2020年4月3日金曜日

『全国民に布マスクを配れば、不安はパッと消えますから』という側近政治




「実はこの構想は1カ月以上前から首相官邸内で浮上していた。

『全国民に布マスクを配れば、不安はパッと消えますから』。
首相にそう発案したのは、経済官庁出身の官邸官僚だった。」


● 布マスクで「不安パッと消えます」 官僚案に乗って炎上 (朝日) 
https://www.asahi.com/articles/ASN426G43N42UTFK00V.html



 一斉休校のときと同じですね、腹心の思いつきにソレイイネ!と飛びつく、
民主的な決定過程も経ず専門的見地にも立たない独断。

 この国は民主主義国家のはずなのに、これが側近政治でなくてなんなのか。

 そして科学的で合理的な策より、国民は「なんとなく安心」なものを
バラまけば満足するだろう、という発想…私たち国民を、どこまで見下し
たら気が済むのでしょう。

 主権者国民と民主主義に背を向ける人をリーダーに任せた国がどうなるか、
主権者として目に焼き付けて、次の選挙で自分はどう選択するか、一人ひと
りが問われています。

 「それはおかしい」「ちがうと思う」そういう自分の声を、しっかり形に
して発信しましょう。
 SNSでもいい、投書やご意見メールでもいい、自分の選挙区から選出されて
いる国会議員へのFAXでもいい。
 意見や声が飛び交わなければ、民主主義は死にます。