2015年10月28日水曜日

だから公務員には憲法尊重擁護義務がある 集会の自由編

「この集会は、政権を批判するものですので、公の秩序や公共の福祉に反します。
 ですのでこの集会はやらないでください」

こんなことがあったら、おいおい、集会の自由(憲法21条1項)はどこいった?
って思いますよね?

でも、実際に起こったんですって。

今年の724日、兵庫県H市のとある広場で行われた集会
広場を管理する市の職員が「にぎわいを創出する広場の趣旨にそぐわない」という理由で、集会を中止させていたんですってね。

この集会では、「アベ政治を許さない」と書かれたビラが配られたり
「安倍政権はノー」といった発言があったようです。

それが原因かわかりません(というか中止した側は当然否定しています)が、
市の職員(したがって、公務員)が、集会を中止させたことは間違いないんです。

結局、この中止措置については、市側が「集会、表現の自由を侵した」と認め謝罪したようです。

想像するに、集会の中止のために動いた職員さんは、おそらく一人ではないでしょう(じゃないと無理やり中止させられないですので)
ってことは、この中止措置をやってもいいことだ、集会の自由を侵害しないんだ、と思った職員が一定数いるってことですよね。

そりゃ、中には「おいおい、こんなことやっていいわけねぇだろ」って思った職員さんもいたかもしれませんが、中止措置に協力した以上、共犯でしょう。

要するに、公権力を担っている公務員(この場合は、市民の公共の場を管理する市の職員)というのは、どうしても市民の権利・自由を侵害する場面があるってことなんですよ。
(別に公務員以外が人権侵害をしないって意味じゃないですが)

だから、憲法99条は、公務員に、憲法尊重擁護の義務を課しているわけですよね。

公務の遂行をする上で、人権を侵害してしまう蓋然性が高いので、公務員による人権侵害を防ぐべく、憲法尊重擁護の義務があるわけです。

 
公務員による集会の自由の制限(の危険)という面で共通するこんなこともあったんです。

北海道のA市の議会での出来事。
市有地を利用して市民が集会を行うことの是非について、今年の924日に、とある保守系の議員さんが質問をしました。

「集会は戦争が起きるなど市民の不安をあおるものや反体制的な主張を繰り返している。市庁舎の公共性を考えると、市が許可するにはふさわしくない集会があると考える」
「駅前などでの政治的主張の強いデモは市内を訪れる観光客のイメージダウンにもつながる、という声もある」

(o)

反体制的な主張 ≒ 市が許可するにはふさわしくない ?
観光客のイメージダウン > 集会の自由 ??

(。´・ω・)?

当たり前ですが、
日本国憲法では、反体制的な主張(わかりやすくいうと政権批判)も表現の自由で保障されていますので、市が許可するにふさわしくないということにはならないでしょう
(*自民党改憲草案では反体制的な集会は公の秩序に反するとして集会禁止もありえますね)

日本国憲法では、観光客のイメージダウンという本当に存在するのか分からない(というか、政治的な発言を公権力が抑制する国の方がよほどイメージ悪いですが)想像を理由に、集会の自由を制限できるわけがないですね。
(*自民党改憲草案では、国が栄えるための経済発展が強く重視されますので集会禁止もありえますね)

この議員さんは、日本国憲法を知らずに言ったのか、知っていてあえて言ったのか分かりませんが、
少なくとも、この議員さん(公務員)によって、集会(この場合は安保法反対の集会)の自由を制限されちゃう危険があったわけですね。

うん、やっぱり、公務員には、憲法尊重擁護義務が必要だ。

 
あっ、これまた当たり前ですが、
まともな(憲法を分かっている)公務員さんも大勢いるわけで、
先の議員さんの質問に対しては、
「基本的人権として憲法が保障する表現、集会の自由の観点から、表現活動の機会はできる限り尊重されるべきだと考える。」
という至極まっとうな答弁がなされていますので、ご安心ください。

 
国会議員とか内閣総理大臣とかが人権侵害しやすいんだから憲法まもれよ、ってのはイメージしやすいと思うんですが
地方公務員であっても、こうやって人権侵害しちゃうことがあるんですよね

そういうことを防ぐためにも、あるいは人権侵害を是正させるためにも
「不断の努力」って必要だなって思います。

2015年10月24日土曜日

10月29日 憲法カフェ@太宰府のお知らせ☆



 自由や民主主義を語ることが敵視される世の中って、常識的に
おかしいと思うのは私だけでしょうか。




 ジュンク堂民主主義フェアを見直し 店員ツイートに批判
http://www.asahi.com/articles/ASHBR5JQTHBRUTIL03R.html?iref=com_rnavi_arank_nr01




 東京都渋谷区の「MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店」で
開催中のブックフェア「自由と民主主義のための必読書50」が
一時撤去され、並べる本を見直すことになったとのこと。
理由は、ネット上で、書店員さんの非公式ツイッターが「闘います!」
などと安倍政権を闘う相手に想定しているとして「選書が偏向して
いる」といった批判が続出したからなんだそうです。




 民主主義や自由について語る本をそろえることが「偏っているからNG」…?


そう批判する方々は、じゃあ独裁国家や人権弾圧を推奨する本も
たくさん並べて売ればいい、と考えているのでしょうか?
ある一定のカテゴリーの本を推薦するのが「○○フェア」なのだから、
偏ってて当たり前でしょう。しかもフェアだからって、他の本を一切
売らないわけじゃないのですから。


 本屋さんは売りたい本を売ればいい。
多くの人に読んで欲しいなと思う本を並べてフェアを展開するなり
販促すればいい。本(出版物)という表現媒体が、情報の豊かな自由
市場を飛び交って、人々の自己実現や民主主義の栄養素になるという
かげがえのない価値を誰よりも知っている本屋さんの矜恃を胸に、
堂々とプライドを持って、売りたい本を売ればいい…そんなの当然です
よね。


 ジュンク堂さんがこんないわれのないクレームでフェアを自粛してしまう
ことは、社会全体が「こういう本って売っちゃいけないのかな、読んじゃ
いけないのかな」と萎縮するきっかけになりかねません。
ジュンク堂さんの中にも、政治的中立性をはき違えてしまっている方が
いるのかもしれませんね。政治を語らないことが政治的に中立なのでは
ありません。活発な政治の議論がなされるよう、その土俵を公平に
惜しみなく提供することが、政治的中立…ではありませんか?




