


<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/418174638794394/?ti=icl



<主催者メッセージ>
 憲法を楽しく学ぼう 檻の中のライオンin富山
 待望の富山開催です!
 今の日本はライオンが檻を壊して外に出ようとしているのです。
 手遅れになる前に今こそ憲法を知りましょう。学びましょう。
 「檻の中のライオン」の著者 はんどう大樹弁護士 がパペットを
使って分かりやすくお話をしてくださいます(今回は大人向けの
お話です)。
 本の販売&サイン会も開催します!

9月18日(水) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in石川・津幡☆



◆檻の中のライオンin津幡


日時: 2019年9月18日(水)
  13:00~16:00



会場:水野スウさん宅
 (石川県河北郡津幡町津幡ケ21-17)
https://www.google.com/maps/place/%E3%80%92929-0323+%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C%E6%B2%B3%E5%8C%97%E9%83%A1%E6%B4%A5%E5%B9%A1%E7%94%BA%E5%AD%97%E6%B4%A5%E5%B9%A1%E3%82%B1%EF%BC%92%EF%BC%91%E2%88%92%EF%BC%91%EF%BC%97/@36.676983,136.7334972,14.01z/data=!4m5!3m4!1s0x5ff9d488bc34ef25:0x61b6c3160bc3286e!8m2!3d36.6739034!4d136.7480774?hl=ja



講師:楾 (はんどう) 大樹 弁護士
    ひろしま市民法律事務所所長
    明日の自由を守る若手弁護士の会
    『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』
 『けんぽう絵本 おりとライオン』著者




参加費: 1,000円
 (檻の中のライオン憲法条文クリアファイルつき)



* 事前にお申し込みください。

お申込み・連絡先: 076-288-6092
   メール lion@iiyo-ne.com



主催:紅茶の時間

<FBイベントページ>


<主催者メッセージ>
 全国各地で350回以上開催
 檻の中のライオンin石川県津幡町 水野スウさん宅
 水野スウさんの著書『けんぽうBOOK+』(メロン本)の中で
紹介されている、『檻の中のライオン』の著者が水野スウさん宅で!

9月17日(火) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in鯖江☆



◆檻の中のライオンin鯖江



日時: 2019年9月17日(火)
  18:50~21:00(開場18:30)



会場: 専光寺
  鯖江市石田下町23-29



講師: 楾 大樹(はんどう たいき)弁護士
  
ひろしま市民法律事務所所長。’75年生まれ。
      明日の自由を守る若手弁護士の会
      著書『檻の中のライオン』(現在15刷)と絵本『おりとライオン』は、

        学校図書館向けの選定図書。

参加費: 大人500円
 (檻の中のライオンクリアファイル付き)
  中学生以下無料
 (クリアファイル希望の方は200円)


お申込み: 事前申込みが必要です。
   メール shinko_ov@icloud.com
   電話 0778-51-6571
   
(①ご氏名 ②電話番号 ③参加人数 をご記入下さい。)


駐車場に限りがある為出来るだけ乗り合わせてご来場ください。



主催: 「檻の中のライオン」鯖江実行委員会


<FBイベントページ>https://www.facebook.com/events/747301832355475/?ti=icl

2019年9月6日金曜日

丸山穂高議員「戦争で(竹島を)取り返すしかないんじゃ」 異常としか



 丸山穂高議員が島根県・竹島について
「戦争で取り返すしかないんじゃないですか」とツイッターに
投稿したことについて…


● <社説>「戦争」語る国会議員 不問に付してはならない(琉球新報)
 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-983748.html



 <抜粋>
  再び戦争の惨禍が起きることのないように全力を尽くすのは、

国政に関わる全ての政治家の務めだ。たとえ問題提起であっても、
領土問題を解決する手段として「戦争」を持ち出すなど、論外である。
                         <抜粋終わり>



 …イラクやシリアで、家ががれきと化し家族の血や肉が飛び散り、
呻く市民や子どもたちの光景を、見たことはありませんか。


 丸山議員は、まさか戦争を、まだ騎馬隊と騎馬隊がやり合う「合戦」
だと思っているのでしょうか。

 戦争になれば、都市が、街が、家が、空爆されるんです。

 そんなことも想像できないのか、想像した上で言ってるのか。


 「センソーするしかないんじゃないっすかね」と軽くつぶやける
人が、「全国民の代表」であっていいわけがありません。

 不問に付されてしまう現実は、とてもおぞましいことです。


 憲法尊重擁護義務を負う国会議員が、戦争放棄を宣言している
憲法の下で「戦争」を選択肢として提示することの問題も重大
すぎるほど重大ですが、
 こんなにもたやすく自衛隊員の命、国民の命を外交失策の犠牲
にして暴力に頼ることを提示する国会議員は、たとえ平時において
も国民の命や生活・人権を軽んじるだろうことは容易に想像でき
ます。


