2013年11月28日木曜日

特定秘密保護法案 参院審議を見据えて


 27日、特定秘密保護法案が、参院本会議で審議入りしました。
 衆院では、まず本会議で審議の仕方を決めました。
「特別委員会に議論を付託して→特別委員会で審議して採決して
→それを受けて本会議の採決をする」という方法でした。
 参院でも、同じ方法が採られると思われます。
 詳細が分かり次第、またご報告しますね。


 もっとも、12月6日よりもっと延長することは、手続上可能では
あるけれども、与党は6日までの採決にこだわっています。
なのでいかに審議不十分でも6日までに強行採決される可能性
はあります。
 その与党を動揺させて、強行採決したくてもできない事態に
陥らせることができるかどうか--ここが勝負です。

 私達がどれだけ国内外の世論を高めることができるかどうか、
にかかっています。

 国会周辺の、秘密保護法反対を訴えるプラカードの波・人の波、
ものすごいエネルギーです。
 国連が懸念を表明し、ニューヨークタイムズが社説で批判し、
ワシントンポストも批判的記事を掲載しました。「ほんとうにあなた
たちは、世界を敵に回すつもりなのですか」「自由主義・民主主義
国家を標榜して北朝鮮やシリアを非難する、その資格を自ら捨て
るおつもりなのですか」、と問い続けましょう。

 党として賛成にまわったみんなの党の中でも、衆院で反対された
議員がおられるほか、参院でも反対を表明する議員がおられる
ようです。賛成の党の議員の方々の良心を問い続けましょう。

 主権者(有権者)の声を無視した先には、民主主義はないのです。