 さて、そんな萎縮なんてどこ吹く風!とばかりに、あすわか弁護士は
今日もがんばってます。太宰府での憲法カフェのお知らせで~す☆




*・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.:*・ 




 ざっくばらんにお茶でも飲みながら憲法のことを学ぼう~!!
 弁護士の徳永先生(もうすぐママ)が、とても分かりやすく教えて
くださります❤




日時: 10月29日(木)10:30~12:00




場所: 太宰府市 水城台公民館




参加費: 1000円前後
     (参加人数によって若干変動します)




講師: 徳永由華弁護士
    (明日の自由を守る若手弁護士の会)




申込み: 福岡南法律事務所 徳永由華弁護士
        TEL 092-554-7110




主催: ババールカフェ 森山祐子



10月28日 太田啓子弁護士の憲法カフェ@横須賀のお知らせ☆


 神奈川エリアの方々に嬉しいお知らせ!
 太田啓子弁護士の憲法カフェ、28日に横須賀で開催です☆


 https://www.facebook.com/pages/Rice-B/285467748168011
 参加ご希望の方は上記ページにメッセージをお書き下さい。
ランチ希望の有無もご記入下さいね☆


*・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*・*:゜・*:.


 ママ企画☆横須賀ALLs憲法カフェ

 第2弾の詳細が決まりました!
 安保法制よくわからない、憲法違反ってどういうこと?
そもそも憲法って?気になるけどよくわからない…という声にこたえて、
 ごくフツーの人たちが女性弁護士にわかりやすく教えてもらいます!


日時 : 10月28日(水)10:00~


場所 : 北下浦コミュニティセンター
   (京急野比駅から徒歩13分)



参加費: 500円(資料代)


人数 : 先着20名


対象者 : どなたでも参加可。
  託児はありませんが子連れ参加も大歓迎です。


申し込み方法
 『横須賀ALLs』のFBページにメッセージをお送り下さい。 
 https://www.facebook.com/Rice-B-285467748168011/
 ランチ希望の有無をお願いします。


<流れ>
 10:00 受付開始
 10:20~12:20 憲法のはなし、憲法紙芝居など
 12:30~ ランチ交流 (希望者のみ)


<講師の弁護士>
 太田啓子弁護士
 ママさん弁護士で雑誌VERYにも掲載されたことがあります。
全国の憲法カフェで活躍されています。


<ランチ交流>
 お話のあと希望者でランチ交流します
 海沿いのRICEでリラックスしながら美味しいランチをいただきます

11月6日&29日 竪十萌子弁護士の憲法カフェ のお知らせ☆


 
 埼玉エリアの方々に朗報~♪
 竪十萌子弁護士の憲法カフェ、11月6日と29日に開催されます(^^)ノ


11月6日 憲法カフェ@宮原
 


ホントのところを 知りたい!聞きたい! ママさん弁護士 竪十萌子 さんに聞く、 とってもわかりやすい憲法のお話会を開催します。
 憲法のキソをシンプルに、丁寧に教えてもらうとニュースの内容も、
とっても理解しやすくなるのでオススメです!
お話は1時間半ほどです。
お話の後は、スタッフが手作りした甘酒をふるまいます。
パルシステムの試食会(果物など)も予定していますので、お楽しみに!
明日の自由を守る若手弁護士の会  「あすわか」http://www.asuno-jiyuu.com/

日時 : 11月6日(金) 10:00~12:00
     (受付開始9:45~)

場所 : 宮原コミュニティーセンター3階 
     調理実習室
持ち物:筆記用具
参加費:一般 700円

申し込み締め切り: 10月26日(月) 

 下記①~③をご記入の上、
ohisama_2014@yahoo.co.jpまでメールで
お願いします。
 ①参加者氏名
 ②お子様の名前と年齢
 ③パルシステム組合員さまの場合は組合員番号


 乳・卵・小麦・そば・大豆・ごま・落花生を使用した食品の
持ち込みはご遠慮願います。(醤油は可)

 *:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。o○*:.。..。.。
 

大好評 第2弾 
 あすわか弁護士・竪ともこの憲法カフェ
  ~憲法が変わっても戦争にならない
           と思っている人のためのお話~子どもを想う全ての方の参加をおまちしております。
別室託児はありませんが,広いお部屋で,子ども用スペースもあります。
お子さん連れで気兼ねなくご参加下さい。


日時: 11月29日(日)13:30~15:30
 
場所: 川口市 中央ふれあい館
     (川口駅東口徒歩7分)
 
参加費: 大人300円,子ども・学生は無料
 
申込先:川口センター TEL/048(286)6911
               FAX/048(286)6915
 
〆切:11月27日(金)
 
主催:生活クラブ川口中央支部

2015年10月23日金曜日

11月12日 “選挙”を考える学習会@那覇市のお知らせ☆


 選挙権年齢が来夏の参院選から「18歳以上」に引き下げられる
ということで、高校の先生方が準備や授業のやり方に悩んでいるようです。


 18歳選挙権、副教材を配布へ 教員には中立性を強調
 http://www.asahi.com/articles/ASH9T6VY3H9TUTIL04F.html


 文部科学省と総務省が作成した教員用の指導書には、教える際の
「政治的中立性」が強調されているのだとか。
 
 政治的中立性というものをはき違えてはならない、と以前書きました。
政治の情報を得て議論すれば、なにかしらの自分なりの結論は出る
はずで、それは自ずとどこかに「偏る」ものです。仮に授業の中で、
生徒に政治的なトピックをテーマに活発な議論を促し、なんらかの
結論に至った場合に、それをもって「政治的中立性を害する」と評価
するのであれば、それって意味不明。新たな有権者に対して政治へ
の関心を持つようにといいながら、学習の場の議論で、なんらかの
意見が優勢になってはならないというのなら、じゃあ討論するな、と
いうことですか、と。
 大いに、様々な意見が飛び交う議論の場を提供することこそ、
政治的中立な学習の場ではないでしょうか。


 さて、今日はそんな選挙をテーマにした学習会が那覇市で開催され
ます。講師は当会会員の林千賀子弁護士☆
高校生のみならず誰でも参加できますYO~~~(^^)/


☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*o○☆○o*:;;;:*


「選挙だよ?」企画 Vol.1 
  弁護士の林千賀子先生と話そう!
         =自分のための選挙だよ?=



 18歳選挙権が決まり、来年6月から、いよいよ高校生も選挙ができる。
でも、そもそも、どうして選挙って必要なの?なぜ大事なの??
 弁護士さんにざっくばらんに聞いてみよう!仲間と一緒に楽しく考えよう!