 上記社説でも書かれていますが、丸山議員を不問に付せば、同様
の発言が繰り返されかねません。
 暴力的なツイートをすれば「豪胆さ」アピールできるかのような
誤解をしているなら、一刻も早く単なる恥だと、すべての国会議員に
理解させなければなりません。


 すべては、私たち主権者次第です。

 こんな発言許せない、辞職しかない、という声を、メディアに
届けませんか。
 SNS発信でも、ご意見メールでも、自分なりのやり方で。

9月16日(月・祝) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in茨木☆



◆「檻の中のライオン」in茨木
 (第65回 茨木母親大会)





日時:2019年9月16日(月・祝)
  14:00~16:30


会場:茨木市男女共生センター

  (大阪府茨木市元町4-7)

http://www.rosewam.city.ibaraki.osaka.jp/access/



講師:楾 大樹 弁護士
     ひろしま市民法律事務所所長
  明日の自由を守る若手弁護士の会
    『檻の中のライオン 憲法がわかる46のおはなし』

 『けんぽう絵本 おりとライオン』著者



参加費: 200円


事前申込み不要


主催:茨木母親大会実行委員会


後援:茨木市


お問い合わせ:米倉072-635-5637


<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/22654539502090

9月16日(月・祝)午前 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」in吹田「モモの家」☆



◆檻の中のライオンin吹田



日時:2019年9月16日(月・祝)
  講演 9:30~12:00(9:15受付開始)
  質疑応答・物販 12:00~2:30
  シェア会 12:30~13:15


 * 希望者におむすびランチ(おむすび・お味噌汁・お漬物のセット)
  の用意可(要予約・600円)

会場: 古民家コミュニティスペース・モモの家 
  
大阪府吹田市泉町5-1-18
  阪急吹田駅から徒歩5分、JR吹田駅から徒歩12分
  http://www.momo-family.org/?page_id=9



講師紹介:楾大樹(はんどう たいき)弁護士
  
ひろしま市民法律事務所所長(1975年生まれ)
  明日の自由を守る若手弁護士の会

  今いちばんわかりやすい憲法入門書として話題の『檻の中の
 ライオン 憲法がわかる46のおはなし』(中学校公民資料集に大きく
 掲載)、『けんぽう絵本 おりとライオン』著者
  檻の中のライオン講演は全国36都道府県で300回以上開催され
 大人気を博している。

定員: 30名(お子さま連れOK)



お子様向けの講演ではありません。
 お子様を遊ばせていただくのに十分なスペースが確保できない場合
 もあることをご了承ください。


参加費(当日払い):一般1,500円
  モモの家会員 1,300円 
  大学生 1,000円
  高校生以下 無料
 
(有料の方に「檻ライ」憲法条文クリアファイル付き)




申し込み方法:下記①~③を明記の上、
  メールをemisimasima@gmail.com(嶋田
  宛て)までお送りください。
  ①お名前

  ②参加人数 
  (高校生以下の方もご一緒の場合はご年齢も)
  ③シェア会に参加される場合はランチの要否も


主催:福谷朋子、嶋田恵美 

<FBイベントページ>
https://www.facebook.com/events/352868438942998/?ti=icl



<主催者メッセージ>

【いま日本で一番わかりやすい憲法のお話】
 落語のようなユーモアと皮肉が効いたお話やライオンを始めとした
色んなパペットが現れる愉快な時間を過ごすうちに「権力=ライオン」
と「憲法=檻」の関係が分かってくる!
 講演の元になる著書「檻の中のライオン」(かもがわ出版)は中学校
の公民の副読本にも採用されており増刷に次ぐ増刷で現在第15刷を
数えます。
 「憲法って難しそう…」
 「要するに政治の話するんでしょ?」
 「国民が守るルールのことでしょ?」
 「自分には関係ないんじゃない?」
…なんて思っている方にこそぜひ聞いてほしい。

 全国で幅広い年代に大反響!
「自分の生活がこんな風に憲法に守られているんだ、と分かった」
「学校の授業より面白く、役に立つ」(高1)
「全国民の意識を変える、何が大切かをしっかり訴えているお話
ワンダフル!」(60代)

