2020年4月28日火曜日

甘利氏のツイート→世界から「さすがニッポン!」って言わせたい



甘利 明@Akira_Amari
「東日本大震災しかり、危機の時こそ日本人は世界の尊敬を集めました。
要請だけで接触をここまで減らせる日本って、やっぱり凄いですね。
あと一息です。ゴールデンウィークをステイホームで「さすがニッポン!」
って、もう一度世界に言わせませんか。」
 https://twitter.com/Akira_Amari/status/1254713165796896769





 世界の尊敬を集めたい、
 さすがニッポンと言わせたい、

 政府と与党が考えるコロナ対策はそんな目的なんですか。
 諸外国との競争なんですか。

 命と生活の危機におびえる国民にそんなものへの共感や団結を求める、
という、この感覚、、、言葉も出ません。


 今、収入がたたれ、家賃も払えなくて震えてる人に、これ、言えますか。

 会社がつぶれるかもしれない瀬戸際で血まなこになっている人に、
これ言えますか。

 1万歩ゆずって、目的は「世界からの賞賛」でもなんでもいいから
仕事してほしい、としても、休業補償もなにもせず、むしろ名前を公表
して市民からのバッシング(リンチ)を煽って店を閉店に追い込むよう
なことしかしない政府に、称賛が集まるとは到底思えません。


 このズレは、ほんとうに致命的です。
 人間らしい(健康で文化的な最低限度の)生活を保障することは国の
義務だ、と憲法に書いてあるのに、それを無視する政権に政治を託すと、
こうなってしまう。。。

 国家しか見ず国民を見てくれない政権に、命や生活は託せません。