日時: 2015年11月12日(木)午後6時~


場所: 安国寺(首里高校裏門前)


参加費無料・申込不要


高校生のみならず誰でも参加可能
    (子連れ大歓迎!)


連絡先:ゆい法律事務所 
     ℡:098-855-7435


主催:Teens Voters’ Action Okinawa(TVA沖縄)


企画担当:齋藤夢子


連絡先:TVAO@excite.co.jp

おぉ、この自民党役員人事は「言論封殺OK」のサイン~



 自民党の人事が、とってもおそろしいことになっているので、
ぜひご注目下さい。


<自民政務調査会>文部科学部会長に木原前青年局長 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151023-00000003-mai-pol

 文部科学部会長に決まったのは木原稔前青年局長。
皆さま、覚えてらっしゃいますか?
 今年6月、自民党の若手議員勉強会「文化芸術懇話会」が、
作家の百田尚樹氏を講師に招いて
「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない。あってはいけないことだが、
沖縄のどこかの島が中国に取られれば目を覚ますはずだ」
という発言に喝采を送り、
メンバーの大西英男議員が
「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団連に
働きかけてほしい」
とまで言い放った、暴言祭りみたいな出来事がありました。


 民主主義の根幹である言論の自由と報道の自由へ、堂々と圧力を
かける、こんな方々は国会議員として失格であることは言うまでも
ありません。
 この「文化芸術懇話会」の代表が、木原青年局長だったのです。
 この事件が起きた時、猛烈な批判にさらされた自民党は、安保関連
法案をなにがなんでも成立させたかった最中でしたので、この事件を
早く収集させたかったのでしょう…木原青年局長は青年局長を更迭され、
役職停止1年の処分を受けました。
 へーー1年で済むんだーかるーい…と思ったら大間違い。
実はこの処分、停止期間はいつの間にか3カ月に短縮されていて、
とうに処分期間を終えていたのでした。


 権力に都合の悪いメディアはつぶせばいい、という主張への惜しみない
共感。こんな価値観の方が、国会議員として、私たち国民のどんな将来を
形作ってくれるというのでしょう?
 報道の自由・言論の自由、そして民主主義への(開き直った)無理解。
それを自民党は「是」として、その議員を文部科学部会長に据えました。
 人権や民主主義への理解などどうでもいい、ということなのでしょうか。
 
 

 ついでに…
 自民党の憲法改正推進本部長だった船田元衆議院議員が更迭され
ました。「安全保障関連法に反対する議論の引き金を引いた」責任、
とのことです。

 自民党人事で“更迭”の船田氏、安保法反対議論「引き金引いた」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20151023-00000020-jnn-pol


 思い返せば、安保関連法案の審議の最中に、衆院憲法審査会で、
船田議員の選んだ参考人の憲法学者(長谷部恭男教授)が同法を
「憲法違反」と批判しました。(船田議員も驚いたでしょうね…というか
なぜ船田さんはわざわざ長谷部教授を選んだのか…余計なお世話
ですが。)
 これをきっかけに「戦争法案ゼッタイ反対」の声が一気に大きくなって、
全国的な世論の盛り上がりを見せたのでした。


 つまり、
 「船田のせいで、国民に、安保関連法案が憲法違反だってバレちゃった
じゃないか」という責任です。
 これまたあられもない…(-_-;) 憲法違反だと専門家から指摘されたら
謙虚に顧みて法案を撤回するなり出直すのが常識なところ、その常識
がもはや通用しないのが(安倍首相を総裁に戴く)自民党。

 ともあれ、立憲主義や民主主義にまったく価値を見いださない、興味
もない自民党は、新たな部長を置いて、憲法改正へと粛々と計画を立て
てくようです。

 国民はぜんぜん望んでいなかったし議論にもなっていなかったのに、
突然、政府と自民党は特定秘密保護法が必要なんだ、と言って無理
矢理作りました。
 国民はぜんぜん望んでいなかったし議論にもなっていなかったのに、
突然、政府と自民党は「戦争法」が必要なんだ、と言って無理矢理作り
ました。
 次はなんでしょう。
 あすわかは、
 国民はぜんぜん望んでいないし議論にもなっていないのに、突然、
政府と自民党は憲法改正が必要なんだ、と言うつもりなんだろうな、と
予測しています。
 外れるといいな(棒)。

2015年10月22日木曜日

国会の召集を要求されたのに召集しない!?

野党が憲法53条に基づいて臨時国会の召集を要求したのに、政府・与党は召集に応じない方針であると報じられています。

憲法53条には、
「内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。」
とあります。 

衆議院では125人、参議院では84人が臨時国会召集の要求に賛同したということですので、憲法53条の条件を満たしますね。
政府・与党は、安倍首相の外遊予定などを理由に臨時国会を開かず、閉会中審査を2回開いて、あとは来年の通常国会で、というつもりのようです。

でも、国会で議論してほしいテーマはたくさんあると思いませんか?

たとえばTPP。
TPPでは、交渉内容について秘密保持義務が課されていましたから、交渉内容を国会で議論することがほとんどできませんでした。
10月5日(アトランタ時間)に大筋合意が発表され、内閣官房が作った「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の概要」という文書が突然配られて、はじめて内容が明らかになりました。
果物など関税が撤廃される農家の方が、「聞いていない」と驚いている内容です。

2週間前にはじめてわかった合意の内容について、閉会中審議の2日間でごまかすのではなく、
きちんと臨時国会を開いて議論してほしいと思うのは当然ではないでしょうか?

