2013年11月30日土曜日

石破茂氏のブログ  デモが「テロ行為」?


 すでに多方面で話題になっているようです。
 石破茂自民党幹事長は、自身のブログにて、
国会周辺における特定秘密保護法案の廃案を
求める必死な訴えを、
「絶叫戦術」「テロ行為と本質においてあまり変わらない」
と表現しました。

  http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/

 「ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を
妨げるような行為は決して世論の共感を呼ぶことはないでしょう。」

 石破氏の目には、自分達の政策に異を唱える、
 例えば、脱原発のデモ
 例えば、TPP反対のデモ
 例えば、消費税率引き上げ反対のデモ
 これらもすべて、絶叫戦術の集団によるテロ行為もどき、
 としか映らないということなのでしょう。
 


 これは暴政をしく「為政者」の言葉であり、「支配者」の言葉です。


 主権者たる国民からの厳粛な信託の下で代表民主制を実現
すべき国会議員として、少しでも謙虚な思いがあれば、少しでも
誠実に民主政治と向き合う姿勢があれば、このような言葉は
出てきません。
 


 逆に言えば、このような意識を持った議員でなければ、特定
秘密保護法案を強引に成立させようなどとは思わないでしょう
(そう考えるとしっくり来ますね、皮肉なことに)。

  特定秘密保護法案が、まさに為政者が国民を統制するため
「だけ」に作られたものであることが分かります。