 当日資料となる憲法クリアファイル付き。
 ぜひ楾(はんどう)大樹弁護士に会いに来てください!
 講演会後には希望者によるシェアタイムも設けます。
 (楾先生は次の講演に向かわれるため参加されません)
 ご希望の方にはモモの家メインカフェのおむすびランチ(要予約)を
ご用意します。ぜひご参加ください♪

2019年9月5日木曜日

黒岩知事の“釈明”が釈明になっていない件


 あいちトリエンナーレ2019の「表現の不自由展・その後」で
の事件について、神奈川県の黒岩知事が「極めて明確な政治的メッ
セージ」だからこそ「表現の自由ではない」と述べ、「自分だった
ら開催は絶対に認めない」とまで発言しました。


 そのことについて、“釈明”を行ったそうです。

● 神奈川県知事「検閲の思いない」 
    表現の不自由展で釈明も「慰安婦像」問題視 (毎日)
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190904-00000004-mai-soci



● 「検閲するつもりない」 不自由展で黒岩知事釈明 (神奈川新聞)
 https://www.kanaloco.jp/article/entry-192857.html



「誤解を与えたことに関しては率直におわびしたい」
「検閲して自分の気にくわないものを表現させない、という思いは
全くない。一番言いたかったのは慰安婦像問題。表現の自由とは関係
ない」
「慰安婦像の展示に県が税金を出すのは県民の理解を得られないだ
ろう。その思いで申し上げた」


 「誤解を与えた」…定番の「本当に謝罪したいのか怪しい」決まり
文句ですが、私たち受け手は、知事の発言をどう誤解したというので
しょう。

 今回の発言を見ても…どこが釈明になっているのでしょう?

 だって、結局、気にくわない政治的なメッセージは表現させない、
という思い、なわけですよね?


 「あらゆる表現」の中から「政治的な表現」だけを抜き出して、
それを「表現の自由」の保障が及ばないものとして、勝手に許可・
不許可を権力が決めていいんだ、という、まさにそれを表現介入
というんですよ、検閲と同じようなものですよ、とひと言でも
アドバイスできるブレーンが、彼の周りには1人もいなかった、
という悲劇。


 「表現の自由がどれだけ大事かは自分が一番よく知っている」、
というコメントがめちゃくちゃ寒い…。

 
 あらゆる人が、生活のあらゆる場面で政治と関わっています。
政治と無関係に生きることはできません。
時の権力とは異なる意見・思いを抱くことなんて、ザラです。
権力の気に入る意見しか表現させない、なんて、どこの独裁国家
でしょう。

明晩9月6日(金) ブックカフェでの憲法イベントに武井由起子弁護士も登場☆


 明晩、広島の「Social Book Cafe ハチドリ舎」での憲法イベントに、
武井弁護士も登場しますよ♪
 

「憲法学者・国際法学者に聞く 
 〜憲法が変わる過程とその結果起こること〜」

語り手:石川裕一郎、河上暁弘、
          城秀幸、武井由起子



                    (ハチドリ舎HPより)



日時: 2019年9月6日(金)
  19:00~20:30



会場: Social Book Cafe ハチドリ舎
    https://hachidorisha.com/

    広島市中区土橋町2-43 光花ビル2F



参加費: 1,500円 +1drink


定員: 30人


お申し込み方法:下記URLからお申し込みください。
 
 https://forms.gle/mLEtjVYqEHfe68ip8




主催: Social Book Cafe ハチドリ舎


お問い合わせ:082-576-4368
       hachidorisha@gmail.com

9月13日(金) 白神優理子弁護士の講演 in 青森☆


◆青森保健生活協同組合創業66周年記念式典


 日本国憲法の価値・意義を改めて振り返り、現政権のねらう改憲の危うさ
を確かめ合う講演です。


日時: 2019年9月13日(金)
  14:00~


講師:白神優理子
  (明日の自由を守る若手弁護士の会)
   

場所: 青森国際ホテル 3階 万葉の間
  (青森市新町1-6-18)
   https://www.kokusai-hotel.co.jp/



参加費:なし


お申込み:不要


主催:青森保健生活協同組合

9月8日(日) 白神優理子弁護士の講演 in 石巻☆


◆第59回「宮城県母親大会IN石巻」の記念講演


 

日時: 2019年9月8日(日)
  13:00~16:00


会場: 石巻市蛇田中学校


演題: 「日本国憲法は希望 
      ― 子どもたちへ手渡すバトン」
参加費:800円/高校生以下無料

託児(一歳児から)


事前申し込み不要


主催:第59回宮城県母親大会実行委員会
  現地実行委員会

* 白神弁護士の講演は13:00からですが、
母親大会の分科会は9:30~12:00です。