適切な時期に議論されなければ意味がないわけで、通常国会まで3か月待っていればいいというのでは憲法53条が議員の召集要求を規定した意味がありません。
このまま臨時国会を召集しないのであれば、憲法53条違反になってしまいますよ!

2015年10月21日水曜日

11月15日 ラッキィ池田さん×あすわか 大阪でコラボイベント!



 妖怪ウォッチ、ニンニンジャー大好きなちびっこたち、みんな
あつまれ~~~☆


 「ようかい体操第一」の振り付けやEテレ「にほんごであそぼ」への
レギュラー出演などで子ども達に大人気の振り付け師・ラッキィ池田
さんとあすわかのコラボイベントが、ついに大阪上陸!
 子ども達と楽しく身体を揺らしながら、平和ってこうだよね、自由って
こういうことだよね、と感じてみてください。あすわか弁護士による
ゆる~い解説もあり、憲法と平和のキホン、楽しく学べる機会です!


  <踊り(予定)>
  「ようかい体操第一」「宇宙ダンス」「10人のインティアン」「早口ことば」
「手裏剣戦隊ニンニンジャー」「ようかい体操第二」「茶碗蒸しの歌」
「憲法たいそう」他


イベントページはこちら
 https://www.facebook.com/events/1147604995268971/



ゲラゲラポーからケンポーまで
楽しく踊って学んじゃおう in 大阪


日時: 2015年11月15日(日) 
  開場14:40 開演15:00(終了17:00頃)



会場:TORII HALL(トリイホール)
  大阪市中央区千日前1-7-11 上方ビル4F
  地下鉄「難波」駅または「日本橋」駅下車。
 なんばウォークB20出口より徒歩2分。


参加費: 子ども 0~2歳 無料
     3歳~19歳 500円
     大人 1500円


 *  家族割 ご家族3人以上で受け付けされた場合、
    1家族につき500円引きとなります。


定員:100名


申込先: ①~③をご記入の上、
      luckykenpo2@gmail.com まで
      メールでお申し込み下さい。
     ① 参加人数(大人○人・子ども○人)
      ② 代表者のお名前
      ③ 連絡先のアドレス・電話番号



 * 必ず、上記アドレスアドレス宛のメールでお申し込みくださいますよう
  お願いいたします。
    FBページで参加表明くださった場合も、ご面倒ですが、上記アドレス宛の
 メールに①~③を明記してお申し込みください。


問い合わせ先:のぞみ共同法律事務所 06-6315-8284


主催:明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)



2015年10月19日月曜日

10月23日 倉持麟太郎弁護士のキレッキレ講演会あります☆


 今週もがんばっていきまっしょ~

 昨日、海上自衛隊の観艦式が相模湾沖で行われたそうです。


「平和は勝ち取るもの」  海自観艦式で首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151019-00004561-kana-l14


 式典で、首相は
「安全保障環境は一層厳しさを増しており、脅威は容易に国境を
越えてくる。平和は人から与えられるものではない、自らの手で
勝ち取るもの。そのための法的基盤が先般提出した平和安全
法制だ」と話したんだそうです。

 平和は自分の手でつかみ取るものです。そのとおり。

 でも、戦争して手に入れられるものではないと思うのです。
米軍の戦争の下請けをすることで、平和が手に入ると思ったら
大間違いで、現に、アフガニスタンからの米軍撤退を公約として
掲げていたオバマ政権は、任期中の完全撤退を断念しました。
終わりたくても終われない絶望的な泥沼の殺し合いを見ながら、
なぜ「再軍備してアメリカと一緒に戦争を遂行することで国際
平和ゲットだぜ」と思えるのか…(-_-;)????


 この違和感を大切にしましょう。
この「おかしいだろ、これ」という思いを、ウヤムヤなまま忘れずに、
自分と子どもの未来をしっかり守るべく、新聞読んだり、ラジオを
聞いたり、憲法カフェに参加してみたり、時々デモとか行ってみたり、
動いてみましょうっ☆


 さて、今週、横浜弁護士会の講演会が開催されます。
講師は当会会員の“渋谷系”倉持麟太郎弁護士(^^)/
  http://www.yokoben.or.jp/news/event/2015/post-233.html


*******************************


横浜弁護士会 安保関連法制講演会 
 法律と政府答弁からみる安全保障

          ~トンデモわが国安全保障


 政府は、多くの人々の意見を無視し「憲法違反」の安全保障関連法
を成立させました。国会での政府答弁や審議に疑問を感じた方も
多かったと思います。
 国会審議をウオッチし続けた新進気鋭の倉持麟太郎弁護士に、
法律や政府答弁の問題点を分析していただきます。
 違憲の法律を認めるわけにはいきません。私たちは、いま、改めて、
安保法制の中身をじっくり検討し、今後の法律の廃止に向けた活動に
繋げたいと思います。


日時: 2015年10月23日(金)
    18:30~20:30


会場: 横浜情報文化センター 情文ホール


講師: 倉持麟太郎 弁護士


入場無料・お申込み不要


お問合せ: 横浜弁護士会 
     TEL045-211-7705 



<講師プロフィール>
倉持麟太郎さん (弁護士)
 第二東京弁護士会所属。憲法カフェなどで市民との勉強会を
多く開催。
 日弁連憲法問題対策本部嘱託弁護士。慶應義塾大学法科
大学院非常勤講師。
 東京MX「モーニングクロス」レギュラーコメンテーター。衆議院
平和安全法制特別委委員会公聴会で参考人として意見陳述も
行った。日刊ゲンダイで「安全法制の欠陥を衝く」を連載するなど、
多方面で活動中。

2015年10月18日日曜日

耳の痛いことを言わない内閣法制局

もしあなたが新しい事業をしようとして、顧問弁護士に相談したとします。
顧問弁護士は、「これは、この法律のココに反するので、できませんね」とアドバイスしたとしましょう。

私たち弁護士の通常業務として、普通にある会話です。
依頼者・顧問先が希望していたとしても、法律上できないことはできない、と言うのが弁護士の役割です。
その意味では、耳が痛いことでも言ってくれる人でなければ、顧問弁護士をつける意味は非常に少ないです。

ところで、数年前までは「法律違反になるのでできません」と言っていたのに、
数年たっていきなり、法律は何も変わっていないのに、同じ事業について
「ああ、法律上べつに問題ありませんね。弁護士として特に意見はありません」
とその顧問弁護士が言ったとしたら、その弁護士を信用できますか?

