2019年12月21日土曜日

性暴力とセカンドレイプ 撲滅のために何ができるか、「不断の努力」さがし



 ジャーナリストの伊藤詩織氏が元TBSワシントン支局長の山口
敬之氏から性暴力を受け、損害賠償請求訴訟を起こして勝訴しま
した。
 伊藤氏は判決後の記者会見で、これまでに受けてきたセカンド
レイプに対して「法的措置を考えている」と述べました。

● 伊藤詩織さん、中傷やセカンドレイプに「法的措置をとる」(ハフポスト)
https://www.huffingtonpost.jp/amp/entry/story_jp_5dfb0d3de4b0eb2264d41b9d/?__twitter_impression=true




 心身にとりかえしのつかない傷を負った被害者を、落ち度だの
売名だの中傷・罵倒する卑劣なセカンドレイプ。
 特に、加害者が首相と極めて距離の近い山口氏であったことで、
伊藤氏の受けたセカンドレイプは常軌を逸するレベルのものでした
(控訴の意向を表明した山口氏の記者会見での発言は、やはり
どれもこれも下劣としかいいようのない誹謗中傷でした)。

 こうした人権侵害を許さない、と毅然と声をあげることにどれ
ほど勇気が要ることか、想像を超えます。
 伊藤氏の姿勢からは、声をあげることができない多くの性暴力
被害者たちの未来を切り開きたいという使命感が伝わります。
 心からの敬意を表し、そして自分には性暴力の根絶のために何が
できるのか、考え、動く。一人ひとりに求められるのは、やはり
「不断の努力」でしょう。


 「性暴力かー、気の毒だねー」でも自分には関係ないや、で
スルー。
 これは、ほとんどの性暴力被害者が声をあげられない現状を
追認することと同じだ、と、スルーしている人に気づいてもら
いたいものです。

 いや、追認なんかしてないし!加害者の味方なんかしてないし!
と反論が来るかもしれませんが、
 弱者が弱者でなくなるためには、「弱者でない者」こそが動か
なければ、結局何も変えられなのです。
弱者にすべてを背負わせちゃいけないのです、弱者なのだから。