しかもその意見の変化について何も説明がなく、検討し直した形跡もないとしたら??



内閣法制局が、集団的自衛権の行使を認めるにあたって作成した資料は、
「意見はない」
という1枚ペラの文章だけだったことがわかりました。
10月16日毎日新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151016-00000006-mai-soci

今回、内閣法制局がやったことは、上記の顧問弁護士と一緒です。
内閣が作る法律が憲法違反にならないか、他の法律と矛盾しないか、チェックして、
できないことはできないと言うのが、内閣法制局の役割です。
数年前までは、内閣法制局は、憲法9条に違反するので集団的自衛権を行使することはできないと明言してきました。
なのに、憲法9条が変わっていないのに、集団的自衛権の行使について「意見はない」と、立場を変えてしまった。
その意見の変化について、検討し直した形跡も何も残っていないのです。
「与党・内閣がそれを希望しているから法律上何も問題がないということにしよう」
ということで立場を変えたと思われても仕方ありません。


耳の痛いことを言ってくる弁護士なんだったら、もう解任してしまって、
自分に都合のいいことばかり言ってくれる弁護士を探そう、という気持ちになることもありますよね。
でも、それは単に「リスクをきちんと説明しない弁護士」であることが多く、結果的に依頼者のためになりません。
安倍政権は、耳の痛いことを言ってくる内閣法制局長官を最高裁長官にして、
集団的自衛権に肯定的な故・小松一郎氏を内閣法制局長官にしてしまったわけで。
リスクをきちんと説明しない顧問にしてしまったというわけです。
弁護士としては、とってもお勧めできない選択肢です。

10/29 憲法カフェ@横浜市緑区

ママの会@神奈川presents憲法カフェ
今こそ知りたい憲法のおはなし&エネルギー問題についてもお聞きしましょう☆

日本国憲法について、あらためて学んでみたいけれど、難しそう?
自民党改憲草案では、何をどのように変えようとしているの?
憲法と市民エネルギーもつながっている?
弁護士の川岸卓哉さんが分かりやすく解説してくださいます。
お気軽にご参加ください。
お子さま連れOK、ママじゃなくてもOKです!



日 時: 2015年10月29日(木) 9:30~11:30(受付9:15~)
場 所: JR横浜線・十日市場駅そば(お問合せの方に通知)
講 師: 川岸卓哉 弁護士
 川崎合同法律事務所・横浜弁護士会所属
 「明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)」メンバー
 「NPO法人原発ゼロ市民共同かわさき発電所」理事長
参加費: 大人600円/子ども無料
お子さま連れ歓迎です!お席でごいっしょに、または会場内のキッズスペースでご参加ください。また、会場内は飲食可です。お飲物などご持参ください。

主催: ママの会@神奈川
お問合せ・お申込み先:
メールタイトル(件名)に「10/29憲法カフェ参加希望」、①参加される大人の方全員のお名前 ②ごいっしょのお子さまの人数をご記入の上、メールアドレス
mamakenpo1029@yahoo.co.jp  までご連絡ください。

Facebookイベントページはこちらです。
https://www.facebook.com/events/999108940147952/
ママの会@神奈川(Fb公開ページ)https://www.facebook.com/0716kanagawa
(参加承認制の非公開グループ *現在279名参加)https://www.facebook.com/groups/1685964191623153/
(ブログ)http://momagainstwarkanag.wix.com/mothers-kanagawa

10/19 憲法カフェ@東京都阿佐ヶ谷

イネルde憲法カフェvol.4
「立憲主義?民主主義?」
この夏何度も耳にしたことば―「立憲主義」「民主主義」
憲法はそれらをどう伝えているのか?安保法制がなぜそれらに反しているのか?
若手弁護士さんと一緒に考えます。

10月19日(月)19時オープン・19時半スタート
参加費:500円+1ドリンクオーダー(軽食もあります)
講師:青龍美和子弁護士(明日の自由を守る若手弁護士の会)
主催:阿佐ヶ谷イネル http://inelle.petit.cc/

※参加希望の方は予約が必要です。
前日10/18までにイネルのメール(inelle.scope@gmail.com)までご予約下さい。

10/18 憲法カフェ@群馬県嬬恋村

群馬県嬬恋村に憲法カフェが初上陸です!

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群馬県内では、村越芳美弁護士を中心に憲法カフェを継続的に開催しています。
そんな憲法カフェが、なんと、嬬恋村に初上陸します!!
ぜひお越しください^^

☆憲法カフェin嬬恋村



・10月18日(日)13:30~15:30
・主催:憲法学ぼうの会
・問合わせ先:伊藤(0279-86-5467)
・場所:大笹公民館
・講師:弁護士村越芳美
・資料代:500円
・嬬恋村での初開催です。

11/7 ケンポーおしゃべり広場@つくば

竪十萌子弁護士のケンポーおしゃべり広場のご案内です!
チラシの二枚目が「ケンポーもやもや度チェック」になっていますので、こちらも要チェック!


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11月7日(土)10:30~12:30(トーク&おしゃべりタイム) 

講師:竪 十萌子 弁護士
場所:つくばサイエンス・インフォメーションセンター
定員50名(先着順)
参加費500円(18歳未満無料)



ニュースでしょっちゅう耳にする『憲法』の話。
来年には,改正を問う国民投票があるかも…??

「大事!!」ってことはわかっていても,何だか話がフクザツすぎて全然ついていけない~
とあきらめていませんか?
トーク達人の弁護士さんがやさしく楽しく,目からウロコをおとしてくれます。
モヤモヤしたまま投票しなくていいように,
おしゃべりしにきて下さーい。

お子様連れOK
キッズコーナー・親子席・授乳コーナーあります!

申込先・お問い合わせ
主催:ケンポーおしゃべり広場実行委員会
協賛:つくば・市民ネットワーク,生活クラブ・まちつくば,常総生協
kempohiroba@gmail.com
090-7630-8045(小森谷)
※お名前・参加人数・お子様が一緒の場合は年齢をお知らせ下さい。
3日以内に受付完了メールが来ない場合はお電話でお問い合わせ下さい。

10/25 憲法カフェ@大阪府八尾市

~今だから知りたい憲法のこと!~

雑誌「VERY」にも特集された ”けんぽうcafe”が八尾にやってくる!



「安保法制ってどうなの?」
「集団的自衛権ってどういうこと?」
「戦争できる国になってしまうの?」
「憲法改正って?」
「そもそも憲法って何の為にあるの?」

今だからこそ知っておきたい!
今からでも遅くない!

ママさん弁護士が今さら聞けない基礎的なことから憲法を優しく教えてくれます。
お茶を飲みながら憲法に触れてみませんか?
お子様連れもお気軽にどうぞ
キッズスペースあります^_^

【日時】10月25日(日) 10:00~12:00(受付9:45~)
【参加費】1000円(ドリンク付き)
【講師】小谷 成美 弁護士(明日の自由を守る若手弁護士の会)
【場所】Lammok cafe (八尾市若草町4-1 近鉄八尾駅徒歩8分)
【お申し込み・お問い合わせ】
kcafe.yao@gmail.com

【イベントページ】
https://www.facebook.com/events/1124486094246165/permalink/1133088913385883/

2015年10月17日土曜日

はき違えた中立性という病 これ撲滅するワクチンないかなー


 神奈川新聞が、とても意義深い記事を書いています。


「偏ってますが、なにか」
  カナロコ・オピニオン 論を興し民主主義を体現する存在にhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151016-00004511-kana-l14


 解釈改憲や安保関連法案に反対の声をあげて行動に移す方が
たくさん現れて、言論の自由や集会の自由の行使っていうのは
こういうことだなぁ、と思う一方、やはり日本の社会は、なぜか
「政治の話はタブー」という閉塞感いっぱいの空気がただよい、
自由活発な議論を封じようとする圧力を感じます。

 その圧力の一番の「大義名分」が、『政治的中立性』ではありませんか?


 中立性を損ねるから、そのイベントは後援できない。
 中立性の観点から、その集会は許可できない。
 地方自治体は相次いで、『中立性』をタテに、市民が政治を語る場を
奪っています。
 こんなのは最たるものでしょう。
   ↓
 市民活動センター:NPO管理取りやめ 条例改正案、市議会へ さいたま
 
http://mainichi.jp/area/saitama/news/20151015ddlk11010249000c.html


 市民が自由活発に議論を交わせるように、豊かな言論の場を
提供することで、民主主義の土壌を耕す。これって、地方自治体
の大切な役割ではないでしょうか。『中立性』の名の下に、言論の
場を奪うことは、れっきとした人権問題なのだと、なぜ認識できない
のでしょう、残念でなりません。


 そういった、はき違えた「中立性」をマスコミに求める空気(というか
現実的な圧力)もあります。
 冒頭で紹介した神奈川新聞の記事は、それを明快に一蹴していて、
マスメディアの矜恃を感じさせるものです。
 情報を得て政治を考えれば、なんらかの考えに到達します。
その時点でなんらかの偏りが生じるのはあまりにも当然のこと。
「政治権力を監視し、批判する」ことを最大の使命とするマスメディアが、
政治権力を批判することのどこが「間違った偏り」なのでしょうか。


 「中立性」や「両論併記」を強く強く求める方々というのは、
 例えば、
 「人種差別は良くないという考えもありますが、人種差別はしてよいと
考える人もいます。どちらが正しいか書くと偏ってしまうので、意見は書きません。」
 「ナチスによるホロコーストで何百万人ものユダヤ人が大量虐殺され
ました。が、ホロコーストがなかったと主張する人もいます。どちらが
正しいか書くと中立性を損なうので、書きません。」
 こんな記事を、正しい記事だと考えるのでしょうか。


 中立性という言葉にからめとられて、自由で豊かな言論が妨げ
られては本末転倒です。
 マスメディアがしっかり政府を批判し、それに政府が正々堂々と応える。
それを見て聞いて、市民が議論する。これが民主主義の正常なサイクル
の土壌になります。
 
 安保関連法案に反対する集会が「中立性」を理由に許可されない
社会は、賛成する集会も「中立性」を理由に許可されません。
 冒頭の神奈川新聞の記事は、こう締めくくられています。

「民主主義の要諦は多様性にある。一人一人、望むままの生き方が
保障されるには、それぞれが違っていてよい、違っているからこそよい
という価値観が保たれていなければならない。それにはまず自らが
多様なうちの一人でいることだ。
 だから空気など読まない。忖度(そんたく)しない。おもねらない。

孤立を恐れず、むしろ誇る。偏っているという批判に「ええ、偏って
いますが、何か」と答える。そして、私が偏っていることが結果的に、
あなたが誰かを偏っていると批判する権利を守ることになるんですよ、
と言い添える。
 ほかの誰のものでもない自らの言葉で絶えず論を興し、そうして

民主主義を体現する存在として新聞はありたい。」
 
 

2015年10月16日金曜日

11月22日 憲法カフェ@高松のお知らせ☆


 憲法カフェのご依頼方法、シンプルな記事に書き替えました!
 http://www.asuno-jiyuu.com/p/blog-page_15.html
 憲法カフェを企画してみたい方、ぜひご一読くださいませ~。 
 まずは「知る」ところからスタートですよね。
知らないと、議論できませんもの。
「民主主義」は、知って→議論して→発信して→また知って→また
議論して…のサイクルが健康的に動いてこそ成り立つものです。
憲法や戦争法がどんなものなのか、今の政治状況がどんなもの
なのか、弁護士が分かりやす~くお話します!


 さて、11月22日に高松で憲法カフェが開催されます☆
 https://www.facebook.com/events/1618531261763021/
託児付きなので、「行きたいけど子どもがいるから…」という方に超オススメです(^^)/


*・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・


託児付きママパパ憲法カフェ in たかまつ


 「憲法ってそもそもどんなもの?」
 「日本国憲法には何がかいてあるの?」
 「集団的自衛権ってどんなもの?」
 日頃あまり目に触れない、でも実は生活に深く関係している「憲法」。
 お茶とお菓子を楽しみながら、クイズや紙芝居を通じて「日本国憲法」
についていっしょに学んでみませんか?
 今、大注目の集団的自衛権についても考えます。


日時: 2015年11月22日 13:30~15:30

 
会場: 高松市男女共同参画センター3階

     第3会議室


講師: 佐藤倫子弁護士
        (明日の自由を守る若手弁護士の会)


参加費: 無料


* 無料託児あり
 (託児を希望の方は11月14日までに電話予約が必要です)


 このイベントは、高松市男女共同参画センター開館20周年記念
&2015男女共同参画市民フェスティバルのワークショップのひとつです。


お問い合わせ、お申し込み
事務局湯浅まで 090-3181-4519
Facebook https://www.facebook.com/events/1618531261763021/

2015年10月15日木曜日

11月15日 憲法カフェ@名古屋のお知らせ☆


 先日の神戸新聞のこの記事↓
 http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201510/0008468395.shtml
 自衛隊に高3生の名簿提供 兵庫県内16市町


 自衛隊法施行令では、自衛官募集で必要な場合、都道府県知事や
市町村長に資料の提出を求めることが認められているので、違法で
はありません…とはいっても、こうやって個人情報が生徒本人や
ご家族の知らないところでホイホイと渡されてしまっていることに
不快な思いを禁じ得ません。


 一方で、昨秋、兵庫を含む一部の地方協力本部が「陸上自衛隊
高等工科学校」(神奈川県横須賀市)の生徒を募集する目的で、
自治体に中学3年生の情報提供を求めていたことが発覚しました。
自衛隊法は生徒募集のための資料提供依頼を認めていません。
中学3年生の名簿は、西宮市のほか、伊丹(昨年度は依頼なし)、
川西、洲本、南あわじ、淡路の5市が提供してしまったそうで。
問題発覚後、兵庫地方協力本部が謝罪に訪れるなどしたとのこと。
 「徴兵制など絶対にあり得えない」と安倍政権は繰り返しますが、
憲法の解釈をいくらでも変えてしまう政権にそんなこと言われても
全然安心できませんし、こういう出来事があると、あぁ、やっぱり
若者をどんどん「軍隊」(←安倍首相は自衛隊を「我が軍」って呼び
ましたよね)に引き込みたいんだなぁと感じざるをえません。


 そんなモヤモヤを、憲法カフェで、みんなで話し合いませんか?
 名古屋での憲法カフェのお知らせです☆
 


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憲法カフェ@名古屋

「安保法案」が可決されたってニュースでやってたけど、
どんな法律か正直よくわからない。
若い子たちが国会前でデモしてるけど、何が起きてるの?
戦争法だなんて言葉を聞いたけど、まさか戦争になんてならないでしょ?…
実際どうなの??
憲法改正とかいう話も聞くけど、そもそも憲法って何だっけ?
なんとなくわかるような、わからないような…でも、知りたい。デモだけに。
手作りケーキをのんびり食べながら、若手弁護士に何でも聞いてしまいましょう!
お子様連れ大歓迎!お気軽にお越しください。


《とき》11月15日(日)
  10:00~12:00 憲法のおはなし
  12:00~ ランチ交流会

《ところ》茶食ぼちぼち
  (名古屋市北区上飯田南町5-60。地下鉄名城線平安通駅徒歩10分)

《おはなし》
  明日の自由を守る若手弁護士の会所属
  弁護士 矢﨑暁子(名古屋北法律事務所)
  弁護士 堀江哲史(名古屋第一法律事務所)


《参加費》
  おはなし会のみ 1000円

  (元パティシエの堀江弁護士手作りの
               お菓子と飲み物付き)
  ランチ交流会 +500円(軽食付き)


《備考》
  先着20名・要申込み
  お子様連れの方はお子様の年齢もご連絡ください

《主催》
  11.15憲法カフェ実行委員会・茶食ぼちぼち

《お問い合わせ》
  名古屋北法律事務所 TEL 052-910-7721

2015年10月13日火曜日

そんなのアリ?!「聴取不能」な議事録に誰かが加筆しちゃったみたい

議決不存在(議決してない)としてご紹介した、安保法案の参院特別委員会ですが、
その委員会の議事録に、誰かが「可決した」と加筆してしまったようです。



安保法「聴取不能」の議事録 与党判断で「可決」追記
http://www.tokyo-np.co.jp/…/…/201510/CK2015101202000131.html


(記事引用)
 安全保障関連法を採決した九月十七日の参院特別委員会の議事録が、十一日に参院ホームページ(HP)で公開された。採決は委員長の宣告後に行われるのが規則。
採決を宣告したと主張する委員長発言を「聴取不能」と認めておきながら、安保法を「可決すべきものと決定した」と付け加えた。
採決に続き、議事録の内容まで与党側が決めたと、野党は反発している。 (篠ケ瀬祐司)
(引用ここまで)


つまり、国会の会議録(記録する人が聴いた、会議の内容を記録する)には「聴取不能」と書いてある(実際に聞こえなかったから)。
→その後で、「委員長復席の後の議事経過は、次のとおりである」という説明を、議事録に追記した(誰がそう説明してるのかはわからない)。
その内容は、大きくいうと
・審議再開を意味する「速記を開始」して安保法制を議題とし、「質疑を終局した後、いずれも可決すべきものと決定した」。
・「安保法制について、付帯決議を行った」


もう一度言いますが、この議事経過というもの、誰が「経過はこうだったんですよ」と言っているのかは、書いていません。
あと、「可決すべきものと決定した」人が誰なのかも、書いていません。
ここが書いていないと、本当にその人に「可決すべきものと決定」する権限があるのかどうか、
また、その人が「可決すべきものと決定した」のはどうしてか、
それから、「経過はこうだったんですよ」と説明した誰かの説明に従って、会議録に経過を書くことが本当にできるのか、
全部あいまいになってしまって、検証できません。


そもそも、会議録っていうのは、憲法に根拠があるんです。
第五十七条  両議院の会議は、公開とする。但し、出席議員の三分の二以上の多数で議決したときは、秘密会を開くことができる。
○2  両議院は、各々その会議の記録を保存し、秘密会の記録の中で特に秘密を要すると認められるもの以外は、これを公表し、且つ一般に頒布しなければならない。
○3  出席議員の五分の一以上の要求があれば、各議員の表決は、これを会議録に記載しなければならない。


国会の内容、誰が何に賛成し、反対したか、を公開するために会議録があるのに、
その会議録がテキトーに作られていたら、私たち主権者は、国会で本当は何が起こったのか、検証できませんね。



「国民向けには形さえ整えればいい」というバカにした態度で臨まれることを、私たちはもっと怒っていいと思います。


参議院特別委での議決については、弁護士有志225名が、議決不存在(議決そのものをしていない)という声明を出しています。
https://www.facebook.com/asunojiyuu/posts/889311564437370

2015年10月9日金曜日

10月10日 大きな大きな憲法カフェ@岸和田のお知らせ☆



 明日、大阪は岸和田で、どでかい憲法カフェイベントがあります!
 その名も


「生きさせろ!第3弾 
   日本国憲法に「愛」という字はあるのか?
              ×憲法カフェ in きしわだ」


 ぬぁんと、9:00~20:00、11時間憲法カフェ、という
耐久レースのようなイベントです!

 憲法についてさまざまな角度から感じ・考える企画が盛りだくさん。
14:45からは、当会会員の小谷成美弁護士と南部秀一郎弁護士
による憲法カフェが開催されます☆

 だんじり見物がてら、ぜひお越し下さい(^^)/
https://www.facebook.com/events/940137839381379/
 

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「生きさせろ!第3弾 
   日本国憲法に「愛」という字はあるのか?
           ○×憲法カフェ in きしわだ」


日程: 2015年10月10日(土)
     AM9:00~PM8:00



場所: 岸和田市立福祉総合センター
     本館1階大会議室
      (南海岸和田駅徒歩5分)


<タイムスケジュール>
9:00 「オモロ川だいすけ」さんと岸和田の仲間たち
9:40 岸和田生活保護裁判報告
     (岸和田生活と健康を守る会事務局長 小林十三夫さん)
10:20 釜凹バンドさんのライブ
11:00 「時代を駆けるだんじり祭り~戦時下の岸和田と空襲~」
     (横山篤夫さん(「昭和の戦争」歴史クラブ講師))
11:45 フリータイム
12:00 岸和田遊歩(UFO)岸和田市環境局届済み(美化活動)
13:30 保護司さんの活動についてお話
     (法務省 岸和田地区保護司会副会長 野久寿喜さん)
14;15 日野夢さんのライブ
14:45 憲法カフェin岸和田 わかりやすい「けんぽう」のおはなし
      小谷成美弁護士(のぞみ共同法律事務所・あすわか)
      南部秀一郞弁護士(阪南合同法律事務所・あすわか)

17:30 岸和田からプロをめざす yu-ka sugiharaさんのライブ
18:00 釜凹バンドさんのライブ
19:00 西成のマザー・テレサ 入佐明美さんを囲んで
20:00 閉会のあいさつ・他アピール
20:15 終了・片付け・解散

☆この他、多くの団体から、ブースの出店があります。


資料代: 200円


主催: 生きさせろ!第3弾!!憲法カフェinきしわだ実行委員会
    問い合わせは、07050448044(大野)
    qqe27red@cure.ocn.ne.jp


【後援】大阪府・大阪府人権協会・大阪府社会福祉協議会・岸和田市・
岸和田市教育委員会・岸和田社会福祉協議会・岸和田市人権協議会・
泉大津市・貝塚市・泉佐野市・泉南町・忠岡町・阪南市・田尻町・堺市・
高石市・岬町・和泉市・熊取町




【イベントページ】
https://www.facebook.com/events/940137839381379/

2015年10月6日火曜日

10月17日 憲法カフェ@大阪市住吉区のお知らせ☆


 どんどん吹く風が秋らしくなってきましたね~。
 先週末、あすわかメンバーが集まり、大きな会議を開きました。
戦争法を廃止するには、自民党が狙っている名文改憲を食い
止めるためには、あすわかはどう進んでいったらいいのか。
楽しく活発に議論して、あっという間に4時間経過!
さすが「あくまでも楽しく♪」がモットーのあすわかだなぁ、と思う
一日でした(^^)/ 
新しいリーフレットの完成ももうすぐです。楽しみにしていて下さいネ!

 さて、10月17日、大阪市住吉区での憲法カフェのお知らせです。
https://www.facebook.com/events/710406519092503/


(以下、主催者さまからの告知文)
*・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・*:.。.*.。.:*・☆・゜・


 けんぽうって知ってはりますか?「アチョー!」それは拳法ちゅうねん。
 憲法です、日本国憲法のことです。
 日本国憲法ってなんですのん???って思ったそこのあなた、
ちょっと参加しはりませんか?
 いまの日本で起きてることが、なんか遠い世界のことのように、
もし感じてはったら、ほんまにちょっと参加してほしいです。
 まずは知ることから。よろしゅうに☆


日程: 10月17日(土) 14:30~17:00


会場: 角家接骨院
   大阪市住吉区住吉1-9-35
   南海高野線「住吉東駅」下車、西へ徒歩2分


内容: 映像「憲法くん」コメディアン松元ヒロさん
    憲法クイズ
    紙芝居
     お茶&トークタイム


お話: 小谷成美弁護士
   (明日の自由を守る若手弁護士の会)


参加費: 事前申込制・定員25人
    19歳以下 500円
    20歳以上 一人1000円、ペア1500円、
    三人以上のグループ 一人500円


主催・申込先: Do-Yah! Project
        080-6207-8869 門哉(もんや)
        do-yah@hullz.net


※ 電話には出られない場合が多いので、できるだけメールでお願いします。


【イベントページ】
https://www.facebook.com/events/710406519092503/